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私のオーディオ

私のオーディオPart2

私のオーディオPart3(SP-10MK2)

私のオーディオ番外(蓄音機) 

 

SPはスターリング、9畳のリビングと6畳のダイニングが繋がっていて、ダイニングと直角に3〜4畳のキッチンがあるという環境。部屋の材料は木造ではなくて、ALCの壁構造。ALCは音響的には木造と鉄筋の中間ぐらいではないかと思う。測定位置はSPから3m離れたEKORNESの椅子の位置。

何は何でもフラットで無ければならないというつもりは無いが、定在波対策をやってフラットにするというのが基本のようです。私のところの場合はSPから反対の壁まで約7mあって、部屋が不整形というので、定在波は比較的軽度な方かな。やり始めて1時間ちょっとで終わってしまったので、データが少ない。

無調整の状態、50と90Hzに10dBの大きなピークが有って、200Hzのー10dBの大きなディップがある。音楽を聴くと低音が出ているのか、不足しているのか何とも言いがたい奇妙な状態。部屋がもっと狭いと低域のピークは100〜200Hzへ移動する。
SPの後ろにグラスウールの吸音材を置いて、松材の板とスパイクで浮いているSPの間にフェルトをたたんで詰めてみました。だいぶ大人しくなりました。
バスレフポートを音響用のスポンジを細く切って塞いで見ました。これなら立派なもので40〜15000Hz±3dB。音はバランスのとれた端正な感じ。1500Hzのディップはクロスオーバー。1500Hz以上が上がり気味なので最近では少し落としている。

昔はロクハンのP610Aで木造の隙間風の入る4畳半で聞いていいたときは、どうせ低音が出ないので何も問題にならなかったが、日本も豊かになって、ボーナス1回分で38cmウーハ-の入った高級SPシステムが買えるようになった。残念ながら部屋の方はそうは行かないので、相変わらずマンションの6畳、広くても12畳。

音速は340m/秒なので、3.4mの1波長で100Hz、半波長で50Hz。7m以上有れば定在波は50Hz以下になってしまうので、残響が多くても通常のシステムでは悪さはしないということになる。
欧米の高級大型SPはこのような前提で(例えば1辺が7m以上の部屋)の比較的残響の多い部屋で鳴らす前提で作られているので、それをマンション(木造は低音が抜けるので余り深刻ではない)の狭い部屋に入れると100Hz前後の定在波に悩まされて、吸音材で定在波を退治するとみすぼらしい音になるのではないか。このように考えてみるとあまり苦労せずに鳴らせる最小の部屋のサイズは20畳くらいになる。

グラスウールは日曜大工の店で売っている、床下用(高密度)のものをキャンバス地で包んで使うと良い。フェルトも同じく日曜大工の店で売っている。

原音忠実再生派とかいう奇妙人種がいて、何が何でも38cmで無いとダメだと騒いでいるが、自分の部屋にあわせてホドホドというのが見識というものではないか。

これの測定は(株)日本オーディオのレスポンスチェッカーRC-1で行いました。試用機会を与えてくださった加銅さんに感謝いたします。