ガリレイドンナ

新番組。 ガリレオの子孫の3人が同時に狙われる。ガリレオの遺産を狙っているらしい。 星月(日高里菜)が金魚メカで発進してなんとか撃退する。家を破壊しないと出られないんだな。

星月以外は警察に連れて行かれる。 星月はアンナ(井上麻里奈)と会う。ガリレオマニアらしい。 アンナが囮になって星月は家族を助けに。アンナはどうやって逃げたんだ。 金魚パワードスーツで警察に突っ込んで、父親と交代して脱出。なんか母親が撃たれてるけど。

母親は記憶喪失になっている。 三人は指名手配されているので補給ができない。 神月は自分は星月とは違うと劣等感を抱く。本当にスキル何も無いのかな。 アドニムーンの次期社長が襲ってくる。 月のスケッチが遺産の手がかりらしい。 神月はスケッチを渡そうと言うけど残り全員が反対する。 そこに空賊が現われて助けられる。 スケッチに描かれた楽譜の線が5本じゃなくて6本なのはそういう謎なのかな。

スケッチの秘密は単に小さく書いてあった。どうやって書いたんだ。 神月はまだいじけている。 公園で浮浪者(ハンス)を発見。ミクロドクターを作ったらしい。そんな人が何故こんな所に。 買い物に行ったら敵に見つかって、ビルから飛び移ろうとして星月が落ちる。即死しそうな落ち方してるけど。 神月がミクロドクターのことを思い出してハンスを呼びに行く。 さらに敵も向かってくるので神月が操縦。 敵は事情を知って引き上げる。別に負い目は無い気もするけど、追いかけたこと自体が不本意なのかな。 月のスケッチはハンスが持っていた。何の必然性も無いけど。

次はオランダらしい。スケッチの謎解きはしないのか。 いきなり窃盗団に見つかる。実は歓迎されていた。何だそれは。 エネルギーの供給を止められているらしい。独占されている前提なのがリアリティ無いな。 星月はテオと知り合いになる。テオは望遠鏡を作っていて、幼馴染のカレン(東山奈央)の誕生日にプレゼントするつもり。 探していた教会は駅になっていて、地下でスケッチを発見。 窃盗団のリーダーが敵を呼んで攻撃させる。別に星月達が来たこととは関係ないのかな。 テオとカレンを助けられずに爆撃される。どんな終わり方だ。 1話で1つの国で1枚ずつスケッチを集める義務がまずあって、何か悲劇を一つ入れておこう的な感じかな。 二人が実は重要なキャラなら別だけど。

葉月はいきなり病気。 薬を取りに病院に行くとガニメデ団がいる。さらにロベルトも来る。 オランダからロシアまで相当離れてるのに、何でみんなピンポイントで集まってくるんだ。 葉月が病気だと知って、ガニメデ団が外に出る協力をしてくれる。前もこんな話だったような。 停電が起きて患者が暴れ出したのでロベルトが射殺する。このアニメどんどん人が死ぬな。 何かに引火して爆発するけど星月の金魚が光ってブリザードが止む。この金魚が探してるものらしい。 あからさまに不思議アイテムだしな。

カスピ海を航行中。 アンナは敵の手先らしい。世界を救う重みに耐えられないから黙っていたと言ってるけど。 敵が来て、水上に出たら撃墜される。金魚で世界を巡る話だと思ったのに壊れちゃったな。 神月が砂時計を渡して殺されずに済む。 葉月と星月はスケッチを集め続けることに。まあ、徒歩で行けるところにあるなら取りに行くけど。

次は日本。 京都の祖父の家に寄って、父親の部屋でアルバムを発見。どんなプロフィールなんだ。 エネルギー変換器の絵も見つけて、星月が完成させる。そもそも燃料が少ないのでは。 奈良に行くのは次回かと思ったら、ラスト30秒でスケッチ発見。本当にそれは重要アイテムなのか。 アンナは迷ってるけど、当初は殺すつもりだったように見えない。

リビアで6枚目も発見。一緒に望遠鏡も入っている。 早速ロベルトが取りに来て、空賊も来る。 砂時計が光って時間が止まって星月はどこかの空に現われて飛行機の上に落ちる。 乗っていたのがガリレオガリレイで、次に不思議な雲が出るまでに二人で飛行機を作ることに。 いきなりSFになってきた。

再び雲が現われて飛行機を飛ばす。 どういう動力で飛んでるんだろうと思ったら足漕ぎ式か。 ガリレオは空を飛んで自分の信じた道を進もうと決心する。 星月はスケッチに書かれていた文章は自分のことだと知る。 雲の中で星月は宙に浮いて、再び元の瞬間に戻る。結局ミサイルは空賊がどうにかしてくれるのか。 折角過去に行ったのに特に何の収穫も無かった。

最終回。 三人はイタリアで投獄されている。場面転換。 裁判で母親が不利な証言をする。でも父親も来たら手のひらを返す。 最初から記憶喪失の演技をしていたのか。それで内部に入り込める理屈が判らないけど。 月のスケッチを望遠鏡で見ると文字が読める。原理が判らん。 7枚目のスケッチは地球儀の中にあって、星月と飛行機の絵が描いてある。 結局、金魚のアイディアはどこから生まれたんだ。 遺産は作ると時空に影響するから作らなかったけど、それは現代でも同じなのでは。
総括。 毎回舞台が変わればリレー小説形式でも話が作れるかもしれない、という実験アニメだった。 やっぱりちゃんと話を作ってから制作しないと駄目だという貴重な知見が得られた。 世界中回ってるパートが要らないので、全6話くらいならまとまったかもしれない。 雰囲気とか気合いの入り方はかなりいい感じだったので、1話の時点ではこんなことになろうとは全く見抜けなかった。


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