ささみさん@がんばらない

新番組。 ささみさん(阿澄佳奈)は兄を虐げてるのかと思ったら、食べさせて貰ったり体を洗わせたり。これは相思相愛なのでは。 出かけた兄を監視していたら、バレンタインにあげたチョコをたま(野中藍)に渡してしまう。 文句を言いに外に出ようとしたけど無理だった。 そうこうするうちに、世界がチョコだらけになって三姉妹がどうにかする。ささみが原因なのかな。

神の改変の力が兄に宿っているらしい。特殊なのは兄の方だったか。 学校では欠席が多くて、みんなゲームをやっているらしい。 つるぎ(斎藤千和)と妹のかがみ(花澤香菜)とたまが家に来てゲームをやろうとする。 ささみさんはゲームが閉鎖されると困るのでいろいろ妨害。 そんなことをしていたらゲームの中に吸い込まれる。 暴れている神はささみが生み出したもので、ささみの為にゲーム世界を維持していた。 今ひとつまだ世界観が掴めないな。

ささみさんはもともと最高神の入れ物として育てられていたらしい。 モノローグがむちゃくちゃ長いな。 胸から腕が生えて、腕が別の人格としてキーボードを打つ。 兄に最高神の力があることを知らせて、兄はささみさんの代わりに月詠神社に戻る。 つるぎが現れていろいろ説明。 結局、最高神の力はずっとささみさんの中にあるらしい。何で勘違いしたんだ。 いきなり最終回みたいだけど、ここまでが第1巻なのかな。

つるぎがささみウォッチプロジェクトを実行しているDVDを見る。 ささみの応援が目的らしい。ただの盗撮ビデオだ。 おたくショップの声優イベントにいたら、声優が父親になって最高神の力を奪われる。怒濤の展開だな。 DVDは記憶が消される前に何が起きたか知らせようと改変によって作られたらしい。 そして、DVDを見ているささみは肉腫で、本物の方は病院にいる。 かがみの抱いてるうさぎは何だろう。速度優先でいろいろ説明が飛ばされてるような。

学校に来たけど引かれているのでかがみを友達の練習台にする。この人は手下的な立ち位置なんじゃなかったっけ。 帰りにかがみが血を流しているのを見つける。 かがみとうまく行かない上にかがみが他の生徒と友達だと言っているのを見て泣いてしまう。 公園でたまと一緒に遊んで、かがみが喜んでいたと聞く。 周りの神が嫉妬してかがみを攻撃するので、学校の中だけに止めようとしていた。 それは当然予測できたことなのでは。 それ以前に、友達が欲しいと思った時点で友達が出来なかったのは何故だろう。

自転車を買いに行ったら母親に会って、UFOキャッチャーやったり、アイス食べたり買い物したり。 母親は実は既に死んでいて、ささみが遊んでいるので蘇ってきたらしい。 神社に帰るように言われているところにつるぎ達が来て戦うけど、 かがみは刺されて、つるぎは黄泉に落とされる。これは改変でどうにかできないのかな。

ささみは母親に神社の跡地に連れて来られる。 薬で最高神の力は使えないらしい。やっぱりそれまでならどうにかできたのか。 巫女になることを断ったので、子供を作らせることに。 かがみは再起動して、剣を神社に送る。 ささみは助けに来た兄に跳び蹴り。十分に元気そうだな。薬はどうなったんだ。 母親が好きだったから神社を否定しているという構図なのね。 たまが来て母親を倒す。入れ替わりにつるぎが戻るのかと思ったらそうでもない。 つるぎは母親がUFOキャッチャーで取ったぬいぐるみを送ってくる。電波はいいとしても物体は無理だろ。

ささみは立てこもる。強引に入ろうとしてバトルに。空中戦だ。 たまが食べて突破。立てこもっていたのは太っていたから。 太った理由はおいといて、つるぎが過去の映像を見る。 玉藻前がささみに取り付いて神社に侵入してくる。でも本当にあった過去ではないらしい。 どうせなら繋がった話を2話連続にすればいいのに。

母親の姿のささみさんは玉藻前と戦う。 過去を改変する能力があって、後悔したことで最高神の力を使われた。 それで過去に現れるというのが面白いな。 母親はささみの体内に依代を入れていて、それを頼りに戻ってくる。そういえば太った伏線があった。 過去をいろいろ見て回って、がんばらないことを母親に告げて後悔が消える。 玉藻前の方が利用されていたという図式だったのか。 つるぎが元最高神なのかな。神話を本格的に下敷きにしてくるにつれて、どんどん理解できなくなる。 生徒会長の蝦怒川情雨(沼倉愛美)が家に来る。この収まりの悪さは、時間が余ったのかな。

蝦怒川がクラスの懇親会を企画する。誰も来ないパターンかと思ったら普通に喜んでるな。 ささみは風邪を引いたのでたまを操縦して参加することに。操縦と言ってもチャット形式なのか。 蝦怒川と一緒にお風呂に入って秘密を守ったりする。時間帯で生えるんだ。 友達になろうと言ってくれたことが嬉しかったと話す。チャットだから言えるという奴だな。 たま出ずっぱりなのにビジュアルが少ない。

蝦怒川さんと一緒に朝風呂。チャットを経由せずにささみとして会話とかできるんだ。 蝦怒川さんと友達になろうとしていたらかがみが馬鹿馬鹿しいと立ち去るので探す。 実はかがみ回だったのか。

最終回。 アラハバキが活動開始。かがみと因縁があるらしい。かがみってささみさんが作ったんじゃなかったっけ。 たまは蝦怒川さんに捕まって儀式の材料にされる。そういう計画だったとも思えないけど。 実はささみさんは結界の中にいたというどんでん返し。風呂で普通に喋ってたのが伏線だったのか。 島から九頭竜が出るけど誰か来て倒す。清々しい程に説明不足だな。ラスト数回で筆で何か書いてた人も謎のままだし。
総括。ラノベ原作なんだから描けていない部分が残るのは当たり前という開き直りが見られる。 その方が原作が売れていいだろうという前向きな姿勢も感じられる。 最初数話は意味不明ながらも面白かったんだけど、最高神と判って神話を下敷きにしだしたあたりから、 回を追うごとに付いていけない度が増加していった。 キャラ的にはたまが可愛かった。今ひとつ活躍しないんだけど。野中藍って普通に喋ってもアホの子感が漂う。


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