異国迷路のクロワーゼ

新番組。 19世紀のフランスが舞台。 日本に買い付けに行ったオスカーがついでに湯音(東山奈央)を連れて来て、クロードの看板屋に置く。どういう制度なんだ。 うっかり看板を壊してしまって、お詫びに形見の着物を差し出す。 あんまり話が通じないという設定は困るだろうと思ったら、実は結構判っているのね。 この可愛さは何か危険なものがあるな。 東山奈央イコール中川かのんでいて欲しかったのに、あっという間にこっちが代表作になりそうだ。

日本の話。放置されてるアイロンが気になって仕方ない。 日本が好きなアリス(悠木碧)が唐突に登場。商店街の所有権を貰ったらしい。 湯音の着物はここに来ていたのか。あんまりややこしいことにはならなさそうだ。 湯音の音の文字で看板を作ったら楽器屋に売れる。初めて漢字を知ったデザインとは思えない。 傘を持って迎えに行った帰りに散歩。何かの変化を予感させる。

チーズに醤油を付けて食べてる。それはどうだろう。 夜中にタライで行水しようとしていたら目撃される。予告よりもよっぽどサービスがいい。 アリスが店に来てお持ち帰りされる。こっちでも入浴シーン。 でもアリスのところに住むのは断る。「オスカー様とクロード様にたくさんの気持ちを頂いたからです」。 着物をたてにされるけど、土下座で切り抜ける。着物はクロードとの約束だから只でも返して貰わないんだな。

店番をしていたら、汚い子供が燭台を持って逃げる。追いかけたら店に戻れない。 迷子に出会う話かと思ったら迷子なのは湯音だったか。 自由とか個人主義とか、話が難しくなってきた。

アリスが店に来る。家事を済ませてからアリスの家へ。相変わらず強情だ。 スカートの中のクリノリンを見せる。えらいもんが入ってるな。だから入り口で引っかかってたのか。 湯音の着付けショー。アリスに着物を着せて、湯音にドレスを着せる。これはこれで悪くない。 3人で写真撮影。何気にカミーユ(矢作紗友里)の紹介の回だな。

燭台を盗んだ子供がまた来ていて、パンをあげたら怒られる。 その直後に湯音が倒れたのでクロードが焦る。 アリスに頼んで医者を呼んだり、おかゆの作り方を聞いたり。でもアリスの日本情報は怪しいからなあ。 子供は花を持ってくる。花を盗もうと思う時点で間違ってる。

湯音とクロードがアリスの所に呼ばれる。 アリスは子供部屋を案内する。保存されてるんだな。 カミーユと湯音がクロードの話をして、湯音は服を貰う。アリスの服なのに。

前回の続き。 庭で野点をする。砂糖とクリーム入りのお茶の味に一瞬驚くのが可愛い。 アリスが正座して痺れてたり、こっちはコミカル。 クロードとカミーユの小さい頃の話。 家を出ない約束でクロードのことを内緒にして貰っていた。 小さいのにやたらと達観してるな。なんでクロードなんだろう。

物置の掃除をしていたら幻灯機を見つける。 アリスも遊びに来て上映会をする。 とりとめのない話だけど、クロードのもういない父親とぼんやり関係してる。

オスカーとクロードとピクニックに。 酒を飲まされて酔った湯音は姉のことを思い出して泣く。 姉は目が青くて、周りが引くので目が見えない振りをしていたら本当に失明して、 湯音はそれを自分のせいだと思っている。 かなり特殊な過去を背負ってるな。

最終回。 湯音が手袋に触ったらすごい怒られる。父親の遺品だから。 クロードが心配になって湯音を探してたらアリスにバレて、みんなで探す展開に。 猫を探してるだけなのにと思ったら、天井の上にいた。危険過ぎる。 猫は鈴を付けたらいなくなったらしい。何かのメタファーなのかな。 湯音はガラスの上に落ちる。よく割れなかったな。 父親はグランマガザンで転落死していた。1話で名前が出ていながらちっとも行かないと思ったら、トラウマの場所だったか。
総括。一貫してはっきりした物語はなくて、何となく雰囲気を楽しむ作品だった。 強いて言えばクロードの成長物語。湯音の苦労は大抵クロードの未熟さが引き起こしていた。


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