8012ダイナミックカップルド
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タイトル 6

これは2〜3年前に手に入れたRCA8012なるソケットの無いゲジゲジみたいな格好をした真空管。1940年代の初めに開発された500MHzクラスの送信管と言う。因みに受け入れ1943年12月と有る。

僅か直径25mm、高さ92mmの小さな球だが、P損失は35〜40Wもある。

8012の規格

鳴らし方は宍戸式のイントラ反転か、ダイナミックカップルドと言うことになるが、まずは宍戸式を試みてみたが、タンゴNC−18では如何繋ぎ変えても、グリッド電流でドライバーの動作点が引っ張られて旨く行かない。歪が多く超ナローレンジで、出力は2〜3Wしか出ない。

思い切って方針を変更して、ダイナミックカップルドに変更してみた。宍戸式からダイナミックカップルドへの変更は配線を数本外してドライバーのP電圧を抵抗で調節するだけ。ものの1時間もかからなかった。

表示の電圧はGZ34整流のものでダイオード整流の値は後で入れる。

これで出力は4.5W。たった4.5Wとは思えない澄んだ力強い音がする。1943年の私の生まれた年と余り代わらない真空管が、トリタンのフィラメントが煌々と光り、プレートが真っ赤に赤熱して、未だ鳴るなんて不思議。レンジは結構広く、黙っているとそんな古い古典管とは誰も気が付かない。電源部分のコンデンサーは凝ってフイルムコンデンサーを使っている。ドライバーだけ電解コンデンサーを使っているが、これは後でフィルムコンデンサーに換える。

8012はソケットが無くてガラスからリード線が直接出ているので、取り付けと配線は一工夫を要する。私の場合は、固定は縦型コンデンサーンサーの金具にグラスウールの布を当てて使い、電極への接続は偶々見つけた両側にネジの付いたコネクターを使った。一個は高熱でカバーの塩ビが溶けている。

手前のトランスは今は使っていない。

外側の白い枠は逆さにしてシャーシの中を弄るときに、真空管が下に当らないようにフィンランドバーチ合板で作ったもの。始めは木目を生かすつもりでいたが、ジグソーで合板が捲れてしまったので、パテで生めて白く塗装した。運ぶときの取っ手も兼ねていて、なかなか便利。