夏目友人帳

新番組。 妖怪に追われて、招き猫の結界を破ったら用心棒になってくれる。なんか釈然としない。 友人帳というのは妖怪との契約書の束みたいなものなのね。 祖母(レイコ;小林沙苗)は若くして亡くなったらしい。それでも子供はいたんだな。 名前を返すことにする。それが祖母のやり残した事だと何で判るんだろう。 いろいろ説明をすっ飛ばしてる気がするけど、1話で名前を返す所までやるには仕方ないのかも。 祖母は今後も出番あるのかな。ラゼルちゃん以来、この声すっかり好きだ。

露神が名前を返してもらいに来る。返さないとどういうデメリットがあるんだろう。 ページがご飯粒でくっついていたので、ペアの妖怪を探す。こっちの描写は一瞬だな。 桃を供えてくれていた最後の信仰者が亡くなったので、露神も消える。 あんまり寓意とかは無いシンプルな話だけど、しんみりしてていい。

妖怪が人間の退治の依頼に来る。 清めをえらく悪意のある行為として描いてるな。 学校の生徒が退治人かと思って探してみると、実は清めていたのは善良そうな住職で生徒の親だった。 見えてないけど法力だけ強力なのね。 生徒の方も何も悪意はなくて、平和裏に解決。こっちも含みのある描写してたのに。 レイコさんが出てこない。

肝試しに参加。猫先生は普通の人にも見えるのか。 笹田さん(沢城みゆき)にお守りを見つけた人を探すように頼まれる。 名を返したところで浄化されるものでもないだろうけど。 なんか、名前と見た目と素性がバラバラな感じ。 猫先生は人間形態もあるのか。声は小林沙苗になるのね。

レイコの遺品から切符を見つけて、レイコのやり残した妖怪の仲直りをさせる。 笹田がレギュラーになったのかと思った。

ダムに沈んでいたふたば村の燕(柚木涼香)にごはんをくれた人を探すように頼まれる。妖怪なのに意外と可愛い声だな。 見つかるけど相手には見えなくて、人間の姿になれる浴衣を渡す。 ストーリーはシンプルだし友人帳も関係ないけど、雰囲気がいいな。 次回もなんか可愛いのが出るみたい。

勉強合宿に行った先で、いじめられている狐(矢島晶子)を助ける。いつのまにそんなに強くなったんだ。 狐は人間になれる薬を貰って、夏目に会いに来る。それだけの話だけど、雰囲気がいい。 動物シリーズが続いてる。話の構造も似てるし。次もそうかな。

妖怪が見えなくなった人と友人だった蛍の妖怪(桑島法子)を見つける。 蛍は相手に見えるように虫の姿になるけど、そうすると元には戻れないし蛍の寿命になってしまう。 なんとなく人魚姫っぽい。 夏目もいつか見えなくなる日が来るのかな。今回も友人帳関係ない。

見える人(名取;石田彰)と出会う。妖怪かと思った。 俳優だけど御祓いもやっていて、手伝いを頼まれるけど、妖怪を傷つける方針なので断る。 縄がついてる妖怪は名取の使役してるのとは別で、依頼のターゲットそのものだけど、 実は子供の頃に会っていて名取は気付いていないという複雑な状況。 結局、妖怪は自由になって、そのまま名取に付いていく。 名取は夏目とそっくり過ぎるので、未来の夏目みたいに思えて、 いろいろあったんだろうなという想像の余地が作品の余韻になっている。

傘が見えてしまったことから、アサギを体に入れられる。能登麻美子ならウエルカムだ。 琴を弾く協力をすることに。いつものお節介というよりは成り行きだけど。 どんな音がしたのか具体的に表現しないのは正解だな。

追い出されたにゃんこ先生が、いろいろあって穴の中で民子ちゃん(石毛佐和)と一緒になってまた戻ってくる話。 久しぶりに女の子形態になった。そういえばレイコはめっきり出なくなっちゃったな。

妖怪を食ってる妖怪を見たせいで呪われる。 式を呼んで倒すけど、実はみすずに試されていた。 だからといって、安全でも何でもないんだけど。 友人帳に名前のある妖怪の話は久しぶり。 怒ってる塔子さんがなんかいい。

最終回。 にゃんこ先生が田沼とうっかり喋ったり、 祭りに行ったら笹田がいたり、 狐が名取に助けられたり、 民子ちゃんがにゃんこ先生を引きずったり、 柊と巾着を探したり、花火を見たり。 最後だからキャラ総出演。レイコも出して欲しかった。


続 夏目友人帳

新番組。 中1クールで続編だから、最初から決まってた感じかな。DVDも1万本以上売れてるし、やらない訳がない。 にゃんこ先生が黒くなる。実は偽者で友人帳を奪って宴に誘導していた。 正体はさんざん話に出ていたぬし様で、人を襲おうとしているのを止めさせようとしていた。妙に洋風な姿だな。 まだ世界観の紹介が中心だから話はあっさり。 紅峰(渡辺美佐)はあんまり話に絡まなかったけど、また出るのかな。

石像の中の人が雪うさぎに入って、悪霊退治を頼まれる。 雪が溶けるまでにって言ってるのにいきなり寝たら駄目だろ。 悪霊とはかつて対になっていた石像で、逆恨みで像を壊されたのが原因。 そんなことしたら祟られて当然だな。 今回は友人帳使わなかった。

名取さんに温泉に誘われる。 押入れに謎の壺があって友人帳の中の一人が入っている。騙されるパターンは珍しいな。 いきなり謎の妖怪が出てきて助ける。実は冒頭で助けた妖怪。わざわざついて来てたのかな。 テンポがゆっくりだから前後編かと思った。

卵をにゃんこ先生に暖めさせたら、やたらちっこくて可愛いのが生まれる。最初に見た生物の形になるのね。 託卵の習性にマッチしている。 食べる目的で襲われた拍子に本来の姿になる。 それだけの話なんだけど、いろいろ余韻が残る。

レイコと契約した妖怪(霧葉;寺崎裕香)が会いに来る。 契約のページは木に結んであるのでみんなで探していたら、夏目が熱で倒れる。 熱が出てた理由は特になくて思い出話をする為か。 久しぶりにレイコの出番があった。 契約書は巨木の上に見つかる。 50年でそんなに育つと思えないけど、登ると海が見えるという仕掛けだから仕方ない。

同じ学校の多軌透(佐藤利奈)が謎の陣を書いている。 妖怪を見てしまって、期限までに捕まえないと食われるから探していて、巻き込まれた夏目も一緒に探す。 名前を呼んだ人も食われるから大人しくしてるだけで、普通に可愛いな。 夏目がいなくなったところで次回に続く。単発じゃない話は珍しい。

夏目は首に縄をつけられて呪った妖怪の所にいる。 意外と簡単に脱出できるけど、妖怪が見えなくなる。 目を舐められたのが原因。えらく素直に舐められてるなと思ったら。 相手は割れ鏡の妖怪らしい。体の文字が裏だったのはそれでか。 鏡に写すと見えることや、封印アイテムが鏡なことは偶然なんだろうな。 多軌の話かと思ったら、夏目に妖怪が見えなくなることがメインだった。

合宿先のお婆さんが人魚(笹舟;広橋涼)の血を飲ませた男を探している。 不老不死にしてしまったかと思ったけど、意地悪で葡萄の汁を渡されていたので結果オーライ。 名を返した時に心が覗ける展開が久しぶり。いい話が作りやすい気がするから、もっと多用すればいいのに。 人魚は泡になってしまったように見えたけど、そんな設定は無かったような。

絵を部屋にかけたら妖怪が来て、話し相手だった人間があやかしの描いた絵の中にいて、一緒に旅をしていたと言う。 絵が根を張って力を奪っているので焼く前に桜を描き入れると、二人が会う様子が見えて絵が外れる。 結局、人間は絵の中にいたのかな。

おじさんが子供の頃にレイコに会っていた話を聞く。年齢が合わないような。 その時と似たようなことが起きて、同じ方法で妖怪を追い払う。 もう隠さなくてもかなり理解されてる気もする。

名取さんに会合に誘われる。 妖怪を襲った妖怪を探すように式をを飛ばすと、実はここにいて封印に成功。いつになく凛々しい。 でもレイコの話をした女性に横取りされる。 冒頭で襲われた妖怪は実はこの人に餌にされていた。 妖怪に対する考え方の違う勢力の登場で、1期の名取さんポジションでもある。

洋館で棺の中の少年を助ける。 少年と仲良くなったところを妖怪に襲われて、にゃんこ先生のお陰で助かる。 実は少年は妖怪で、名取さんが棺に封じていた。 妖怪が邪なのかどうかという流れの中で、邪じゃない代表として登場してるんだな。

最終回。 カイは井戸を探す為に呼び出されたらしい。悪いのはカイではなく井戸の中身ということかな。 名取と一緒にいるところを見て、カイは裏切られたと思う。結局誤解は解けたのかな。


夏目友人帳 参

2期を見てないと思ったら、1期と2期の間が1クールしか空いてないので記憶の中で合体してた。 倒れてる老婆をうっかり助けたら実は妖怪で、手伝いをさせられる。部屋まで来てるし。「来ちゃった」。 老木に悪霊がついていて、それを祓うのに鏡が必要だった。 鏡を借りた相手は妖怪ではなくてレイコで、名前を返す時に記憶が見えて種明かし。 老婆とレイコと悪霊と、夏目を襲った妖怪と身代わりになった茶碗と、登場妖怪が多すぎる。レイコは人間だけど。 1話だから説明もあるし、茶碗の話は独立してるんだから分離しても良さそうな気もするけど、 これがいい余韻になってるんだよな。

田沼の父親の住職が活動停止している。単に手伝いでいないだけ。1期の話だから田沼のことを思い出すのが大変だ。 浮春の郷から来た兄妹が帰れなくなって、兄が病気になる。 妹が邪悪な奴みたいだったけど実はいい奴なのかと思ったらやっぱり邪悪で、実は郷を追放された無関係な人だった。 兄が付近のあやかしを食っていると思わせてそれもこいつの仕業。このへんが今回の仕掛け。 名前を返した瞬間に刺されるけど自力で退治。弱い。

同じ小学校だった柴田の依頼で、村崎(折笠富美子)という女の子が人間かどうか見る。 村崎はやっぱり妖怪で、柴田も正体に気付いていて、一緒に走っているうちに消えてしまう。 いきなり話がシンプルになった。友人帳も関係ない。 村崎の名前は音でしか聞いてないだろうから、普通は紫だと思うんじゃないかな。

夏目が子供の頃、自分が見えるのが嬉しい妖怪に驚かされまくる。 やり過ぎて逃げられたので、猫になって会ったり。 現在になって再び会いに行く。あまりいい思い出になってないような別れ方だったけど、いい感じに風化したんだろうな。

雨宿りをしていたら声が聞こえる。そこは多軌の家で、蔵の掃除を手伝う。 多軌が誰だったか完全に忘れてるな。2期で陣を書いてた人。 絵を剥がしたせいで封印が解けて、ニャンコ先生も苦戦するけど、多軌の祖父を知っている妖怪が助けてくれる。 蔵で見つけた謎のアイテムは、妖怪の作った聴診器だった。よく残ってたな。 花のような匂いは何だろう。

的場が妖怪の血を奪っている。的場一門って何だっけ。 名取さんが助けてくれる。こっちは覚えてる。 名取さんが手伝ってくれることになって、最初に事件があった場所に行ってみる。 的場が泊まっている宿を見つけるけど、罠っぽい。

森に大物の妖怪がいて、その餌として妖怪の血が要るらしい。 的場の所から脱走した夏目は、洞窟に引き込まれる。よく無事で済んだな。 そこにいたのは的場に恨みを持つ人間で、的場を食わせる為に妖怪を目覚めさせようとしていた。 血を集めていたのは的場じゃない、というのが物語の仕掛けかな。最初から女性だったけど。 ニャンコ先生に矢が刺さって出た血で血が足りて、大物妖怪復活。全然使えないけど。 2話かけた割にあんまり面白くないな。やっぱり単発の方がいい。

おじさんと陶芸教室に行く。 いつかの狐がいる所で、狐は喜ぶけど石の妖怪に人間と会ってはいけないと言われる。 夏目の為に薬草を探していたら雷が落ちて石の妖怪が犠牲に。 それぞれの時間の違いについての話だけど、なんかぼんやりしてる。 教室の人の声はEDを歌ってる人か。

川に落ちたら変な石がカバンに入る。 捨てるけど、女子生徒を操って石が戻ってくる。 文化祭の最中にまた襲われけど、ニャンコ先生があっさり撃退。 今回は妖怪よりも人間がメイン。夏目はむしろ人気ありすぎだ。

森で田沼が妖怪にとりつかれる。 その妖怪の為に、雷に打たれて割れた鏡の破片を夏目達が集めることに。 手伝う義理は何もないし、追い払えない理由も希薄だな。 多軌は一緒にいるだけ。

田沼の家に泊まり込んだら、鏡を取りに行く理由とか経緯を夢で見る。 なんでそんなもんが見えるんだ。妖怪の方でも見られたことを知ってるし。不思議な繋がりがあるな。 金槌の妖怪が侵入してきて、田沼が口からビームで撃退。 翌日も破片探し。ニャンコ先生が9割方集めてるけど。 集まったので妖怪は出て行く。金槌の妖怪は何だったんだ。 2話かけた割に、ぼんやりしてる。

妖怪に襲われて倒れる。 かつて別の妖怪から逃げるのを助けてくれたことがあって、お前を飼ってやると言われた。 預かられている家でうまく行ってない頃で、塔子さんに自分のところに来るように誘われる。 妖怪とのシンメトリーが嫌だ。 妖怪は雑魚なのでニャンコ先生が追い払う。 単純に塔子さんの回だな。伊藤美紀の声が良すぎる。最終回かと思った。

最終回。 学校から帰ると部屋に妖怪がいて宴会に誘われる。妖怪にまで人気があるな。 強引に連れて行かれて、影踏み鬼をして遊ぶ。「駄目だ、楽しい」。 確かにこの遊びに終了条件は無いな。 最終回みたいな話の次に軽い感じの回を持ってくるのは流行りなのかな。 何かのイレギュラーで無くなってくれれば映像特典にしてしまおうという腹か。
総括。 連続した話もあまり無かったし、ラストに向けての盛り上がりみたいなのもなくて、 1話完結の話で構成されていた。 それぞれの回もぼんやりした感じの話が多くて、テーマも一貫してた。 逆に言うと、そればっかりで退屈でもあるけど、そういう作品なので問題ない。 それに、3期というよりは2期の前半という位置付けなので、冬からは盛り上がるのかもしれない。


夏目友人帳 肆

設定やキャラの紹介も一応してる。4期から見る人も少ないと思うけど。 学校にいたら妖怪集団に襲われる。 彼らの森に連れ込まれたところに的場が来て、 逃げていたら的場の家を見つけて、いきなり捕まって、脱出してカバンを探していたら的場に見つかる。 1話から話がさくさく進む。

的場一門に入らないかと誘われるけど断る。 にゃんこ先生が助けに来るけど、無力化されて一緒に監禁される。 本気を出してないだけなのか。 脱出したところにロッカが来て事態は収まる。 友人帳を使わなくても妖怪が動いてくれる、というだけの話にしては複雑だから、この話はまだ続くんだろうな。

毛玉の妖怪をうっかり助ける。 名前を返した折笠愛の妖怪が指輪を落としたと言ってきて、見つけないと家を燃やされることに。 なんとか指輪を見つけるけど、盗んだと思って折笠愛に襲われているところを毛玉が助けてくれる。 折笠愛が理不尽すぎる。

友人帳を狙った妖怪が来る。 人間の女を観察していて、逢い引きしていた男が金持ちと結婚して来なくなったので、 代わりに声真似を続けていたけど、偽物だと明かして逃げた。 長い年月の後で手紙を見つけたので、カリカミに古紙を修正させる為に友人帳が必要。 長い説明だった。 塔子さんの声とか手土産とか、事前準備がかなり入念だな。

緒方ユリコ(伊藤静)が石段を踏み外して車に轢かれそうになるけど助かる。 まだ夏目が別の街にいた頃。 ユリコが神社で寝てる夏目を起こしたら蹴られる。 気になっていたけど、ガラスが割れる事件とかがあって、転校してそれっきり。 実は30日逃げないといけないという呪いをかけられていて、蹴ったのとかガラスもそれが原因。 でも呪いは嘘で、人間の身代わりになる役目の妖怪だった。 冒頭でユリコを助けたのがその妖怪かどうかははっきりしないし、妖怪が何をしたかったのかもよく判らない。 村井さだゆきの割にしっくり来ないな。

祭りでビラを配ってる妖怪に目を付けられる。 部屋にビンが投げ込まれてうっかり吸い込まれる。 そのままだと失踪事件になるので、ニャンコ先生が夏目に変身。 そんなことできたのか。4期で初めて明かされる設定。井上和彦は実質3役だな。 学校で裏山について調査。笹田のその後が気になる。 田沼も手伝うことに。夏目がさらわれて田沼にも妖怪が見えるようになる。 展開がのんびりだと思ったら続く話だった。

田沼の芝居でビンから脱出成功。えらい度胸だな。 実は館の主に妖怪を食わせるのが目的で、田沼が一人でいるところを襲われる。 夏目は自分がいてはいけないと思いかけるけど、名取さんに諭される。 夏目を囮にして名取さんが封印。えらく簡単に終わったな。 自分だけ見えるとか他人を巻き込みたくない系の話ばっかりだな。 それがテーマなんだけど、もっとシンプルな妖怪の話の方が楽しい。

ニャンコ先生が井戸に落ちると祓い屋がいて石を探している。 夏目レイコが現役だった頃、祓い屋はレイコを探してミカゲと会う。 実はミカゲは式だった。主人が死んでも自律行動で封印を続けてたのね。 自分が禍々しいものになる前に封じるように頼まれる。 ミカゲを封印したのは祓い屋だけど、友人帳にも名前はあるのね。妙に複雑だ。 祓い屋は既に登場してるキャラだっけ。

月分祭という祭りを妖怪がやっていて、その神が封じられてしまったので名取が探す。 夏目は代理を頼まれるけど勝負に勝てそうもないので神を探すことに。 そもそも何で山が寂れるような神を祀っちゃったんだ。

名取は本当に神は封印されているのかと疑う。 弱い封印なので単に休んでいるのではと思っていた。 気配を辿るとターゲットの獣がいて、名取が持ってたビンに封印。 そのまま持って行って勝負に勝つけど、正体を見破られる。 そこに封印された石を名取が持ってきて、夏目が封印を解く。名取にできないのに何でそんなことできるんだ。 神はもう力を無くしていて封印も破れなかった。 祭りはもうやらないことにして、両方感謝しながら空に消えていく。 こういう何とも言えない感じなのがこの作品の味だな。

小さい頃にいた実家が売れると連絡がある。 ラムネ水が湧く場所を探しに行く途中で写真を落として、みんなで探す。 家はどうでもいいと思っていたけど、やっぱり家を見たいと言う。 珍しく塔子さんが表に出てる。キャストも1枚目だし。

実家を見に行く。何となく前回から続いてる。 鍵を預けてある親戚の家に行くと、以前家にいた妖怪は今でもいる。 妖怪を連れて走り回る。何がしたいんだ。 実家を探していたら妖怪にいきなり襲われる。急展開だ。

最終回。 妖怪に入られて子供の頃のことを思い出す。 神社にいたら雨で帰れなくなって捜索される。ただの記憶だから、その後どうなったとかは無いんだけど。 家を見つけて中に入る。押し入れの中の落書きがいいな。
総括。 妖怪が他人に見えない話と他人を巻き込みたくない話が多すぎる。 もっと妖怪に重心を置いた話でいいのに。 友人帳がタイトルなのにちっとも使わないのは、そっちにシフトしたということだろうし。 レイコの出番がもっとあるといい。できれば塔子さんも。塔子さん好き好き。


夏目友人帳 伍

5期目。よく続くなあ。 街に出たらかつて世話になった人に会って、祖母のことを聞くけどあまり収穫は無い。 壺が家に来て宝物を返せと言う。 小屋にいた女の子に人形のことを聞いて、妖怪から話を聞いて森を探す。 大きい妖怪の記憶が見えて、レイコにカヤツボのことを教えてくれたことや、人形を取り返したけど落とし主の親に要らないと言われたことが判る。 夜の間に人形を綺麗にしておいたら解決。 珍しくレイコの出番がいっぱいあった。 カヤツボがどう恐ろしいのかは謎。

帰り道に雨に降られていたら、タオルが飛んできて持って帰る。 女の子の妖怪が取り返しに家に来る。 タオルを持ち主に返したいと言うので協力することに。 会ったのは50年前で、孫らしき女の子を見つける。 雨の日にタオルを貰って、次の日に返そうとしたけどもう相手には自分が見えなかった。 入院している病院に行ってタオルを返すけど、覚えていなかった。 別のタオルをくれたので妖怪に渡す。 何の害も無い可愛いだけの妖怪だった。 声は久保ユリカ。花陽ちゃんの人か。

未熟な払い屋がいて封印が半端で危ないので名取に相談に行く。 電話で呪詛を唱えられて封印した壺が割れる。 封じ直した後で、禁術の話を聞く。多軌とかレイコとか思い切り禁術なんだな。 的場から届いた手紙は何故か名取のところにある。 帰ると的場がいて、妖怪に操られた払い屋が払い屋を襲っているので、犯人を探す協力を頼まれる。

的場と一緒に会合の会場に。 名取家の話も聞く。 顔に取り付かれている女性が部屋に来て夏目が見破る。 夏目は式として参加。 面を飛ばしているのを発見して、最終的には的場が退治する。 実は名取の式が影から守っていた。 手伝わされただけで得るものが無いな。

黒板に夏目にしか見えない文字が書かれている。 多軌は夢で声が聞こえたので、妖怪が見える陣を使って屋敷から出られなくなった妖怪を助けた。 まだ新しい匂いがすると先生が言うので、一緒に多軌の家に。 兎の妖怪が家から出られなくなっていて、多軌が助けた妖怪がお礼がしたくて手伝う。 人間にも見えない扉の中で発見。 どうせ見えないからと多軌には会わずに去る。 術を禁じた奴は優しいと言い残す。無害な話が多いな。

妖怪に捕まって声が出ないようにされたところを、大きな鳥みたいな妖怪にレイコと間違えて谷に連れて行かれる。 そこに先生が来て説明して連れ帰る。 鳥の妖怪が部屋に来る。 レイコがまた来るかもと言ったので谷で待っていたらしい。 そこに妖怪がまた襲ってきて、先生が撃退。 声が出るようになって名前を返すと、レイコと石蹴りをして遊んだ情景が見える。 新谷真弓の声好きだな。

4人で田沼の家の温泉に。 夜に変な声がする。 翌日、他の客は5人の筈なのに6人いる。 客の中から妖怪を探していたら、あからさまに怪しいのがいた。 イトさんは祭りを守っているらしい。 祭りに使うお面が盗まれたので探すことに。 女の子が面を付けていて、実は宿泊客の女性が妖怪だった。 イトさんは夏目に正体がバレたので、別の姿で別の町に行くと言う。大まかには田沼回。

名取が高校生の頃に会合に出て的場に会う。 タクマさんがいろいろ教えてくれる。 タクマさんが妖怪に襲われたので的場と一緒に行くと、帰りに妖怪が出て、名取はし損じて的場が祓う。

小さいあやかしの傘に傷を付けてしまう。 動物に食われそうになったところを助けられて暫く過ごした後また旅に出た人に憧れている。 また来るという噂を聞いて再会の準備をする。 一行が来て列に加わりたいと言うととりまきに何を捧げるか聞かれて、 人の子を捧げればいいという噂を聞いていたけど、そうしない。 去った後で大物になるように努力すると言っていたら、とりまきが修行内容を渡しに来る。

塔子さんが二人で住んでいた頃。 夏目を引き取る話をすると塔子さんは泣き出す。 友人のカラスは夏目には白いカラスが一緒にいるのが見える。 塔子さんは普通に受け入れてるな。 まさか塔子さん回があるとは。浴びるように伊藤美紀ボイス。

最終回。 中級妖怪が珍しい花を見せてくれる。 夏目は山に登ったせいで風邪を引く。 中級妖怪は熱冷ましの薬草を貰いに行って、倒れた灯籠を戻すミッション。 田沼がお見舞いに来る。 それだけの話。
総括。 早々に的場の話をやってたから、5期はそっち系かと思ったけど、 むしろ可愛い妖怪と会って別れる話がいろいろあった。


夏目友人帳 陸

6期スタート。順調に続いてる。 壺が抜けなくなった妖怪を助けてあげたらお礼に若返らせられる。過去のある時点に戻った感じだな。 とりあえず通りがかった田沼の家に。 夏目を騙していると妖怪に言われて不安になる。 にゃんこ先生が妖怪を見つけて、寝ている間に戻る。 作品世界の説明にいいけど、ここから見る人もいないだろうに。

綺麗な石を見かける。石洗が浄化した跡らしい。 石洗に会って弟子を探して欲しいと頼まれたので、犬の会に調べて貰う。 祓い人が封じたことが判って、みんなで探して封じた岩を洗うと岩は動くけど中にはいなかった。 穢れてしまったのでどこかに行ったらしい。じゃあ封じられてないがな。 河原で見た石は弟子が描いたものだと判って行ってみて無事に再会。 石は綺麗なだけで洗えてはいないのか。

柴田から電話があって、田沼と一緒に会うことに。 人形屋敷の話を聞いて行ってみたら何か見えてしまう。 付いてくるかもしれないので田沼の家に泊まることにしたら、柴田も一緒に来る。 蠱毒の人形版みたいなことをしたらしい。 人形が来て家の中に入ってきたので御札でなんとか退治する。元々貼ってあった場所は大丈夫なのか。

名取が出てる映画を見る。映像にもヤモリが映ってるのはおかしいだろ。 時間と場所が書いてある紙を拾って行ってみると、傘が無くて女の子の家に招かれる。 天井から変な音がして、屋根に登ってみると石に顔がある。 屋根から落ちたところを名取さんに助けられる。 月子(瀬戸麻沙美)さんの父親は祓い屋だったけど見えなくなったらしい。 お手伝いに掃除道具を借りようとしたら、実はあやかしだった。そんなトリックが仕掛けてあったとは。 元式らしい。 珍しく友人帳についての話題になってる。いきなり続いた。

あやかしに襲われて、お手伝いが助けてくれる。 残りの二人の式が家に入れないのは、月子が護符を貼ったかららしい。 解約の儀の方法を聞いて行うことに。 呪詛は災いを祓って役に立つところを見せようという自作自演だった。 月子が護符を貼らなければ何も起きなかったんだよな。 名取さんが友人帳に興味を示す。

夏目が転校した頃の話を西村の視点で。 学校帰りに夏目が倒れているのを見つけて、家に連れてくるけど夏目は強引に帰る。 本屋にいるのを見かけて話しかけているうちに急に荒れる。 その後、山で何かに襲われているところを助けられて、少し仲良くなる。 Bパートは北本視点。 父親が病気なので進学せずに就職しようか迷っている。 夏目が何かと話しているのを聞いて、二人で学校に閉じ込められるけど、鈴を見つけて持ってきたら出られる。これはさすがに説明が要るだろ。

レイコに世話になったという妖怪が来る。 強い2匹の妖怪が藤井ゆきよを巡って森で戦っていて、レイコも参戦する。 一匹は卑怯だけど勝つ。 もう一匹は栗集めの勝負になって、妖怪を使って集めさせて勝つ。 その後レイコは森に行かなくなって、訪ねてきた妖怪はゆきよと結婚するらしい。 珍しくレイコの話だ。 冒頭のでかい奴はどうなったんだ。

駅のホームで手紙を拾って、落とし主の葵が学校に来たいというので連れてくる。 実は妖怪で、探している相手も見える人で、縁を切っていたことを思い出す。 相手の香(小松未可子)を探すとあっさり見つかって、実は結婚式の招待状は罠だった。 とっくに死んでるとかそんな展開かと思ったのに。 無事に再会して、やっぱり一緒に過ごすらしい。 そもそも何でそんなに惹かれたんだろう。

山に勉強合宿。 祠に面が4つあるらしいけどみんなには3つしか見えない。 夜に雨が降って変な舟を見たり、建物の中を水が流れていたり。 夜に面が流されたと伝えに来て、かんざしを見つけて山神に返す。 すごくシンプルな話だな。

名取さんの家にジャムを届けに行くと、妖術の研究者の資料を探しに行くことに。 書斎が見つからなくて、書斎を見つけた人が資料を貰えるルール。 夏目は柊と一緒に探す。 友人帳を知っている妖怪と話しているのを名取さんに聞かれる。 別に秘密にしなくてもいい気がするのに。

最終回。 ナツメグの思いつきで、楓の木の見える部屋を探す。 写真を見つけると竜が写っていて、写真を持っていたら竜に会うことに成功。 でも書斎のことを聞くと怒られる。 竜は夏目に似た男に会ったことがあると言う。きっと重要な伏線。 竜は書斎を燃やして、夏目達は燃え残りを拾う。 その後、名取さんにレイコや友人帳ののことを話す。特に何も起きないけど。
総括。 純粋に妖怪の話ではなくて、他の人間と絡めた話が多かったような。 割とターニングポイントで終わってる。


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