キャシャーンSins

新番組。 全然動かないOPだな。 ロボットだらけの世界で滅びが始まっていて、キャシャーンを食べると永遠の命が手に入るらしい。 そんな設定だったかな。 1973年版も見てたような気がするけど、記憶が古過ぎて何も覚えてない。 リンゴ(皆口裕子)が襲われてキャシャーンが倒したら怯えられる。皆口さんまだまだ幼女もいけるな。 キャストがベテランばっかりだ。

キャシャーンが世界を殺したけれど、本人は覚えていないらしい。 別の皆口さんロボ達が静かに滅びを待っている集落で、キャシャーンだと名乗ったら助けた相手に刺される。 さらに集団で襲われて大暴れ。なんて悲劇的な。 「死があってこそ生がある」あたりがテーマなのかなと思ったらそんなに甘くなくて、 「あなたが来なければ滅びを受け入れたのに」と詰りながら滅んでいく皆口さん。 鬱全開だな。

アコーズがついて来る。実は人間で驚く。区別できないくらいそっくりなのね。 フレンダーと合流してアコーズと別れる。 もうすぐ死ぬので、一緒にいるとキャシャーンがやっぱり死神ということになってしまうから。 フレンダーは判ってるっぽいな。アコーズの目を閉じたのは誰だろう。

滅びの天使のソフィータ(秋谷智子)が戦いたがる。 キャシャーンは自動で修復するんだな。 「大好きだから滅ぼしてあげる」と剣を刺す。 キャシャーンも大人しく刺されてるし。 狂気のような二人の関係は、結局平和裏に終わる。 最後に自害でもするんじゃないかと冷や冷やした。 ソフィータの声は誰だろうとずっと思ってたけど、はづきちゃんだったとは。

泣いているキャシャーンの前にリューズ(宮原永海)が現れて詰る。 キャシャーンは自分が悪いと思うけど何も覚えていない状況。反省しようがない。 キャシャーンが殺したというルナは命の源らしい。システムか何かかな。 リューズも姉の最後の言葉を誤解しているっぽいな。 キャシャーンは殺されようとするけど、ある程度やられたら目が光って自動で反撃。 場面変わって、 リンゴ達が襲われているところを助けるけど、目が光ると戦闘が止まらない。いろいろ難儀な人だ。

黒いキャシャーン的なキャラが現れて説明。 キャシャーンを殺せば滅びを止めることができるらしい。 この人も具体的にどうするというプランは無さそうだな。 大勢から助けてとお願いされて、死ぬことにする。 まあ、もともと死にたかったからいいけど、壮絶な図式だな。 致命的な攻撃をしないからまた目が光って戦闘になったところにリューズも混ざって勝負は持ち越し。 相手にも復活機能付いてるんじゃないのかな。

塔を作っている女(リズベル;小山茉美)がいる。 鐘を鳴らすのが目的で、キャシャーンを鐘の材料にしようとする。 キャシャーンも、それもいいかなと思ったので一度は素直に鐘にされようとしてるし。流されやすい人だ。 リンゴ達が来て塔に登って、リズベルは空想の鐘を鳴らす。荒事のない抽象的な回だった。 小山茉美が懐かしい。作監もとみながまりだし。

歌姫のジャニスが襲われていたので助ける。 声は詩乃優花。どれみ母の人だ。でも歌ってるのはリューズの人なのか。 バーサという場所に行って歌う。キャシャーンは戦う。 いつも難解だけど、今回は特によく判らない。

頭の回路が壊れてロボットの墓場に捨てられたニコ(川田妙子)が、人形の世話を何年も続けている。 白痴な感じが何とも可愛い。 ニコはリューズの知り合いで、ルナの世話をしていた。玉座の人形はルナなんだな。 襲ってきたロボットに殴られて、結んでくれた包帯が解けていくのと同時にニコは滅んでしまう。 特にストーリーは無いんだけど、自然と泣ける。

黒いキャシャーンのディオは軍団を集めている。 かつてのルナの護衛のドゥーンにキャシャーンと間違われて怒る。 ディオも何か苦悩を抱えているのね。

キャシャーンが埋まってしまったのでフレンダーが旅の集団に掘ってもらう。 人間とロボットの集団でルナを探している。噂はどうやって広まってるんだろう。 キャシャーンは自動的に戦い始めるけどフレンダーが止める。 今回はフレンダーの回かな。 珍しく平和裏に終わった。

色を塗り替えてきた町で、壁を塗っているロボットに会う。 作品を完成させるけど、滅びを受け入れないとして仲間に攻撃される。 前にも滅びを待っている集団がいたけど、あっちより強く諦めてるな。

いつものメンバーで雨宿りしている所にブライキング・ボスが来る。キャシャーンはこの人の記憶はあるんだな。 ロボットが子孫を作る為に、オージがキャシャーンとディオとレダを作ったらしい。 でも失敗で、不死身になった理由は判らない。余計に謎が増えてしまった。 血が出るリンゴもオージの作なのかな。 EDが変わった。1クールじゃなかったのか。

リンゴははぐれていて、みんなとルナの所へ行ったら襲われる。 キャシャーンはもう戦うのは嫌だと言うけど、リンゴの事になると話は別なんだな。 そこにディオが来て戦う。同じ条件で作られたのに負けてるというコンプレックスで動いてるのね。 なんか言いなりになってるし小物が確定してる。 ラストにルナ(矢島晶子)がいた。噂だけだと思ったら本当にいたんだな。

いきなりリューズと青い場所にいる。 這っていた男はルナの護衛のドゥーンで、キャシャーンがいると知って襲い掛かってくる。 死にかけていたと思えない強さだ。 今回は特にストーリー無しかな。 ルナは生きてるので確定な雰囲気になってる。 リンゴは呼吸の補助装置みたいなのが必要になってて、悲しい予感がする。

オージの過去の話。 リンゴはやっぱり人間なのか。でもロボっぽい描写もあったような。 ディオは二人組にやられるけど、ブライキング・ボスの話を聞いて強くなる。 今回キャシャーンが何もしてない。

ルナを生んだ科学者を探す。いつのまにそんな話に。 ルナの子供を名乗る3人の子供に会う。 科学者は死んでいて、ルナはいなくなったらしい。 レダの目的は永遠の美。レダがルナと似ているなら、何か関係あるんだろうな。実は本人とか。 3人の子供はリンゴにルナのナノ細胞をプレゼントして、活動を止める。 やっとリンゴが話に絡んできた。 リンゴの足が固まったりしてたのもこれでどうにかなるのかな。 3人の子供の声は土井美加と折笠愛と天野由梨。なんて贅沢な。

リューズの見る幼い頃の夢。 白黒パートは実写っぽいけど誰だろう。 まさかのエロ展開に驚いた。直後にスプラッタになってるけど。 リューズはキャシャーンに恋していることに気づいて、キャシャーンに付き合うことに決める。 意味はよく判らないけど、何故か感動する。

リューズとキャシャーンを二人組が襲う。またリューズ視点の話だ。 花畑で倒れたリューズは洞窟にいる。夢なのか妄想なのかよく判らないな。 リューズはキャシャーンと戦って壊してもらうことを望むけど、やっぱり生きることにする。 前にも使った挿入歌が印象的だ。その回にも詩乃優花さん出てたな。

ルナの居場所を見つける。ルナの護衛だったドゥーンもいる。 でもルナは滅ぶのを見るのが嫌なので、ルナを襲いにきた夜盗と戦って瀕死のドゥーンも癒さない。 今ひとつ癒しのイメージがわかないな。HP回復みたいなのじゃないんだろうな。

リンゴが倒れて、ルナの診療所へ連れて行こうとしているところでオージと再会。 過去のルナが与えていたのは死だと教えられる。 死があってこその生というのは既に2話あたりで辿り付いてたテーマだけど、 実際に不死が手に入る状況になってもそう言えるかどうかという話。 オージはリンゴを死なせたくない。 「お前は不死身だから奇麗事が言えるんだ。お前には死の苦しみも恐怖も無いじゃないか」。

レダは癒しを受けるけど滅びが止まってない。 癒しが少なかったから。 でもたくさん癒すと辛いらしい。キャシャーンが回復中に苦しんでるのと同質のものかな。 レダは今度は癒しが多すぎてなんか廃人な感じに。気持ち良さそうにも見える。

レダは捨てられていて、ルナに襲い掛かるけど返り討ちにされる。この人怖い。笑いながらゆっくり刺してるし。 ルナはキャシャーンにここで王になれと言うけど断られる。 「僕は死ねない代わりに、生きることもできない」。 とっくに出ている結論を何度も再確認していて、新しい考え方がなかなか出てこないな。

最終回。 リューズ達は花を育てている。このリンゴぱんつは意図的なものを感じる。 時が止まったように穏やかな雰囲気になってるな。 夢を語るリンゴの背後でオージは既に事切れている。 リューズもキャシャーンの腕の中で死ぬ。 キャシャーンはブライキングボスを倒してルナの所に行くけど、結局殺さない。 ルナとか癒しのメカニズム周りの細かいことは結局説明しないのね。 生まれ変わった不死身の体、というフレーズをヒントに、 本当に不死身だとどういう事が起きるか実験してみた感じの作品だった。


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