サービス固有のレジストリ エントリ

次のパラメータは、サービスごとにレジストリに格納され、サービス固有の動作を定義しますが、各サービスで同じ名前が付いています。

レジストリ パス

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM
\CurrentControlSet
 \Services
  \ServiceName
   \Parameters

ServiceName は、次のようになります。

MSFTPSVC (FTP サービス)
W3SVC (WWW サービス)

AllowGuestAccess
REG_DWORD
範囲 : 1、0
既定値 : 1 (有効)
インターネット サービスで Guest ログオンを許可するかどうかを指定します。新しいユーザーがログオンすると、サーバーは、そのユーザーが Windows の Guest ユーザーとしてログオンしているかどうかをチェックします。Guest による接続の場合、インターネット サービスはこのパラメータの値に応じて新しい接続を許可または拒否します。管理が不十分なサイトでは、Guest アクセスを許可することにより問題が起きる場合があります。Windows システムを既定の設定でインストールすると、Guest アカウントにはシステムに対するすべての種類のアクセス権が許可されます。この既定の設定では容易にセキュリティが破られる可能性があるため、値を 0 に設定してスイッチを無効にすることをお勧めします。

 

EnableSvcLoc
REG_DWORD
範囲 : 1、0
既定値 : 1 (有効)
IIS のサービスは、各サービス ロケータに登録し、IIS スナップインから認識できるようにします。このパラメータは、登録の有効と無効を制御します。値を 0 に設定すると、サービスは登録されません。値を 1 に設定すると、サービス ロケータにサービスが登録されます。

 

次の LanguageEngines というレジストリ キーは、既定ではインストールされません。このキーを使用するには、次の位置にこのキーを作成する必要があります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM
 \CurrentControlSet
  \Services
   \W3SVC
    \ASP
     \LanguageEngines
      \LanguageName

値 : Write REG_SZ: Response.WriteEquiv |
値 : WriteBlock REG_SZ:Response.WriteBlockEquiv |

LanguageEngines
REG_STRING
範囲 : 文字列
既定値 : なし
このパラメータは、Object.Method 形式の構文をサポートしていないスクリプト言語を、Active Server Pages の主要スクリプト言語 (ASP スクリプト デリミタ <% ... %> の中で使われる言語) として指定します。LanguageName は使用する言語です。Response.WriteEquiv および Response.WriteBlockEquiv は、それぞれ Response.Write および Response.WriteBlock と同等の機能を持つ構文です。パイプ記号 (|) は、通常、Response.Write メソッドと Response.WriteBlock メソッドで処理される、式と HTML ブロックを送信するために ASP が使用する挿入コードです。追加スクリプト言語をインストールすると、この記号が自動的に挿入されます。使用するスクリプト言語が空白や改行文字を区別して扱う場合は、このレジストリの値を設定しても、主要スクリプト言語として使用できない場合があります。代わりに、ブラウザに HTML ブロックを手動で書き込むか、タグ付きのスクリプト ブロック (<SCRIPT> ... </SCRIPT>) の中にその言語の関数を書き込み、ほかの言語から呼び出す方法があります。

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(The following words are used by Search; they are not intended to be displayed on the page.) W3SVC