昭和元禄落語心中

新番組。 刑務所を出所して八雲の弟子になろうとする。 弟子は取ってないけど、なんとか側に置いて貰えることに。 小夏(小林ゆう)にも死神をやって貰う。 弟子入りをお願いして、流れで小夏も頼むと喧嘩になる。小夏の父親の死に何かあるらしい。 以前に一緒に悪事を働いていた兄貴が来て、また手伝わせようとするので兄貴に出来心を聞かせることに。 ネタを丸ごとやるとは。それは30分では足りないわ。 与太郎は助六のネタを覚えていて、独演会でやったら八雲は気に入らない。 さらに独演会の最中に眠っていびきをかいたので破門される。 3つ約束して破門は取り消しに。だから落語心中なのか。

過去の話スタート。 怪我で踊れなくなって七代目に弟子入りした。 後の初太郎も一緒に弟子入りしたがるので、落語をやらせてみて預かることに。 一緒に風呂に行って、捨てられたという現実を認識する。 前座になって、菊比古の初高座。出来が悪い場合でも丸ごとやるんだな。 初太郎はウケている。山寺は経験者だしな。

菊比古は高校に通うので差が付いていく。 三味線を代わってあげたお千代と付き合うようになったり。 そのうち戦争の影響で人が減っていき、師匠と初太郎は満州へ、菊比古は奥さんと田舎に移動。 終戦して東京に戻り、座敷の仕事をするうちに二人が戻ってきて寄席も再開。 時間は経過したけどあんまり何も起きてないな。

菊比古は噺家を隠して喫茶店で働いている。 初太郎は助六の名前を貰った。仕事は多そうなのに稼げてないんだな。 夢金を丸ごと聞ける。ネタ見せアニメなのか。 菊比古は隙が無いということで、師匠が歌舞伎に連れて行ってみよ吉に会う。 後日お店に行って関係が深まる。

助六が女を連れて戻ってくる。 そのせいで落語が美しくないと怒る。 菊比古はみよ吉と偶然会って、自分には愛嬌が無いと愚痴る。 鹿芝居当日、みよ吉が弁天小僧のメイクをしてくれる。 菊比古は客が自分に注目していることを自覚する。楽しそうだ。 石田彰というキャスティングが活きまくり。

芝居の打ち上げで何の為に落語をやるのかという話に。 品川心中を稽古していて、艶笑噺をやればいいと言われたことを思い出す。 品川心中を勉強会でかけると客の反応が違って、今までは自分の為にやっていたと気付く。

二人とも二ツ目になって順調に売れている。 八雲師匠が地方巡業に行くことになって、菊比古も誘われて引き受ける。満州の時との対比なんだな。 助六から二人会をやろうと言われるけど翌日から巡業。話してなかったんだな。 今回は珍しく落語のネタをやってない。

菊比古は真打になりたいと師匠に話す。助六が問題らしい。 祭りの夜に助六がみよ吉と飲む。みよ吉は落語が好きではないらしい。 助六がみよ吉を抱き寄せたところに菊比古が現れる。 菊比古は好きだけど別れようと思っている。師匠も紹介だけしといて勝手だな。 その後、二人で飲む。 助六は別に住むことに。 客に合わせた落語と変わらない落語の話をする。 助六の名前の由来とか聞く。 今回は密度が濃いな。

二人の真打昇進のお披露目で、助六は会長の十八番をかける。 菊比古はみよ吉の所に行って別れ話。 助六は師匠に呼ばれて怒られる。 落語の将来について口論になって破門される。 師匠は菊比古に名前を継がせると言うけど菊比古は断る。 助六はみよ吉と一緒に暮らしている。 東京を離れることにして、菊比古の所に挨拶に来る。 助六も菊比古を羨んでいたのか。まあ、全然立場違ったもんな。

親子会で八雲が倒れる。 病床で先代のところに弟子入りしてきた男のことを話す。八雲は先代の実の息子なのか。 八雲は助六がその男に落語を教えられたと気付いていた。 八雲は息を引き取って、葬式の次の日の高座で菊比古は死神をかける。 菊比古は助六の様子を見に行くことにして、蕎麦屋で落語をやっている小夏を見つける。 どんどん面白くなってくるな。

助六はみよ吉が嫌がるので落語をやらないらしい。 助六が働かないのでみよ吉は出て行った。 菊比古は自分の為に落語をやるように説得。とりあえず更正させる。 小夏はみよ吉を嫌ってる。助六を駄目にしたのがみよ吉というのは真実だしな。 小夏にねだられてのざらしをやる。途中で助六も混ざって二人で芝居風に。なんて贅沢な。 みよ吉は落語会のチラシを見て、菊比古がやっと来てくれたと喜ぶ。まだ未練あったのか。

旅館で二人会をやる。助六はこのタイミングで芝浜というのがいいな。こっちへ来て覚えたのか。 東京でみんなで暮らそうと誘う。 みよ吉が泊まっていて、菊比古と心中しようとしているところに助六が来て、落語は辞めると謝る。 みよ吉が窓からうっかり落ちて、助けようとした助六と一緒に落ちる。 これが助六の死んだ真相だけど、小夏はどう理解してるんだろう。

葬式を出して東京に戻る。 菊比古は八雲を襲名。 舞台は現在に戻って、与太郎は真打に昇進。 小夏は子供を産むために八雲の家に戻る。助六の血を絶やしたくないらしい。 与太郎は墓参りして八雲に助六を継ぎたいと話す。助六の落語をいろいろ聞いてたしな。 その場合、八雲が途絶えてしまうことになるけど。


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