藤宮さんは先週の昼休みのことを忘れている。そういう記憶の抜け方をするのか。 昼休みに屋上に行って説明したらすんなり友達に。日記を書くことを提案する。 日曜にクレープを食べに行く約束をするけど定休日だったので代わりにカラオケに。普通に可愛いな。 月曜が来てやっぱり記憶は消えて、思い出したふりをするけど見抜かれる。前向性健忘よりたちが悪いな。
藤宮さんは味の違う玉子焼きを大量に作ってくる。 クラスでは相変わらずなので、桐生も屋上に呼ぶ。 藤宮さんのことを説明するけどいろいろ言われる。これも藤宮さんにとって珍しい経験だろうな。 月曜の授業中に藤宮さんは泣き出す。18という数字から玉子焼きのことを思い出したから。
桐生とのことが噂になっている。 屋上でも桐生のことが話題になるので嫌がったら藤宮さんは泣いて帰る。早退までしなくても。 帰りにノートを落として、部屋の張り紙も剥がれる。 それが運悪く金曜だったので、また知らない人状態に。いろんな偶然が重なってるな。 なんとか探し出して元通りに。バックアップを取っておかないと。 結局、喧嘩したことはもう忘れてる筈という目算はその通りになったんだな。
藤宮さんが屋上で一人のところに山岸沙希(大久保瑠美)が来て友達になってと言う。 屋上以外では話しかけない約束なのにがんがん話しかけてくる。まあ、禁止する理由がよく判らないんだけけど。 屋上に呼んで記憶のことを説明したら、山岸さんもいろいろ忘れる人らしい。生活は成立してるのかな。 金曜に藤宮さんと山岸さんのデートを尾行したら、別れた後に泣いている。 月曜にはやっぱり忘れていて、山岸さんは面白がってる。 山岸さんという友達ができたことは日記に書いてあるんだから、相手の推測くらい付くだろうに。
藤宮さんの家で勉強。ドアの張り紙を剥がすのが危険なフラグに思えて仕方ない。 帰りに母親からメモを渡されて公園で会う。 記憶がなくなるのは小6の時に交通事故に遭ってかららしい。 でも事故はきっかけで精神的な原因が何かあるらしい。その日に会う予定だった友達が鍵だな。
藤宮さんは沙希を可愛がってる二人とも友達に。 独占欲から教室で二人で勉強する。藤宮さんは小学生の頃に勉強をするようになった理由を覚えていないらしい。 終業式に夏休みも会おうと言うと、藤宮さんの方は普通に会えると思っていた。この人も大概だな。 会う場所を決めていなかったら学校の屋上で見つける。その日は月曜だけど、当たり前のように判ったらしい。 「私、長谷くんのこと、知ってるよ」。 このままゆっくり治っていくのかな。
藤宮さんの方から海に行きたいと誘ってくる。 4人で行くけど雨が降ってきた。それでも強引に遊んでるけど。 ゲームセンターでプリクラ撮ったり。 雨が止んだので海に戻る。水着にはならないのか。 将吾と藤宮さんが買い出し当番になって話す。藤宮さんは嫉妬はするけど自分の気持ちには気付いてないらしい。
夏休みの最終日にみんなで宿題。 数学を解く過程が大事だと熱弁する藤宮さんが珍しいと思ったら、藤宮さんの問題を解決する過程が大事という話に繋がるのか。 桐生は山岸さんの為に答えを書いた紙を渡す。 小学生の時にもノートを靴箱に入れたことがある。山岸さんの人格形成にきっと影響してる。 新学期に席替えがあって、藤宮さんの隣の席に。 いい雰囲気だったのに、転校生が来て裏切り者と言われたら藤宮さんが倒れて、気がつくとみんな忘れていた。 花火をすると次の回は必ずこうなる。
また友達になるようにお願いする。日記は読んでるんだ。 九条とは小学校が同じで小6の時に転校したらしい。 藤宮さんは18gのことも忘れている。 九条に会って症状について説明する。あんまり本気にしてないけど。
山岸さんは桐生を怒らせたと思っている。何があったかは描写されてないんだな。 藤宮さんがクレープ屋に行きたがらないらしいので九条に聞くと、ファミレスで小学生の頃の話をする。 転校の前日に呼び出されて、その事で抜け駆けだと囲まれたらしい。 そんな話をしている所に藤宮さんが来て事情を知る。 九条が悪役だと思ったら何も悪くなかった。 むしろ自分と九条が近いので、藤宮さんと距離を取るようになる。
最終回。
藤宮さんは長谷が避けるので桐生に相談。記憶がなくなるのが怖いからだろうと答える。本当かどうかはよく判らないけど。
山岸さんが桐生を避けてる話も決着が付く。
「これからも頼りまくってもいいですか」。男女間の関係と何か違う。
冬休みは旅行に行くと二人とも嘘をつくけど、休み中にばったり出会って、一緒に歩いてクレープを食べる。
神社に寄ると藤宮さんが泣き出したので思い直す。
結局、症状は何となく改善してるだけで治ったりはしないんだな。
総括。
キャラとか雰囲気が凄く良かった。
最初の舞台設定からあんまり変わらないので劇的なことは起こらないし、
関係も友達よりは近づかないんだけど、そのへんのブレーキをかけたもどかしい感じもいい。
山岸さんがお気に入り。この声はきっと竹達には出せない。