攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

(紛失)

戦車が暴走する。着弾してから爆発する描写がかっこいい。 タチコマは可愛いけど、なんでこんな人格を与えてあるんだろ。 声は玉川紗己子か。小桜エツ子かと思った。っていうか、何でフチコマじゃないんだろう。 狙撃しようとしても衛星の情報を使うと外されるのも面白い。 死んだ設計者の脳が繋いであるらしい。 脳を焼き切って解決したけど、うまく生かす方法もあったんだろうな。 遺言だからといって、実行したらどう転んでも大事件になるのは判ってただろうに。

アンドロイドが一斉に自殺する。 原因はウィルスで暴走で犯人は大使の息子。 一緒に逃げようとしていたアンドロイドが何故か彼を取り押さえる。 ウィルスも検出されていない旧式のアンドロイドの不可解な行動は、実は映画が元ネタ。 でも、愛してたの言葉はオリジナル。 不思議な幕切れだな。 テーマとしてはかなり古いんだけど。

笑い男の捜査をする捜査官が事故死。目が黒くなるシーンが面白い。 トグサが手紙を受け取る。会う予定にしてたのに郵送したのは、やはり消されることを予期してたんだろうな。 今回は単発の話じゃないのか。 妙なくるくるマークは提供のバックにもなってるし、今回のシリーズの中心なのかな。

先の声明は警察の自作自演らしい。 容疑者のナナオに関する証言も作られた記憶。 今ひとつ何が起きてるのかよく判らないな。 また続いてしまった。映画くらいの分量の物語を分割して各話にしてるだけのような。

笑い男の偽物は殺されてしまう。 SPがウィルスに感染して暴れて、他の人には感染しない筈なのに暗殺者が多発する。 陰謀の裏をかく陰謀にもう一つくらい裏がありそうな感じ。まだ続くのかな。

笑い男は一旦終わりかな。 危険な人が日本に入国したので調査する。メイドの目を借りる描写が面白い。 実は工場はダビング施設で、本物はとっくに死んでいた。 ターゲットがたくさん出てきた時点で気付くべきだったな。 なかなか密度の濃い話だった。

心臓の移植を受けた少女の所を訪れる。看護婦の服装がエロいな。 臓器をコーディネイトした会社の社長が四角いロボなのが面白い。そこまで何でもアリなのか。 臓器のラベルを貼り替えて売っていた少年達を追い詰めて脅して懲らしめるのがメイン。 今回は事件そのものはあんまり攻殻っぽくないな。取り巻く世界観の説明という感じ。 少女の親が非合法なルートを使ったということかな。

チャットルームで笑い男について話す。仮想空間で参加して外野が文字で書き込む形式が面白い。 ナナオも模倣犯の一人という仮説。警察と組んでたのかな。 素子はそんなことを車の運転しながらやってたのか。どういう処理になってるんだろう。 今回の脚本はテキスト量が凄いな。

バトーのタチコマが家出してミキ(矢島晶子)と一緒に犬を探す。 実は犬は死んでいて、ミキもタチコマもそれを判っているという話。 前半は珍しく判りやすい話だな。遠くから見ている少年は誰なんだろう。 後半はタチコマの持ってきた電脳の話。 今回は特に犯罪は無いし、オムニバスみたい。

父親の会社の為に電脳化して誘拐された娘がプラントで発見される。 一緒にいた老婆が実は探していた娘。 話としてはそれだけで、戦闘シーンと背景説明がメイン。

投資家が殺し屋に狙われているので豪邸に行ってみるととっくに死んでいた。 恨みを買うきっかけになった株の売買も自動だったんだろうな。 っていうか、タイトルでネタバレしているような。 ラストにトグサの家のコンピュータが勝手に動くというホラーみたいな終わり方。

狙撃をする機械にタチコマが接続して、自分が処分されることを不安に思う。 いろいろ考えた末、機械っぽくなるという考えに至りワレハロボットとか言い出すのが面白い。 喉叩いてるし。 少佐がタチコマの監視に気付いて口では別のことを喋りながら通信するのは器用だな。 今回の話はちっとも完結してないな。タチコマの監視の描写は前からあるし、 笑い男みたいにシリーズを通して続く話なのかな。

ドナドナを歌うタチコマ。別に売られる訳じゃないけど。 今回はタチコマじゃなくてバトーの話。スパイ物みたいでスリルあるな。 結局義体のスキというのはなくて、バトーも判ってたのかな。 あんまり攻殻っぽくない話だった。

イギリスで課長が人質にされて、犯人と一緒に逃走の作戦を立てる。 ラストで素子に助けてもらったけど、殆ど一人でやってるな。 かっこいい老人だ。

OPの絵が変わった。さらにかっこよくなったな。 外務次官の暗殺予告がある。 犯人は新巻の戦友の息子。 父親が息子の中に入ってるのは早い時点で判るけど、 どうやって入ったかとか暗殺を決意するに至る経緯の説明がしっかりしてる。 暗殺は成功したように見えたけど実は植え付けられた記憶。どこからが作られた記憶なんだろ。 なかなかよくできてるな。脚本・藤咲淳一。 藤咲淳一という人はSACのシリーズでは他に笑い男の話を書いてる。押井塾の一人なんだな。

久しぶりに笑い男事件。 トグサは紙媒体に狙いをつけて村井ワクチンのことを知り、ひまわりの会にジャーナリストとして潜入。 ワクチンを不認可にした理事長本人が使用者だと判明。 なかなか濃い回だった。 電子情報は改竄が容易だから逆に興味を失うというのは面白いな。

トグサの記憶をみんなで読む。感情まで伝わってしまうんだな。 今来栖の場所を突き止める為に全通信を傍受。大量の老人の電脳でバックアップしてるのが面白い。 今来栖はせっかく救出したのに撃たれてしまう。笑い男が仕向けたんだとしたら、行動の意味が判らない。

荒巻が兄のことを聞かれて、調べに行ったら罠にはまる。 素子も義体を換装しようとして罠に。笑い男が来て助けてくれるけど。 逮捕した局長は自殺してしまう。今回ボロボロだな。

笑い男がセラノ社長を再び誘拐。 6年前の会話とか事件全体の経緯の説明。割とまっとうな動機だったんだな。 社長は黒幕の代議士を告発することにする。 笑い男は素子の演技だったのか。それはびっくり。 あとは社長さえ殺されなければ解決かな。

首相に会いに行ったら逆に9課に攻撃される。なんでもありな人と戦うのは難しいな。 どっかの施設にいるタチコマがニュースを見る。そういえばタチコマ問題はずっと放置されてた。

少佐の家で戦っているバトーのピンチにタチコマが助けに来る。これが彼らの進化の果てだったんだな。 自爆する寸前のオイルの涙の描写がいい。 少佐は狙撃されてしまう。でも生きてるんだろうな。時計してないし。

最終回。トグサの視点でその後の状況説明。 結局、屋久島には捜査の手が及ぶ。選挙前というのはそれだけ政治家の行動に影響するということかな。 笑い男と素子の難しい会話。stand alone complexという名称は結局ピンと来なかったな。 事件は解決したように見えたのに社長がやられちゃった。


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