純潔のマリア

新番組。 薬を貰いに来たアンの父親が戦争に行く。 矢を拾っていたジョセフも戦場に行くことに。 魔女とかサキュバスが戦争に介入していたけど、戦場にマリア(金元寿子)が来てドラゴンを召還して戦闘を終わらせる。 今ひとつ戦争と魔女との関係がよく判らないな。 もやしもんの作者はこんなの描いてたのか。

フクロウをインキュバスにするけど不完全だった。 空から矢が降ってくる。ミカエルからの警告らしい。 傭兵がアンのいる村を襲っていて、マリアが傭兵の目を見えなくしていたらミカエルに怒られる。 正義の矛盾みたいな話になるのかな。 えらく大天使が身近だな。

マリアは許しの機会として、純潔を失うと魔女の力を失うことに。 ミカエルはエゼキエル(花澤香菜)を置いて行く。 戦場に行って、ミカエルがいつも見ている訳ではないと知ると魔物を出す。見てなければ大丈夫なのか。 修道士のベルナールがマリアに興味を持って、罪を償うように説得するけど断る。 夜に謎の土師孝也が話しかけてくる。

傭兵が村を襲っていて、マリアが撃退する。 ビブ(能登麻美子)が来て、マリアが戦いを止めさせたいと聞いて驚く。 何故か処女を捨てる流れに。 捨てたら魔女の力が無くなるのに何で断らないんだろう。 近くに黒死病で全滅した村がある。 エゼキエルはプリアポスと薬を届けに行ってマリアが黒死病から救った話を聞く。 正しい筈なのに殆どの人からは正しく見えないという話かな。

修道士は叔父に相談して、マリアを利用してイングランドを弱体化させる計画を立てる。 戦いを無くすという目的は一致してるんだよな。 酔ったガルファが騎士の女と寝たことで決闘させられることに。 マリアは上から見ている。 ガルファは怪我をした腕に武器を仕込んであって逆転勝ち。しかも自分に賭けていたので金も儲かる。 今回マリア何もしてないな。

ガルファはジョセフの紹介で司祭に会って、マリアの始末を依頼される。 マリアはジョセフから今度の戦闘には介入しないように頼まれる。何もしない方が戦いが終わるから。 エゼキエルの前にミカエルが現れて、マリアが人前で魔法を使ったら天に返すように言われる。 マリアは戦場に行かなかったけど、エゼキエルからアンのお願いを伝えられてやっぱり行くことに。 だんだんエゼキエルの態度が変わってきてるのがいい。

戦場にマリアが現れて止めようとするけど、止まらない。 マリアが魔法で何か召還しようとすると、エゼキエルが光の槍になって飛んできて落とされる。 本当は貫く筈だったけどエゼキエルが反らしたらしい。 マリアが襲われそうになっているところをビブが助けて、看病されているところに他の魔女も集まってきて集会に。 あんまり反目してる感じは無いんだな。 戦争を何とも思ってない感じの魔女が違和感ある。

戻ると何かの生き物が治療を受けに来ていた。 いない間にマーサが具合を悪くしていて、修道士から魔女の毒を飲まされたと説明される。 村でも戦争の被害はマリアのせいということになっていて、エゼキエルが泣いて訴える。 マーサの具合が悪くなったのは陰謀なんだろうか。

マリアしかいない時にガルファが薬を使って襲う。 プリアポス達が戻ってくるけど魔法が使えなくなっていて協会に捕まる。 魔力が無くなったのなら使い魔も消える筈なので、純潔は守られているらしい。 ビブが助けに行こうとしたらミカエルが邪魔する。戦ってるし。 言葉しかくれない神はいないのと同じというマリアの言葉に、司祭は哲学的に悩み始めて何かの結論に至る。 倉田英之がノリノリで書いてそう。 神を否定する話になっていくのか。

ビブは神は愛を知らないと言う。愛は人が作ったものだから。 怒ったミカエルに槍になったエゼキエルで貫かれる。 マリアは異端審問されていて、翌日に火炙りになることに。 エドウィナが助けに来る。薬作ること以外もちゃんとできるんだな。 司祭が助けてくれる展開かと思ったのに、むしろ審問が加速している。

ジョセフはガルファと戦ってる。 そこにマリアが助けに来て、言い合いをした挙げ句、なんかプロポーズする流れに。 同時に魔法が戻る。自分を信じることが大事だったらしい。 喜んで盛大に魔法を使っていたらミカエルに呼ばれる。

最終回。 ミカエルに成敗されそうになっているところをビブ達が助けに来る。 でもマリアは戦うのが嫌で止める。 ミカエルはマリアのことを聞いて回って、理の一部になりつつあるとして認める。 エゼキエルはマリアの子供として生まれることに。 マリアは森を出て村に引っ越し。ミカエルのことがあったから受け入れてるのかな。
全体に展開が遅かった。 協会がマリアを邪魔だと感じて襲いに来るまで9話もかかってる。 その後の宗教論議の部分がメインなんじゃないかと思うけど、難解なのでさらっと流した。 背景知識の要求が高い気がする。


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