Occultic;Nine-オカルティック・ナイン-

新番組。 いとうかなこの声であのシリーズと判る。その前にセミコロンで気付けという話だけど。 我聞悠太はオカルト系のブログを書いている。 店にいたら成沢稜歌(佐倉綾音)が来る。なんか凄いな。 橋上という教授はオカルト雑誌に記事を書いている。手書きの人なのか。 学校にアイドルの相川実優羽(吉田仁美)がいるらしいので見に行くと、待っていたと言われる。 一緒にいると未来が開けるらしい。 ブログのスタッフにして、稜歌と実優羽は紅の館に取材に。 我聞は橋上教授の所に。部屋に入ると教授は死んでいた。 1話だからだろうけど、やたらと慌ただしいな。

実優羽が相談番組をやっていたら10年後の自分を占ってくれと依頼される。 占ったけど実は余命1年らしい。 我聞は現場でラジオから教授の歯を抜くように指示されて、抜いてみると鍵が出てきた。 森塚が現場を調べる。リストを探しているらしい。 以前にサライが番組に電話してきた件を森塚が調べている。 編集部では兄のミイラと暮らした女の話を聞く。 稜歌達は紅の館で我聞に呪いをかけたらしい。 また話が分散して進んでる。とりあえず森塚は誰だ。

森塚は公園で神様を写生する西園梨々花(能登麻美子)と話す。 彼女の書いた同人誌にもCODEという文字が出てくる。 次はサライに会う。 父親は突然オカルト方面に行ったらしい。 リアは兄と暮らしていて、兄が連れて行かれそうになるけど実は1年前から死んでいた。 兄からリアへの生体腎移植が医療ミスが原因。 リアはその後紅ノ亞里亞(沢城みゆき)になった。 我聞はさまよっていて悪魔に会う夢から覚めると、池から大量の死体が見つかっている。 パズルみたいな構成だな。 みんな誰からか判らない電話を受けている。

遺体は合計256体で、事件性は無いということになる。無い訳がないな。 我聞は集団自殺だと主張。 死後の世界を知っている男が自殺しようとしている紅ノ亞里亞に話しかけて、悪魔ということになる。 橋上教授についてネットで調べていたら自分のサイトで、西園梨々花の同人誌について書かれている。 実優羽はちーちゃんについて桐子に相談したら、我聞のことが話に出る。

サライに橋上教授が殺された現場について聞かれて、CODEについて教える。 その後、サライの家で教授の部屋を調べる。 鍵のかかった引き出しに例の鍵が入るけど開かない。開くと思ったのに。 天井の穴が不規則に塞がれているのを発見。ラジオがしゃべり出してそれがCODEらしい。 森塚が店に来て奥歯を抜く話をして帰っていく。 その後サライが来て、天井の穴はボーコードで、256人分の名前が書かれていた。 名前とセットで10桁の文字列が書かれていて、末尾はEEQTUWI。 我聞が例の同人誌を渡して、車のナンバーの3315728がEEQTUWIと一致することを発見。そもそもの意味は何なんだ。

みゅーぽむが小鳥ばこについて調べる。 店に亞里亞が来て、安命寺について教えてくれる。 安命寺には髪の白い少年がいる。 生贄は人気がある必要があって、みゅーぽむと間違えて友人は殺されたらしい。 箱について森塚が亞里亞の店に聞きに来る。 魂の保存について研究している団体が256人を実験に使っていたらしい。 犠牲者の名前として我聞の名前が報道されて、自分で解読したリストにもある。 だんだん他人事でなくなってきた。

鬼崎あすな(明坂聡美)が森塚の後任として来る。 店に行くと桐子が来ている。 桐子とサライの名前も報道されているらしい。 生きているか死んでいるか判らなくなったので、ブログで記事にすることに。 あすなは森塚の遺留品のサイコメトリーからFM-KCZの情報を得る。 森塚は悪魔と話す。 公園の近くに遺体安置所があって、あすなが森塚の死体をサイコメトリーすると池に入っていく様子が見えるけど、考えが聞こえなかった。 我聞の死体だと何も映らない。 そこに我聞本人登場。見えてるのかな。

あすなには我聞が見える。 サライと桐子も来て自分の死体を確認。 我聞はFM-KCZのスタジオであすなと会う。 我聞の父親がやっていて、八福神の会の講師をしていたらしい。 桐子は編集部で橋上教授の論文を見つける。 組織はスカンジウムにデータを入れて投与して、電波でコントロールする計画。 不死じゃなくてその先が目的なのか。

実優羽から桐子に電話があって、安命寺に行くというので移動。 警察では証拠品のコトリバコが無くなる。 実優羽が安命寺に着くと地下への入り口が開いて、降りていくとコトリバコの制作者がいる。 我聞は行かなくて、稜歌は「じゃあきっと世界は終わるね」と言い残す。 あすなも来ると、実優羽だけ見えない。 現場にあった髪飾りをサイコメトリーして、実優羽が隣で聞く。 稜歌はあすなにも警官にも見えてる。 実優羽からスカンジウムとか八福神の会の情報を共有。 森塚は悪魔が未来に行けると見抜く。悪魔だけまだ素性がかなり謎だな。

スタジオに稜歌が来て、自分がゾン子だと明かす。 実優羽は誰もいない店でノートを見て占い。 サライ達はテスラが娘のアヴェリーヌと写っている写真を発見。 医療財閥の成沢家の家系図に稜歌の名前がある。 稜歌の本当の名前はアヴェリーヌで、アストラル体が入っているらしい。 電話やメールなら幽霊でも扱えるのでコミュニケーションできる。 我聞には特別な力があるらしい。 ウォーデンクリフガンはアストラル体に充電する為のもので、起動キーが紛失している。 サライ達は店に戻って、暗号の残りの部分が八卦で解けることに気付く。 亞里亞の所に悪魔が来てリアのビジョンを見る。 六十四卦からunicodeに変換すると病院にかかった記録が出てくる。情報量多いな。 物語の構造がどんどん明かされていく。

霊界とこの世界は同じ場所にあるけれど周波数が違うという説明。 256事件の被害者は生きている人間の周波数に調整されている幽霊らしい。 あすなが店に来てマスターは我聞達が見えないふりをするけどバレる。 霊体を除去して回ってたのはマスターだったのか。しかも教祖で、我聞の父親もサライの父親も殺した。 稜歌がポヤガンで我聞をチャージしてマスターを倒す。 稜歌が我聞に鍵を抜き取らせたのは、我聞が死ぬと判っていたから。いつまで生きてたんだっけ。 我聞は超帯電体質で、スカイセンサーは改造してテスラコイルが内蔵されている。 これを使って送信アンテナを破壊する計画だったけど、鍵は消えてしまう。 怒濤の種明かし。

最終回。 サライは引き延ばされた時間は弾性を持っていて過去に戻って生き返れるかもしれないと推測。 生者の時間ではまだ死後8分なので蘇生の可能性がある。 我聞が鍵がここにあると念じると現れる。実際は池の中にあったのか。 これでアヴェリーヌは死ななくて済む。 でもオッドアイを破壊するには我聞が必要で、我聞だけ生き返れないことに。 「僕をヒーローにさせてよ」。 アヴェリーヌと話していたら鷹栖が来て、我聞が見えないと思って倒そうとすると逆にやられる。 消えそうになるけどアヴェリーヌがキスすると復活。 この時点でアヴェリーヌはいないみたいだけど、どうなったのかよく判らない。 オッドアイに着くとぎりぎり間に合わないけど、父親に会ってスカイセンサーで戻って破壊に成功。 我聞は生き返らないけど幽霊のままブログを更新している。 本体はコールドスリープされてるらしい。
総括。 いろんなオカルト要素てんこもりで、いろんなキャラが有機的に絡んでいて、それを解いていく過程が楽しかった。 梨々花とか亞里亞とかは結局要らないキャラだったように見えるけど、きっと今後の展開で絡むのだろう。 キャラ的にはやっぱりりょーたすで、こんなのガード不可能だろ。


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