彼方のアストラ

新番組。 アリエス(水瀬いのり)が別の惑星にキャンプに行く。 なんかギャグ要素が強いな。 空港で荷物をひったくられてカナタが取り戻してくれる。 惑星に着くと謎の球体があってみんな取り込まれる。 気付くと宇宙にいて、近くに船があって中に入るけどアリエスだけ取り残されて、カナタがワイヤーを付けて助けに行く。 でもぎりぎりでワイヤーが足りないのでワイヤーを外して、帰りは慣性で戻る。 少しずれていたのでみんなで手を繋いで助ける。ワイヤーは辿れなかったのか。 眼の前にある惑星はさっきまでいた惑星ではなくて、遠く離れた場所にいると判る。 このへんで1話と2話の切れ目。 カナタはかつて遭難した話をする。 みんなで自己紹介。 食料は3日分しか無いので、3日以内にある補給できる星を探して、そこで最大に補給して20日以内の星まで移動する計画を立てる。

最初の惑星に到着。 ヘルメットは外せるしいろんな生き物もいる。そういう星を選んだのだろう。 気を抜いていたらまた球体に遭遇して、何とか逃げてくる。 フニシア(木野日菜)が木の上に取り残されてカナタが助けに行く。 ドラポンに捕まるけどヤリで倒す。 ドラポンはそのまま食料に。 通信機が意図的に壊されていて、犯人は船の中にいるらしい。

フニが養子になった時に聞いた会話から、この班は殺処分の為に集められたと推測する。 通信機の話もして、宇宙ものからいきなり密室サスペンスものに。 そんな話をしている最中に船に事故が起きて惑星に落ちていく。 アリエスが予備の発電機を使うことを提案する。 重力制御と着陸は関係ないのでは。 生き物がいるせいで装置が起動できなかったり、いろいろ設定がおかしい。

次の惑星に着陸。 おいしい植物が生えているけど、保存には向かなかった。 ユンファ(早見沙織)がこの惑星に残ると書き置きしていなくなったのでカナタが探す。 毒の胞子を出す植物があって、倒れた動物にユンファがあげたのがたまたま解毒キノコだった。 みんなも毒にやられてカナタが探しに行くけど見つからなくて、わざと胞子を吸うと解毒キノコが見つかる。 どういう仕組みなんだ。

ユンファは髪を切る。 地球の方では、既に捜索は打ち切られている。 アリエスの母親がみんなは宇宙にいると主張するけど諦める。 次の惑星は楽園みたいで恋バナとかしてる。落差。 ルカがウルガーにつきまとう。 ルカの父親が政治家だと知って、ウルガーが拳銃を突きつける。

ウルガーはジャーナリストの兄が死んで、その時追っていた政治家がルカの父親だった。 でもルカは養子で、ISだと判った後で弟が生まれたので跡継ぎではなかった。 そこに津波が来てルカとウルガーが取り残されてカナタが助ける。 兄が死んだのはこの遭難と関係しているのではと推測。 アリエスはシャルスと同じ授業だったのに覚えていないことを疑問に思う。

シャルスは転校生だと説明。 家は貴族で、平民の子を貴族エリアに連れてきたら事故で眠ったままになった。 その話をしたくなかったので黙っていたらしい。しなくてもいいような。 次の惑星は潮汐ロックしている。 巨大植物に襲われて船が壊れてもう宇宙を飛べない。 でも同型の別の船を見つけて、人工冬眠装置に人がいるのを発見。

人工冬眠していたのは宇宙飛行士のポリーナ(生天目仁美)。 アリエスはニコイチで船を直すことを思いつく。だろうと思った。 植物は動くけど食べられるので捕まえる。 ザックとキトリーは結婚することに。 ポリーナの仲間が遭難した場所に行ってみると、巨大生物が地下から出てくる。 キトリーとフニの血液型が同じなのでDNAを調べると同一だと判明。

全員が親のクローンだと推測。 ゲノムを国が管理することになるとバレるので、親達が集まってクローンを処分していた。 他にも大量に見つかるだろうな。 謎の球体は秘密の新技術で、飛ばされた近くに船があったのは偶然なのか。 ザックはキトリーとの結婚を発表。

アストラでは第三次世界大戦が起きていて国家や宗教が無い。 ポリーナの歴史では巨大隕石が落ちてくるので移住を計画して、その為に人工ワームホールを作った。 アストラは地球の移住先で、最初にワームホールを抜けた所にあった惑星が実は地球。SFっぽくなってきた。 最後の惑星に到着して、カナタが球体に追われる。 カナタはウルガーが球体を出し入れできると疑って罠にかけるけど、実はシャルスが犯人。 最後に残っていた人間をアリエスが覚えていた。それは根拠として弱すぎる。

シャルスは王のクローンでそれを知って育った。 シャルスが球体を途中で消したのはアリエスを巻き込まない為。 アリエスは王女のクローンで、 王女がクローンを逃がした。 その後、王女は暗殺されて付き人のシャルスのせいにされた。 アリエスは暗殺の一貫でここにいるらしい。 シャルスが球体を出して死のうとするのでカナタが止めようとして腕が無くなる。

最終回。 食料を調達して出発。 シャルスが歴史の秘密を説明。 移住はワームホールを使ったけど、ワームホールを使った紛争のせいで人口が半分になった。 ワームホールを作っていた人たちが王家になって、ワームホールを秘密にする為に移住ごと歴史を改ざんした。 みんなで子供に教えないという荒業。成功する気がしない。 アストラに着く前にアリエスの母親にメールして、身の安全を確保。 アストラの近くに着くと船が近づいてくる。 このへんから後半。 警察が動いてオリジナルは捕まる。メールで頼った人が有能すぎる。 歴史の秘密は公開することに。 カナタは本が売れた。 キトリーはモデルに。 シャルスは王に即位。 ワームホール技術は公開される。 カナタは船を買い戻してザックと冒険に出発。シャルスも参加。
総括。 SF的な部分は穴だらけだったけど、トータルでよく出来てた。 シリアスとギャグが平気で混在してる雰囲気に戸惑った。 単行本にして5巻で完結というサイズがぴったりだった。


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