Fairy gone

新番組。 妖精を兵力として使っている世界。 戦争が終わって、マーリヤ(市ノ瀬加那)がオークション会場で警備をしていたら、探していたヴェロニカ(福原綾香)が乱入してくる。 警備のフリーは妖精兵で、妖精瓶から出た妖精がマーリヤに入る。 ヴェロニカとフリーが戦っているところにマーリヤも妖精を出す。 フリーは政府の人間で、マーリヤも政府の手先になることに。

妖精が直接人間にとりつくことはあり得ないらしい。 人工妖精の取引を摘発する任務。 妖精兵がフリーの元戦友のウルフランだった。 マーリヤも妖精を出すけど腕を取られる。 売り物の人工妖精も出てくる。 ウルフランは仲間を殺して逃げる。

情報屋のアクセルにウルフランについて依頼。 妖精省の依頼で黒の妖精書を入手する為にティムーンへ。 学者の家に行ってみるとスウィーティー(寿美菜子)がいる。 でも妖精書はアクセルに奪われる。 実は偽物でヴェロニカも絡んでいる。 妖精書の奪い合いになって、スウィーティーが妖精を出す。

マーリヤも妖精を出してスウィーティーを撃退。 パトリシアがスウィーティーに呼ばれる。 黒の妖精書がヴェロニカと関係あるかもしれないので学者に聞いてみるけど教えてくれない。 店で食事していたら近くにパトリシアが来て、黒の妖精書を取られる。 追いかけて地下で戦う。フリーが目的らしい。 マーリヤは別の人に追われて、ヴェロニカが助けに来る。

マーリヤを追ってた人は妖精を出してヴェロニカと戦う。 マーリヤも妖精を出すのに成功して二人で脱出。 フリーの方はパトリシアを撃退。 黒の妖精書は置いていってくれたのかな。 本部に戻ってマーリアの歓迎会。

新型の人工妖精が街で暴れる。笛で操作する仕組みで、別の人が笛で操作していた。 また黒の妖精書の情報が入って、クラーラ(諏訪彩花)と一緒に調査。 オークションでの落札者を追いかけて汽車に乗って次の駅で捕まえる。 落札者をアクセルに見せるとクライアントはギルバートらしい。

スウィーティーはギルバートの所に行くけど追い返される。 マーリヤ達は新型の人工妖精を見に行く。動かすには同調が必要で、他の人には動かせないらしい。それを先に説明してくれないと。 旧型人工妖精の設計者が消息不明で、アーケイムにいると推測されている。 スウィーティーに黒の妖精書を見せる条件でギルバートの所に。 スウィーティーは見ただけで覚えてしまうらしい。

ギルバートを取り押さえて隠し部屋に案内させるけど、スウィーティーが一人で入っていったので壊して突破。 黒の妖精書を見つけるけどスウィーティーは逃げた後だった。当初の予定通りでも良かったのでは。 旧型人工妖精の設計者のハンスを捕まえる。 新型人工妖精に細工の後が見つかって式典には出さないことに。 ハンスの同僚の息子は旧型を操るのが真の目的だと気づく。 式典の最中に首相を暗殺しようとするけどなんとか未遂に終わる。

ハイブランツは褒美に妖精武器を要求する。 世界に7つしか無くて4つは妖精省にあるらしい。 マーリヤ達が輸送していたら途中で汽車が襲われて、 敵のリスカーは妖精武器を持っているのでこちらも妖精武器を使って応戦。 でも被害甚大。

オズの遺体は妖精省が引き取って行く。 マーリヤは自分が災いの子だからと気にする。 カルオー公(レイ・ドーン)の所に妖精武器を確認に行く。 ついでにマーリヤはマフィアのジングルに会いに行く。かつて用心棒だったらしい。 フリー達も挨拶に来て、理屈抜きで助けるのが仲間だと言ってくれる。

ハイブランツで反乱が起きる。 鎮圧しようにも旧型の人工妖精は確認が終わってないので新型で対応。 しまってあった妖精武器を局長に渡す。やたらと強いな。 マーリヤ達が戻ると既にみんな出発していて、フリーが首相に信書を渡しに行く。 挙兵は陽動で、宮殿を攻撃するのが目的だったと知るのと攻撃が同時。 フリー達は宮殿に行って妖精武器で戦う。 宮殿にはリスカーが来る。

リスカー大暴れ。 フリーがリスカーと戦うけど、リスカー達は途中で撤退。 ハイブランツ公が皇帝の所に現れる。 そこにレイドーンが来てハイブランツ公を殺す。 どこまでが誰の思惑なんだ。

2クール目開始。 レイ・ドーンはかつてスーナにいた。 マーリヤの父親は守人で、マーリヤが生まれた時に死んだ。 母親もすぐに死んで、災いの子と呼ばれることに。 でもヴェロニカだけが近づいてきた。 スーナに偉くなったレイ・ドーンが戻って来て火を付ける。 妖精を捕まえる命令だったけど、全滅させることを選んだ。

レイ・ドーンを送り届ける任務。 途中で橋が爆破されるけど無事だった。 近くの古城に泊まっていたら人工妖精が攻めてくる。 ヴェロニカも潜入してウルフランと妖精で戦う。 負傷して海に逃げたところをマーリアが助けて二人で話す。 フリーの方もウルフランと戦いながら理由を聞こうとする。 この2組が相似になってるという構図か。

アーケイムの構成員を捕まえて、ウルフランが裏切ったと知る。 アクセルを捕まえてきて情報を引き出す。 それを元に屋敷を捜索するけど逃げた後だった。 その後、貧民街で死んでいるのが発見される。

黒の妖精書が押収される。 グイ・カーリンのイージェイが早速奪いに来て、ヴェロニカとダミアンも来る。 イージェイが妖精を使って妖精武器も持っているので撤退。 ビタースイート達も来てダミアンに協力を申し出る。 ダミアンがフリー達に接触している間に、ヴェロニカ達をイージェイが襲ってくる。

ダミアンを捕まえてくると自分は黒の妖精書を書いたアルバストラの子孫だと名乗って、妖精書の内容を知っていると局長に伝える。 フリーはスウィーティからグイカーリンの情報を聞き出して、みんなで関係者を一斉に捕まえる。

局長は妖精省にも内通者がいると疑っている。 イージェイは妖精兵を培養している。 フリー達はイージェイのいる城に。珍しくマーリアが活躍してる。 フリーがイージェイと戦って倒す。イージェイは異様に強い筈なのに、何が決め手だったんだろう。 妖精書を入手するけど輸送中にウルフランに襲われる。

オズの妖精を使っている人がいて、マーリアの妖精でどうにかすると体から妖精が抜ける。 妖精兵は死んだら妖精省に集められるので、妖精省が協力していると疑う。 マーリアは妖精の声が聞こえたと言う。 妖精が抜けたのも特別なことらしい。 スーナ出身の3人は妖精憑きで、妖精が人間の姿という共通点がある。 ウルフランは最後の妖精書を妖精省に持ってくる。 ダミアンは神獣の復活が目的だと推測する。 その為には素材に妖精憑きが必要らしい。 首相と話して妖精省トップを捕まえることに。

妖精武器が持ち出されて、教団の関係者の職員は逃げていた。 マーリアは自分が妖精憑きだと明かす。 ウルフランの故郷を調べると、家族を殺されたウルフランをベルウッドが連れて行ったと知る。 ウルフランは元妖精兵からマーリアが妖精憑きだと聞き出す。 スーナに戻って、ベルウッドが会っていた男に会って滅びた国の話を聞く。 ヴェロニカは生贄にされる予定だったらしい。 共食いした妖精がいるとベルウッドに教えると捕まえて行った。 マーリアが森を歩いていたらウルフランに出くわす。 もう全部揃ってしまった。

マーリアはウルフランと妖精で戦って、ウルフランは逃げていく。 戻ると首相が暗殺されている。 マーリアは囮になることに。捕まったら世界が危ないのに。 レイドーンが来て首相代行になる。 マーリアはレイドーンに呼ばれて妖精の声を聞くなと言われる。 チマの案内でヴェロニカを見つけて話す。やっとチマが役に立った。

首相の国葬でレイドーンの車が襲われる。 ウルフランも来てフリーが戦う。 リスカーが来てレイドーンと戦う。そこに局長も混ざる。 マーリア達はレイドーンを連れて隠れ家に。 そこにヴェロニカが来て殺そうとするけど説得してレイドーンは詫びる。 でもレイドーンは儀式に連れて行かれてしまう。

光る石を入れると神獣が復活。意外と近所でやってた。 神獣は宮殿に向かっているらしい。 フリーはグリフと戦う。 グリフは腕に妖精武器を仕込んでいて妖精も使える。 さっき仲間になったウルフランが来てフリーに加勢する。

最終回。 フリー達はグリフを倒す。 神獣の攻撃は妖精武器で防げると発見。 神獣に向かっていって、マーリアの妖精がやられる。 ヴェロニカもやられて、ヴェロニカの妖精がマーリアに入る。 フリーと協力して中から倒す。神獣と何か意思疎通すると思ったのに。
総括。 2クールかけた割に、シンプルな話だった。 国とか組織とか人物とか異様に設定が細かったけどあんまり意味は無かった。 複雑なのは設定だけなので空中分解はせずに着地できた。 結局、世界観を描きたかったということなのかな。


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