鬼人幻燈抄

1話。 新番組。 鈴音(上田麗奈)と兄の甚太(八代拓)が家を出て、白雪(早見沙織)の父親に拾われて一緒に住む。 白雪の母親の夜風はいつきひめなので社にいてずっと会っていない。 その後、白雪がいつきひめになって、甚太はみこもりになる。 白雪が社を抜け出してきて甚太と町に出るけどみんな白雪だと判らない。 白雪は長の息子と結婚すると伝える。 鬼が出て甚太が山で戦う。 鈴音の所には別の鬼が来て未来を見せる。 甚太は片腕を失って刀も折れるけど鬼を倒す。 鬼は170年後に鬼神が降臨すると言って腕を渡す。 鬼が鈴音に白雪が子供を作ろうとしているところを見せると一気に成長して、甚太の眼の前で白雪を殺す。 甚太が鈴音を倒す寸前で鬼が庇う。 鈴音はもう一度会いに来ると言って出ていく。 甚太は刀を受け継ぐ。

2話。 嘉永3年=1850年。 前回が天保1年=1830年とその数年後なので10数年後。 娘を返せという鬼が出るので甚夜が雇われる。 実際に現れて甚夜が追い払う。 店には息子もいて出ていったけど帰ると思っているので奈津(会沢紗弥)を引き取った。 鬼は奈津の想いから生まれているので、奈津に斬るように言われて斬ると鬼は消える。 でも他の想いも混じっていたので鬼が復活してまた斬る。 鬼は甚夜の母親の想いで、出ていった息子とは甚夜だった。

3話。 嘉永6年。前回から3年後。 辻斬りが出ている。 夜に悲鳴が聞こえて行ってみると男が三人死んでいる。 透明化する鬼が襲ってくるけど、鬼の茂助も辻斬りを探していた。妻を攫われた仇討ちが目的。 協力して辻斬りを探すことに。 雪柳を見ている蕎麦屋のおふう(茅野愛衣)と話す。 何も起きない。

4話。 帰りにおふうと沈丁花を見る。 橋で張っていると鬼が現れるけど逃げられる。 襲われていた娘が奈津だと気付く。 鬼が住み着いているという寺の話を聞く。 茂助もその寺に辿り着いて深追いしてやられる。 甚夜が刀と能力を引き継ぐ。 鬼を倒して茂助の妻だけ食わなかった理由を訊ねる。 鬼を食う時に記憶が見えて、襲われて川に捨てられた茂助の妻の思いから生まれた鬼だった。 襲ったのは普通の人間で、そっちも甚夜が見つけて退治する。

5話。 嘉永6年のまま。 三浦という武家が蕎麦屋に来て、兄がいたのに誰も覚えていないと話すので甚夜を紹介する。 話すと刀好きだった。 兄はいなくなる前に娘に会いに行くと言っていた。 蕎麦屋店主から三浦に貰ったこうがいを渡される。

6話。 三浦の屋敷に招かれて兄が残した水仙を見る。 兄の部屋で倒れて、火事で生き残った鬼の娘の記憶が見える。 兄は娘と一緒に庭を出ようとしている。 200年前に火事があった場所に今の三浦の屋敷があると判る。 庭では時間が速く流れていて、歳を取った兄は蕎麦屋の店主で、鬼の娘はおふうだった。 声優でネタバレしてしまう。

7話。 まだ嘉永6年。 鬼の絵について調べる依頼を受ける。 絵師の家に行って話を聞くと、若い頃に名無しという女と一緒にいて、甚夜の義理の父親に巫女の絵を描くように頼まれた。 夜風と名無しがそっくりなので名無しをモデルに描いた。 特に何も問題はないと判る。

8話。 嘉永7年。 遊女の鬼を斬るように夜鷹(生天目仁美)に依頼される。 おふうと奈津が市に行くと秋津が露天を出していて、雀の根付を買う。 おまけにかんざしを貰う。 奈津がかんざしを刺すと妹になって懐く。 秋津を探すと正体は陰陽師だった。

9話。 秋津は犬神で襲ってくる。 斬っても復活するので取り込む。 秋津は物に宿る思いを鬼に変えることができる。 かんざしをあげたことに特に意図はなかった。 奈津を連れて雪柳の前で話して、三浦のこうがいを渡すとホトトギスになって飛んでいく。 こうがいも同じ作者で、鈴音も関係なかった。 奈津は記憶が残っていて恥ずかしがっている。 一気に平成21年。 巫女の美夜香(羊宮妃那)のところに甚夜が来て、 巫女を斎姫と呼ぶことと、神社の名前が甚太だと知る。 二人は同じクラスになる。

10話。 授業で雨夜鷹という劇を見る。 三浦が夜鷹と一緒に雨宿りして兄らしき男の影を見る。 翌日再会する。 おふうは昨日も一昨日も雨は降っていないと言う。 夜鷹が兄から貰ったかんざしはどこかに行った。 夜鷹が誘われて兄の方に行くので三浦が戦って、甚夜が来て倒す。 鬼になりきれない未練で、見る人によって姿が変わる。 劇ではその後、夜鷹は三浦の妻になる。

11話。 善二が番頭になったお祝いをする。 善二が人気の酒を買ってきたけど美味しくなかった。 怪しいので夜鷹に調べて貰う。 善二が仕事をしないと奈津が相談に来て、二人で見に行くと別人みたいになっていた。 酔っ払い集団が襲ってきて倒す。秋津も助太刀する。 秋津も同じ酒を調べていた。 二人で酒屋に行くと店主は殺されていた。

12話。 蕎麦屋で酔っ払いが暴れる。 倒しても起き上がるので秋津が幻覚で追い払う。 夜鷹が酒を仕入れている店を突き止める。 金髪の女が出入りしていることも判る。 酒屋の店主を脅すと酒は泉から汲んできていた。 以前に鬼が出たのは、息子で実験したから。 店主は鬼になって戦うけど異様に強い。 甚夜は奈津の方に向かって、秋津が鬼を呼び出して戦わせる。

13話。 甚夜が奈津のところに駆けつけると、やっぱり父親が鬼になっていた。 鬼は甚夜を甚太と呼ぶ。 甚夜はやられるけど酒を飲んで憎しみの力で倒す。 奈津には化け物と言われる。 秋津と二人で泉に向かう。 白雪の死体が沈んでいて、甚夜に見つけて欲しかった。 蕎麦屋に行くとおふうに沈丁花を覚えているかと聞かれる。


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