Last Updated:15 Apr 2002


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第14回社会福祉士試験受験体験記No2


1.名 前     :蛯原 勝

2.所 属     :新潟会計ビジネス専門学校非常勤講師/(特)メンタル
          フレンドにいがた代表など
3.メールアドレス :fwpd6496@mb.infoweb.ne.jp
4.一言      :特になし


【受験体験記】

         社会福祉士受験の取り組み

【受験結果】 
 今回、初受験でしたが、121/150の結果でした(by LEC)。11月の模試では102/148の正答率で、全国順位は22/8164でした。

【受験資格取得】 
受験資格は地元の専門学校通信科で得ました。地元でしたので、スクーリングには自転車で通えましたし(駐車場がなかったのもありますが)、実習施設(児童相談所)も自宅から10kmくらいの距離でした。

社会福祉学を系統的に学んだ経験はありませんでしたが、関連科目中の心理学・法学・社会学に関しては予備知識がありました。これらと医学一般の4科目は受験2年前の時点(下準備なし)で試しに11回国試を解いてみたら26/40と60%以上の正答率でした。
これで通信教育を受講する自信が出ました。

【受験対策】 
 受験対策は7月から始め、過去問5年分750問、模擬問1350問、合計2100問を3回ずつ(一部は4回)のべ6300問以上解きました。毎日30問前後をノルマに課しました。
初回はかなり時間がかかり、全体として5割前後の正答率でした。答え合わせをするだけでなく、必ず解説を読みました(むしろこちらに時間をかけました)。それでも十分に理解できない点はテキストを参照しました。2回目で7割前後になりました。3・4回目の取り組みのときは1時間で100問以上解けるようになり、正答率も9割前後になりました。

 受験勉強の時間は7月から12月までは平均するとほぼ毎日1時間(休日は数時間)で200時間強、最後の1箇月(特に年末年始)は全体で約100時間は費やしましたので、全体としては300時間強になると思います。ただ、直前の1週間は落ち着かずあまり勉強が手に付きませんでした。
また、11月から12月にかけてはややスランプでした。

【何年分の過去問に取り組んだらいいか】 
 最近、制度が大きく変わっていますので、あまり昔の過去問は無駄というより有害かもしれません。
過去3年分で十分ではないかと思います。
そのかわり中央法規などの模擬問も過去3年分取り組んではいかがでしょうか。

【ノート】 
 過去問・模擬問を2・3度解いてもできなかったものについてはノートを作成しました。
A4で20ページ以上になりました。これを繰り返し読みました。また、通信教育の際に書いたレポートもすべてA4で1ページずつに整理して、ノートと一緒に何度も読み直しました。

【テキスト】 
 テキストは通信教育の初年度の受講前(つまり試験の2年前のころ)に一通り読みました。
通信教育が始まってからは、レポート執筆の際に関連部分を参照した程度でした。
テキストという性格上、読み物としては面白みに欠けるきらいがあります。

 11月の全国模試のあとに1箇月かけて関連科目のテキスト(旧版)を通読しました。
心理学など全体的な理解を深める上では役に立ったと思います。ただ、時間的な面などから考えると、その時期にテキストを通読するのは受験対策としてはあまり効果的とは思えません。
(「内容はわかるけど試験はできない」という状態になりがち)

 専門科目は模試の後になって新版のテキストを買い求めました。問題集に取り組んだうえで、必要個所のみテキストを参照しました。原論・社会保障論・地域福祉論・3分野の福祉論などは制度が大きく変わっていますので、新しいテキストを購入して良かったと思っています。

 援助技術論も内容構成が大きく変わっています。新年度に専門学校の授業でソーシャルワークを担当する予定もありましたので、受験のためだけでなく最新の内容に接しておくことにしました。
また、社会福祉士の援助技術実習も担当できる可能性がありますので、その意味でもしっかりと学びました。

 法学も成年後見制度など新しい項目が出てきていますし、今回の出題傾向を見ますと、新しいテキストを読んでおいた方が良かっただろうな、と思っています。そのせいか、法学は2年前の時点で10点満点だったのに、今回は6点しか取れませんでした。

 来年の受験を目指す方には専門科目(+法学)はすべて新しいテキストで、関連科目もなるべく新しいテキストを参照なさるようにお勧めします。

【受験資料】 
 「社会福祉士必携」は専門科目だけ買い求めました。援助技術などわりと得意な分野を整理する上では有効でしたが、それ以外の分野はあまり役立ちませんでした。箇条書きを読んでも理解できませんでしたし、深い理解なしに事項だけを暗記するのがとても苦手な方です。

 「ワークブック」は買い求めませんでしたが、私には「必携」よりも「ワークブック」の方が良かったかもしれないと思っています。「ワークブック」を利用しなかったのは、あれもこれもになって収拾がつかなくなることを恐れたためでした。また、社会福祉六法と社会福祉士のための用語集は買い求めましたが、ほとんど利用しませんでした。特に六法は私にとって文字が小さすぎます。

 「月刊社会福祉」を図書館から借り出して読みました。テキストに比べると興味深く読めました。
直接的な受験勉強に役立ったと言うよりも、気分転換になったと思います。

 【受験講座】 
 業者による受験対策講座は受けませんでした。情報をもっていませんでしたし、新潟在住ですので、首都圏で実施されても受講は難しかったと思います。

 また、県の社会福祉士会が実施した講座も受講しませんでした。これは土日に開講されていて、私の主催するイベントなどと重なることが多く、受講が不可能でした。

【最も有効だったもの】 
通信教育の受講者を中心としたメーリングリストMLを主宰して、毎日のように自ら投稿し,叱咤激励をしていました。私にとっては、Welfareネット21も含めMLが受験対策としては最も有効だったように思います。Welfareネット21を管理運営し、MLの開設方法を伝授してくださった須田幸隆氏に感謝しております。


【コメント】
さすがに,学校の先生です。
受験体験記のとりまとめが上手です。
しかし,よくもまあ勉強したものです。
模範的な,受験生ではなかったでしょうか。
蛯原さんには,早速
2003年受験生MLの助言者を
お願いしました。 

               社会福祉士:須田幸隆


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