フラクタル

新番組。 ネットワークが高度にどうにかしてる社会が舞台。 絵柄が名作劇場っぽい。 フリュネ(津田美波)が追われていて、クレイン(小林ゆう)が家に連れてくる。 フリュネはお守りを残していなくなるけど、お守りの中のデータから何か出てくる。 なんか映画みたいな雰囲気だ。

ネッサ(花澤香菜)が現れる。テンションが不思議だ。 フリュネのことは知らないっぽい。 人間にもドッペルにも触れるのは不思議なことなんだな。 さんざん迷惑かけられたら触れなくなった。気の持ちようなのか。 家族とか自由とかいろいろあって、また触れるようになったところをエンリ(井口裕香)に捕まる。

エンリに連れられて行った先はドッペルを否定している村だった。 マザーコンピュータに支配されてる的なテーマの焼き直しかな。 翌日、星祭りを妨害に行く。実際にはナノマシンのアップデート。いきなり血なまぐさいな。 リアルのネッサがいて、いきなり現れたフリュネを姉と呼ぶ。全然先が見えない。

フリュネを連れて逃走。フリュネはネッサを出したことを怒っている。 僧院の攻撃が来て、フリュネと逃げて、結果的にロストミレニアムの船に乗ることに。呉越同舟。 ネッサを置いてきちゃったけど、データだから大丈夫らしい。そんなもんなのか。

船で働かされている。洗濯したり食事したり生活感があるな。 船にトラブルが発生する。原因はネッサらしい。ネッサが古いプログラムから出てきたというあたりがミソだな。 みんなで踊ってネッサを誘い出す。天の岩戸か。

ネッサは圏外でも姿が見える。別の電波なのかな。 ネッサが泳いでるのを見てフリュネも泳ぐ。この服、一枚脱ぐだけで全裸なのか。 圏外難民がいて、別のロストミレニアム運動のアラバスタが難民を連れていく。予防接種が怪しいと思ったらやっぱり。 フリュネと一緒にビンテージ趣味のおじさんに会いに行って、かつての町並みを見る。 この人がクレインの父親とかかな。

水を汲みに行く途中ネッサが調子悪くなって飛行船が落ちる。 気付くとエロいドッペル(ミーガン)と一緒のベッドの中。うわ、これ豊崎愛生だったのか。 フラクタルが完全なザナドゥと自然を大切にしてる人達が隣接している。 何でだろうと思ったら、金持ちの道楽の自然主義だったのか。 クレインが攻撃されてネッサの秘密パワーが発動。町ごと滅ぼしてしまった。 フリュネの重要性は何だろう。

僧院に捕まったクレインはネッサのオリジナルに会う。名前はフリュネ。 たくさんのネッサのクローンが作られていて、ネッサが成長するとフリュネになるらしい。似てるかな。 そもそもなんでネッサだけネッサなんだ。 脱出しようとしたり外から攻撃したり、いきなり話が進んだ。

世界の秘密がいろいろ明らかに。うーん、さっぱり判らない。 僧院と戦うことに。話の展開が急だな。 ネッサ達三人は安全な場所に残るけど、フリュネが出て行ったので追いかける。話に参加しないとな。

フリュネは僧院にいる。 僧院の偉い人も元はフリュネだった。それはなんとなく判ってた。働いてる婆さん達もそうなんだろうな。 フラクタルの自己相似ってそういう意味じゃないけど。 鍵や再起動が必須な理由がよく判らない。世代交代のことかな。 ネッサ達も船で乗り込んで来る。再起動してしまうリスクと二人とも殺されるリスクだけ発生してメリットが無い。

最終回。 神を肉体と魂に分けていて、それを戻そうとしていた。 いつの間にか儀式をしていて三人で上に上がる。上っていうか宇宙だな。 軌道エレベーターの上には、何でもない女子学生の動画データがある。 ネッサはうさぎのぬいぐるみの名前だった。 自分の娘を神にした気持ち悪いパパが全ての元凶なのでは。 1年後、ネッサと合体したフリュネが目覚める。どうやって栄養を補給してたんだ。
総括。意味深というと簡単だけど、壮大に説明不足なだけのような。 ドッペルとかロストミレニアムとか全部要らなかった気がする。 神が何をする為のものなのかという設定の根幹部分が判ればもう少ししっくり来るだろうに。 雰囲気は良かったし、面白くなりそうな予感もあったのに、見事にスカを掴まされた。


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