兄の死

兄は昨年の会社の健康診断で胃に異常が見つかり、2月に胃を全摘しました。
その後つらい抗ガン剤投与にも耐え戦い続けましたが
今年の夏の終わりに再入院しました。
そして11月29日、ついに力つきて逝ってしまいました。
奥さんと二人の娘を残して、あまりにも早すぎる死でした。

私はやつれていく兄の顔を見るのが恐かったです。
泣きたい気持ちを抑えて明るくふるまうのがつらかったです。
もう頑張らなくていいよと何度思ったことか・・。
兄の事を思うと、つらくて悲しくてたまらないです。
でも兄はその何百倍も辛かっただろうし悔しかったはずです。
やり残した事もたくさんあっただろうし娘達のことが気がかりだったに違いないです。
考えれば考えるほど悔しいです。私は妹として何もできませんでした。

こんな暗い話、誰も読みたくないだろうな。
でも11月は楽しい事も嬉しい事も何もなくて、つらい事ばかりだったから
せめてここに吐き出して乗り越えて行かなければと思っています。
つらいのはもうこれで終わりにしたいです。