超音波洗浄機
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私のオーディオ

 

 

松岡さんからお借りした”タフ・コーポレーション”の正式名称”超音波振動子によるレコード洗浄機”を試してみた。

SPECは:消費電力180W、高周波出力100W、発振周波数29KHzとある。現行モデルではなくて2年前に購入したものだそうだが、当時で14万円したとのこと。内部構造を見ると全くの手作り。

早速使ってみたが、右の幅の狭い水槽に水または水に台洗を少々たらしたものを500mlほど入れて、SWをいれて待つこと1分、左の赤ランプがついたら準備完了で、レコード入れて左のSWを押して洗浄が始まる。戦場時間は正確に5秒間のみ。この間にレコードを手で1回転させて全面洗浄と言うこと。5秒は慣れないと1回転する前に終わってしまう。そのときはまた1分間待ってやり直しということらしい。この1分間の待ち時間と実働5秒と言うのは出力TRに放熱板がついていなくてシャーシで代用していて、他に保護回路が何もついていないので、TRの保護のためらしい。せめて30秒くらいは欲しいところ、それならレコードの出し入れを考えると実質連続して使える。

超音波発振子左右の両側に付いていてこれが実用新案らしい(中国製50wのものを5700円X2買って、ばらして両側につけようと考えていたが、よく調査しないと侵害問題になる)。もう一つの問題は、レコードを手で回さなければならないことで、これはモーターでもつけて自動的に回るようにしたい。洗浄液の出し入れが1cmほどのスリットに入れなければならないのでこぼれやすい。

一応の洗浄マニュアルを作りました。

効果:レコードのよって大変効果のあるものとあまり無いものがある。大きなプチプチ・ノイズは多分傷のせいかあまり取れない。比較的低レベルのバックグラウンドノイズは見事に取れて、本当に一皮剥けたような大変クリアーな音になる。この低レベルのバックグラウンドノイズが汚れとか、剥離剤によるものらしい。高音部の歯切れのよさとピアニシモの描写が静寂感と言うか見事になる。手で台洗で洗ったものよりも抜群に効果がある。

3枚洗浄した洗浄液をガラスのコップに移して横から透かしてみた所、繊維状の綿埃の他に、無定形のもやもやしたもの(多分剥離剤)が大量に浮かんで見えます。真上から光を当てて撮影してみました(チンダル現象)。

洗浄前、白いのはコップの傷 濁っていて向こうが見えない

これが5万円前後で、せめて自動的に回転する半自動になっていて、待たないで連続して使えるなら結構売れるかもしれない。大量に処理するなら、洗ったものの乾燥機が別に要りそう。