セットアップに関する考慮事項

ここでは、IIS 4.0 または 5.0 からのアップグレードとオペレーティング システムのクリーン インストール間で異なるプロセス再利用の既定の構成設定について説明します。クリーン インストールとは、以前のバージョンからアップグレードするのではなく、オペレーティング システムの新しいコピーをインストールすることを意味します。

アップグレード

IIS 5.1 にアップグレードするときに、次の例で太字で示されているように、プロセス再利用に固有のメタベース キー名が書き込まれます。IIS では次にプロパティをゼロに設定してこれらの機能を無効にします。

メタベースの構成例

/W3SVC
   AppIsolated = (INTEGER) 0
   PeriodicRestartTime = (INTEGER) 0
   PeriodicRestartRequests = (INTEGER) 0
   ShutdownTimeLimit = (INTEGER) 0
   …other default site/app settings…

PeriodicRestartTime、PeriodicRestartRequests、および ShutdownTimeLimit の各プロパティは、W3SVC レベルで定義されます。PeriodicRestartSchedule プロパティは定義されません。

クリーン インストール

次の例は、クリーン インストール後の既定のプロセス再利用構成を示しています。

メタベースの構成例 (クリーン インストール)

/W3SVC
   AppIsolated = (INTEGER) 0
   PeriodicRestartTime = (INTEGER) 0
   PeriodicRestartRequests = (INTEGER) 0
   ShutdownTimeLimit = (INTEGER) 600
   …other default site/app settings…

PeriodicRestartTime、PeriodicRestartRequests、および ShutdownTimeLimit の各プロパティは、W3SVC レベルで定義され、それぞれのパラメータは既定値に設定されます。PeriodicRestartTime および PeriodicRestartRequests 既定値はゼロで、これらのイベントが無効になっていることに注意してください。PeriodicRestartSchedule プロパティは定義されません。

関連リソース


© 1997-2001 Microsoft Corporation.All rights reserved.