弁護士河原崎弘

刑法の争点、背任と横領

背任業務上横領
5年以下または50万円以下10年以下
目的自己もしくは第三者の利益
本人に損害を与える
不法領得

背任と横領は、一部が重なっている。
背任背任・横領横領
加害目的
客体が利益
利得目的事務処理者ではない

横領罪に関する学説
判例/通説領得行為説
越権行為説

背任罪と横領罪の区別に関する説
背任横領
権限濫用説法的代理権の濫用事実行為、権限逸脱
背信説/牧野客体が利益客体が財物
背信説権限濫用権限逸脱
背信説/大塚、前田行為態様が権限濫用行為態様が権限逸脱
判例:背信説本人名義ないし計算
自己名義ないし計算
ただし、犯人が自己の計算で行ったもの、例え本人名義でも

【最高裁判所昭和55年7月15日決定】
自動車販売会社から所有権留保の特約付割賦売買契約に 基づいて引渡を受けた自動車を金融業者に対し自己の借入金の担保として提供した所為は横領罪に該当する
登録 2005.10.23
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