ぎんぎつね

新番組。 母親の葬式の日に冴木まこと(金元寿子)は神使の銀太郎が見えるようになる。 占いが得意だと聞いたクラスメートの為に銀太郎に占いを頼むけどうまく行かなくて、銀太郎と喧嘩になる。 怪我をした猫がいなくなって、銀太郎と仲直りして猫を見つける。放っておいても見つかった気がするけど。 ひねりの無いシンプルなアニメだな。

体育の時間に副会長の船橋(小清水亜美)に嫌味を言われる。 そのせいでレポートを隠されたりする。ユミも混じってるのかと思った。 トイレの中で囲まれているところをユミが助けて、船橋も家に呼ぶことに。 三人は長い付き合いになるらしい。

まことが学校の帰りに亀を拾う。実は神使で、池と祠が潰されてしまったらしい。 近所の摂社に連れて行くことに。摂社なんて言葉初めて知った。 狛犬にお願いするとあっさり承諾される。長い時間がテーマなんだな。 殆どストーリーが無くなってきたけど、こっちの方が面白い。

悟が神使のハルを連れて来る。 両親が死んで、その後祖父も死んで、親戚と暮らしていた。神社を継ぐつもりは無いらしい。 ハルに帰れと言うのは、神社の神使を返さないといけないから。 ぎんは放っておくと消えるかもしれないと言う。 ストーリーが始まるとありきたりな感じになるなあ。

神使は社から離れていると消えるらしい。別に元いた社でなくてもいいのか。 探しても見つからないので銀太郎に頼む。 ハルが神使になった時のこと。悟の祖父がハルを連れて来た。それは若いな。 ハルを帰そうとしていたのは、単にもう一人の神使を一人にしたくなかったからか。なんか動機が弱い。

ユミと船橋が来て、悟の歓迎会をする。ユミはまことの父親狙いだったのか。 歓迎会の後、悟は部屋に戻るけどみんなで押しかけたら怒る。 そこから話をして、少し打ち解ける。 ストーリーが進まない方が雰囲気があるな。

ユミの彼氏の寺に行くと、境内に神社もある。 猿の神使が二人いていたずらをしている。 捕まえて聞いてみると、楽しませようとしていたらしい。 何も解決してないけど放置して帰る。 そもそもここは目的地では無かったのでは。

船橋さんの父親が戻るので、誕生日にプレゼントをしたい。 秘書に頼んで三人で買い物に行って、秘書も一緒にスイーツ。 船橋さんの友人を病院に送った帰りにまことのところに寄る。柏手の作法は知らなかったな。 久しぶりにストーリーの無いパターンだ。まさかの秘書視点。

子供が境内に来て柄杓を壊して逃げる。 その拍子にハルが迷子になる。 戻ると謝りに来ていた。反省したというよりは脅迫されてるけど。 ハルの好物はクリームパンらしい。また雰囲気押しの回だ。

悟が早く部活に行くと主将がいる。 悟は主将に連れられてゲーセンで遊んだり家に呼ばれて豆腐を食べたり。 一番大事なものの為に剣道を利用したと言ってるのは何のことだろう。 剣道の話は当然やると思ってたのになかなかやらなかった。

銀太郎にはまことの未来が見えないらしい。 夏越の祓の準備に父親の友人や姉が来る。実は酒造メーカーの跡取りだった。 友人の方は神主を辞めた理由が何かあるっぽい。 ばたばたしてるだけで1話終わってしまった。

最終回。 三人は巫女服に着替えて、友人もいっぱい来る。今更のようにフラグが立ってるけど。 夏越の祓をして、形代を川に流す。 銀太郎と神の存在とかの話をして、最後まで付き合うと約束させる。 最終回だけど何も起きなかった。
総括。 いい神社アニメだった。 びっくりする程ストーリーが無くて、神社の周辺の風景を描いていた。 逆に、ストーリーを入れようとすると何か微妙な感じになってた。 まことのキャラの良さも重要な要素だった。 何がどういいのか説明できないけど、ひたすら可愛かった。 これは金元寿子の功績なのかな。


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