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Last updated 2015.6.6mf
弁護士河原崎弘

退職する場合、何日前に会社に通知すべきですか

相談
会社を辞めることになりました。会社を辞める場合、どのくらい前に会社に通知しなくてはいけないのでしょうか。会社の就業規則では、1月前に退職の申出をすることになっております。これを守らなければいけないでしょうか。守らないと退職金が支給されないかと、心配しています。
相談者は、弁護士会の電話無料相談で、弁護士に相談しました。

回答
弁護士の説明は次の通りでした。 従業員が退職する場合、何日前に申出をするとの規定は、労働基準法にはありません。民法には、雇用契約は退職の申出後2週間で契約が終了するとの規定はあります(627条)。
常識として1月くらい前に申出て、引継ぎをすることでしょう。
法律上は、2週間前に退職の申出(退職願)をすれば、いいのです。しかも、退職の予告期間が短いことを理由として、損害賠償義務を認めた判例はありません。退職金の減額を認めた判例もありません。下記判決をみても、民法の規定は就業規則に優先し、退職金は支給されます。
会社に提出する書式は、 退職願 の通りです。

条文
民法第627条(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
1 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。
2 期間によって報酬を定めた場合には、解約の申入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない。
3 6箇月以上の期間によって報酬を定めた場合には、前項の解約の申入れは、3箇月前にしなければならない。

判例 登録 Sept. 7,2006
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