梅の買い出しに付き合ったと思ったらまた誘拐に協力していた。 なんとなく仲間になっていく。店に出入りするからだけど。 最後の決め手はお絹(高梁碧)が可愛いからだな。実は作戦だったりして。 松は客のふりをした秘密のメンバーだったのか。
一の紹介で用心棒に行ったら、実は次のターゲットの家で本人には秘密だったでござる。 松が仲間だと知らないのも政だけだし、 ターゲットが主人から養子の子供に変更になったのも知らされずに薬入りの大福を食わされる。 扱いがひどいなあ。 一が偽装誘拐を持ちかけてる話は同時進行なのかな。
逃げている泥棒をかくまう。咄嗟の演技力がすごい。これが松との出会いなのかな。 政は一と一緒に女郎屋に住んで、一について興味がわく。 梅は一を義賊ではないと言う。 お絹が戻ってきた頃の話もある。なんか時系列が断片的だ。
政は江戸わずらいで隠居の所に。玄米を食え。 梅がすっぽんを持ってくる。梅が政を気にかけてるのがなんか面白い。 そこに、かつての梅の兄貴分が来る。 今もこの人に金を渡していて、それがかどわかしを続けている理由なのかな。渋い話だ。
足抜けした人にまた仕事をさせようとたかっている男がいて、御隠居の所にまで来たので刺し殺す。 これで梅には五葉を続ける理由が無くなったんだな。 隠居は一の顔を知っていた。小さい頃の話かな。
政は別の浪人と勝負することになって逃げる。 八木と墓参りに行くと彌一の墓がある。いろいろ知ってて接近してるのかな。
松が恩のある旦那が木札を盗まれて、取り返しに行ったら捕まる。そもそも木札って何だろう。 旦那は借金の相手だけど、もともとは盗みに入った先だったのか。 政は八木の助けで用心棒として潜入。妙にアクティブだな。 「恩人が三人になっちまう」。ちゃんとタイトルに意味がある。 珍しく続く話だ。
松を救出。さらに八木が木札を持ち出す。 八木に騙されたのかと思ったら協力してくれてたのか。でも何か裏がある気もする。 次のターゲットは八木。これも一との因縁で選んでる気がする。 妹の幸(山県さとみ)が見合いから逃げてくる。こんなアニメにも妹萌え要素が。
妹と歩いていたら八木の家に呼ばれる。 八木は一がいた家の隣にいて、弥一と友人だった。 墓は弥一のもので、今は誠之進が弥一を名乗っているということかな。ややこしい。
五葉の最後の仕事で旗本の子供を誘拐したら、返さなくていいと言われる。 本当の子供じゃないので始末したいらしい。かつての一と同じ境遇なのかな。 一のことを御隠居に聞く。 間違って御隠居を切ったチンピラの兄弟分で、その首を切った。その時の兄貴分が一を狙っている。 やっと話が繋がってきた。 おお、予告が猫だ。さっきまですごい殺伐としてたのに。
最終回。 話を持ちかけたのが弥一だという話の再現。誠之進をさらったのが頬に傷の男で、この時に兄貴分になったんだな。 実は名前なんて聞いてないことが今になって判明。 「だが、そう言わねえとおめえは殺されてた」と言い残して死ぬ。 恩人を殺してしまったことと弥一を恨んでいたことの後悔から墓の前で泣いているところに政が。 ラストシーンは第1話のリフレインなんだよな。よくできてる。 作りが丁寧で絵も音楽も良くて、しんみり来る落ち着いた作品だった。春アニメの白眉だな。