ラックスキットA3032

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真空管メインアンプがMQ50(6550)A3600(8045G)の2台になったので、ラックスマンのサービスマン氏の「プリも真空管の方が似つかわしい、柔らかい音になる」という煽てに乗っかって、CLー35(これが唯一プリント基板を使っていないのでメインテナンスやり易い)を探したが、7〜8万円して高くて手が出ない。

そうこうしているうちに、A30321980/01発売、当時の定価9万8千円)のジャンクがヤフオクで安く出ていたので飛びついた。近くなので車でとりに行って聞いてみたら、売主が20年程前に自分で組み立てたもので、外見はかなり綺麗。持って帰って、電源のコネクターを今売られているものに交換して、電源を入れてみたところ、何とか音が出る。これから大修理?の悪戦苦闘の始まった。

電源コネクター アース付きの簡単に入手できるものに交換。
RCAコネクター 錆びていてまた太さが合わないので千石の100円の金メッキのものに交換。
ハム イコライザー用の47μ、350V4個のうち2個がパンクして液漏れしていたので全交換。
ガリノイズ 入力切替SWを取り外して、パソコン用接点洗浄剤と超音波で洗浄。
バリバリノイズ 左チャネルのみ。これが出たり出なかったり、何処を触っても出たり消えたりで原因追求に手を焼いた。結局イコライザー部の真空管のソケットを外して、酸(サビ取り)と超音波洗浄で綺麗にしたら直った。本当は真空管のソケットを交換した方が良いのだが、秋葉原まで行かないと手に入らない。
こうやって整理書くと簡単だが、始めのうちは回路図も無しの試行錯誤。途中で黄金のアンコールさんから組み立てマニュアルをお借りできたので大いに助かった。

音は柔らかいと言うよりかなりシャープ。TRとは一味違う。そのうちにパソコンでF特、歪み率などを計ってみようと思っている。イコライザーに使われているMullardとバッファーの松下を入れ替えてみたところ、ボケた甘い音が、あれと思うくらいシャープな歯切れの良い音になる。バッファー段の球が一番音色に響きそう。ボケた甘い音が松下の特長なのか、合性の問題なのか?

Mullardの新しいもの(多分どこか共産圏のもの)も買ってきたので、新旧聞き比べとか、差し替えているとしばらく遊べそう。
  オリジナル 交換後
イコライザー12AX7 Mullard Mullard
イコライザー12AU7 松下 PhilipsJAN
フラットアンプ12AX7 松下 JJ
バッファーアンプ12AX7 松下 Siemensニッケルプレート(現行品で、中身は多分EI YUGO)

販売終了してから20年以上経ってから新品元箱入りのキットを入手して組み立てた幸運な人もいる。修復するのに大いに参考にさせていただき有り難う御座いました。

YOSSYさんのLUXKIT A3032 制作記