人類は衰退しました

新番組。 調停官の先生(中原麻衣)が村に来る。中原麻衣の声を久しぶりに聞いた気がする。 メルヘンな絵柄なのに、いきなり鶏を肉にする話。鶏は一斉に脱走。壁を超えれたのか。 妖精社の缶詰が出回っていて、妖精社の焼き印のある加工済みの鶏も見つかって、妖精社の工場を調べに行く。 パン工場の案内ロボットがいきなりスプラッタに。油断ならないアニメだな。 見かけによらず密度が濃いというか、何度でも楽しめそうな感じ。 調停官の独特の雰囲気は、原作の描写でも演出の方針でもなくて、中原麻衣の個性な気がする。 伊藤真澄の歌はみんな同じに聞こえてしまう。 原作の田中ロミオの名前に見覚えがあるのに作品を一つも知らない。 同一人物らしい山田一の「加奈〜いもうと〜」を知ってるくらい。

1話でNow PrintingだったOPの部分に発毛剤のことが書かれてる。 祖父や受付とはぐれる。 妖精を楽しくさせて増やそうとしたら、助手のネガティブ絵本で落ち込む。ナレーションは川村万梨阿なんだ。 会議室に行くと加工済みチキンがいて野望を説明する。 檻に入れられるけど、助手がカメラを持って入ってくる。何かのパロディっぽいけど何だろう。 基本は妖精の仕業だけど、作ったチキンが反乱を起こしたという構図。 妖精はみんなパックされていたので、部屋に1匹残ってなかったら本当に危機だったんだな。 途中で助けてくれていたのは自分の髪の毛だった。この機能は今後も持続するのかな。

悪友のY(沢城みゆき)が蒸気自動車に乗って来る。 ヒト・モニュメント建造計画の仕事の筈が、 コピー機が遺品として見つかって漫画のデータもあったのでコピー本を作る。 自分達でも描くようになって同類誌を作り、配布ルートが絶たれたのでイベントを開くことに。 楽しそうなので妖精が関わってきたらしい、という所まで。 半分異世界みたいだった舞台が急速に俗っぽくなってきた。

みんなで同類誌のコマの中へ。ドラマを起こさないと次へ進めないシステム。 壁に何か書くと実体化することを発見。そんなのよく食えるな。 ドアを書いて開けてみると妖精さん発見。 引きで人気が出るけど飽きられる。ネーム状態になったわたしがなんか可愛い。 結局、打ち切りでも脱出できるのね。家業を継ぐというオチがOPでネタバレしてるのはいいのか。

電磁波が来るので妖精さんが逃げる。妖精さんがいないと死ぬ確率が上がるらしい。 電気のお祭りでぴおん(水樹奈々)に会う。おやじを探しているらしい。 調査で小さな公園に行ったら遭難する。 妖精さんのくれたお守りをお茶に落とすと妖精さんに戻る。 犬のロボットに襲われているところをぴおんが助けられる。 どういう状況なのか今一つ掴めないな。 ヒト・モニュメント計画の説明とか、送電される話とか、エピソードが前後している弊害が出ている。 妖精さんにキャストを7人も割いているのが贅沢。

ピオンには妖精が見えないらしい。 別の固体が襲ってきて、ネコとオオムガイの戦いになって、マイクロ波を当てたら記憶が戻る。 ピオンとオヤゲはパイオニアとボイジャーで、ヒト・モニュメント計画を知って戻ってきた。 パイオニア減速問題というのがあったのね。探査機が戻ってくることと妖精がいなくなることの関係がやっぱり判らない。 受電施設を破壊して探査機は地球に留まることに。 原作の分量がこれまでの倍だから、かなり飛ばしても不足している。

助手を迎えに行っていたら滑って転んで時間が戻る。 でも腕日時計は既に付けていたり、バナナにもちゃんと味があったり。 何周かすると林の中の竈の前では大勢でお菓子を作っている。 満腹したので最新型バナナを貰って、広場に行くと大量の犬がいる。 何も判らないまま次回に続いてしまった。なんで勝手に倒叙法にするんだろう。

1周目に戻ってる。 助手さんについての説明。祖父は不確実だと言う。医者は助手を忘れてしまうと言う。 助手は個性を探している説。 何週目かで広場にいるワイルドな助手さんを発見。セクハラされたり胸を触られたりキスされたり。 5周目には竈の所に人が大勢いる。周回毎に増えているのではなかったのか。 一つ前のバナナにはバグがあったらしい。 みんなで助手についての希望をいろいろ話す。 助手は妖精を使って自分についての噂を集めることで個性を獲得していた。 騒動の原因はお菓子を食べたい妖精ではなく、助手だったということかな。

妖精さんにストレスが溜まっているので、妖精のいないところに連れて行ったらうっかり漂流。 女王様に就任して、国が成長する。8000人の為にお菓子を作るのが仕事。 飴がなる植物ができて、どんどん栽培していたら8日目で資源が枯渇する。 脱出しようと思っても雨が止まない。雨雲は妖精の鬱が原因だから。 島が消滅して終わり。どうやって解決したんだ。 妖精さんのキャストが10人もいる。

わたしが学舎を出て里に戻ってきた時の話。っていうか原作第1話。 祖父の前任者の日誌を読むとビフ酒だった。バイオハザードなのか。 金平糖をエサにして罠を仕掛けるとあっさりコンタクト成功。3匹連れてきて餌付けして名前を付ける。 翌日行くと未来都市になっていて、次の日にはモニュメントが出来ていた。 これの拡大版を前回やったところだし、妖精さんの性質については既に知ってるし。 この話をこのタイミングでやってどうすると思うけど、これが第1話に来ていてもそれはそれで微妙だった。

学舎にいた頃。部屋に鍵をかけられて、謎を解く筈がロボが鍵を開ける。仕掛けたのはY。答えは何だったんだろう。 年下に混じっていたら教科書を汚されたりする。 子供に追われていた妖精を助けて角砂糖をあげる。 一人は嫌だと言った後、妖精に何かをされる。 進級したらいじめの黒幕と疑っていた金元寿子も飛び級してきて逆にいじめられる。 スカートを拾ってあげたらやたらと気に入られて、勝手にルームメイトになってお茶会に誘われる。 金元寿子の無邪気さとか黒さが秀逸だな。

最終回。 野ばら会にはYもいたことがあって、妖精のお茶会を調べていた。 4級に進級してYの隠し部屋を発見。 以前の謎についての答え合わせもするのね。運の悪いヒポポタマスの元ネタはこれか。 秘密を話さない代わりに、野ばら会の各先輩の部屋を見て回る。これは隠し部屋じゃないんだな。 その後、ロボットのいる部屋を見つけて、妖精に会っていたことを思い出す。 現在に戻って、Yが卒業アルバムと寮母ロボットを持ってくる。あの時の妖精はロボットの中に入っていた。 なんか後半えらく駆け足だったような。結局、妖精のお茶会とは何だったんだ。
総括。 中原麻衣の声が素敵すぎる。 世界観と絵柄が独特で、ストーリーも面白かった。 無理して詰め込んだせいで、意味がよく判らなくなってる回がいくつかあるのが惜しかった。


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