琴浦さん

新番組。 琴浦さん(金元寿子)は他人の心が読めることでどんどん立場が悪くなっていく。 秘密にしておくことに気付けよというか、意図的にピンポイントで人間関係を壊してるように見える。 導入の暗さに比べてOPがやたらと明るい。 転校して隣の席の真鍋が絡んでくる。この人も特殊だな。 珍しく週遅れじゃないと思ったら製作がCBCでTBSではやってなかった。 CBCはTBSに対して1週以上遅れていなければならない法律はどうにかならんのか。

ESP研究会の御舟百合子(花澤香菜)が琴浦さんを連れていく。 真鍋はエロい妄想ができるので採用。 百合子の母親も遠くが見える力を持っていて、役立てていたけどインチキ扱いされて自殺した。 インチキではないと証明する為に琴浦さんが必要なのね。 超能力占いをやるけど失敗する。そもそも二人羽織状態が丸見えなのはいいのか。 代わりに琴浦さんがやる。今考えたことをそのまま言われたら占いにならないような。 真鍋に気がある森谷が来て化け物と思われて吐く。さらに森谷にいじめられる。 そんなことしたら真鍋に嫌われるだけだろうに。みんなあんまり考えずに行動してるな。

森谷は道場の人間を使って真鍋を襲わせる。この人は何を考えてるんだ。 病院に行った琴浦さんは自分が周りを不幸にすると気付いていなくなる。 3話目にしていなくなってしまった。

防犯カメラのデータから琴浦のいる場所を調べる。 宿が無いので寺に泊まると、子供の頃にお祓いに来た寺だった。 琴浦の家に行って事情は理解するけど、琴浦は戻れないと言う。 そこに森谷が謝りに来て学校に戻ることに。 おいしい所を持っていくけど、森谷のキャラはもっと破綻してたような。

森谷もESP研に入ったので琴浦の部屋で歓迎会。森谷は三角関係になりそうな気配が全く無いな。 琴浦がリレーに出ることに。応援したら転んでしまうけど、森谷のチラシを見て復活。 EDが変わった。森谷が揃ったからか。

みんなで琴浦さんの祖父の家に行く。 超能力の研究所跡に連れて行かれてチュパカブラとかに追いかけられる。歓迎にそういうアトラクションをわざわざ建設していたのか。 琴浦さんが沖に流されて助けに行ったり、琴浦さんの作ってきた弁当を食べたり。 EDのタイトルはつるぺた。ストレートだな。

お風呂が休みなので温泉を掘ったら原油が出る。 森谷の料理でトリップして琴浦先生に怒られる。 琴浦は入れなかった自分の部屋に入ることができる。母親はまだ壊れてるんだな。
戻ってきて真鍋の様子がおかしいので素行調査をしたらバイトしていた。 琴浦さんの誕生日が9/1なのでお祝いするのが目的。どれだけ高いプレゼント買ったんだ。

琴浦さんが風邪を引いたのでみんなでお見舞い。 心が読めなくなっている。チャンスと言うから何かと思ったら妄想するだけか。 風邪は治ったけど能力は戻らなくて、エロスの罰としてデートすることに。 映画はいつもは見る前にラストが判ってしまってたのか。 二人で写真を撮って、プレゼントのペンダントに入れる。 オチもなく終わると思ったらED後に急展開が。

琴浦は無事。 でも不安なので部屋に泊まることになったけど森谷が妨害する。 琴浦が犯人を知っているという噂が流れて、 元気づける為に祖父と一緒に食事に行くと母親が来ている。没落している訳ではないのか。 母親の前で琴浦にセクハラしていたら怒られる。それが目的だったとは。

森谷が警察に捕まる。 琴浦の噂を止めようとしていたら、流していた本人が襲われたらしい。どんな偶然だ。 警察に行って超能力を信じさせたけど証拠にはしないので、自力で犯人を見つけることに。 さらに事件が起きたので釈放されるけど犯人探しを続けているところに、警察が電話で潜伏先を教えてくれる。 その時点で不自然だと思えよ。

部長が犯人に襲われる。森谷が敵わないというのはよっぽどだな。 公園で月野に会って部屋に行ったらやっぱり襲われる。 屋上に逃げてやられる直前に真鍋が来る。どうやって探したんだ。 琴浦が説得して表の人格に戻る。もう二重人格とか説明しなくてもコモンセンスなんだな。

最終回。 部長は琴浦を利用していたことを謝る。この部分はきっちりしとかないとな。 室戸との関係の話になる。それは心を読んでれば判るような。 部屋に戻ると母親がいて喧嘩する。 寝ている心を読んで、産むんじゃなかったと言った時も実は泣いていたと知る。そんなん判るか。 真鍋は好きだといつも言ってるつもりだった。心を読まれるのに慣れ過ぎだ。 いかにも最終回らしく各方面をしっかりまとめて終わった。
総括。 他人の心が読めるという設定なのに、積極的に心を読んで何かをする話ではなく、 心が読めてしまうデメリットを克服する話だった。 実際、心を読まれると思ったらすごく気にすると思うけど、どうやって乗り越えてるんだろう。 キャラ設定にいろいろ無理を感じる点は多かった。 CBC制作のアニメとしては最も成功した作品じゃないかな。


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