グランベルム

新番組。 満月(島袋美由利)が学校に弁当を忘れて取りに戻ると、巨大ロボットが戦っているのに巻き込まれる。 新月(種ア敦美)に助けられて弁当をあげる。 ここは幻想空間で、魔術師の戦いをしているらしい。 満月用の機体も現れて乗り込む。動かし方はイメージで、早速一体倒す。

朝起きて家に戻ると事件になっていたけど、新月が協力してどうにかなる。 戦う意思はないと確認して記憶を消そうとするけど効かなかった。 新月はランドセルを背負って満月のクラスに転入してくる。 満月は自分には何もないので魔術師を目指すと言うけど止められる。 「こんな心が綺麗な人が魔術師なんて目指すべきではない」。

アンナが来て新月は悪魔だと言う。家族を取られたと思っているから。 満月は新月と機体を操作する練習。 次の満月の日に戦いに行く。 新月が戦う理由は終わりにしたいから。 アンナが襲ってきて、そこに九音(石見舞菜香)の機体が現れる。

寧々(久保ユリカ)がビームで攻撃してくる。 追尾してくるけど満月は器用に避ける。 いろいろ入り混じって戦っている間に時間切れに。 寧々が家の前にいて妹の希望(赤尾ひかる)が家に入れる。 隣の部屋には九音が来ていて、協力する話をしていたので盗み聞き。 満月達は九音に二人は何故協力しているのかと聞かれる。 九音は満月は新しい魔術師なのかもしれないと話す。 翌日、寧々は二人に自分が魔術師であることを明かす。一気に株が上がった。

次の満月。 寧々はダミーをたくさん混ぜてくるけど、九音が本物を見つける。 満月が行ってみると寧々はいない。 寧々は能力で隠れていたけど、好きじゃないと位置を明かして一騎打ちに。潔いなあ。 満月は動きを封じられて爆発に巻き込まれると悪そうな力が発動して、寧々の記憶が見える。

寧々が満月のことを聞きに来て、今後は協力してくれることに。 アンナは大きな魔石を使いたいと母親に訴えるけど新月には勝てないと言われる。 二人で九音の家に行って鍋を作って姉の呪いの話を聞く。 クレアが新月にアンナが地下にこもっていると伝えに来る。 新月の部屋でも鍋。 二人でアンナの家に行くことに。 小さい頃に難しい術が成功したのは、新月が力を貸していたからだと明かす。 アンナは穏やかな顔をしてるけど諦めてる訳ないよなと思ったらやっぱり。

新月はアンナを倒すことを決意する。 アンナはもう憎悪しか残ってない。 アンナは大きい魔石の力で戦うけど勝てない。 握手したと思ったらそれは罠で、アンナは新月に勝って喜んでいるけど、やっぱりやられる。

満月が気付くと新月の家で裸で九音と同じ布団に。戻る時にイメージしないとそうなるらしい。イメージの問題なのか。 寧々の所でデータを分析。 寧々は水晶(悠木碧)を知らないらしい。 アンナがいた記憶も無くなっていて、家に行くと別の人になっている。 水晶は四翠の魂を食べたらしい。 寧々は逆の魔力で相殺しているのではと推測。 夜に新月と会うと、グランベルムに参加しないように言われる。 満月は自分は何もないを背負っていると応える。

九音は水晶に会って四翠と話す。 満月は精霊を呼び出す練習。 新月は寧々に満月のことを伝えられる。 水晶も満月の正体を知っているらしい。 九音は水晶に負けそうになるけど、四翠はわざと食べられたのだと気付く。

満月は新月が作った人形らしい。 九音は水晶に攻撃し続けて魔力を溜めさせて四翠の魔術で攻撃。 倒したと思ったら効いてなくて逆にやられる。 戻ってきて人形であることの説明。 家に帰ると家族はもう満月を知らない。 寧々の家でこのままでは消滅すると言われる。

新月は満月と会って、魔力をこの世界から無くしてと言われる。 四翠や希望も一緒にキャンプに行く。 満月は花火でバイバイと描いて消えて、新月以外は満月を忘れる。 実際には消えてないけど。 新月は満月を見つけて、魔力を無くすようにもう一度言われる。

最後の戦いは二人対水晶。 水晶はずっと前から魔術師に足る人間がいないことを証明し続けていた。 新月がやられて満月が戦う。 実は新月は見えなくなる術を使っていて、本体を壊しに行く。 満月がやられて消える。 まだ終わりじゃなかった。

最終回。 新月対水晶。二人共覚醒してるのでもう何をしてるのか判らない。 満月の思念体が現れて、新月と融合して水晶を倒す。元は新月だしな。 新月は全ての魔力を消すことに成功。 魔法が無かった世界になる。
総括。 オリジナルアニメとしてちゃんと作り切った。 音響が凝ってた。 メインの話と設定はシンプルで、そこにキャラとエピソードをセットにして必要なだけ盛ってある。 複雑すぎる設定からアニメ化可能になるまで削っていく減算方式と違って加算方式なので破綻しない。 寧々のキャラが好きだったけど、当番が終わるとフェードアウトしてしまった。 アンナのキャラはインパクトありすぎ。


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