ピアノの森

新番組。 森にピアノがあって、 一ノ瀬が転校生の雨宮と弾きに行く。 雨宮が弾いても音が出ないけど一ノ瀬が弾くと鳴る。 雨宮の家のピアノを弾きに行くと先生が有名なピアニストで左手を怪我したと知る。 先生が夜に森に行ってみて一ノ瀬が弾いているのを聞く。

雨宮に先生が森に来た話をする。 音楽室にいると先生が来て、いろいろ弾いてくれる。 森のピアノで弾いてみると子犬のワルツだけ何故か弾けないので先生に教えて貰うことに。 練習曲を始めて、森のピアノは弾かないように言われる。 天窓があって、森にいるつもりで弾くと合格。子犬のワルツも弾けるようになっている。 教えて貰った代わりにコンクールに出場することに。

先生が弾いていたK.280を聞いて、一ノ瀬は先生の演奏の真似をする。 結局、自分のピアノは判らないままコンクール当日に。 丸山誉子(悠木碧)が緊張して泣いているので励ましたら、リラックスする為に女子トイレに連れ込まれて、犬の代わりに頭を撫でられる。

誉子は犬のいる様子をイメージするのに成功してちゃんと弾ける。 一ノ瀬は先生のコピーだったけど途中で演奏を中断して自分のピアノを弾く。 審査で意見が割れていて、雨宮と誉子は通過するけど一ノ瀬は落ちる。 まあ、コンクールはそういうものだしな。

雨宮は東京に戻ることに。 最後に先生に会って、もっと自分のピアノを好きになった方がいいと言われる。 森のピアノは鳴らなくなる。 コンクールの本戦はみんな一ノ瀬の影響を受けている。 1位は雨宮で誉子は選ばれないけど特別奨励賞が出る。

森のピアノは鳴らないのでレッスン室に行こうとしたら、ピアノに落雷して燃えてしまう。 母親は海を森から出ていかせようとする。 歩行者天国にピアノが置いてあって弾かせて貰う。楽譜読めたんだっけ。 やっぱり楽しいので、先生にピアノがやりたいと告げる。 雨宮は優勝して留学することに。

5年後、雨宮はスランプで帰国。 一ノ瀬は特待生になって、女装して店でピアノを弾いている。 一ノ瀬の住んでるクラブにいたら一ノ瀬の生徒が来て、心を正常に戻す時間でピアノが弾けるようになる。 一ノ瀬にピアノを弾いてもらう。 一ノ瀬は先生を連れて来るけど雨宮は帰った後だった。

一ノ瀬はバイトを辞める。 いつかの審査員は誉子の先生になっている。 誉子を一ノ瀬の出るコンクールに連れて行く。 演奏中に弦が切れるけど咄嗟にアレンジする。 1位には選ばれないけどソリスト賞になって、オケと共演。 有名な指揮者が飛び入りで指揮する。 実は阿字野が呼んでいて、推薦状を書いてもらってショパンコンクールに出ることに。 雨宮もそれを知って出場することに決める。 話がどんどん進んでいる。

ワルシャワにいて、もうすぐショパンコンクール。 予備予選で300人から80人にする。 平田と知り合うけど、腹痛で散々な演奏になる。 その影響で一ノ瀬も緊張するけど雨宮が咳払いして時間を作ったおかげで立て直す。 雨宮は一ノ瀬に勝って自信が欲しいらしい。 先生がワルシャワに出発する前に森の端に立ち寄って、母親から燃え残った鍵盤を渡される。

1次予選で80名から30名に。 一人目は途中でドレスが破損する。 パン・ウェイの演奏は阿字野の音だった。 雨宮の演奏は5日目で、アダムスキがその前に演奏する。 長い日程でやるんだな。

雨宮の演奏。1曲ごとに鍵盤を拭いている。 最後のバラードには一ノ瀬に対する想いを乗せる。 トイレで倒れてアダムスキに助けられる。 一ノ瀬は公園でレフに会う。 レフは最終日の1番目で、緊張してたけど調子よく弾けて喝采を浴びる。

一ノ瀬の演奏開始。 誉子もネットで聞いている。 聴衆はバラードに森を感じている。 続きは来年1月。

1次の審査結果は雨宮は通過。 通ると思われていたポーランド人のアダムスキは落選する。 雨宮が不安でトイレに行くとアダムスキがいて、何の為に弾いているのかと訊かれる。 アダムスキはショパンを知る旅をしていたらしい。 アダムスキが外に出ると以前の先生が来ていて、プログラムの意図を理解してくれていた。

もう2次予選。 パン・ウェイは自分の生まれを重ねながら弾く。 金持ちに買われて、阿字野を継承するピアノを目指している。

2次予選2日目。 雨宮の演奏。 一ノ瀬に聴かせる為に弾くと、ピアノと繋がっている感覚がする。 いい演奏ができたと思ったのに、父親は褒めてくれなくてミスのことを言われる。

2次予選最終日。 レフは姉のエミリアの為に弾くと、観客にとても好評。 その次が一ノ瀬の出番で、マズルカとかポロネーズとかポーランドっぽい曲を弾いて喜ばれる。 いい演奏しかない。

一ノ瀬続き。 途中からピアニッシモで弾く。 阿字野はこれを聴かせるのが目的だったらしい。 ファイナルへは12名進出に対して11位が4人いてその中に雨宮も入っている。 一ノ瀬を危険だと判断した審査員が、一ノ瀬を外して雨宮を入れようと提案。 結局、雨宮は落選。

カイはレフに雨宮が通ったと言われて挨拶しに行ったら不機嫌になる。 翌日、ずっと嫌いだったと言われる。 雨宮はいなくなって、犬と話して戻ってくる。

パン・ウェイは父親が危篤らしい。実際は怪我しただけ。 ファイナルの前に協奏曲のレッスン。 教わったことは全て忘れるように言われる。 雨宮は隣の部屋からオケのパートを弾いて手伝う。

カイは阿字野の為に優勝したいと話す。 雨宮はパン・ウェイのチラシを読む。 チラシを書いた記者はカイについても調べてたけど逮捕される。この件は終わりかな。 2日目の後で、雨宮の父親は阿字野と初めて話して、カイを世界に売り込むつもりだと知る。 女装の話をしていたら後ろにかつての客がいた。

最終日の朝に森でレフに会って、そこでエミリアが死んだと言われる。嘘だけど。 パンは選曲を1番に変える。 パンは階段で阿字野に会って、この先が見たいと言われる。 いろんなものに感謝しながらピアノを弾く。 その時父親は階段から落とされていた。 何故わざわざタイミングを合わせる。

演奏の前にレフと話す。 誉子も会場に来ている。 カイの演奏中に停電するけど変わらずに演奏する。 第3楽章の途中で森から平地に移動。海に見えるけど。

カイの演奏にみんな泣いてる。 最後はレフ。 エミリアはレフの代わりにレッスンに行って、バスで事故に遭った。 それを今でも後悔している。 演奏中にエミリアと話ができて、そのせいで乱れるけど立ち直る。 男の方の記者は7名のピアニストにコンクールの採点をして貰って結果を委員長に見せる。 委員長は採点表を公表することにして、審査員はそれぞれ順位を付ける方式に。

最終回。 3位レフ、2位パン、1位カイ。 授賞式の後に医者が来て阿字野と話す。 優勝したら阿字野の左手を手術するという話になっていた。あの伏線はこれか。 カイは阿字野にはライバルになってもらうと言う。 阿字野の手術はうまく行ったのに手術前のように弾いてしまうので、カイがツアーを抜けてくる。 無事に復帰して、ステージで二人で弾く。
総括。 ストーリーも絵も犠牲にして音楽に全振りしたような感じだった。 ピアニストを何人も使って場面に合わせた演奏を収録したのは凄いと思うけど、 残念ながら聴く側がそれを理解する為のハードルが高い。


戻る