獣の奏者エリン

新番組。 原作の上橋菜穂子って精霊の守り人の人か。 トーダという生き物を育てている集落があって、エリン(星井七瀬)の母親のソヨン(平田絵里子)はその医者。 目が緑で、なんか斜線が入ってるのはそういう人種なんだな。 トーダの子供が逃げてエリンが見つける。 子供を池に移したり藁を新しくしなかったのは、悪意じゃなくて単に調子に乗る人なのかな。 いろいろ手がかかる生き物みたいだけど、何か面白い生態系があるんだろうか。 あ、石毛佐和だ。

病気のトーダがよそから連れて来られる。 魚なら食べることや、水の中に毒の花が入ってることをエリンが発見。 トーダは魚がすごい好きなだけで別に病気じゃなかったんだな。 またやぶ医者が騒動の原因だけど、やっぱり悪意は無さそう。

偉い人にトーダの教練を見せる。模擬戦みたいなこととをするんじゃないんだな。 途中でトーダが暴れる。原因は特になくてただのハプニングか。 エリンが実戦用トーダを見るのは初めてかな。

サジュの姉が誤って餅に入っていた毒草で倒れる。またか。 霧の市で薬を手に入れることに。 霧の民は定住してないんだな。 しかも市は対面販売じゃなくて代金と品物を交換で置いておく仕組みで霧が出ている時限定。 顔を合わせない為のルールなんだから、中で待ち構えたら駄目だろ。

卵狩りに参加する。産んでから日が経ってる卵は駄目なのね。 エリンはトーダの貴重な産卵シーンを目撃したので、卵を取ることに反対する。 どこまで理解してるのかよく判らないな。母親も驚いてたし。 他にも卵を取ってる人がいるのは、別に伏線じゃないんだろうな。

キバが全部死んでしまう。 エリンが臭いの違いに気づくけど、誰にも話してはいけないと言われる。 笛を燃やしたり、霧の民は本当は戒めを守る者の意味だと教えたり、 腕輪を渡したり、いつもは食べない肉を食べたり。 別れを予感させるフラグが次々と。 いきなりエンディングになったから驚いた。 母親は連行される。取り調べだけじゃなくて処刑されそうな感じ。

母親が死刑になると知ってエリンが追いかける。 トーダの池に突き落とされたところにエリンが泳いで来て、指笛を吹くとトーダが動かなくなる。 しかも飼いならしてあるみたいに操作できるし。すごい裏技だ。 エリンをトーダに乗せて逃がすけど、自分はわざわざトーダに食われる。 罪の意識は無いだろうに。 前回のEDの入り方が例外的だったけど、今回はOPが殆ど最後に来た。 もうサジュは出てこないのかな。

ソヨンが使ったのが奏者の技らしい。やっとタイトルのキーワードが出てきた。 霧の民はエリンを守ってくれるのかと思ったら、 奏者の技を目撃しているから抹殺すべく京田尚子の手の者に追われることに。 エリンは養蜂家に拾われる。暫く反応が薄いのがなんかリアルだ。

エリンは分蜂に気付いたり臭い消しを見抜いたり、経験がいろいろ応用が利く。 エリンが母親と別れたことを蜂の分蜂とうまく重ねている。ロイヤルゼリーと教育みたいなアナロジーもあるのかな。 エリンはここに留まることに決める。この段階まで名乗ってなかったんだな。

町へ下りて、琴を弾いている人と話す。 霧の民の追っ手かと思ったら、王族の護衛らしい。 例の二人組みもいる。遠くまで流されたような気がしてたけど、意外と近所なのかな。 卵泥棒について聞こうとしたら妨害する勢力がいる。話が複雑になってきた。

エリン達は引越しの準備。移動養蜂なのね。 入るなと言われている部屋に当然入ると中には本がある。 ナツシラセのページの文字が5文字だから音と1文字が対応してて、 ナとラにyみたいな部分が共通してるから、aに相当してて、片みたいなのがn、呂みたいなのがrなんだろうな。 ヨゴ文字の時はひらがなみたいに50音が別々だったけど、今度はハングルみたいにローマ字的だから解読しやすそう。 腐ったお菓子を食べた二人を毒草を使って治そうと思うけど、読めなくて困る。 自力で治療までやっちゃうのかと思った。 そもそも本を読ませたくなかった理由は何だろう。

引っ越した先にジョウンのかつての教え子が来る。敵かと思った。 エリンは音楽の才能もあるらしい。奏者だしな。 王獣は神聖だからという理由で保護されているらしい。 トーダ以外にまた謎の生き物が増えたと思ったら、OPを見るとこっちの方がメインっぽい。

薬草を取りに行って転落したジョウンを、心配で追いかけてきたエリンが発見。 そこで寝てたら、トーダが王獣の雛を狙っているところを目撃する。 どうしようもないと思ったところで王獣の親が来てトーダを退治。 王獣でかいな。二本足でのしのし歩いてるし、顔は狼みたいだし、全然鳥っぽくない。 トーダを止めた音はもともと王獣の鳴き声で、トーダは王獣に食われる生態系になってるのかな。

いつもの前口上が無い。 エリン達を監視していた人が霧の民に報告しつつ総集編。この人は夫になる予定の人だったのか。 トーダの死因についてはまだ判らないけど、繁殖期が関係しているらしい。 エリンを運んだトーダは死んでいた。そういう命令だったのかな。 次回がいきなり4年後だからクッションが挟んであるのね。

4年後。ジョウンの息子が来て都の教育機関に戻るように説得する。 学費免除の件が無かったら不正を見逃していたんだろうか。 エリンにとってはここで暮らすか都で暮らすかの選択だったけど、 エサルという王獣の医術師の話が出て急遽そっちにする。 エリンが母親のことを話すのも初めてなんだな。 受験勉強には最高の環境ではある。

エリン達は試験を受けに都へ。 竪琴が壊れたので修理を頼んだ相手がイアルの友人。結局、イアルとは会わないんだけど。 イアルをスカウトした人が掟を破ったので殺す。どんな掟を破ったとかの説明は無いんだな。

王国についての話。 セィミヤ(高橋美佳子)をシュナンが呼び出して国の未来を憂う。セィミヤはどう発音するんだ。 リョザ神王国には真王領と大公領があって、王都は真王領に、アケ村は大公領にあることを図解。 どっちもしんおうだから音だと混乱する。 文字が原作の作品をアニメ化する時に、文字でしか判らない情報を潔く説明してくれるのって稀だ。 王は真王だけど大公を王にしたい勢力がいて、それが不安定の根源らしい。 式典に暗殺者がいて王をイアルが守る。王獣や笛はどう関係してたんだろう。

エリンは試験を受ける。 制限時間の半分で余裕でほぼ全問正解。しかも飛び級で編入。 採点時間が長かったのは作文に驚いてたんだな。 同室はユーヤン(高倉有加)。あだ名にしか思えない。そしてなぜ関西弁。 ジョウンが翌朝帰ろうとしているところを捕まえてお別れ。 それぞれの描写が時間をかけていて丁寧。

授業開始。先生の服がステルヴィアにしか見えない。 王獣は幼い頃から人と関わると飛べなくなるらしい。繋いでるからじゃないのかな。 エリンは集団生活に溶け込めない。歓迎会の途中で寝てしまうくらい負担になってたのね。

王獣の世話を開始。 トーダの世話をしていた知識がばりばり役立つ。 王獣の幼獣を世話をすることになる。儀式の時に矢が刺さった王獣だったか。 こんな所で話が繋がってきた。

エリンは前任者に幼獣と自分を重ねていることを話す。ここまでの話が全部絡んでるんだな。 光の当たり方を調節したり、竪琴を使うことを思いつく。 やっとタイトルの奏者の部分が出てきた。 そのうちもっと複雑な音でコミュニケートするんだろうか。

イアルが襲われる。他の生き物をメタファーに使うことが多いけど、今回のトンボはそのまんまだな。 エリン達はいつかの竪琴屋へ。そこにイアルが倒れこんできて、ためらうなとアドバイスされる。 イアルも重要なキャラっぽいのに、今ひとつ物語に深く関わってこない。 エリンは改造竪琴を使ってリランに肉を食べさせることに成功。檻の中に入ってるし。

エリンが竪琴を使っていることが問題になる。 神聖を犯すとか、戦略的に利用されるとか、そういう展開は全然予想してなかった。 普通にエリン凄い、という話だと思ってたのに。 事情をエリンに伝えた時の、「下らない」という暗い声が素敵。 結局、みんなで秘密にすることに。 秘密を守れる人は立てと言われて、誰も立ち上がらないからちょっと焦った。 前回の予告で追い出されるとか言ってたし。 より取り返しの付かない状態に向かっているとも言える。

大公軍が隣国と戦っている。大公領と接してるからなのか、国防はみんな担当なのかよく判らない。 大公の息子の兄弟のうち弟の方は、 大公領民は虐げられていながら真王を神聖視する考えを持っていて、 これは弟がおかしいんじゃなくてこれが一般的で兄が先進的なんだろうな。 兄弟で殺し合った末に、弟は二人で植えた木を切り倒す。 エリンの出番ほとんど無し。

二人組に買い物のミッション。 速やかにお金を落とす。人助けとか関係なく、単に転んだせいだしな。 そもそもお金は持って行っていなかったというオチ。役立たずには変わりないが。 二人組の存在感を高める回なのかもしれないけど、 こいつらいなければいいのにという気持ちしか湧いてこない。 エリンのサービス映像が唯一の収穫。

エリンは成績が悪いらしい。リランのことしかしてないからなあ。 割とあっさり全員合格して夏休み。 リランはすごい懐いていて、言葉が通じているような行動をする。 顔をこすり付けて来たり。どんどん戻れないところへ突き進んでいる。 鳥とか雲の描写が多かったので、今回あたり飛ぶのかと思った。

エリンは母親の夢を見る。 母親がヒカラへ流されていたり、ジョウンと会ったり。 王獣の神秘パワーかと思ったけど、悩んでいたかららしい。 悩みというと、リランが野生に帰れないことくらいだけど、それはエリンにどうにかできる問題じゃないし。 なんか掴み所が無いと思ったら、予告でジョウンが死んでる。これか。

ジョウンの死の知らせが届く。心臓病だったのか。エリンと別れてから発病したのかな。 しばらく普通にしてるけど、木彫りの王獣を食われて笑った拍子に泣く。 先生がエリンを連れて、秘密の隠れ家へ。先生とジョウンは結構特別な関係にあったっぽいな。

大型ブラシでリランの毛をとかしていたら噛まれる。ブラシが不良だったせいじゃないのか。 倒れているエリンを運ぶ為に、やっぱり笛は吹いた気がする。 先生には遺書を書けと言われ、ジョウンも母親も人間と獣の違いについて話していた。 エリンの選択はそれとは違うものになるんだろうか。 そのへんの決断までがこの章の目的地だったみたいで、次回は時間が飛んでる。

エリンは最上級生になっている。リランの羽根に色が付いてる。 時間経過のクッションとして、大半は総集編。

OPが変わったと思ったら別アレンジだった。珍しいパターンだ。 新しく毒の先生のキリクが来る。明らかに何か企んでいる。配っている飴もきっと何か入ってる。 リランを散歩していたら崖の段差の下に降りてしまって、崩れた拍子にエリンを乗せて空を飛ぶ。 今回のメインはこっちか。その光景を見たキリクは味方のポジションになるんだろうか。

エリンの母の元婚約者に大罪について教えられる。 トーダを使っていた国の王が国を追われて、王獣を使う金色の目の人と協力。 脅すだけのつもりが暴走して大虐殺に。なんかエヴァっぽい。 それで国が滅亡して、金色の目の人はこの国の最初の王になった。テクノロジーの利用法みたいな話かな。 トーダが死んだのはエリンの母が故意にやったみたいに言ってるけど、それは誤解だろうな。 エリンは従う気はさらさら無いみたい。

エリンはリランを訓練することに。 秘密だけど二人組があっさり漏らす。こいつらユーモラスとかじゃなくて単に不快だ。いなくなればいいのにいいい。 「屈んで」ですぐに通じるのが凄い。 十分に言うことは聞いてるから、飛ばずに止まってしまうのは怖いからだろうな。 飛びたくなるまで待って飛行成功。 飛ぶ癖を付けたら余計に逃げる確率が上がる気もする。

怪我をした王獣が運び込まれて、速攻で毒を盛られる。 毒はチチモドキ。判断が速過ぎる。 解毒薬を買いに来たイアルと、買い占めようとした仮面が鉢合わせて戦闘。 エリン達は帰り道で襲われるし吊り橋でも狙われる。イアルが一緒でなければ全員死んでたな。 エリンは新入りの王獣にいきなり近づいてるけど大丈夫なんだろうか。

春になって、怪我した野生の王獣が連れて来られる。 前回の怪我をした王獣はもうその他大勢の一匹になってるのかな。 リランの毛の色が変わってみんなの上で空中交尾。 OPが無かったのはこの受精のイメージに使う為だったか。

卒舎の試しだったんだな。卒者だと思ってた。 妊娠を報告して予算が増える。みんなは何を心配してたんだろう。毒の先生は何か企んでいるに違いない。 エリンは首席で卒業。 単にリランの側にいたいだけで、先生になりたい訳ではないような。 今回は物語があんまり動かなかった。

エリンは先生になって、新入生のシロン(平野妹)に目の敵にされる。妹て。 シロンの二人の兄は既に先生らしい。えらく歳が離れてるな。 リランの出産が近づくけど逆子なのでエリンが補助。なんでそんなに詳しいんだ。 シロンはいきなり衝撃的なシーンを見せられて、人格形成にかなり影響を受けそう。 シロンはどのくらいレギュラーなんだろう。

真王の視察がある。 近くで見ようと近寄ったら襲われかけて、笛を吹かれる前にエリンが鎮める。 ものすごい警戒してるのに余裕だし、真王は天然っぽい。 ダミヤや真王からラザルに移るように誘われる。また舞台が変わるのかな。 真王は笛が嫌いだと言う。エリン達は何もしらないのではと疑い始める。 この人は味方になっても戦力にならなさそう。

川を下る真王の船を闘蛇が襲う。側近の人が手引きしたんじゃないのかな。 闘蛇って漢字があったんだな。闘犬みたいに種の名前じゃなくて戦闘用の集合名に思える。 エリンが王獣で助けようとするのを毒の先生が止める。そういう立ち位置だっけ。 やっぱりというかリラン暴走。しかもみんなが見てる目の前で。 そもそも闘蛇を襲う訓練はしてたのか。

リランはどうやって鎮めたんだろう。闘蛇が全滅すると暴走終了するのかな。 エリンは闘蛇に印が無いことを発見。 大公の闘蛇ではないらしい。たまに毒とか送ってきてる勢力かな。 イアルに母親のこととかを話す。なんで秘密なんだっけ。

エリンは真王と二人で話して真王の知らないことを話す。 傀儡みたいな状態で知らされてなかったのではなくて、知ってる人が襲撃で全滅しちゃったのね。 いい方向に転がっていると思ったらいきなり真王が死亡。暗殺かと思った。 後継者は誰だろう。

次期真王のセィミヤにシュナンが面会に来る。 結婚しないと攻撃すると迫る。えらいプロポーズだ。 国を守ってるのに虐げられてたり、本人も納得してたりする構造の原因がピンと来ないので、何が問題なのかよく判らない。

セィミヤの使者がリランを連れに来て、リランが笛を吹こうとした人を襲う。 仕方ないのでエリンが吹く。 気付くと左手の指が無くなってる。いつの間に噛まれたんだろう。 エリンは笛を使ってリランと生きることを選ぶ。母親の姿に近付いていっている。 カザルム編はこれで終わりかな。

エリンは王獣部隊を作るように言われる。 ダミヤは過去のことを知らないんだな。説明すればいいのに。 エリンは自分に特別な力がある説で断ろうとする。 竪琴で王獣に近付いてみせるけど他の人がやると失敗。割と躊躇なく笛を吹いたな。 エリンは王獣を操る技を封印したいと思っていて、その方法を思いつく。まさか政府転覆。

真王の船を襲った勢力と、物語の始めの方の闘蛇の卵を盗む話が繋がってきている。 やらせているのはダミヤ。自分も乗ってる船を襲わせて、どうやって逃げるつもりだったんだろう。 イアルを呼んで毒を盛る。グラスに毒が塗ってあったのかと思ったら、二人とも飲んでたのね。 解毒薬が偽物だと期待したのに、キリクが反省するのはもう少し後だった。

イアルが倒れていて、エリンが傷口を縫う。毒のダメージをどうにかしないと。 追っ手が来るけどリランで隠す。 そうだろうと思ったけど、まさか覆い被さっていたとは。

エリンはリランと抜け出す。よくバレないな。 入浴中のセィミヤの側に降り立つ。よくバレないな。 セィミヤにも王獣とか過去の話について教える。ダミアについてもバラす。 その時、歴史が動いた。でも証拠の無い話だしなあ。

キリクがエリンの所に来る。相変わらず妹と重ねている。 その後イアルと戦っているところをダミアの手勢に襲われるけど撃退。 イアルは仮面を入手してダミアの所に潜入。 クライマックスなのに話がゆっくりだ。

いよいよ王獣の侵攻開始。 セィミヤは青い旗を上げようとするけど阻止されて、イアルの活躍で旗を上げる。 平和に終わりそうに見えたところに別の闘蛇軍が襲来。このBGM聞いたことないな。 ヌガンはどういう経緯を辿ってたんだっけ。 シュナンを助ける為にエリンが出撃。大惨事になるがな。

最終回。 リランで闘蛇を止めるけどやっぱり暴走する。でも今度は説得できた。絆の違いかな。 エリンが闘蛇の群れに食われそうになっているところをリランが自主的に助ける。 この奇跡を見て和平が成立という構図。 ダミヤさえどうにかすればなるようになった気もするけど。 次回予告があるからびっくりした。


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