★ MACかWINか?? ★
これからデータ入稿を考える人たちに、MACを買った方が良いか、 それともWINなのか? って聞かれます。 印刷会社がデジタル化していく歴史ではMACで組版するというの が主流でした。これはどちらかというと最先端を走るアメリカの影 響です。 それで印刷のためのフィルム出力機(セッタ)やソフトはMAC仕 様が多かったのです。フォントも高級出力文字としてポストスクリ プト文字(PS文字)が開発されました(1書体数十万円!)。 それで印刷会社ではMACが主流になりました。 デザイナーもMACからデジタル化していきました。まあ商業誌で はモリサワなどの歴史ある書体が求められたので仕方ない面もあり ました。 まあはっきり言うとWINを「素人の道具」としてバカにしていま したね。 ところが印刷業界と離れた場所ではWINがマルチメディア的なも のとしてどんどん普及していきました。 ホームページ作成、通信、オフィス関係のソフト、ワープロ、ゲー ム等はみんなWINを中心に花咲いていったのです。 フォントについてもトゥルータイプという文字で安価でどこでもき れいに出力できる書体も出てきました。 「ポストスクリプトプリンター」(PSプリンター)なんていうめ んどくさいプリンターでないとダメなんていうことはありません。 印刷会社はいつも最先端のようで、実は時代の流れにはいつも遅れ ています。 ここでもマルチメディアの世界からは遅れてしまいました。 それでまだMACにしがみついているのかも知れません。そしてい ま必死にWINに対応できるように焦っています。 いまはMACもWINも相互に接近せざるを得ない時代になりまし た。 いつも問題になるフォントもどっちかなんて気にしない「オープン フォント」が普及してくれば意味が無くなります。 作成したデータもどっちでも扱えるようになります。いまそういう 時代への過渡期なのです。 結論::教えてくれる人が何を使っているのか、自分はデータ作り だけでそれを使うのか、それとも他にいろいろなことをやるのか、 なんていうことを考えて選んでください。 どっちかはダメということは、もうありません。
★ 「私は例外よ」とはいかないウィルス感染 ★
PICOでもウィルスに感染したことがあります。「私は例外よ」 とはもはやいかないのがウィルス感染です。 いや、もうあなたのパソコンは感染しているかも知れません。 感染していることを気づかせないウィルスもあり、ひそかに内部で イタズラしている場合があります。 PICOで感染したウィルスもお客さんから感染したものです。 本人はそのことに気がついていません。 最近ではプロバイダーが、ウィルスチェックしてくれるサービスも 出てきました。また、数千円でチェック&除去ソフトも出ておりま す。 「でも・・・お金がない・・・」という方には、下記のサービスで とにかくチェックしてみてください。無料です。 ◎WIN/Internet Explorer4.01 以上で利用の方 オンラインサービスを利用しましょう。オンラインスキャンであな たのパソコンはチェックできます。これは無料です。 ウイルスバスター2001サイト http://www.trendmicro.co.jp/hcall/scan.htm 但し、Netscape Navigator、Macintoshでは動作いたしません。 ◎体験版を利用する シマンテック製品のソフトウェア(体験版)が無償で使用できます。 試用期間は30日間ですがこれでチェックできます。 http://www.symantec.com/region/jp/trial/trial.html 注意:ウィルスの新種は日々生まれてきてきます。 お友達のソフトを拝借して自分のパソコンにインストールしてもそ の新種はチェックできません。 「ウィルス定義」(何がウィルスかという情報)はいつも足されて 行くものなのです。 ですから正規にウィルスバスターソフトを購入するしかありません。 そうすると常時オンラインで新種の「ウィルス定義」を入手できて 最新の情報にもとづいたチェックができるのです。
★ 「ウィルス感染」したときのあなたの義務 ★
前回インフォメしましたが、ウィルス感染について「私は例外よ」 とは行かないほど感染が広く普及(?)しています。感染症状が表 にはっきりと出ていれば良いのですが裏側で静かにシステムを破壊 していくウィルスもいます。 前回ご紹介した無料で出来るウィルスチエックをしてください。 それで、もしパソコンに感染していたらのお話しなのですが、やは りウィルスバスターのソフトを手に入れる必要があります。 この場合の注意も前回お話ししました。その部分を再掲します。 注意:ウィルスの新種は日々生まれてきてきます。 お友達のソフトを拝借して自分のパソコンにインストールして もその新種はチェックできません。 「ウィルス定義」(何がウィルスかという情報)はいつも足さ れて行くものなのです。 ですから正規にウィルスバスターソフトを購入するしかありま せん。そうすると常時オンラインで新種の「ウィルス定義」を 入手できて最新の情報にもとづいたチェックができるのです。 さて、もう一つあなたはやらなければならないことがあります。 それは過去にあなたがメールをやりとりした関係各所に通知義務が あります。ウィルスはなにげにあなたのメールに乗っかっていろい ろなところに感染していきます。 だから通知してあげないと仲間みんなの大迷惑になります。 「恥ずかしいから黙ってよ」「面倒くさい」なんて思わないでくだ さいね。 ◎WIN/Internet Explorer4.01 以上で利用の方 オンラインサービスを利用しましょう。オンラインスキャンであな たのパソコンはチェックできます。これは無料です。 ウイルスバスター2001サイト http://www.trendmicro.co.jp/hcall/scan.htm 但し、Netscape Navigator、Macintoshでは動作いたしません。 ◎体験版を利用する シマンテック製品のソフトウェア(体験版)が無償で使用できます。 試用期間は30日間ですがこれでチェックできます。 http://www.symantec.com/region/jp/trial/trial.html ★ インクジェット出力した原稿について ★ 普通のアナログ原稿(手書きの原稿で反射原稿とも言います)でも 最近はそれにインクジェット出力したプリントアウト原稿を混ぜ合 わせて入稿する人が多くなりました。 その中では、一見は黒の原稿のようでもカラーモードで出力して、 カラーインクを混ぜ合わせた「黒状」でできたものがあります。 それはほとんど印刷では忠実には再現されません。 或いは、きめの細かいジェットプリンターでグレー状にプリントア ウトされたものも印刷されません。 製版カメラは仮に50%の濃度設定なら、その50%の「黒度」に よって画像を真っ白か真っ黒に2分してしまいます。 ですから「グレー状」のものは、そのままでは白か黒(印刷されな いか真っ黒になるか)になってしまいます。 どうしてもハーフ調を出して印刷したい場合は、データに「アミ」 をかけるのが普通ですよね。 その為にはグレースケール画像を白黒2値に変換します。 その時変換モードを「ハーフトーン」「60%位」に設定して変換 すれば「アミ」がかかります。 それなら完全とは言いがたいですがとにかく印刷されると思います。 ★ 実験:インクジェット出力と印刷 ★ 前号で「インクジェット出力した原稿について」ということでお話 ししましたが、ちょっと解りにくい文章でした。 そこで今回は実際にPICOにあるインクジェットプリンターで、 とにかくオフセット印刷できる諸条件を試してみました。 でも何よりも「データ入稿」の方が圧倒的にきれいであることは頭 に入れて置いてください。これはあくまでもなんらかの事情で「出 力物」を原稿にしなければならないときの「最後の手段」です。 テストしたプリンターはエプソンの「900C」です。 ◎グレースケール画像を「カラーモード」で出力する。 これはまったく印刷原稿になりません。 プリントアウト物としてはきれいですよね。でもオフセット印刷に はまったく不向きです。 ◎グレースケール画像を「黒モード」で出力する。 よく皆さんが入稿してくる形です。 よく見るときめ細かい点で画像は出力されています。 でもグレー部分なんかを見るとわかるのですが、点自身がグレーに なってしまっています。 これは印刷では「飛ぶ」可能性があります。 逆に濃い部分はきめ細かい点状にはなっているのですがきっと印刷 では「つぶれ」ます。 要するに、淡い部分は「飛び」濃い部分は「つぶれ」ます。 基本的にはダメです。 ◎「グレースケール」画像でなく「2値化モード」にする。 「グレースケール」画像を「2値化モード」にして出力するとモア レが出ます。モアレとはアミとアミとが重なったときにできる独特 な模様です。 でもこの方法でプリントアウトされた画像は、とにかく一定の大き さの「黒い点」で画像表現されるようになります。 それならは、完全とは言いがたいですがとにかく印刷されると思い ます。 「2値化モード」にする時、−−−−−− 変換モードを「ハーフトーン」「65線」「45度」に設定して変 換するのを標準とします。しかしきっとモアレがバッチリ出てしま うでしょう。 「モアレをできるだけ目立たなくするには」−−−−−−−− アミの角度を変えることです。 すなわちハーフトーン設定設定の場面で「角度を変える」ことです。 デフォルト状態では45度になってます。それを、 0度、15度、30度あるいはその半分の数値へと変化させてそれ ぞれプリントアウトしてみてください。 モアレの出方、模様が変わります。 それで、PICOの実験では 「70線」「30度」でそれなりに見られる画像になりました。 ただし、完全にはモアレは解消できません。 あなたも実験してみてください。 ◎濃度調整は「グレースケール」モードからする。 以上の「2値化」の工程を踏むと全体に濃すぎる画像になります。 グレースケールの段階でファイルをバックアップしておけば、その グレースケール画像を淡目にするとか調整して、再度上記の処理を すれば、自分が妥協できそうな画像になるのではないでしょうか。 修正の参考には、テストに使った「2値化」画像を見ながらにする と良いと思います。 ★ 本文データ作成法による表現の違い ★ よくある質問で「本文データはグレースケールなのか否か」という 内容のことがあります。 これは、ご自分の「どういう作品を創るか?」ということにかかわ りがあり、それによって表現方法を選択するということです。 そこで今回はいくつかの表現方法の違いについて考えます。 ◆グレースケールで入稿 データ入稿が始まったころには、グレースケール入稿が一番多かっ たようです。これはフォトショップのグレースケールモードでその まま入稿する形式です。 それで、印刷の仕上がりはどうかというと、256段階のグレー表 現ができますので、タッチのやわらかい、データならではの表現に なります。まあ、モニターそのまんまですよね。 ですから細かい階調を利用したメルヘンチックな作品だとか、繊細 な作品には良いかもしれませんね。 データ入稿が始まったころはまだ印刷も濃すぎたり薄すぎたりなか なか安定しませんでした。これは印刷会社の濃度調整の問題と同時 にお客さんのモニター調整がされていないことが原因でした。 やっと最近では結構きれいな印刷物ができますが、やはりまだモニ ターの調整にも問題があります。 このモードは基本的にはモアレができませんが、スクリーントーン を貼ったアナログデータをスキャニングした原稿はモアレの原因に なります。 解像度は600dpi での作成が基本ですが、多少ならこれより落と してもきれいです。濃度範囲は7%〜90%が良いところです。 ◆モノクロ2階調での入稿 グレースケールで作成したデータをモノクロ2階調に変換する方法 です。モードでモノクロ2階調を選び、ハーフトーンスクリーン処 理を選択、線数設定を 60〜70line/inch、角度はデフォルトの 45度で変換すると得られます。 変換されたデータは、モニター上ではモアレだらけですが拡大する ときれいな網点になっているのがわかります。 そういえばモニター上でモアレになっているからといって印刷でも そうだとか言う判断は間違いです。あくまでもモニターは72dpi というような低い解像度表現ですからそうなるのです。 またモアレの模様も印刷する場合とは異なりますからモニターで判 断しないでください。 さてこれで得られたデータはグレースケールとは異なって印刷では 網点として表現されます。線数設定によっては荒いアミ表現、細か いアミ表現になります。それだけで言えば、グレースケールに対し ては「表現が硬く」なります。ですからちょっと硬派な表現だとか コミカルな表現、ゲーム感覚の表現には良いと思います。 さて、設定としては解像度は600dpiのままで良いと思いますが、 グレースケールの段階でやはり濃度範囲は印刷のつぶれを避けるた めには7%〜90%の範囲で調整したほうが良いでしょう。 また線数ですが、あまり細かくするとモアレの原因を増やすことに なりますので限度70%として考えても良いと思います。 PICOでは出力線数を上げてしてモアレをできるだけ避けます。 ◆その他の方法 最近「コミックスタジオ」というコミック用ソフトが大々的に売り 出されています。「売り」は「アナログ的手法(手描き)と表現を 実現」ということです。これは上記2つの表現とは異なります。 どちらかというと、限定があるとはいえこれまでのアナログ的な表 現です。この表現を大事にする人は良いかもしれませんが「表現の 広がり」には欠けるかもしれません。。 ただし、現在すでに売り出されていますが、そのソフトで作成し、 「データ入稿」してもそのままでは印刷できません。 一度レーザープリンターで普通紙出力してそれをアナログ原稿とし て印刷するということになります。普通紙に一度出力するのですか ら、その意味で少し品質が落ちるのではないかと思います。 将来早いうちに、印刷会社がデータとして受け取れるコンバーター ソフトが開発されるでしょうが「今」はないということを踏まえて おいてください。 あなた自身が出力する時の注意としては「とにかくレーザー出力」 であって、インクジェットプリンターではアミ点が荒れますので印 刷できないということを認識しておいてください。 もうひとつ「パワーポイント」という小道具があります。これの問 題はモアレ問題です。この問題はいづれ考えてみたいと思います。