ココロ図書館

テレビ東京の新番組。 監督・舛成孝二。この人の仕事は結構好き。 脚本・黒田洋介。この人はそうでもない。 三姉妹で図書館の司書をやる話。 でも誰も利用者が来ない。 利用者が来たって図書館なんだから儲かる訳でもないんだけど。 この人達は何を収入源にして生活してるんだろう。 新しい本も入荷してるみたいだし。 ココロの声は斎藤千和。少しハスキーな感じがいい。 最初に貸した本がいきなり延滞されたので本を回収に行く。 実際に来られたら驚くだろうな。 BGMがいい。音楽は保刈久明。 子供の頃、市立の図書館に通っていて、司書さんと知り合いになったりもしたので、 司書の話というのは個人的に興味深い。

月間利用者5人って。それはあんまりでしょう。 利用者の少ない問題は超越した舞台なのかと思ったら、それがテーマか。 「そんなことココロンにさせられる訳ないでしょう」どんな事だろう。 姫宮先生というのがアルトと関係あるのね。小説家なら絵は描かないような気もするが。 「ココロ図書館はね、奇跡が起こせるのよ」。ベタだけど、なんかいい。 チラシなんかで客は来ないという言葉に傷ついて泣きながら走り去るココロン。またか。 なんか作品全体が無菌状態というか。その中核にいるのがココロで。 非常に取り扱い注意というか、見る前にセットとセッティングが必要かも。 朱葉ちゃんの声は金田朋子。

寝ぼけてこころといいなにキスするあると。 一方いいなはココロンと間接キスになって嬉しがってるし。あやしい三姉妹だ。 あるとは夜中に執筆してるから昼眠いのね。なるほど、しっくり来た。 やっぱり小説とイラストの両方を書いてるのか。なんて有能な。 こころって学校とかも行ってないのね。というか義務教育とかない国か。 結局、きりん先生の正体は秘密なのね。 いいなは実は写真マニアだし。いいなの変さが少し際だった。

いきなり水着。しかもココロンの水着はいくつもある。 みんなで海へ。 左ハンドルの車だな。でも左側通行。 丘の上の別荘に本を届ける。お茶を持ってきたのは何故かクルモン。 一人で出かけると心配される同士で海へ。客観的には大迷惑。 海では全く遊ばないのね。 イルカがいる、という事しか海である理由がない。

いいなの部屋にはココロンの巨大写真がいっぱい。あぶないなあ。 いつの日か手にかけるに違いない。 パトカーがいっぱい来る。全員婦警だし。 ココロンにも変装可能とは。可愛いけど中身は藤原啓治。 留置場には何故かつげキャラがいる。

朱葉ちゃんが利用者で来る。友達同士でやってるとなんか図書館ごっこしてるみたいだ。 研修に行く。移動手段はSLだ。どういう時代なんだ。 なんかようこみたいな髪型してるな。 ルームメイトはメカ(珠音;坂本真綾)だった。ますます舞台設定が判らなくなる。 役どころとしては珠音がセリオでこころがマルチだな。 また延滞者の家まで押しかける。そういう業務だと信じているフシがあるな。

前の話と対になってる。 あるとの入浴シーン。こころじゃないのかと思ってたらこころも入って来る。うわー。 しかも際どいアングル。そういう番組だったんですか。 ココロンには谷間なんて無いと思っていたのに。 こころがいないといいなは抜け殻だな。 「あるとちゃんのばかぁ」。関係ないって。 「朱葉ちゃん、あなたは今日からココロンよ」。着せ替えしたりしてる。災難だな。 すっかり壊れていたが鍵のかかる本を読んで回復。 ずっと壊れていても面白かったのに。

寝ているこころを撮影するいいな。ますます変態的になってくるな。 ひかりちゃんが来る。というか送り込まれてくる。 こころよりちっちゃいな。 ひかりちゃんの制服はなんかコレクターユイみたいだ。 いじめに耐えかねたひかりは脱走するがこころに捕まる(違う)。 こおろぎさとみだったのか。全然喋らないから泣くまで判らなかった。 なんで母親と一緒にいてはいけないのかは謎のままだな。

「なんでこんな所に図書館があるの?」。 まあ、誰でもそう思うわな。 あれ、いいなはあるとの正体に気付いているのかな。 ひかりちゃんは方々に敵を作ってる。 「よかったね、ひかりちゃん」と文字が出るのかなと思ったら本当にそうだったから驚いた。 結局、どこらへんが奇蹟だったんだろう。演出だけで誤魔化しているような。 そもそもひかりちゃんは何しに来たのかよく判らない。

うわ、ココロンを本当に吊るしてる。 滑車のシーンで吹いてしまった。 市長が来る。助成金が出てたのね。 この図書館は存在そのものが間違ってるからな。

おお、なんか黒い。いきなり戦時下だし。 サン・ジョルディの日とは関係ありそうで関係ない。 あかりちゃんはひかりちゃんのお母さんなのかな。 病弱だけどそのまま生き延びて娘を産むのね。 シュリの動力部を使う作戦。お約束だ。本体はまるっと残ってるんだから復旧は楽そうだけど。 看護婦が実は初代こころ。声はいいなだけど。 そもそもこんな所に図書館を建てたのが間違いの元だな。

最終回。 OPの口上がいつもと違う。 街へ行こうとすると様々な困難が。奇蹟の連続というよりは、呪われているような。 うさぎの正体は怪盗だったのか。なんか凄く嫌。 あ、あの関西弁か。だからわざわざ関西弁なのね。 外には抗議の団体が。そんなんだったら利用してやれよ。 利用する気はないけど無くなるのは嫌なのね。 まあ、納税者が納得してるならいいけど。

終わったと思ってたら13話もあった。 いいなが沢城みゆきだというのは、GAのミントに慣れた後だとよく判るな。 ついでに、腹に隠した意図まで読み取れる気がする。 こころんと朱葉ちゃんと一つのベッドで寝る。 ああ、入浴シーンが飛んでる。 降雪量を調節する為に、朱葉ちゃんに反対呪文をかけさせるが、翌朝図書館は雪に埋もれていた。 自分が雪が降るといいと思ったせいだと懺悔する朱葉。 奇蹟を無駄づかいしてるこの場所では、十分あり得ることだしなあ。 「その時にはとっておきの方法があるから、心配しなくていいわ」 と、なんかすごく嬉しそうないいな。 人肌で温め合う妄想シーンは無しか。 幼い頃、泣いている朱葉たんと出会う。二人でリスにトラップを仕掛ける。 そうか、今回は朱葉たんの話だったのか。 こころが風邪を引いたので、あるとは「お母さんのおまじない」を施す。 てき面に効くけどかけた本人が犠牲になるのね。やっぱり呪術だ。


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