俺の妹がこんなに可愛いわけがない

新番組。 この作品は珍しく原作をコンプリートしているので、原作ファン目線でしか見れない。 っていうかもう放映開始が楽しみで仕方なかった。 妹の桐乃(竹達彩奈)のエロゲーを発見して、コレクションを見せられて、さらにエロゲーをさせられる。 無難に原作1巻の半分くらいまで進んだ。描写が丁寧な割に意外とペース速いな。 竹達彩奈の時代が来た。 監督の神戸洋行に何も実績が無いし、ラノベ原作にありがちな残念な出来になったらどうしようと不安があったけど、 とりあえずいい感じ。

桐乃にオタク友達を作る為にオフ会に参加させて、二次会で黒猫と口論。 マスケラ=DTBが確定的になったな。 さらに秋葉を回る。「芸術にキャストオフ機能は要らないでしょう」。 話を知ってても面白いもんな。原作を超えてるかも。

撮影風景とか黒猫との電話とかゲーム画面とか原作に無い描写がいっぱい増えてる。 押し入れの中に変風があるし。丁寧に作ってあるなあ。 黒猫達は親にも知られてることを示した上で、親にバレる。 タイトルをラストに持ってくる演出は、もうこれしかないという感じ。 OPとEDがまともに流れたことまだ一回も無いな。 3話で1巻分やれるなら、1クールで4巻くらい行けるのかな。それでも5巻には届かないか。

沙織から危険な箱が届いて、奪い合いからエロハプニング。 全編通してサービスシーンはここくらいしかないので、恐いくらいに気合い入ってる。 お詫びにみんなで夏コミに。 コミケのシーンは割と黒猫重視。 あやせ(早見沙織)とばったり会ったところまで。ここで切るのは上手いな。 まだ時間あると思ってた。

コミケ会場にいるのをあやせに目撃される。こんな所で撮影してるのはやっぱり不自然だよな。 電車の黒猫とか合宿風景とかが補完されてる。 仲直りさせる計画の意図は原作でもよく判らないけど、やっぱり意味不明だ。 恥ずかしいことを叫ばせるのが目的というか。

田村麻奈実(佐藤聡美)の家でハロウィーンの和菓子を食べて、一緒の部屋で寝る。それだけの話。抱き枕部分がオリジナル。 急ピッチで話が進んでる中で、ここだけ時間がゆっくりだ。佐藤聡美の声はやばいな。 麻奈実の話というから2巻の話をやるものだと思っていたら3巻だった。 むしろ削っても大丈夫そうな方を残すというバランス感覚。

家で鑑賞会をする筈が喧嘩に。黒猫の同人誌分厚いな。 沙織はリモート参加。その手があったか。終了後の会話が重要なのに。 Bパートは小説の取材。 基本的に原作通りだけど、編集との打ち合わせが飛んでるのが気になる。 次回で何か起きると言ってるけどタイトルはアニメ化だし。

小説が売れてさらにアニメ化するので黒猫達を連れて打ち合わせ。 いろいろ注文を却下された上、主人公を男に変更されて桐乃は倒れる。 原作を改編して原作改悪の話をやるとは勇気あるな。 うまいこと改変したとは思うけど黒猫が泣いてるとこは見たかった。あと兄さん呼びとか。 鑑賞会後のシーンはここに持って来たのか。

通販したエロゲーで遊んでる桐乃。キャラと本気で喧嘩してるし。 りんこに自分を投影してるから後にこのゲームが重要なアイテムになってくるという補強。 シャワーを浴びてからエロシーンに入るという作法は初めて見た。 黒猫は料理してたり妹と話してたり。妹を起こさないように電話を取るのがいい。 コスプレして何かしてるところを妹に見られてる。最初のオフ会で省略された部分はここで補完される予定だったのか。 他にもあやせの撮影風景とか沙織がメイド服をオーダーメイドしてるとことか。 特にストーリーは無いんだけど、いろんなエピソードの間が埋められている。 原作を読み込んでるなと思ったら何のことはない、原作者脚本だった。 麻奈実が出てこないのはどういう了見だ。

4巻に突入。 桐乃へのプレゼントの為に来栖加奈子(田村ゆかり)を騙してコスプレをさせる。 司会の人も同じ声優になるのは仕方ないよな。 ブリジッドちゃん(久野美咲)の声はなんか微妙だけどどこから連れてきたんだろう。 メルル何もしてないのに連行されとる。

麻奈実がご飯を作りに来たら桐乃に報復される。 まあ客観的に見て仲良すぎというか夫婦みたいだ。
Bパートはパーティ。とうとうくんかくんかが公式に。 漫画が途中までなのが残念。 イベントをいろいろ飛ばした代わりに、黒猫の誘惑シーンなんかがある。 そして桐乃からのプレゼント。謝ってお礼を言った後の一瞬の笑顔がいいな。 あれ、頭なでても怒らない。

桐乃の様子がおかしい。学校での様子とかあやせとか沙織と電話とかいろいろエピソード追加されてる。 エロゲーを買ってくるように頼まれる。手を合わせて上目遣いで「お願ぁい」。そんなもん逆らえるか。 終電に間に合うあたりから原作と分岐。えらく大胆な改変だな。部長がその場でゲームやるシーン好きなのに。 家に帰ってきた時のこそこそした動きがいいな。「ちょいちょいちょい」とか言ってるし。 秘密の箱のアルバムを見ようとする展開にびっくり。結局、見れないんだけど。 アルバムからリレーの写真と航空券が落ちて、留学することを話す。 気絶してる間に桐乃が出発したと思わせて実はいる。 タイトルの通り、これは無難なGOODENDで、調べてみたらトゥルーが別にあるという構成らしい。 そんな所までエロゲーの文法に従わなくてもいいのに。 1期で5巻までは無理だと諦めてたけど、ちゃんと黒猫メインの話もやるんだな。 放映だけで一応は完結していて、追加の部分も配信で見れて、でも高画質で見たいならBDを買えと。 完璧な商法だ。地デジ時代のアニメはこれしかないという気すらしてきた。 化物語でもやってたけど、途中で切るんじゃなくて分岐という点が新しい。


俺の妹がこんなに可愛いわけがない 2期

2期。 桐乃が帰ってきたあたりから。GOODENDは無かったことになっている。 桐乃に連れられて秋葉原に行って買い物しまくる桐乃に付き合う。もう隠す気無いのか。 まだ助走段階かな。

桐乃がゲームにはまっている件であやせが相談してくる。まさかのドラマCDネタ。 当時はラブプラスがかなり流行ってたからなあ。 脚本は原作者になってるけど、聞き直してみたら殆どドラマCDそのまんまで、土下座しないくらいしか変わってない。

沙織の誕生日に家に行ったら、眼鏡をしていない沙織に遭遇。 いきなり9巻の「カメレオンドーター」。番外編だから時系列に絡む部分を省けば、どこにでも挿入できて便利だ。 一人で回想しているだけで、みんなに話した訳じゃないという部分が伝わりにくいな。 来栖彼方の声は釘宮理恵なのか。

6巻4章。リアが日本に来る話。リアの声は木戸衣吹。おにあいの秋子か。 秋葉を案内して学校で勝負。リアの走りが人間じゃないな。 エロゲーパワーについて説明しているシーンは、言えないと言いながら思い切り言ってるような。 ラストで桐乃が「あたしの彼氏になってよ」。いよいよ本格的に2期が始動するのかな。 遊べるEDって初めて見た。

7巻。 擬装彼氏としてデートしたら、行く先々で知り合いに会う。 あやせの家に行くシーンはばっさり省略。 みんなでコミケに参加することに。 沙織との相談とか赤城兄からのメールとか、フェイトさんが来たり部活のメンバーが来たりも全部省略。 フェイトさんは1期からいないんだっけ。 3/4冊分を1話に押し込むのは無理があるなあ。普通だったら3話くらいかける分量だし。

会場で御鏡とばったり会う。緑のタコはこいつの作品だったのか。 場面はいきなりあやせの部屋。時系列を入れ替えたのか。桐乃に彼氏がいるかどうかの質問の意味が変わってくるけど。 その後、家に集まって打ち上げしようとしたら、桐乃が御鏡と付き合っていると発表する。 いきなり家に呼んで騒動になるけど、偽彼氏だと判る。 EDでテロップが流れてる最中に黒猫から付き合って下さいと言われる。とうとうあの話が来るのか。

黒猫に付き合って欲しいと言われて、一日待って貰って、打ち上げの後に付き合うことに。家に帰って喜んでる黒猫が面白い。 翌日、部活でみんなに会う。今が夏休みだという認識が薄いな。 割と原作に忠実に進んでいる。 EDはまさかの珠希。1期の頃は小倉唯って全然知らなかったな。

黒猫と付き合っていろいろ。この回の為に2期があると言ってもいい。 デートして理想の世界の絵を見たり、黒猫の家に行ったら妹が帰ってきたり。 花火に行って、次は別れるという予定を見せられる。

学校が始まると黒猫は転校していた。周りは知ってる中でどうやって秘密に進めたんだ。 桐乃に人生相談して温泉街に追いかけに行く。 黒猫は桐乃に本音を言わせて、京介に自分を選ぶか問う。寸前で止めるけど。というか気絶してるし。 忠実にアニメ化してるけど麻奈実の下りだけ省略するんだな。 2期はここまでにして、途中も飛ばさずにやれば良かったのに。

OPがメルルだ。 前回省略したあやせの部屋はこっちに来てる。 そこから「過ちのダークエンジェル」に繋がる。 メルフェスに行くように頼まれて、楽屋にいたら桐乃からメールが来て、撮影現場に自転車で。メルル修正され過ぎ。 ClariSをEDに持って来たかったからOPがメルルになってたのか。メルルも歌えば問題なかったけど、やはりブリジットでないと。 というか、コスプレイヤーが主題歌を歌ってるのか。

ここから10巻。一人暮らしをすることに。なんで冷蔵庫のシールを平気で放置してるんだ。 加奈子が部屋に来たり、あやせと黒猫も来たり。 原作ですら伏せられているものが音声化されている。花澤香菜の許容量が増してるな。 あやせと黒猫のバトルが増量されている。 御鏡関連がばっさり省略されているのであやせたんのブログは自力で発見。確かにあのエピソード要らない。

10巻第3章あたりから。 引っ越しパーティをする。麻奈実の喧嘩しようねのセリフはここに来るのか。 模試が終わってあやせに告白されるけど断る。部分的に12巻に到達している。 この回の放送日から逆算して発売日が決まってたのか。 ブログの件が全部省略されてるけど伏線だけ張られているという謎な状態で終わった。

最終回。 桐乃が小さい頃のエピソードいろいろ。 桐乃があやせと初めて話した時の話もある。憧れていた人の真似でモデルを始めたらしい。 転機になったのは妹めいかあだったのか。メルルは関係ないのでは。 妹モノが好きな理由は原作では語られなかったけど、判り易く説明。 そこから妹という存在が好きになる部分に飛躍があるな。 全部桐乃のモノローグだけど、どの時点のものなのかが不明。 放映はこれで終わりだけど、14話から16話までが8月に公開されるパターン。
総括。 展開がやたらと速かった時はどうなるかと思ったけど、割と無難にまとめていた。 残り3話は、櫻井の話を入れてると収まらないからカットかな。 12巻をどのくらいガチでやるのかが気になって仕方ない。


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