アクセル・ワールド

新番組。 ニューロリンクが発達した世界でいじめられている。 ゲームだけが得意だったのに黒雪姫(三澤紗千香)にハイスコアを破られて、呼び出されてワイヤーで接続する。 送られたファイルを実行するとbrain burstが起動。 殴られそうになって加速世界に入って、わざとカメラの前で殴らせる作戦。 脳の処理速度は変わらないのに何で加速できてるんだろう。 次の日に学校に行くと戦闘になる。

ゲームの説明。アバターのデザインとネーミングは深層心理から読み取った劣等感から出来ているらしい。やだなそれ。 加速できる回数を賭けて勝負していて、ゼロになるともう加速できない。いくらでも抜け道がありそうだ。 使ったら減るだけで増やす手段が無いと、いずれ全員がゼロになってしまうような。 校門を出るとゲームが始まる理由がよく判らない。 バイクのキャラにリベンジ。後輪を持ち上げて勝つ。

ゲーム世界の説明。 レベル9のプレイヤーが6人いて、レベル10になるのに過酷な条件がある。 黒雪姫もレベル9でプレイヤーを一人倒して逃げている。グローバルネットというのが何なのかピンと来ないな。 学内の誰かに正体がばれたので、二人でカーソルの交点にいる人物を探る作戦。 黒雪姫はチユリ(豊崎愛生)が怪しいと言うので直結して確認する。その短いケーブルはどういう用途のものなんだ。

ハルユキはバックドアに気付く。チユリじゃなくて別の誰かがやったのか。 直結したことを聞いた黒雪姫の反応が面白い。短いケーブルに買い換えてきてるし。 自分なんか捨て駒だと言ったら泣かれる。 そこに車が突っ込んできて加速。乗っているのは前に倒した不良。顔が見えないのは何だろう。 最後の言葉として告白される。 ポイントの99%を使って現実の肉体を加速する大技でハルユキを突き飛ばす。もうちょっと頑張れば黒雪姫も助かったのに。 治療中もネットに繋がっていて、襲われる危険があるので見張る。なんでこの世界のネットは何でもありなんだ。 黒幕はタクム。辻褄は合ってるけど、そんな描写あったっけ。

タクムと戦うのかと思ったらチユリのことで揉める。利用してるだけじゃないのね。 広いところに出て戦う。ダメージのゲージが見えないから効いてるのかよく判らないな。 ハルユキは足が取れる。そんな所攻撃されてたっけ。 必殺技を受けて瀕死のところに黒雪姫のアバターが寝ていて、何故か羽根が生える。 実は飛行型アバターだったらしい。飛べるようになる条件がよく判らない。 タクムは仲間になる。物わかりが良すぎる。 勝負の決着が付いてないような。あのままタイムアップしたらハルユキの負けなのに。

タクムと一緒にレベルを上げている。チユリに事情を話す場面は省略なのか。 レベルを上げるのにポイントが使われるので残り8になってしまう。なんだその罠のようなゲームシステムは。 そんな時の為にバウンサーがいて、正体を明かすとタッグを組んでくれる。 依頼したら、うっかり相手の正体を知ってしまう。近くにいる必要はないだろうに。

アクア・カレント(植田佳奈)とタッグを組む。 真空を作って放電したり、純水が絶縁体だったり、科学ネタいろいろ。 有効かどうかはモデル依存なんだから発見というよりはルールの一部のような気もする。 高いレベルの相手を一撃で倒せてしまう攻撃力の理由は何だろう。 後払いの報酬としてポイントを全て貰うと言われるけど嘘らしい。まあ、その為には直結が必要だから普通に不可能か。 代わりに記憶を奪われる。直結恐ろしいな。どこまで忘れてるんだろう。 タクムの方は説教されて転校してくる。

いつの間にか領土争いに参加している。 家に帰ると親戚がクッキーを作っている。 正体はスカーレットレインで二代目赤の王。赤いドロッセルお嬢様だ。 負けたので黒雪姫に会わせることに。あっさり脅しに屈してるな。やられたってポイントが減るだけだろうに。

黒雪姫を部屋に連れてきてニコ(日高里菜)に会わせる。 呪われた鎧があって、それを破壊する為に飛行能力を借りるのが目的。 黒雪姫が4代目を倒したけど5代目が暴れているらしい。バグとは思いにくいから、そういう仕様なのでは。 取り付かれたのが赤のレギオンの一人で、粛正しようにも出来ない状況。

チユリにもゲームをやらせようという話に。誰かにコピーするのは1回だけらしい。いくらでも突破できそうだな。 ニコとゲームの終わりの話をする。ただのゲームなら終わっても構わないけど、加速のメリットが大きいらしいからなあ。 レベル4以上だと時間制限の無いフィールドに行けて、ここだとずっと加速していられるらしい。 普通に加速して対戦はしてない時と、どう違うんだろう。

黄の王が鎧を使って自分のレギオンのメンバーを襲わせて、報復に赤の王を倒す作戦らしい。 ゲームのルールじゃなくてただの協定なんだからそんなに厳密にやらなくても。 先代の赤の王に抱きつくふりをして首を切った映像を見せられて黒雪姫は倒れる。 タクムはどうなったんだろう。 逃げるのはやめて応戦。黒雪姫も復活して黄の王と戦う。みんな普通に強いからなあ。

黄の王は鎧に後ろから刺される。でも撤退する。撤退できるんだ。 黒雪姫が鎧と戦っているところをニコが撃つ。ニコに負けるともう終わりらしい。そういえばそうだった。 でもニコは鎧を撃てなくて、逃げたので追跡してニコがとどめを刺す。 鎧はニコの親で、ニコも鎧もリアルでは孤児だった。えらい事実がさらっと出たな。 鎧が呪われてるんじゃなくて中の人がおかしくなってたのね。

チユリにゲームをインストール。対戦してアバターを見ると、必殺技が回復だった。 回復できるのは他に一人しかいないというレアさで、残り一人は王になってるらしい。 やっとチユリが重要なキャラになってきた。 剣道の練習試合を応援に行く。1年生が加速してるっぽいけどリストにはいない。別のネットにいるだけとかそんなんじゃないのかな。

フィジカルバーストというコマンドがあって、3秒間意識を10倍に加速する。 剣道が強くなってたのはこれか。すごい後出し感があるけど。ゲームと関係ないし。 剣道部の1年を尾行していたら女子更衣室に誘導されて中にはチユリがいる。 他人の視覚を上書きできるらしい。この世界は危険過ぎるな。前に開いた重いメールが罠だったのか。 するとタクムからのメール自体が偽かな。 1年に呼び出されて脅迫される。女子更衣室で騒ぎになっていたら脅迫のネタにならなかったのでは。

1年とバトル。倒せそうに思えるけど、必殺技で飛行アビリティを奪われる。その能力のせいで性格が歪んだのでは。 タクムに内緒にしたので喧嘩になる。素直に従う必要ないのに。 そんな時でもレギオン戦はあって、以前のバイクの人がまた相手。面白いキャラだな。 無制限フィールドで塔の上に連れて行かれて、親(スカイ・レイカー;遠藤綾)に会う。ここに住んでるのか。

本人の精神でアバターが決まるというのは見かけだけでパラメータはランダムだと思ってたけど、 アビリティとかも本人の資質で決まってたのか。 するとチユリの回復能力も何かそういうトラウマがあるのかな。チユと治癒という洒落だったりして。 スカイ・レイカーの車椅子は意志の力で動かしている。 心意システムという要素がプログラムされているから。奥の深いゲームだな。後付け感が漂うのが惜しいけど。 特訓して心意を会得して強化外装を受け取る。いきなり自力では飛べないのか。

体育の時間にタクムが加速して、テスト中に加速していた1年とバトル。 1年も心意システムを知っていたのか。 自分のポイントを奪うようにお願いしておいて反撃。騙し討ちだよな。 協力して倒すけど、留めを刺す寸前にチユが現れて治癒してしまう。

黒雪姫達が話しているとエネミーが出現する。 でもリストには出ていないらしい。このへんが1年の話と関係するのか。 クリキンが集めた金属で巨大ロボに変形して攻撃。何でもありだな。 火薬で反撃されるけど恵が参加して海ステージに変える。 倒すというか、相手はエネミーに食われて自滅。 恵は覚えていないらしい。この人の話もいろいろあるんだろうな。

向かっていったタクムはバラバラにされる。 ハルユキは何かに操られて攻撃するけど時間切れ。 チユリは脅されたのではなく自分で組んだらしい。スパイ的なことをしてるのかな。 タクムにも心意システムについて説明。詳しいことをニコに聞くことにする。 学校に行くと盗撮の件で疑われる。なかなかこの話は解決しないな。

タクムと二人でニコに会う。 加速世界で500時間かけて心意システムの修行。殆ど精神と時の部屋だな。 基本技は4種類あるけど、ニコは2種類しか使えないらしい。 何が使えるかは心の傷と関係している。最初の設定が重要すぎる。 ログアウトすると店の人(パド;川澄綾子)に正体がバレていて、バイクで秋葉原に。

心意システムは使うと次第に心がどうにかなるらしい。テックセットみたいなものか。 以前の呪われた鎧も心意が原因だった。ちゃんと伏線あったんだな。 パドとタッグを組んで囮になって協力して倒すけど見失う。 チユの家に行くと、自分は奪われていないと言う。チユなりの計画があるんだろうな。 脳にインプラントしたチップがリストに現れない理由らしい。 なんかよく判らない。黒雪姫が沖縄で見つけた方法じゃなかったのか。

チユは能美を裏切ると言えと能美に言われたと言う。そして本当に裏切る作戦。ややこしいな。そもそも協力していた理由は何なんだ。 バトル開始すると伏兵がいる。加速世界で減速できるらしい。凄いことなのかそれは。 ハルユキが動けないので、まずタクムと能美が戦う。攻撃というよりお膳立てだな。 能美の能力は兄に全てを奪われたことが原因らしい。この世界って、強い奴ほどリアルでは悲惨なのでは。 チユを人質にされてタクムがやられる寸前にハルユキが動けるようになる。理由とかの説明は無いのね。 さらに黒雪姫が助けにくる。沖縄から移動してきたらしい。まあ、ネットなんだからそんなこともあるだろう。 黒雪姫が伏兵を足止めして、やっと本来の対戦に。

最終回。 空を飛んで能美を攻撃するけど、あと一撃というところでまたチユが回復させる。 ハルユキにも飛行能力が戻って倒す。 実は回復ではなくて時間を戻していた。経験値的なものはどうなるんだろう。 能美を許す展開かと思ったけど、普通に倒すのね。 そもそもチユが能美に従ってた理由は何なんだ。何か無いとあからさまに怪しいだろうに。 リアルの能美はゲームに関することを忘れている。そういうゲームだから。危険過ぎる。 ゲーム内以外のこともいろいろ忘れてるような。
総括。 ストーリーは良く出来てるんだけど、設定がいろいろツッコミ所がありすぎて、SFとして成立していないのが惜しい。 ネットワークなのに場所に固定されている理由とか、ポイントは減る一方なのにどこから補充されてるのかとか。 キャラ的にはチユリをもっと出して欲しかった。


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