HTTP キープアライブを有効にする

多くの Web ブラウザは、複数の要求を行う際に、接続状態を維持するようサーバーに要求します。これを "HTTP キープアライブ" と呼びます。キープアライブは、サーバーのパフォーマンスを飛躍的に向上させる HTTP の仕様です。キープアライブを使用しない場合、ブラウザはグラフィックスなど複数の要素を含むページに対して、何度も接続を要求しなければなりません。つまり、各要素に個別に接続する必要が生じます。このように要求と接続の数が増えると、サーバーのアクティビティとリソースがより多く必要となり、サーバーの効率が低下します。また、ブラウザの速度も落ち、反応も遅くなります。特に高い latency の (遅い) 接続では顕著です。HTTP キープアライブは、インストール時に既定で有効に設定されています。

HTTP キープアライブを無効にするには
  1. インターネット インフォメーション サービス スナップインで、 Web サイトを選択し、そのプロパティ シートを開きます。
  2. [Web サイト] プロパティ シートの [HTTP キープアライブを有効にする] チェック ボックスをオフにします。

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