用語集


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最初へ数字

10BaseT
イーサネットの配線方法の 1 つであり、各ステーションはツイストペア ケーブルで接続されます。

2 層アーキテクチャ
クライアント/サーバー アーキテクチャ」を参照してください。

2 フェーズ コミット
複数のサーバーに適用されるトランザクションを、すべてのサーバーで処理するか、どのサーバーでも処理しないようにするプロトコル。2 フェーズ コミットは、トランザクション マネージャによって調整され、リソース マネージャによってサポートされます。

3 層アーキテクチャ
ネットワーク アプリケーションを、ユーザー インターフェイス層、ビジネス ロジック層、およびデータベース層の 3 つの論理領域に分割します。各層には、1 つまたは複数のコンポーネントを入れることができます。たとえば、最上位層に 1 つまたは複数のユーザー インターフェイスを入れて、各ユーザー インターフェイスが中間層の複数のアプリケーションと同時に通信し、 中間層のアプリケーションが一度に複数のデータベースを使用することができます。1 つの層のコンポーネントを、ほかの 2 層とは別のコンピュータで実行して、それら 2 層のコンポーネントとネットワークを介して通信させることができます。


最初へA

ACL(access control list)
アクセス制御リスト」を参照してください。

Active Server Pages(ASP)
動的 Web ページを作成、または Web アプリケーションを構築するためのサーバー側スクリプティング環境。ASP ページは、HTML タグ、テキスト、スクリプト コマンドを含むファイルです。ASP ページは、コンポーネント オブジェクト モデル (COM) のコンポーネントを呼び出してデータベースへの接続、業務計算などのタスクを実行できます。 ASPを使用し、Web ページへのインタラクティブなコンテンツの追加、またはカスタマへのインターフェイスとして HTML ページを使用する Web アプリケーション全体の構築ができます。

ActiveX
World Wide Web 用のインタラクティブなコンテンツを作成可能にする Microsoft のテクノロジ。異なる言語で書かれたソフトウェア コンポーネントがネットワーク環境で連携して動作できるようにする、言語に依存しない相互運用テクノロジ。ActiveX の中心となるコンポーネントは、Component Object Model (COM) と Distributed Component Object Model (DCOM) です。 これらの技術のライセンスは標準化団体の Open グループが所有しており、複数のプラットフォームに COM の技術が実装されています。Component Object Model」、「Common Gateway Interface」、「Distributed Component Object Model」、および「Java」も参照してください。

ActiveX Data Objects (ADO)
COM によって実装される、OLE DB などの基本となるデータ アクセス テクノロジ に対する上位レベルのデータ アクセス プログラミング インターフェイス。

Active Directory Service Interfaces
ADSI」を参照してください。

ActiveX コントロール
ActiveX テクノロジを用いた再利用可能なソフトウェア コンポーネント。 これらのコンポーネントを使用して、アニメーション、ポップアップ メニューなどの特定の機能を Web ページ、デスクトップ アプリケーション、ソフトウェア開発ツールに追加できます。ActiveX コントロールは C、C++、Visual Basic、Java などのさまざまなプログラミング言語で記述できます。

Active グループ
Open グループが主催する標準化団体。現在進められている ActiveX の技術およびライセンスの開発と管理に対して責任を負う、ユーザー主導で方針が決められる委員会。

active スクリプティング
言語やその他の要素に関係なく、Microsoft Internet Explorer でサードパーティー スクリプトを COM によって実行する Microsoft のテクノロジ。「Active Server Pages」、「オートメーション」「Component Object Model」、「スクリプト」、および「スクリプト エンジン」も参照してください。

active スクリプト
さまざまな言語や固定のフォーマットなどで作成できるスクリプト。ほかの ActiveX コントロールと相互作用します。

ADO
ActiveX Data Objects」を参照してください。

ADSI (Active Directory Service Interfaces)
単一の標準インターフェイスを使用して、ADSI 準拠のクライアント アプリケーションが、Windows ディレクトリ サービスや Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) などのさまざまなディレクトリ プロトコルにアクセスするのを可能にする COM ベースのディレクトリ サービス モデルです。ADSI は、データ ストアやプロトコルの実装および動作からクライアント アプリケーションを保護します。

ADSI プロバイダ
ADSI を実装することにより ADSI クライアントで使用できるようになるアプリケーション。

American National Standards Institute
工業分野における規格の標準化を行う目的で、1918 年に設立された米国の非営利団体。米国国内の各種機関で定めた規格案を審議、承認しています。たとえば、Institute of Electrical and Electronics Engineers (IEEE) などがこの機関にあたります。 ANSI は International Standards Organization (ISO) の米国の代表で、FORTRAN、C、COBOL などのプログラミング言語を認証してきました。ANSI によって認証された標準は、ANSI 標準と呼ばれます。 たとえば、ANSI C は ANSI によって認証された C 言語です。 American Standard Code for Information Interchange」、「ASCII 文字セット」、および「ASCII ファイル」も参照してください。

American Standard Code for Information Interchange(ASCII)
7 ビットまたは 8 ビットを使って、最大 156 文字の数値を割り当てるコード体系。文字、数字、区切り記号、制御文字、およびその他の記号が含まれます。ASCII は、異種のハードウェアおよびソフトウェア システム間のデータ転送を標準化する目的で 1968 年に開発され、現在ではほとんどのミニコンピュータと、すべてのパーソナル コンピュータに組み込まれています。

ANSI
American National Standards Institute」を参照してください。

API
Application Programming Interface」を参照してください。


Application Programming Interface(API)
コンピュータのオペレーティング システムが提供する下位レベルのサービスを要求して実行するために、アプリケーションが使用するルーチン群。また、アプリケーションからサービスを起動する方法を規定する、プログラミングでの呼び出し規約。

ARP (Address Resolution Protocol)
アドレス解決プロトコル」を参照してください。

ascii
FTP クライアント プログラムで、FTP サーバーにファイルを ASCII テキストとして送受信させるためのコマンド。「American Standard Code for Information Interchange」も参照してください。

ASCII
American Standard Code for Information Interchange」を参照してください。

ASCII ファイル
"テキスト ファイル"、"テキスト専用ファイル"、または "ASCII テキスト ファイル" ともいいます。ASCII ファイルには、文字、スペース、区切り記号、およびキャリッジ リターンが含まれます。タブと EOF 記号が含まれる場合もあります。ただし、ほかの書式指定文字は含まれません。

ASCII 文字セット
バイナリ値で ASCII 文字を表現するための、7 ビットの標準コード。コード値は 0 〜 127 です。ほとんどの PC ベースのシステムでは、8 ビットの拡張 ASCII コードを使用します。その場合、追加の 128 文字で特殊記号、英語以外の言語の文字、および図形記号を表現します。

ASP
Active Server Pages」を参照してください。

ASP バッファ処理
スクリプトが生成するすべての出力をスクリプトの実行が完了するまで一時的に格納し、それをクライアントに送信する ASP の機能。

ATM (Asynchronous Transfer Mode)
非同期転送モード。データ、音声、ビデオ、およびフレーム リレーのトラフィックをリアル タイムで伝送するネットワーク技術。フレーム リレー データも含めたデータは、53 バイトずつパケットに分割され、システム内の 2 つのノード間を 1.5 〜 622 Mbps の速度で送られます。ATM は、ISO/OSI モデルのレベル 1 とレベル 2 に相当する広帯域 ISDN プロトコルのレベルで定義されています。 現在 ATM は、ワークステーションやパーソナル コンピュータで構成されるローカル エリア ネットワークで使用されています。「統合デジタル通信網 (ISDN)」および「ISO/OSI モデル」も参照してください。


最初へB

BIND
ドメイン ネーム システム」を参照してください。

bps (Bits per second)
1 秒間のビット数で、伝送線やモデムなどの通信媒体を通してデータが伝送されるときの速度。


最初へC

CA (Certification Authority)
証明機関」を参照してください。

CGI
Common Gateway Interface」を参照してください。

cgi-bin ディレクトリ
サーバー上で、CGI スクリプト プログラムを格納するディレクトリ。一般に、"cgi-bin" または "CGI スクリプト" と呼ばれます。

CGI スクリプト
サーバーとユーザーがインターネットを介して通信できるようにするプログラム。たとえば、ユーザーが Web ページのフォームに情報を入力すると、CGI スクリプトはその情報を解釈し、サーバーのデータベース プログラムに伝えます。

CLSID
クラス ID」を参照してください。

COM
Component Object Model」を参照してください。

Common Gateway Interface (CGI)
ソフトウェア サービスを起動するためのサーバー側インターフェイス。HTTP サービスのような情報サービスと、データベースやほかのプログラムなどの、サーバーのホスト コンピュータ上にあるリソースとの間で通信する方法を規定した仕様です。たとえば、ユーザーが Web ブラウザからフォームを送信すると、HTTP サービスは CGI スクリプトと呼ばれるプログラムを実行し、CGI を通じてそのプログラムにユーザーの入力情報を渡します。 プログラムは、CGI を通じて HTTP サービスに情報を返します。CGI 標準に準拠した入出力が行われていれば、どのようなソフトウェアでも CGI プログラムとして機能できます。CGI アプリケーションは、常にプロセス外で実行されます。「サーバー」も参照してください。

Common Object Request Broker Architecture (CORBA)
Object Management Group が 1992 年に規定した仕様。この仕様では、2 つのプログラムが、異なるプログラミング言語で作成され、異なるプラットフォームで実行されている場合でも、一方のプログラムを構成するオブジェクトが、もう一方のプログラムのオブジェクトと通信することができます。 プログラムは、オブジェクト リクエスト ブローカ (ORB) を通じてオブジェクトを要求するため、そのオブジェクトが属するプログラムの構造を知る必要がありません。CORBA は、オブジェクト指向環境で機能するように設計されています。

Component Object Model (COM)
単一のアプリケーション内、または複数のアプリケーション間で、オブジェクトが対話する方法を規定したオブジェクト指向のプログラミング モデル。COM では、クライアント ソフトウェアからオブジェクトにアクセスするために、オブジェクトのインターフェイスへのポインタを使用します。オブジェクトのインターフェイスは、メソッドと呼ばれる関連した関数のセットです。

COM コンポーネント
1 つまたは複数のクラス ファクトリ、COM クラス、およびレジストリ エントリ メカニズムや、コードのロード機能などを含んだバイナリ ファイル。「Component Object Model」および「Distributed COM」も参照してください。

cookie
HTTP プロトコルで、サーバーまたはスクリプトが情報をクライアント コンピュータ上に保持するための手段。cookie は、小さなテキスト ファイルとして、Web サーバーによってユーザーのブラウザに格納されます。cookie には、ID 番号やパスワード、Web サイトで買い物をしたときの方法、そのサイトを参照した回数など、利用者に関する情報を取り込むことができます。ユーザーがサーバーに接続すると、Web サイトは cookie 情報にアクセスできます。

CORBA
Common Object Request Broker Architecture」を参照してください。

CP_ACP
システムの ANSI コードページ。システムの OEM コードページ、CP_OEMCP もあります。「コードページ」も参照してください。

CryptoAPI
Microsoft Cryptographic API」を参照してください。


最初へD

Data Encryption Standard (DES)
データ暗号化規格。IBM が開発し、米国政府が 1976 年に標準として採用した、コンピュータ データの暗号化仕様。DES は、56 ビットのキーを使ってパスワードの検出と盗用を防ぎます。

DAV
WebDAV」を参照してください。

DES
Data Encryption Standard」を参照してください。

DHCP
Dynamic Host Configuration Protocol」を参照してください。

DHTML (Dynamic HTML)
ダイナミック HTML」を参照してください。

Distributed Authoring and Versioning (DAV)
WebDAV」を参照してください。

distributed COM
Distributed Component Object Model」を参照してください。

Distributed Component Object Model (DCOM)
ソフトウェア コンポーネントがネットワークを介して直接通信できるようにするプロトコル。

Distributed Internet Application Architecture (DNA)
Microsoft の Web アプリケーション用アーキテクチャ。

DLL (dynamic-link library)
ダイナミック リンク ライブラリ」を参照してください。

DNA
Distributed Internet Application Architecture」を参照してください。

DNS (Domain Name System)
ドメイン ネーム システム」を参照してください。

DNS 偽装
ネーム サービスのキャッシュを壊したり、有効なドメインを得るドメイン ネーム サーバーの機能を損なうことで、別のシステムの DNS 名を装うこと。

DNS 逆引き参照
ドメイン名に対応する IP アドレスを検索すること。

DSN (Data Source Name)
データ ソース名」を参照してください。

DWORD
32 ビットの整数のための Win32 API 指定。

Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP)
インターネットに接続したネットワークで、ホストがネットワークに接続するときに、一時的な IP アドレスをホストに自動的に割り当てるための TCP/IP プロトコル。


最初へE

Extensible Markup Language (XML)
Web 上でやり取りされる構造化ドキュメントのデータ形式。"extensible markup language (拡張可能なマークアップ言語)" と呼ばれる理由は、HTML のような固定した形式でないことにあります。XML の目的は、World Wide Web で SGML を使用可能にすることです。 XML は、単一のマークアップ言語ではなく、作成者がマークアップ言語を設計できるメタ言語です。通常のマークアップ言語の場合は、ドキュメントのクラス (HTML など) 別に情報を記述する方法が定義されますが、XML の場合はドキュメントの多くのクラスに対して、作成者自身が独自のマークアップ言語を定義することができます。

Extensible Stylesheet Language (XSL)
XML ドキュメントを表示可能な構造に変換する方法を指定するために使用するスタイルシート。XSL は高度な書式設定特性の文法を定義しますが、表示可能な HTML 、またはほかの完成されたマークアップ言語の生成に使用することもできます。


最初へF

FAQ (Frequently Asked Questions)
よく寄せられる質問。一般に、基本的な事柄についての質問と回答を含む文書。ほとんどの Web サイトに FAQ が用意されています。利用者は、FAQ を見ることで、その Web サイトに含まれるトピックやテーマと、最も適切な使用方法に関する一般的なガイドラインを知ることができます。

fat サーバー
クライアント/サーバー アーキテクチャで、処理の大部分を行うサーバー コンピュータ。クライアントでは、ほとんど処理を行いません。

FAT (file allocation table) ファイル システム
MS-DOS がファイルを管理、編成するために使用するシステム。FAT はディスクがフォーマットされるときに MS-DOS がディスク上に作成するデータ構造です。MS-DOS がファイルをフォーマット済みディスクに保存する際、要求に応じてMS-DOS がファイルを取り出せるように、保存するファイルの情報がオペレーティング システムによって FAT に書き込まれます。FAT は MS-DOS が使用できる唯一のファイル システムです。「NTFS」も参照してください。

finger
finger によるアクセスが許可されている場合に、ほかのサイトにいるユーザーに関する情報を得ることができるインターネット ユーティリティ。電子メール アドレスを指定すると、finger はユーザーのフルネーム、ログオン中であるかどうか、ユーザーがプロファイルとして提供するように設定したその他の情報を返します。 姓または名前を指定すると、finger は名前が一致するユーザーのログオン名を返します。必要に応じて、ユーザーが最後にログオンした時刻、アイドル時間、端末ライン、端末の位置、およびユーザーのプロジェクト ファイルも表示できます。

Fortezza
Defense Messaging System のセキュリティ アーキテクチャの条件を満たす米国政府のセキュリティ標準。メッセージの機密性、整合性、認証、メッセージ、コンポーネント、システムに対するアクセス制御を実現する暗号化メカニズムを備えています。これらの機能は、サーバーとブラウザ ソフトウェア、および Personal Computer Memory Card International Association (PCMCIA) カード ハードウェアの両方で実装できます。

FrontPage Server Extensions
Microsoft FrontPage の特別な機能を使用できるようにするために HTTP サービスにインストールされたファイルのグループ。管理者は FrontPage Server Extensions を使用して、Web サイトをグラフィカル インターフェイスで表示し管理することができます。作成者は、Web ページを作成および編集し、IIS へリモートでポストすることができます。

FTP (File Transfer Protocol)
ファイル転送プロトコル (FTP)」を参照してください。


最初へG

GIF
Graphics Interchange Format」を参照してください。

Global.asa
構造の初期化やアプリケーション スコープを持つオブジェクトなどの、IIS アプリケーションについての情報を保存するファイル。

Gopher
リモート コンピュータまたはリモート サイトのドキュメントを検索、取得、および表示するために、初期に開発されたインターネット プロトコルおよびソフトウェア プログラム。

Graphics Interchange Format (GIF)
1980 年代の半ばに、コンピュータの画面上で写真品質のグラフィックス画像を表示するために CompuServe によって開発された、コンピュータ グラフィックス用のファイル形式。現在では、インターネットで一般的に使われています。

GUI (graphical user interface)
グラフィカル ユーザー インターフェイス」を参照してください。

GUID (globally unique identifer)
グローバル一意識別子」を参照してください。


最初へH

HTML
Hypertext Markup Language」を参照してください。

HTTP
Hypertext Transfer Protocol」を参照してください。

HTTPD
HTTP デーモン。または、Web サーバー。

HTTP ヘッダー
HTTP 要求または応答の上部に一覧表示される情報。

Hypertext Markup Language (HTML)
プラットフォーム間で移植できるハイパーテキスト文書を作成するための単純なマークアップ言語です。HTML ファイルは、単純な ASCII テキスト ファイルであり、書式設定とハイパーテキスト リンクを示すコードはマークアップ タグを使用して埋め込まれます。 World Wide Web の文書で使われる書式設定言語です。「ダイナミック HTML」、「Extensible Markup Language」、および「Standard Generalized Markup Language」も参照してください。

Hypertext Transfer Protocol (HTTP)
World Wide Web 上の情報にアクセスするためのクライアント/サーバー プロトコル。


最初へI

ICMP (Internet Control Message Protocol)
インターネット制御メッセージ プロトコル (ICMP)」を参照してください。

IETF
Internet Engineering Task Force」を参照してください。

IIS Admin Base オブジェクト
IMSAdminBase インターフェイスを実装している DCOM オブジェクト。メソッドを使用して、Web アプリケーションから IIS 構成キーおよびメモリ常駐メタベースのデータを操作することができます。

IIS Admin オブジェクト
IIS によって提供される一連のメソッド。アプリケーションからメタベース内の設定にアクセスして変更することができます。

International Organization for Standardization (ISO)
コンピュータと通信を含む多くの分野で国際的な規格を制定することを目的に 1946 年に設立された任意の非条約機関です。ISO は、アメリカの ANSI など、89 に及ぶ加盟国/地域の標準化機構で構成されています。「American National Standards Institute」も参照してください。

International Organization for Standardization Open Systems Interconnection モデル
ISO/OSI モデル」を参照してください。

Internet Engineering Task Force (IETF)
インターネットを中心とするプロトコル技術の研究と開発を行う組織。IETF は、インターネット アーキテクチャの発展とインターネットの円滑な運営に関心を寄せるネットワーク設計者、運営者、ベンダ、および研究者による、大規模な国際団体です。 現在、IETF を後援している Internet Society は、インターネットとその技術およびアプリケーションに関して国際的な協力と調整を推進する非政府間機構です。詳細については、Internet Society の Web サイトを参照してください。

Internet Network Information Center (InterNIC)
.com、.net、.org、.edu、.gov、.mil などのトップ レベル ドメイン名の DNS 登録をまとめて調整していた、以前の機関。日本国内では、InterNIC の支部組織である JPNIC (日本ネットワーク インフォメーション センター) が業務を行っています。InterNIC の業務は、Network Solutions が引き継いでいます。詳細については、Network Solutions の Web サイトを参照してください。

Internet Protocol (IP)
インターネット プロトコル。TCP/IP の一部で、インターネット上のある場所からほかの場所にメッセージをルーティングする機能。IP は、ネットワークを通じて TCP パケットのアドレッシングと送信を行います。IP が提供するのは、ベスト エフォートのコネクションレス型の配信システムであり、パケットが宛先に到達すること、または送信された順に到達することは保証されません。「パケット」も参照してください。

InterNIC
Internet Network Information Center」を参照してください。

IP アドレス
ネットワーク上のホストを一意に識別するアドレス。IP アドレスは、TCP/IP ネットワーク内で一意な 32 ビットのアドレスとしてコンピュータを識別します。普通、IP アドレスはドット (.) で区切られた 10 進表記で表します。これは IP アドレスの 1 つのオクテット (8 ビット、つまり 1 バイト) を 10 進値で表し、各オクテットをピリオドで区切ったものです。次に例を示します。 172.16.255.255.

IP アドレスのフィルタ処理
アクセスを試みているブラウザの IP アドレスに基づいて、アクセスを許可または拒否すること。

ISAPI
サーバー コンピュータに常駐し、Microsoft Windows 対応のソフトウェア サービスを起動するためのアプリケーション プログラミング インターフェイス。ISAPI は、ISAPI インターフェイスをサポートする HTTP サービスや IIS の拡張機能を開発するための API です。 「Application Programming Interface (API)」および「Common Gateway Interface (CGI)」も参照してください。

ISDN
統合デジタル通信網」を参照してください。

ISO/OSI モデル
サービスのレベルおよび通信ネットワークを介して情報をやり取りするコンピュータの対話の種類を標準化した階層構造 (プラン)。ISO/OSI モデルはコンピュータ間の通信を 7 つの層に分け、上位層は下位層に含まれている標準に基づいて構築されています。7 つの層のうち最下位層では、ハードウェア接続のみを扱います。最上位層では、アプリケーション プログラム レベルでのソフトウェアの通信を扱います。

ISO
International Organization for Standardization」を参照してください。

ISP
インターネットへのリモート接続の公的提供者。ISP は、ダイヤルアップ接続またはリース回線の設置を通じて、リモート ユーザーがインターネットにアクセスできるようにする企業または教育機関です。


最初へJ

Java
Sun Microsystems, Inc. が開発したオブジェクト指向プログラミング言語。現在、Java の最も一般的な用途は、World Wide Web 用に小型のアプリケーションまたはアプレットを作成することです。

JavaBeans
COM や CORBA を含むほかの各種オブジェクト モデルとの相互運用を目的として SunSoft が開発したオブジェクト モデル。「Common Objet Request Broker Architecture」および「Component Object Model」も参照してください。

Java Database Connectivity (JDBC)
Java 言語で使用するための、ODBC に基づくデータ アクセス インターフェイス。

JavaScript
Netscape Communications が開発した、Java に構文が類似するスクリプト言語。ただし、JavaScript は純粋なオブジェクト指向言語ではなく、コンパイルされていないため、Java と比較してパフォーマンスに制約があります。JavaScript コードを実行するには、JavaScript クライアントの Web ブラウザが必要です。ECMA 262 言語仕様として知られるオープン規格です。「JScript」も参照してください。

Java 仮想マシン
Java アプレットを実行するソフトウェア。

JDBC
Java Database Connectivity」を参照してください。

JIT
ジャストインタイム アクティベーション」を参照してください。

Joint Photographic Experts Group (JPEG)
離散コサイン変換を使用した圧縮形式で画像を保存する ISO/ITO 規格。JPEG は非可逆圧縮です。100:1 の圧縮比ではデータの損失がかなり発生しますが、20:1 ではほとんど損失はありません。

JPEG
Joint Photographic Experts Group」を参照してください。

JScript
Microsoft が公開する JavaScript の実装。JScript は、ECMA 262 言語仕様でコンパイルされます。


最初へK

Kerberos プロトコル
内部およびイントラネットのログオンにおいて、Windows セキュリティの基になっているプロトコル。Kerberos プロトコルを利用すると、分散ソフトウェア コンポーネントを安全に使用できます。「暗号」および「暗号化」も参照してください。


最初へL

LAN
ローカル エリア ネットワーク」を参照してください。

LCID
ロケール識別子」を参照してください。

LDAP
Lightweight Directory Access Protocol」を参照してください。

Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)
Transmission Control Protocol/Internet Protocol (TCP/IP) のスタックで動作し、階層ディレクトリから情報を取り出すように設計されたネットワーク プロトコル。このプロトコルを使って、ユーザー名、電子メール アドレス、セキュリティ証明書、その他の契約情報など、特定情報の検索を行うことができます。

LOCALE_SYSTEM_DEFAULT
既定のシステム ロケール。既定のユーザー ロケールも存在します。「ロケール識別子」を参照してください。

localhost
プログラムが実行されているコンピュータの名前を示すプレースホルダ。localhost には、予約済みループバック IP アドレス 127.0.0.1 が使用されます。


最初へM

Mail or Messaging Applications Programming Interface (MAPI)
公開されている広範囲なメッセージ機能インターフェイス。開発者が、電子メール、スケジュール管理、カレンダー、文書管理などの、メッセージ アプリケーションおよびワークグループ アプリケーションを作成するときに使用します。分散クライアント/サーバー環境の場合、MAPI は Windows Open Services Architecture (WOSA) 内でエンタプライズ メッセージ サービスを提供します。

MAPI
Mail or Messaging Applications Programming Interface」を参照してください。

MD5
Message Digest 5」を参照してください。

MDAC
Microsoft Data Access Components」を参照してください。

Message Digest 5 (MD5)
インターネットで使われる暗号化方式。

MIB (Management Information Base)
管理情報ベース」を参照してください。

Microsoft Cryptographic API
Win32 ベースのアプリケーションに必要な、認証、エンコード、および暗号化の各サービスを提供するアプリケーション プログラミング インターフェイス。

Microsoft Data Access Components (MDAC)
Oracle データベースのほかに、ActiveX Data Objects (ADO)、Remote Data Service (RDS)、Microsoft OLE DB Provider for ODBC、Open Database Connectivity (ODBC)、ODBC drivers for Microsoft SQL Server、Microsoft Access など、その他デスクトップ データベースで構成されているコンポーネント。

Microsoft Visual Basic (VB)
Basic を発展させた、ビジュアル環境のプログラミング言語。Visual Basic は、Windows ベースのアプリケーション開発に使用されます。

Microsoft Visual Basic for Applications (VBA)
アプリケーションがホストする Visual Basic の開発環境および開発言語。

Microsoft Visual Basic Scripting Edition (VBScript)
Microsoft Visual Basic 言語のサブセット。VBScript は高速で移植性が高い簡易インタープリタとして、ActiveX コントロールや Java アプレットを使用する World Wide Web ブラウザやその他のアプリケーションで使用されています。

MIME (Multipurpose Internet Mail Extensions) マッピング
複数の異なる形式のファイルを表示するようにブラウザを構成する手段。インターネット メール プロトコルの拡張機能であり、拡張文字セット、音声メール、ファクシミリ画像などをサポートする 8 ビット ベースの電子メール メッセージを送信できます。

MSMQ
メッセージ キュー」を参照してください。


最初へN

Network News Transfer Protocol (NNTP)
インターネット上の NNTP サーバーと NNTP クライアント (ニュース リーダー) に、ネットワーク ニュース メッセージを配布するためのプロトコル。NNTP は、インターネット上で信頼できるストリームベースのニュース転送を使用し、ニュース項目の配布、照会、取得、および投稿を可能にします。 NNTP では、ニュース項目がサーバーの中央データベースに格納され、ユーザーは項目を選択して読むことができます。インデックス付け、相互参照、および有効期限が過ぎたメッセージの削除も可能です。NNTP は RFC 977 に定義されています。

NNTP
Network News Transfer Protocol」を参照してください。

NTFS
Windows オペレーティング システム専用に設計されたファイル システム。長いファイル名、フル セキュリティ アクセス制御、ファイル システムの復旧、大容量メディア、および Windows POSIX サブシステムの各種機能をサポートします。すべてのファイルを、ユーザー定義およびシステム定義の属性を持つオブジェクトとして扱うことにより、オブジェクト指向アプリケーションもサポートします。「FAT ファイル システム」も参照してください。


最初へO

Object Linking and Embedding (OLE)
クライアント アプリケーション間で情報を転送および共有するための統合標準。アプリケーションを切り替えなくても修正が可能なように、アプリケーションへのリンクを埋め込んで複合ドキュメントを作成できるようにするプロトコル。OLE はコンポーネント オブジェクト モデル (COM) に基づいており、 複数のアプリケーションで相互運用できる再利用可能なプラグ アンド プレイのオブジェクトを開発できます。OLE は広く業界で採用されており、OLE に対応するスプレッドシート、ワード プロセッサ、財務パッケージ、およびほかのアプリケーションであれば、クライアント/サーバー アーキテクチャ内の異なる種類の情報を共有し、リンクできます。

Object Linking and Embedding Database (OLE DB)
エンタプライズおよびインターネット上で、SQL データ ソースと非 SQL データ ソースに対して一貫したアクセス方法を提供するデータ アクセス インターフェイス。「SQL」も参照してください。

Object Management Group (OMG)
CORBA のオブジェクト仕様を定義し、普及させるために作られたベンダ連合。

Object Request Broker (ORB)
クライアント/サーバー アプリケーションで、クライアントがオブジェクトを要求するときに使用するインターフェイス。ORB はそのオブジェクトが含まれているサーバーに直接要求を送信し、結果の値をクライアントに返します。

ODBC (Open Database Connectivity)
オープン データベース コネクティビティ」を参照してください。

OID
オブジェクト識別子」を参照してください。

OLE
Object Linking and Embedding」を参照してください。

OLE DB
Object Linking and Embedding Database」を参照してください。

OMG
Object Management Group」を参照してください。

Open グループ
Active グループを含む多くの標準化団体の母体。現在 Open グループでは、ActiveX の中核技術、X/Open、および Open Software Foundation (OSF) を管理しています。

ORB
Object Request Broker」を参照してください。


最初へP

Packet Internet Groper (PING)
1 つまたは複数のリモート ホストへの接続を検証するためのコマンド。ping ユーティリティは、ICMP エコー要求およびエコー応答パケットを使用して、ネットワーク上の特定の IP システムが機能しているかどうかを判断します。ping ユーティリティは、IP ネットワークまたはルーターで障害が発生していないかどうかを診断するのに便利です。「ICMP」および「ルーター」も参照してください。

PDH
Performance Data Helper」を参照してください。

Performance Data Helper
Windows のネットワーク監視プロトコル。パフォーマンス監視は、アプリケーション、サービス、およびドライバから収集できるパフォーマンス データをキャプチャして分析するプロセスです。このデータを使用することで、システムにおけるボトルネックの原因を特定したり、システムおよびアプリケーションのパフォーマンスを細かく調整できます。このデータにアクセスするためのインターフェイスが PDH です。Windows パフォーマンス モニタ (Perfmon) では、PDH が使用されます。「Simple Network Management Protocol」も参照してください。

Perfmon
パフォーマンス モニタ」を参照してください。

Perl
Practical Extraction and Report Language。C といくつかの UNIX のユーティリティを基にして開発されたインタープリタ型言語。Perl は、テキスト ファイルから情報を取り出す強力な文字列処理機能を持っています。Perl では文字列をアセンブルし、コマンドとしてシェルに送信できます。 そのため、システム管理タスクでよく利用されています。Perl で作成したプログラムをスクリプトといいます。NASA のジェット推進研究所の Larry Wall 氏が開発した言語です。「スクリプト」も参照してください。

PGP
Pretty Good Privacy」を参照してください。

PING
Packet Internet Groper」を参照してください。

Point-to-Point Protocol (PPP)
サード パーティのリモート アクセス ソフトウェアとの相互運用性を確保するために、Windows Remote Access Service (RAS) に含まれている業界標準のフレーミングと認証プロトコルのセット。PPP は、Open Systems Interconnection (OSI) モデルの複数層に対して構成パラメータをネゴシエートします。 シリアル通信のためのインターネット標準。PPP では、モデム接続を使っているほかのインターネット ベース システムとの間でデータ パケットを交換する方法が規定されています。

Point-to-Point Tunneling Protocol (PPTP)
インターネットを介してローカル エリア ネットワークのノードを接続する仮想プライベート ネットワーク仕様。公開された業界標準の PPTP は、IP、IPX、Microsoft Networking (NetBEUI) などの最も一般的なネットワーク プロトコルをサポートしています。企業は、PPTP を使ってリモート ダイヤルアップによる通信をインターネット サービス プロバイダまたはほかの通信サービス事業者に任せることで、通信費用とシステムの複雑さを軽減できます。

PPP
Point-to-Point Protocol」を参照してください。

PPTP
Point-to-Point Tunneling Protocol」を参照してください。

Pretty Good Privacy (PGP)
公開キー暗号方式を使うセキュリティ アプリケーション。「公開キー暗号方式」も参照してください。


最初へR

RAID
Redundant Array of Inexpensive Disks」を参照してください。

RAM (Random Access Memory)
ランダム アクセス メモリ」を参照してください。

RARP
Reverse Address Resolution Protocol」を参照してください。

RAS (Remote Access Service)
リモート アクセス サービス」を参照してください。

Redundant Array of Inexpensive Disks (RAID)
パリティ ビットなどのエラー修正に使用される情報と共に、データを複数のハード ディスク ドライブ間に分散させるデータ格納方法。これにより、パフォーマンスや信頼性が向上します。ハード ディスク配列は、配列管理ソフトウェアおよびエラー修正を実行するディスク コントローラにより管理されます。RAID は、通常はネットワーク サーバー上で使用されます。 アクセス速度、信頼性、およびコストの関係が異なる、複数の RAID のレベルが定義されています。Windows には、RAID のレベル 0、レベル 1、レベル 5 が組み込まれています。

Request for Comments (RFC)
インターネット プロトコル群および関連実験に関する 1969 年に発行が開始された一連の文書。インターネット標準に関する RFC はごく一部ですが、すべてのインターネット標準は RFC として記述されます。RFC の文書群は、インターネット研究開発コミュニティが自発的にプロトコルを提案および検討するという点で、ANSI などの機関がプロトコルの正式な検討および標準化を推進するものとは異なります。「ANSI」も参照してください。

Reverse Address Resolution Protocol (RARP)
インターネットに接続されているローカル エリア ネットワーク上のノードのハードウェア アドレス (物理アドレス)から、その IP アドレス (論理アドレス) を決定する TCP/IP プロトコル。ハードウェア アドレスのみがわかっている場合に使用されます。RARP は IP アドレスの検索のみを意味し、Address Resolution Protocol (ARP) は技術的に逆の手順を意味しますが、ARP は一般にこの両方の手順を指します。

RFC
Request For Comments」を参照してください。

RPC (Remote Procedure Call)
リモート プロシージャ コール」を参照してください。

RSA
インターネット セキュリティで使用される公開キー方式の暗号標準。この頭文字は、この技術の考案者である Rivest、Shamir、および Adleman の名字からとられています。


最初へS

SAG
SQL Access Group」を参照してください。

Secure Sockets Layer (SSL)
データの暗号化と復号化によって安全なデータ通信を提供するプロトコル。SSL は、特定の TCP/IP ポートに対して RSA 公開キー暗号方式を使用します。商取引の支払い処理に使用します。セッション全体ではなく特定の Web 文書を暗号化する場合には、代わりに Secure-HTTP (S-HTTP) を使用できます。SSL は、汎用暗号化標準です。SSL は、電子商取引アプリケーションなどの安全な接続を必要とする Web アプリケーションにも使用できます。 また、Web ベースの購読サービスに対するアクセス制御にも使用できます。

SGML
Standard Generalized Markup Language」を参照してください。

Simple Mail Transfer Protocol (SMTP)
ネットワーク上のコンピュータから別のコンピュータにメッセージを送信するための TCP/IP プロトコル。インターネットでの電子メールの伝送に使用されます。

Simple Network Management Protocol (SNMP)
TCP/IP のネットワーク管理プロトコル。SNMP では、エージェントまたはクライアントがネットワーク上の各種デバイスのアクティビティを監視して、ネットワーク コンソール ワークステーションに報告します。エージェントまたはクライアントは、ハードウェアであることも、ソフトウェアであることもあります。各デバイスやサービスの管理情報は、管理情報ブロックという構造中に維持されます。この情報にアクセスするには、パフォーマンス カウンタなどを使用します。「MIB」も参照してください。

SMTP
Simple Mail Transfer Protocol」を参照してください。

SNA
Systems Network Architecture」を参照してください。

SNMP
Simple Network Management Protocol」を参照してください。

SQL
Structured Query Language」を参照してください。

SQL Access Group (SAG)
Remote Data Access の規格化を促進し、SQL ベースのソフトウェア製品間の相互接続性に必要なプロトコルを提供するために、1989 年 11 月に発足したベンダのコンソーシアム。

SS
Secure Sockets Layer」を参照してください。

Standard Generalized Markup Language (SGML)
汎用マークアップ言語を定義するための正式な表記法を提供する ISO 規格 (1986 年発行の ISO 8879)。SGML は、デバイスにもシステムにも依存せずにテキストを電子フォームで表現する方法を定義する国際規格です。SGML はメタ言語です。 つまり、言語 (この場合はマークアップ言語) を正式に記述するための手段です。「Hypertext Markup Language」、「International Organization for Standardization」、および「Extensible Markup Language」も参照してください。

Structured Query Language (SQL)
リレーショナル データベースを定義し、それにアクセスするための国際標準言語。

Systems Network Architecture (SNA)
IBM によって開発された通信フレームワークであり、広く使用されています。ネットワーク機能を規定し、IBM の各種コンピュータ モデルでデータの交換と処理を可能にする標準を確立します。SNA 構成層は相互に独立しています。ある層が変更されても、ほかの層を変更する必要はありません。


最初へT

T1
デジタル信号レベル 1 (DS1) の伝送機能を指す米国電話規格。北米では 1.544 Mbps、ヨーロッパでは 2.048 Mbps。ビット速度は、24 本の 56 Kbps 回線の帯域幅にほぼ相当します。T1 回線は、最低でも、28.8 Kbps のモデム 48 台、または 14.4 Kbps のモデム 96 台に対応できる能力があります。T1 回線は、音声電話接続にも使用できます。 単一の T1 回線は、24 個の電話番号による 24 台の電話接続に使用できます。音声伝送に使う場合は、T1 接続を独立した 24 回線に分割する必要があります。

T3
デジタル信号レベル 3 (DS3) の伝送機能を指す米国電話規格。T1 回線 28 本の帯域幅に相当します。ビット速度は 44.736 Mbps です。T3 を "45 メガ回線" と呼ぶこともあります。

TCP/IP
Transmission Control Protocol/Internet Protocol」を参照してください。

telnet
インターネット ユーザーがインターネットに接続されているリモート コンピュータにログオンして、コマンドを入力できるようにするプロトコル。ユーザーは、そのコンピュータに直接接続されているテキストベースの端末を使用しているかのように操作できます。telnet は、TCP/IP プロトコル群の一部です。

thin サーバー
大部分のアプリケーションが fat クライアントと呼ばれるクライアント コンピュータで実行され、リモート サーバーでデータ処理されることが少ないクライアント/サーバー アーキテクチャ。このような構成では、クライアントのパフォーマンスは優れていますが、ソフトウェア アップグレードなどの管理タスクが複雑になります。「fat サーバー」も参照してください。

TP
トランザクション処理」を参照してください。

Transmission Control Protocol/Internet Protocol (TCP/IP)
インターネット上のコンピュータすべてに適用される通信規格。送信側では、TCP が送信データをデータ セグメントに分割し、IP がデータ セグメントをパケットとしてまとめます。パケットには、データ セグメントのほかに、送信元と宛先のアドレスも入ります。次に、IP からルーターにパケットが渡され、宛先に届けられます。 受信側では、IP がパケットを受け取り、データ セグメントに分割します。さらに、TCP がデータ セグメントを元のデータ セットに組み立てます。「パケット」も参照してください。


最初へU

UNC
Universal Naming Convention」を参照してください。

Uniform Resource Locator (URL)
インターネット上のコンピュータ、ディレクトリ、またはファイルの場所を一意に識別する名前付け規則。URL は、HTTP や FTP などの対応するインターネット プロトコルも示します。URL の例 : http://www.microsoft.com。

universal naming convention (UNC)
物理ディレクトリに対して使われる名前付け規則。

URL
Uniform Resource Locator」を参照してください。

URL ディレクトリ
仮想ディレクトリ」を参照してください。

URL パス
サーバーに送信される完全 URL の意味で使われることがある用語。URL パスには、特定のファイル名が含まれる場合と含まれない場合があります。「Uniform Resource Locator」も参照してください。

URL マッピング
この用語は、URL と物理ディレクトリを関連付ける処理を指します。「仮想ディレクトリ」も参照してください。

Usenet
インターネットで最も広く利用されているニュース グループの階層。

UTF-8
シングルバイト系およびマルチバイト系の文字を同一の文字列で混在させることができるエンコード方式。この形式のファイルは、ANSI 形式で保存したファイルよりもサイズが大きくなります。IIS は、UTF-8 形式や ANSI 形式で保存した Web ファイルもサポートしています。「コードページ」も参照してください。


最初へV

VB
Microsoft Visual Basic」を参照してください。

VBA
Microsoft Visual Basic for Applications」を参照してください。

VBScript
Microsoft Visual Basic Scripting Edition」を参照してください。

Virtual Reality Modeling Language (VRML)
3 次元のHTML アプリケーションをコーディングするための言語。

VRML
Virtual Reality Modeling Language」を参照してください。


最初へW

W3C
World Wide Web Consortium」を参照してください。

WAN (wide area network)
ワイド エリア ネットワーク」を参照してください。

WebDAV
ファイルとディレクトリに HTTP 接続で簡単にアクセスするための HTTP 1.1 標準の拡張機能。遠隔地にいる作成者は、ディレクトリおよびドキュメントとそのプロパティを追加、検索、削除、または変更することができます。

Web アプリケーション
主な通信プロトコルとして HTTP を使い、HTML 言語で書かれた Web ベースの情報をユーザーに提供するソフトウェア プログラム。"Web ベース アプリケーション" ともいいます。

Web サーバー
一般的には、HTTP や FTP などのインターネット プロトコルを使い、TCP/IP ネットワークの Web クライアントからの要求に応える、サーバー ソフトウェアを備えたコンピュータを指します。

Web ページ
World Wide Web ドキュメント。Web ページは一般に HTML ファイルで構成されます。グラフィックスやスクリプト用の関連ファイルを備え、URL で識別される特定コンピュータの特定ディレクトリに置かれています。

Windows Open Services Architecture (WOSA)
Windows サービスを利用するクロスプラットフォーム アプリケーションを作成するための規格。

Windows Script Host (WSH)
32 ビット Windows プラットフォームの ActiveX スクリプティング エンジン用の、言語に依存しないスクリプティング ホスト。

Windows インターネット ネーム サービス (WINS) サーバー
WINS プロトコルを使って、インターネット プロトコル (IP) アドレスとわかりやすい名前を対応付けるサーバー。「ドメイン ネーム システム」も参照してください。

World Wide Web (WWW)
インターネット上のグラフィカル サービス。Web には最先端のリンク機能も備わっています。Web は、インターネット上で実行されるサービス群であり、情報を安価に公開する手段を提供し、コラボレーションとワークフローをサポートし、 世界中の接続されたユーザーにビジネス アプリケーションを提供します。Web は、これらのサービスを HTTP プロトコルを通じてインターネット上で提供するインターネット ホスト システムの集合体です。通常、Web では HTML によってハイパーテキスト形式およびハイパーメディア形式で情報が提供されます。

World Wide Web Consortium (W3C)
World Wide Web の共通標準を開発するために 1994 年に設立された組織。W3C は世界的な企業共同体で、アメリカの Massachusetts Institute of Technology Laboratory for Computer Science (MIT/LCS、マサチューセッツ工科大学コンピュータ科学研究所)、 フランスの Institut National de Recherche en Informatique et en Automatique (INRIA 国立情報処理自動化研究所)、日本の慶応大学湘南藤沢キャンパスが共同で運営しています。当初、W3C は、Web を開発したヨーロッパの素粒子物理学研究所 (CERN) の協力と、 アメリカの国防総省高等研究計画局 (DARPA) と欧州委員会の援助を得て設立されました。詳細については、World Wide Web Consortium Web サイトを参照してください。

WOSA
Windows Open Services Architecture」を参照してください。

WSH
Windows Script Host」を参照してください。

WWW
World Wide Web」を参照してください。


最初へX

XML
Extensible Markup Language」を参照してください。

XSL
Extensible Stylesheet Language」を参照してください。


最初へ

アウトプロセス コンポーネント
プロセスのクライアントとは別のプロセス空間で動作する COM コンポーネント。

アクセス制御
事前に定義されたさまざまなグループのメンバ シップやユーザー ID に基づいてリソースへのアクセスを制限する機能。アクセス制御は通常、サーバー、ディレクトリ、ファイルなどのネットワーク リソースへのユーザーのアクセスを制御するために使用されます。

アクセス制御リスト (ACL)
特定のファイルへのアクセス権または変更権を持つユーザーまたはグループを示すリスト。Windows の随意アクセス制御リスト (DACL) やシステム アクセス制御リスト (SACL) などがこのリストに含まれます。

アクティビティ
分散された単一の論理スレッドを持つ COM オブジェクトのコレクション。あらゆる COM オブジェクトは 1 つのアクティビティに属します。

アップロード
通信において、モデムまたはネットワークを経由して、ローカル コンピュータからリモート コンピュータにファイルのコピーを転送すること。通常、モデム経由の通信リンクの場合は、リモート コンピュータに対して、ディスクにファイルを受信する準備をして、送信開始を待つように指示します。

アドレス解決プロトコル
インターネットに接続されているローカル エリア ネットワーク上のノードの IP アドレス (論理アドレス) からそのハードウェア アドレス(物理アドレス)を決定する TCP/IP プロトコル。ARP 要求がネットワークへ送られ、その IP アドレスを持つノードがハードウェア アドレスで応答します。技術的には、ARP はハードウェア アドレスの検索のみを意味し、Reverse ARP (RARP) は逆の手順を意味しますが、ARP という用語は一般に、この両方の手順を指します。 ARP は、ブロードキャスト パケットをサポートする物理ネットワーク システムでのみ使用でき、RFC 826 に定義されています。「Reverse Address Resolution Protocol」、および「TCP/IP」も参照してください。

アパートメント スレッド
"アパートメント スレッド対応" として構成されたコンポーネントのオブジェクトへの呼び出しを実行するスレッド。各オブジェクトは、アパートメント スレッドの中にたまります。各オブジェクトに対する呼び出しはすべて、アパートメント スレッドで実行されます。

アパートメント モデル マルチスレッド
Component Object Model (COM) は、アパートメント モデルと呼ばれるマルチスレッド形式をサポートしています。アパートメントは、主として COM オブジェクトをサポートするスレッドとメッセージ キューで構成されます。アパートメントごとに 1 つのスレッドが入ります。アパートメント モデル マルチスレッドでは、アプリケーションを COM によって管理される複数のスレッドに分割して並列処理できます。

アプリケーション
ワード プロセッサやスプレッドシートなどのコンピュータ プログラム、またはそのような機能を実行する Active Server Pages (ASP) のスクリプトやコンポーネントのグループ。

アプリケーション スコープ
アプリケーションのすべてのユーザーが、Web アプリケーションのすべてのページのデータを利用できるようにする方法。変数またはオブジェクト インスタンスを Active Server Pages (ASP) の Application オブジェクトに格納することで、その変数やインスタンスにアプリケーション スコープを設定します。グローバル カウンタなどのグローバル データには、アプリケーション スコープを設定すると便利です。

アプリケーション ルート
アプリケーションのルート ディレクトリ。アプリケーション ルートに含まれるディレクトリとファイルはすべて、アプリケーションの一部と見なされます。"アプリケーション開始点ディレクトリ" とも呼ばれます。

アプレット
インターネットを介して伝送され、クライアントのコンピュータで実行される小さなコード。World Wide Web 上の HTML ドキュメントに埋め込まれたインライン オブジェクト形式のプログラムを指す場合によく使われる用語です。

暗号
エンコードされた形式で情報を伝送し、当事者だけがデコードして情報を取り出せるようにすること。通常、情報をエンコードすることは暗号化と呼ばれます。

暗号化
情報を解読できないようにして、権限を持たない人が見たり使用したりできないように保護すること。特に、情報がネットワークを通じて伝送される場合や、持ち運べる磁気媒体に記憶される場合に必要な処置です。暗号化には、対称暗号化方式と非対称暗号化方式があります。対称暗号化方式では、データの暗号化と復号化のときに同じキー(鍵)を使用します。非対称暗号化方式では、暗号化と復号化の際に異なるキー(鍵)を使用します。「キー ペア」も参照してください。


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イーサネット
転送レートが 10 Mbps の規格。Xerox によって最初に開発され、以後 Digital、Intel、および Xerox (DIX) によって共同開発が進められてきました。すべてのホストは、同軸ケーブルに接続され、キャリア感知多重アクセス/衝突検出 (CSMA/CD) パラダイムを使用してネットワークにアクセスします。

イベント
プログラムが応答する可能性のあるすべての動作。多くの場合、ユーザーまたは ActiveX コントロールにより生成されます。典型的なイベントとしては、キーボードのキーを押す、マウスを使用してボタンをクリックする、そのほかのマウス操作があります。これらの動作に応答するためのコードは、プログラマが書きます。

イベント メソッド
On_Click などの特定のイベントによってのみ呼び出されるプロシージャ。

イメージ マップ
Web ページ上の複数のハイパーリンクを含むイメージ。イメージの各場所をクリックすると Web ページの別の部分、別の Web ページ、またはファイルのリソースへジャンプします。イメージ マップは通常は写真、画像、または複数の異なる画像や写真の組み合わせで、特定の Web サイト上にあるリソースへのマップとして使用され、CGI スクリプトを使用して作成します。イメージ マップは、サーバー側に属する場合も、クライアント側に属する場合もあります。 サーバー側のイメージマップの場合、各 URL はサーバー上に割り当てられます。それに対して、クライアント側のイメージマップの場合、URL マッピングは HTML ファイルに含まれているので、サーバー側スクリプトの仲介を必要としません。「CGI スクリプト」および「ハイパーリンク」も参照してください。

インスタンス
特定のコンポーネント クラスのオブジェクト。各インスタンスは、独自のプライベートなデータ要素またはメンバ変数を持ちます。コンポーネント インスタンスはオブジェクトと同じ意味です。

インスタンスの作成
オブジェクトのインスタンスを作成すること。

インターネット
インターネットワークの略。ゲートウェイによって結合された異種のコンピュータ ネットワーク群。ゲートウェイは、データ転送を行うと共に、送信側のネットワークから送られるメッセージを、受信側のネットワークで使用されているプロトコルに変換します。各ネットワークおよびゲートウェイは、TCP/IP プロトコル群を使用します。当初、インターネットはアメリカの国防総省国防高等研究計画局 (DARPA) のプロジェクトの一環として発足しました。

インターネット サーバー アプリケーション プログラミング インターフェイス
ISAPI」を参照してください。

インターネット サービス
インターネット上で情報を伝送する、HTTP 以外のすべてのプロトコルを指します。プロトコルは、リソースの URL の先頭部分を構成します。インターネット サービスの種類には、Gopher、telnet、WAIS、NNTP、FTP などがあります。「Hypertext Transfer Protocol」、「プロトコル」も参照してください。

インターネット サービス プロバイダ
ISP」を参照してください。

インターネット制御メッセージ プロトコル
インターネット プロトコル (IP) の拡張機能であり、IP に関連したエラー メッセージ、テスト パケット、および情報メッセージを生成できます。「Packet INternet Groper (PING)」も参照してください。

インターネット ドメイン
ネットワーク アドレスのドメイン名の最上位部分。アドレスを所有している団体の種類 (たとえば、商用ユーザーには .com、教育機関は .edu) やアドレスの所在地 (たとえば、フランスは .fr、シンガポールは .sg) を識別します。インターネット ドメインはアドレス (たとえば、www.microsoft.com) の最後の部分です 。

インターネット プロトコル
Internet Protocol (IP)」を参照してください。

インターフェイス
論理的に関連する操作またはメソッドのグループであり、コンポーネント オブジェクトへのアクセスを提供します。

インデックス ファイル
既定のドキュメント」を参照してください。

イントラネット
企業や組織内での情報処理用に設計されたネットワーク。文書配布、ソフトウェア配布、データベースへのアクセス、または教育などに使用されます。Web ページ、Web ブラウザ、FTP サイト、電子メール、ニュースグループ、メーリング リストなどのインターネットに関連するアプリケーションを使用しますが、企業内にいるユーザーしかアクセスできないため、"イントラネット" と呼ばれます。

インプロセス コンポーネント
クライアントのプロセス空間で実行されるコンポーネント。通常はダイナミック リンク ライブラリ (DLL) を指します。


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エイリアス
URL の一部をサーバーの物理ディレクトリに割り当てる名前。普通は、IP アドレス、ディレクトリ パス、そのほかの識別子などの代わりに使われる覚えやすい名前です。"わかりやすい名前" ともいいます。 「ホスト名」、「仮想ディレクトリ」、および「仮想サーバー」も参照してください。

エージェント
クライアント/サーバー アプリケーションにおいて、クライアントとサーバーを仲介するプロセス。簡易ネットワーク管理プロトコル (SNMP) の場合、エージェント情報はユーザーに関するコメント、コンピュータの物理位置、コンピュータの構成に応じて報告されるサービスの種類で構成されます。「カタログ エージェント」も参照してください。

エクストラネット
World Wide Web 技術を使用する企業のイントラネットを拡張して、企業の間連業者および顧客との通信を容易にします。エクストラネットを使用すると、顧客および間連業者は企業のイントラネットへの制限付きアクセスが行えるようになり、業務上の通信速度および効率が向上します。


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オートメーション
実行時に COM オブジェクトへダイナミックにバインドできるようにする COM ベースの技術。以前は、"OLE オートメーション" および "ActiveX オートメーション" と呼ばれていました。

オートメーション オブジェクト
オートメーション インターフェイスを通じて、ほかのアプリケーションまたはプログラミング ツールに公開されるオブジェクト。

オープン データベース コネクティビティ
アプリケーションから各種既存データ ソースのデータにアクセスするためのアプリケーション プログラミング インターフェイス。クロスプラットフォームのデータベース アクセスの標準仕様です。

オクテット
8 つの連続したビット、つまりバイト。インターネットに接続されたコンピュータ システムの中には、8 ビットを超えるバイトを使用するものがあります。

オブジェクト
オブジェクト指向プログラミングで、個別のエンティティとして扱われる、ルーチンとデータの両方で構成される変数。オブジェクトは特定のモデルに基づくもので、オブジェクトのサービスを使用するクライアントは、メソッド群または関連する関数群で構成されるインターフェイスを通して、オブジェクトのデータにアクセスします。クライアントはこれらのメソッドを呼び出して、操作を実行できます。

オブジェクト キャッシュ消去ルーチン
定期的にキャッシュをスキャンし、廃棄するオブジェクトを探すコード。最近使われていないオブジェクトで、今後も使われる可能性の低いものは、キャッシュ ファイルから削除されます。

オブジェクト識別子
属性およびクラスに対する拡張可能な、一意の ID 番号。パフォーマンス カウンタ名には独自の OID があり、MIB ファイルに一覧が保存されています。これにより、パフォーマンス監視アプリケーションは、カウンタにアクセスすることが可能です。「SNMP」、「MIB」も参照してください。

オブジェクト指向
現実の世界をコンピュータ アプリケーションで正確にモデル化するための最新の手法。オブジェクト指向は、高度にモジュール化された再使用可能なソフトウェア製品を開発するための技術群を示す包括概念です。アプリケーション、データ、ネットワーク、およびコンピューティング システムは、あらかじめ組み込まれたシステムの要素ではなく、柔軟に組み合わせることができるオブジェクトとして扱われます。 その結果、アプリケーションは特定のシステムまたは特定のアプリケーションのデータに依存する必要はなくなります。オブジェクト指向の 4 つの中心的概念は、カプセル化、メッセージ渡し、継承、および実行時バインドです。


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カーソル
点滅する下線または四角形などの画面上のインジケータで、入力する文字が表示される位置を示します。マウスを使うアプリケーションやオペレーティング システムでは、マウスの動きに合わせて移動する矢印や画面上のアイコンです。アプリケーションにデータの行を返すソフトウェアの一部もカーソルと呼ばれます。結果セット上にあるカーソルは、結果セット内の現在位置を示します。

カウンタ
カウンタ コンポーネント」 (IIS に付属しているシンプルな COM オブジェクト) または「パフォーマンス カウンタ」(システム パフォーマンスの計測に使用) を参照してください。

カウンタ コンポーネント
IIS でインストール可能なコンポーネント。個々のカスタム カウンタを任意の数だけ作成、保存、追加、または取得できます。システム パフォーマンスを監視する目的で Windows にインストールされる、パフォーマンス カウンタとは異なります。

拡張コントロール ブロック
IIS によって作成および使用される、ISAPI 拡張機能と通信するためのデータ構造。

拡張性
さまざまな種類のコンピュータとハードウェア構成で同じソフトウェア環境を使用できるようにすること。大きなシステムへの拡張に関連してよく使われる用語です。大きな規模の組織では、通常、大きなユーザー グループと小さなユーザー グループの両方に優れたパフォーマンスを提供するソフトウェア サービスが必要になります。

拡張パーティション
拡張パーティションは、ハード ディスク上の空き領域から作成され、いくつかの論理ドライブに再分割できます。1 つの物理ディスクに許容される 4 つのパーティションの中で、1 つだけを拡張パーティションにすることができます。プライマリ パーティションが存在しなくても、拡張パーティションを作成することができます。「論理ドライブ」も参照してください。

仮想サーバー
"Web サイト" とも呼ばれます。HTTP サーバー上にある、ユーザーには個別の HTTP サーバーに見える仮想コンピュータです。複数の仮想サーバーを 1 つのコンピュータ上に配置することができます。各サーバーは独自のプログラムを実行し、入力装置や周辺装置に個別にアクセスできます。 各仮想サーバーは独自のドメイン名と IP アドレスを持ち、ユーザーには個別の Web サイトまたは FTP サイトのように見えます。インターネット サービス プロバイダの中には、独自のドメイン名を使用するクライアントのために仮想サーバーを提供するものがあります。

仮想ディレクトリ
アドレスで使われるディレクトリ名。サーバーの物理ディレクトリに対応しています。"URL マッピング" とも呼ばれます。

仮想ドキュメント
ユーザーが指定した情報に応答して自動作成されるドキュメントを指して使うことがある用語。"動的ドキュメント" ともいいます。仮想ドキュメントは、ブラウザから要求があった場合のみ作成され、物理ディレクトリに永続的に格納されることはありません。ASP ページは、仮想ドキュメントの例です。

仮想マシン
ハードウェア デバイスの動作を模倣するソフトウェア。Intel プロセッサ用に作成されたアプリケーションを Motorola プロセッサで実行できるようにするプログラムなどです。

カタログ エージェント
指定されたディレクトリにあるすべてのファイルを定期的に開き、その内容の索引を作成する自動ソフトウェア プログラム。"リンク クローラ" ともいいます。

カプセル化
構造化された情報のコレクションを、内部構造の影響を受けずに、全体として扱うこと。通信の場合、TCP/IP などのプロトコルに従って構築されるメッセージまたはパケットは、連続したビット ストリームとしてフォーマット データと共に受け取られます。メッセージまたはパケットは分割され、ATM パケットなどの下位プロトコルに従ってパッケージされて、特定のネットワークに送信されます。 送信先に着くと、下位レベル パケットはアセンブルされ、カプセル化プロトコル用にフォーマットされたメッセージとして再作成されます。

監査
ファイルやディレクトリなどのオブジェクトの作成、アクセス、または削除のような、セキュリティに関連するイベントを、オペレーティング システムが検出して記録する処理。これらのイベントの記録は、セキュリティ ログと呼ばれるファイルに格納されます。権限のある人のみが、このファイルの内容を見ることができます。「セキュリティ ログ」も参照してください。

管理情報ベース (MIB)
簡易ネットワーク管理プロトコル (SNMP) を使って管理できるネットワーク部分についての情報。この情報は MIB ファイル形式で、監視可能な各サービスについて提供されます。ほとんどのサードパーティ製モニタ (クライアント) では、SNMP と MIB ファイルを使用して Web、FTP、その他の Windows サービスを監視します。SNMP プロトコルを使用することで、開発者やシステム管理者は、独自にカスタムした監視アプリケーションを作成できます。

関連付け
ファイル名拡張子のマッピング」を参照してください。


最初へ

キー
Windows レジストリまたは IIS メタベースにあるノード。キーにはサブキーと値のエントリがあります。たとえば、環境設定は HKEY_CURRENT_USER キーです。

キープアライブ接続
データ送受信が完了しても、接続状態を維持する HTTP 接続。

キー ペア
ネットワークを通して送信されるデータの送信元を確認するための、プライベート暗号化キーとパブリック暗号化キーの組み合わせ。「クライアント証明書」、「デジタル署名」、および「セッション キー」も参照してください。

キーワード
検索エンジン技術において、コンテンツの索引付けに使用される言葉。「ノイズ ワード」も参照してください。プログラミングでは、コマンドまたはほかのプログラム命令として予約されている言葉。

キーワード索引
ドキュメント中のキーワードを集めたファイル。キーワード検索で使用されます。

偽装
ほかの利用者またはコンピュータを装うこと。通常、偽の電子メール名、URL、または IP アドレスを使って行われます。

既定のドキュメント
"既定のホーム ページ" と呼ばれる場合もあります。ファイル名が指定されていない URL への要求を受信したときに Web サーバーが送信するファイル。このドキュメントは、サーバーが自動的に生成することも、管理者が独自に作成して同じディレクトリに置くことも可能です。

揮発性オブジェクト
一般に、Web サイトの管理者が頻繁に更新するファイル。

基本認証
Internet Explorer など、大部分のブラウザがサポートしている認証プロトコル。この認証方法では、ユーザー名とパスワードがエンコードされて伝送されます。Base-64 エンコードは、簡単にデコード ユーティリティを入手してデコードできるため、基本認証を "クリア テキスト" 認証とも呼びます。エンコードは暗号化と同じではないことに注意してください。「統合 Windows 認証」および「暗号化」も参照してください。

キャッシュ
使用頻度の高いデータをコピーして、高速でアクセスできるようにする特殊なメモリ サブシステム。メモリ キャッシュには、頻繁にアクセスされる RAM の位置の内容と、これらのデータ項目が格納されているアドレスが保存されます。プロセッサがメモリのアドレスを参照すると、キャッシュにそのアドレスが保存されているかどうかがチェックされます。保存されている場合は、キャッシュ内のデータがプロセッサに渡され、 保存されていない場合は、通常のメモリ アクセスが行われます。キャッシュ メモリはメインの RAM メモリより高速なため、マイクロプロセッサの速度に比べて RAM のアクセスが遅い場合に、キャッシュを利用すると便利です。

共有プロパティ
コンポーネント サービスで、共有プロパティ マネージャを通じて、同じサーバー プロセスに属するすべてのオブジェクトが使用できる変数。共有プロパティの値としては、バリアントで表現できる任意のデータ型を使用できます。


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クエリ条件
検索対象になるもの。クエリ条件により、検索範囲を絞り込みます。"検索式" または "検索文字列" ともいいます。

クエリ フォーム
情報を検索するためのキーワードや概念をユーザーが入力するためのオンライン フォーム。"検索インターフェイス" ともいいます。

クライアント/サーバー アーキテクチャ
デスクトップまたはパーソナル コンピュータで実行されるクライアント アプリケーションが、リモート サーバーまたはホスト コンピュータの情報にアクセスするコンピューティング モデル。一般に、アプリケーションのクライアント部分がユーザーとの対話用に最適化されるのに対し、サーバー部分は集中型のマルチユーザー機能を提供します。

クライアント
ローカル エリア ネットワークまたはインターネット上で、サーバーと呼ばれる15:51 2001/06/05ほかのコンピュータが提供する共有ネットワーク リソースにアクセスするコンピュータ、および特定のプロセスやコンポーネントのサービスを要求するアプリケーションまたはプロセス。クライアントは、サーバー コンピュータとの接続を確立し、サーバーから取得した情報を保持および表示します。通常のクライアント/サーバー環境では、 ワークステーションがクライアント コンピュータです。COM オブジェクトの場合は、ほかのコンポーネントのサービスにアクセスしたり、それを使用したりするプログラムをクライアントと呼びます。

クライアント証明書
運転免許証やパスポートに相当するデジタル証明書。通常、クライアント証明書には、証明書のユーザーと発行機関に関する詳細な識別情報が含まれます。「デジタル証明書」も参照してください。

クライアント層
Web アプリケーションの 3 層モデルで、ミドル層からサービスを要求するアプリケーションまたはプロセス。通常は、Web サーバーやビジネス プロセスを含みます。「ミドル層」、「データ ソース層」も参照してください。

クラス
Microsoft Visual Basic Scripting Edition (VBScript) における、オブジェクトの正式な定義。クラスは、オブジェクトのインスタンスが実行時に作成されるときに、作成元のテンプレートとして機能します。クラスは、オブジェクトのプロパティ、およびオブジェクトの動作を制御するためのメソッドを定義します。「VBScript」も参照してください。

クラス ID (CLSID)
COM コンポーネントを識別する汎用一意識別子 (UUID)。各 COM コンポーネントの CLSID は Windows レジストリに登録されるので、ほかのアプリケーションから COM コンポーネントを読み込むことができます。

クラス制限
IP アドレスおよびホスト名によるフィルタ処理を利用したアクセス制御を指す一般的な用語。

クラスタ化
リソースおよび要求の負荷を共有するために、複数のコンピュータを接続すること。クラスタのメンバであるコンピュータは、ノードと呼ばれます。クラスタ内のノードは、記憶装置を独自に所有するか、または共通の装置を使用することができます。通常、クラスタ化では、負荷分散、フォールト トレランス、およびフェールオーバーをサポートします。 「負荷分散」、「ノード」、「フォールト トレランス」、および「フェールオーバー」も参照してください。

クラス ファクトリ
IClassFactory インターフェイスを実装するオブジェクト。このインターフェイスを通じて、特定のクラスのオブジェクトを作成することができます。

グラフィカル ユーザー インターフェイス
アイコン、メニュー、およびダイアログ ボックスを用いて、プログラム、ファイル、およびオプションを画面上に表示する環境。ユーザーはマウスでポイントまたはクリックするか、キーボードでこれらのオプションを選択できます。

グローバル一意識別子
COM で、すべてのコンピュータおよびネットワーク上のオブジェクトに対するインターフェイスを識別する 16 バイトのコード。この識別子にはタイム スタンプと、ホスト コンピュータの LAN インターフェイス カードに組み込まれているネットワーク アドレスに基づくコードが含まれているため、一意になります。これらの識別子は、ユーティリティ プログラムによって生成されます。

クローラ
スパイダ」を参照してください。


最初へ

継承
一般に、新しく作成されるオブジェクトが、既存のオブジェクトと同じプロパティを自動的に持つ、つまり引き継ぐ機能。たとえば、新しく作成される子のディレクトリは、親のディレクトリのアクセス制御の設定を継承します。

ゲートウェイ
通信プロトコルが異なるネットワークを、互いに情報をやり取りできるように結合するデバイス。ゲートウェイは、送信先のネットワークで使用されているプロトコルと互換性のある形式に情報を変換し、転送します。

検索インターフェイス
クエリ フォーム」を参照してください。

検索式
クエリ条件」を参照してください。

検索文字列
クエリ条件」を参照してください。

原子性
トランザクションの分割を不可能とし、それを保証する特性。この機能によりトランザクションの割り込みが防止され、割り込みが発生した場合には、システムをトランザクションが開始される前の状態に戻すメカニズムが提供されています。


最初へ

公開キー暗号方式
1 組のキー(鍵)を使った非対称暗号化手法。公開キーでデータを暗号化し、対応する秘密キーで解読します。デジタル署名の場合は、この処理が逆になります。送信者は秘密キーを使用して、対応する公開キーを所有している人だけが読める一意の電子番号を作成します。このデータにより、正しい送信者からのメッセージであることが立証されます。「RSA」および「セッション キー」も参照してください。

コードページ
文字列をエンコードおよび解釈するためにシステムで使用される。コードページの形式は、各言語によって異なります。日本語やヒンディー語などマルチバイト系の文字がある一方で、英語やドイツ語などシングルバイト系の文字もあります。各コードページは、一意の整数によって表現されます。IIS の既定のコードページは CP_ACP と共通です。IIS は、UTF-8 形式や ANSI 形式で保存した Web ファイルもサポートしています。「 CP_ACP」、「UTF-8」も参照してください。

コールバック機能
ISAPI 拡張機能または ISAPI フィルタから IIS のサービスへアクセスできるようにする IIS の機能。

コミット
すべてのインタラクションが終了し、基となるデータベースの永続的な状態に変更が加えられるトランザクションのフェーズ。

コロケーション
ほかの企業やグループが所有するコンピュータを、インターネット サービス プロバイダ (ISP) に設置して管理すること。たとえば、企業のサーバーのうち 1 台を ISP に置くことで、コストの節約や大規模なアップグレードを簡単に実現できます。

壊れたリンク
到達できないリソースへの参照。到達できない理由として、URL が無効である、リンク先のリソースが存在しない、またはリソースを含むサーバーがビジー状態である、などの技術的な問題が考えられます。

コンテンツの種類
テキスト、グラフィックス、サウンドなどのファイルの種類。通常、ファイルの種類は、.txt、.gif、.wav などファイル名拡張子で示されます。

コントロール
グラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) において、ある動作を実行するためにユーザーが操作できる画面上のオブジェクト。最も一般的なコントロールとしては、クリックしてオプションを選択するためのボタンや、ドキュメントをスクロールし、ウィンドウ内でテキストの位置を指定するためのスクロール バーがあります。

コンパイル時間
プログラムをソース言語からマシン言語に変換するための時間。


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サーバー
次のいずれかに対して使われる用語です。ネットワークに接続しているほかのコンピュータに対してファイルを送信したり、アプリケーションを実行したりするネットワーク上のコンピュータ。サーバー コンピュータ上で動作し、ファイル供給またはアプリケーション実行の機能を果たすソフトウェア。オブジェクト指向プログラミングでは、要求に対応して別のコードと情報を交換するコード。

サーバー側インクルード
World Wide Web ドキュメントにダイナミック テキストをインクルードするメカニズム。サーバー側インクルードは、サーバーが認識して解釈する特別なコマンド コードで、その出力はドキュメントがブラウザに送られる前にドキュメント本体に組み込まれます。たとえば、サーバー側インクルードを使用して、日付/時刻スタンプをファイルのテキストに取り込むことができます。

サーバー クラスタ
物理的に、およびソフトウェアによってネットワークとして結合されたサーバー コンピュータのグループであり、フォールト トレランスや負荷分散などのクラスタ機能を提供します。「フォールト トレランス」および「負荷分散」も参照してください。

サーバー証明書
Web サーバーの SSL セキュリティ機能の基礎を形成する一意なデジタル ID。サーバー証明書は、ユーザーが Web サイトのアイデンティティを認証する手段として、相互に信頼できるサードパーティ機関から取得します。

サーバー スクリプトレット
Microsoft Server Scriptlet テクノロジを用いて作成される COM オブジェクト。

サーバー ノード
サーバー クラスタを構成する各コンピュータ。

サーバー プロセス
COM コンポーネントをホストするプロセス。COM コンポーネントは、クライアント コンピュータ (ローカル) または別のコンピュータ (リモート) 上の、代理サーバー プロセスに読み込むことができます。また、クライアント アプリケーション プロセス (インプロセス) に読み込むこともできます。

サイクル
ログの収集で、既存のログ ファイルを閉じて新しいログ ファイルへの収集を開始すること。

サイト名
ホスト名」を参照してください。

サブネット マスク
ネットワークとホストの構成を IP アドレスから抽出する TCP/IP の構成パラメータ。

サムネール
大きなグラフィックスへのリンクが設定されている、同じ内容の小さなグラフィックス。


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システム データ ソース名
コンピュータのプロセスで使用できる名前。インターネット インフォメーション サービスは、システム DSN を使用して ODBC データ ソースにアクセスします。「データ ソース名」を参照してください。

システム モニタ
パフォーマンス モニタ」を参照してください。

自然言語クエリ
英語や日本語などの自然言語のサブセットで構成されているデータベース システムへの問い合わせ。クエリを解析するには、クエリが決められた構文規則に準拠している必要があります。

事前バインド
静的バインド」を参照してください。

実行可能プログラム
実行できるプログラムやプログラムに必要なフォーム、データ、メニュー、そのほかのファイルのコレクション。

実行時
プログラムが実際に動作している時間。「デザイン時」も参照してください。

実行時バインド
動的バインド」を参照してください。

ジャストインタイム アクティベーション
COM オブジェクトが、クライアントからの要求の実行に必要とされるときにのみ起動する機能。クライアントがオブジェクトを参照中でもオブジェクトは起動する必要がないため、アイドル状態のサーバー リソースを有効利用できます。

集成
コンポーネント オブジェクトを実装するための構成上の技法のひとつ。これによって、新しいオブジェクトに必要なインターフェイスの一部またはすべてをサポートする既存オブジェクトを 1 つまたは複数使って新しいオブジェクトを作ることが可能になります。

使用状況データ
サイトへのアクセスと利用状況を知るために、管理者が使用できる情報。管理者は、このデータを分析して、サイトの人気がある領域または人気のない領域を特定し、サイト内の最も一般的な経路を割り出すことができます。

承認
コンピュータ、特に複数のユーザーを対象とするネットワークのリモート コンピュータに関連して、システムとそのデータを利用する権限を個人に与えること。通常、承認はシステム管理者、Web マスタ、またはサイトの所有者によって設定され、コンピュータによって確認および削除されます。そのためには、ユーザーが本人であることを証明するコード番号またはパスワードなどを提供し、コンピュータがその内部の記録と照合できるようにします。承認のことを、"アクセス権" または "権限" ともいいます。

証明機関
証明書の発行、管理、および無効化を行う機関。

証明書無効リスト
証明機関 (CA) によって無効にされた証明書を一覧表示するドキュメント。このドキュメントは、証明機関が管理および公開します。「証明機関」も参照してください。

処理の分離
プロセス外でアプリケーションまたはコンポーネントを実行すること。「アウトプロセス コンポーネント」も参照してください。

シングル スレッド コントロール
単一のスレッドですべてのオブジェクトが実行されるモデル。


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スクリプト
アプリケーションまたはユーティリティ プログラムに対する命令群で構成されるプログラムの種類。スクリプトは、Web ページに埋め込むことができます。「ActiveX」および「Common Gateway Interface」も参照してください。

スクリプト エンジン
スクリプトを解釈して実行するプログラム。「スクリプト」も参照してください。

スコープ
プログラミングにおいて、定数、データ型、変数、ルーチンなどの識別子をプログラム中で参照できる範囲。スコープは、グローバルにもローカルにもなります。グローバル変数とローカル変数の両方に同じ名前を指定するなど識別子を再定義することにより、スコープを変えることができます。

スタブ
実行可能なコードを含まず、一般に、最終的に入る内容を記述するコメントで構成されるルーチン。後で記述されるルーチンのプレースホルダとして使用されます。

ステートフル オブジェクト
1 つまたは複数のクライアント呼び出しの実行を通じて蓄積されたプライベート状態を保持するオブジェクト。

ステートレス オブジェクト
1 つまたは複数のクライアント呼び出しの実行を通じて蓄積されたプライベート状態を保持しないオブジェクト。

ストライプ セット
異なるドライブ上の同一パーティションにデータを保存すること。ストライプ セットは、フォールト トレランスを提供しません。ただし、パリティ付きストライプ セットは、フォールト トレランスを提供します。「フォールト トレランス」、「パーティション」、および「パリティ付きストライプ セット」も参照してください。

スナップイン
ネットワーク サービスを管理するために Microsoft 管理コンソール (MMC) でホストされるプログラム。MMC は、管理ツール (スナップイン) がホストされる環境を提供します。スナップインは、インターネット インフォメーション サービスなどのネットワーク サービスの管理に必要な、実際の管理操作を行います。

スニッファ
ネットワーク スニッファ」を参照してください。

スパイダ
検索エンジン、インデックス プログラム、カタログ ソフトウェアなどの高速な自動プログラムであり、手動の場合よりも高速に Web ページを要求できます。スパイダは、"クローラ" または "ロボット" とも呼ばれます。

スレッド
オペレーティング システムから CPU 時間の割り当てを受ける基本的な要素。スレッドは、アプリケーションのコードのどの部分でも実行できます。別のスレッドによって現在実行されている部分も含みます。プロセスに属するすべてのスレッドは、プロセスの仮想アドレス空間、グローバル変数、およびオペレーティング システム リソースを共有します。


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静的バインド
プログラムのコンパイルまたはリンク中に発生するバインド。バインドとは、プログラムのシンボリック アドレスをストレージ関連アドレスに変換することです。

静的ページ
要求を受け取る前に用意されていて、要求に対してクライアントに送信される HTML ページ。静的ページでは、要求に対する特別な処理は行われません。「動的ページ」も参照してください。

セキュリティ ログ
ファイアウォールなどのセキュリティ デバイスが生成するログ。アクセス操作やコマンドなどセキュリティに影響するイベント一覧、および関連するユーザー情報一覧が含まれます。

セッション キー
クライアントにより作成され、暗号化されてサーバーに送信されるデジタル キー。このキーは、クライアントが送信するデータの暗号化に使用されます。「証明書」、「クライアント」、「デジタル署名」、および「 キー ペア」も参照してください。

接続解除されたレコードセット
クライアント キャッシュの中で、サーバーとの接続が解除されたレコードセット。元のデータ ソースに対して、データの更新などの作業が残っている場合は、再接続する必要があります。

接続しているユーザー
Web サーバーのいずれかのサービスにアクセスしているユーザー。

接続プール
オブジェクトまたはデータベースの接続など、割り当て済みのリソースのコレクションを使用してパフォーマンスを最適化すること。接続プールを使用すると、リソースをより効率的に割り当てることができます。

セマフォ
リソース マネージャまたはリソース ディスペンサ内で使用されるロック メカニズム。セマフォは、共有モード アクセスおよび排他モード アクセスを使用するだけで、シンボル名を使用しません。また、デッドロック検出や、自動解放または自動コミットも行いません。


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相互運用性
さまざまなベンダから提供される多種多様なコンピュータ間での、ソフトウェアとハードウェアの情報交換能力。

相対パス
いずれかのレベルでプレースホルダまたはワイルドカードが使われている UNC ディレクトリ パス。"相対パス" という用語が、URL に対応する物理パスの意味で使われる場合もあります。「Uniform Resource Locator」も参照してください。

属性
データベース レコードでは、フィールドの名前や構造を属性といいます。フィールドのサイズやフィールドに格納される情報の種類も、データベース レコードの属性です。Standard Generalized Markup Language (SGML) や Hypertext Markup Language (HTML) などのマークアップ言語では、タグで囲まれた要素の特性を変更する名前と値のペアを属性といいます。

ソケット
ネットワークの特定ノードの特定サービスを示す識別子。ソケットは、ノード アドレスとポート番号で構成され、サービスを識別します。たとえば、インターネット ノード上のポート 80 は、Web サーバーを示します。


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帯域幅
bps または周波数 (Hz) で表される伝送媒体の容量。一般に、帯域幅の値が大きいほど、データ伝送の速度が増します。通信においては、特定の範囲での最高周波数と最低周波数の差を指します。コンピュータ ネットワークにおける帯域幅は、ビット/秒 (bps) で表され、その値が大きいほど、データ転送の速度が増します。

帯域幅調整
サービスが使用できる総ネットワーク容量の最大値を設定すること。管理者は、要求の受信にネットワークの全容量を使わないように指定して、サーバーのインターネットによる負荷を制限することで、電子メールなどほかのプログラムのためにリソースを確保できます。

ダイジェスト認証
ユーザー名とパスワードを、ハッシュ値としてネットワーク上に送信する認証方式。 「認証」、「ハッシュ値」、および「ハッシュ値の比較」も参照してください。

ダイナミック HTML (DHTML)
Internet Explorer Version 4.0 以降の画期的な機能群であり、これによって、コンテンツを動的に変更して、ユーザーと対話する HTML ドキュメントを作成できます。ダイナミック HTML を使用すると、作成者はサーバー側プログラムに依存せずに、Web ページで特殊効果を実現できます。

ダイナミック リンク ライブラリ (DLL)
Microsoft Windows ファミリのオペレーティング システムが備える機能。この機能を使うと、一般には特定の機能または機能群を提供する実行可能ルーチンを、拡張子が .dll の独立したファイルとして保存し、そのルーチンを必要とするプログラムから呼び出されたときにだけルーチンが読み込まれます。これによって、プログラムの実行中に使われるメモリを節約でき、コードを再利用できます。

タイプ ライブラリ
コンポーネントのメソッド、プロパティ、およびデータ構造を記述するバイナリ ファイル。

タイムアウト
一定時間経過後、応答のないクライアント要求を自動キャンセルする設定。

ダイヤルアップ
専用回線やその他のプライベート ネットワークではなく、公衆電話回線を使って接続すること。"低速リンク" とも呼ばれます。

ダイヤルアップ ネットワーク
インターネットやプライベート ネットワークなどのリモート ネットワークにユーザーが接続できるようにする、Windows オペレーティング システムのコンポーネント。

ダウンロード
通信において、モデムまたはネットワークを経由して、リモート コンピュータのファイルのコピーを、要求したコンピュータに転送すること。

多層アーキテクチャ
3 層アーキテクチャとも呼ばれます。通常、ユーザー、ビジネス、およびデータの 3 つのサービス層に分割されているアプリケーションを構築する技術です。これらのアプリケーションは、COM などのオブジェクト モデルに基づいたコンポーネント サービスで構成されます。「3 層アーキテクチャ」も参照してください。


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注釈ファイル
FTP サービスにおいて、特定のディレクトリの情報を要約したファイルで、自動的にブラウザに表示されます。

調整
サーバーのインターネット トラフィック専用帯域幅の最大値を制御すること。電子メールなどほかのサービスと共有しているサーバーでリンクのトラフィックが多い場合、この機能が役立ちます。


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通信プロトコル
コンピュータを相互に接続し、可能な限り少ないエラーで情報を交換できるように設計された規則または標準。通信プロトコルの中に、ハードウェア プロトコルやファイル転送プロトコルなど、ほかのプロトコルが含まれる場合があります。Hypertext Transfer Protocol (HTTP)、Transmission Control Protocol/Internet Protocol (TCP/IP)、Systems Network Architecture (SNA) などは通信プロトコルの例です。


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低速リンク
一般に、14

ディレクティブ
Active Server Pages (ASP) スクリプト エンジンに対する命令。スクリプト言語などのプロパティを指定します。

ディレクトリ一覧自動表示
ファイル名を含まない URL を受信したときに、自動的にディレクトリの一覧を提供すること。"ディレクトリ参照" ともいいます。

ディレクトリ サービス
ダイアログ ボックスに入力された不完全な名前またはアドレスから、正しい完全なネットワーク アドレスを取得するミドルウェア。「ミドルウェア」も参照してください。

ディレクトリ参照
特定のファイルを指定していない URL を送信したブラウザに対し、利用可能なディレクトリとファイルの情報を含む既定の Web ページを自動的に提供する機能。

ディレクトリ ツリー
ファイル ディレクトリまたは Web サイトのディレクトリ構造を記述するために使われる概念モデル。

ディレクトリの複製
サーバー (エクスポート サーバー) から、同じドメインまたは別のドメインに属する特定のサーバーやワークステーション (インポート コンピュータ) に、ディレクトリのマスタ セットをコピーすること。複製を使用すると、 データのマスタ コピーだけを管理すればよいので、複数のコンピュータに存在する同じディレクトリおよびファイルのセットが管理しやすくなります。エクスポートされるディレクトリにファイルが追加されると、ファイルが複製されます。また、ファイルに変更内容が保存されるたびに、ファイルが複製されます。

データグラム
送信元から宛先にルーティングするための情報を持つ独立したデータの単位。送信元および宛先のコンピュータと転送ネットワークの間で事前に交換された情報には依存しません。「フレーム」および「パケット」も参照してください。

データ ソース
オープン データベース コネクティビティ (ODBC) データ ソースへの接続を要求するときに、アプリケーションによって使用される名前。データ ソース名 (DSN) の割り当て先であるコンピュータ名とデータベース (省略可能) を指定します。システム データ ソースは、コンピュータのすべてのユーザーが使用できるデータ ソースです。Web サーバーで使うデータ ソースは、システム データ ソースに限られます。

データ ソース層
SQL Server データベースなどの Database Management System (DBMS) を実行しているコンピュータを表す論理層。ミドル層」も参照してください。

データ ソース名
データにアクセスするのに必要なドライブなどに関する情報を参照するために、オープン データベース コネクティビティ (ODBC) で使う論理名。SQL Server データベースなどの ODBC データ ソースに接続するために、インターネット インフォメーション サービスで使用する名前。

データ プロバイダ
Object Linking and Embedding Database (OLE DB) メソッドおよびインターフェイスを実装するソフトウェア。

デーモン
管理維持または保守ユーティリティ機能を実行するネットワーク プログラム。ユーザーが呼び出す必要はありません。デーモンはバックグラウンドで待機していて、ほかのプログラムが復旧できないエラーを訂正する場合など、必要時にのみ起動されます。

デザイン時
コントロールを追加したり、コントロールまたはフォームのプロパティを設定したりするなど、開発環境でユーザーがアプリケーションを構築する時間。これに対して、ユーザーとアプリケーションがやり取りする時間を実行時といいます。

デザイン時 ActiveX コントロール
開発者が動的な Web アプリケーションを構築しやすいように、標準の HTML およびスクリプティング コードを自動生成するビジュアル オーサリング コンポーネント。その役割はウィザードに似ています。デザイン時 ActiveX コントロールはデザイン時にのみ存在し、実行時には存在しません。

デジタル証明書
ユーザーまたはサーバーの識別情報を含む暗号化されたファイル。身元を確認するために使用されます。"認証書" ともいいます。ユーザーに発行されるときにはクライアント証明書と呼ばれ、サーバー管理者に発行されるときはサーバー証明書と呼ばれます。「キー ペア」および「クライアント証明書」も参照してください。

デジタル署名
証明書の保持者を一意に識別する暗号化キーを含むデジタル証明書の一部。「証明書」、「クライアント」、および「キー ペア」も参照してください。

デッドロック
オペレーティング システムまたはデータベースで、複数のプロセスが、互いに相手が処理を進めてリソースを解放するのを待っているために、処理を続行できなくなる状態。

デバッガ
ステップ単位でアプリケーション コードを実行し、コードで使う変数の内容を表示することによって、プログラムのソースやスクリプトのエラーを追跡するソフトウェア ツール。

デフォルト ゲートウェイ
TCP/IP において、ローカル ネットワークのネットワーク デバイスの中で、インターネット上のほかのネットワークのネットワーク ID 情報を持っているデバイス。このネットワーク デバイスは、他のゲートウェイに順にパケットを転送し、最終的に指定された宛先に接続されているゲートウェイにパケットを届けます。

電子商取引
Web 上で売買するプロセス。ほとんどの場合は、Microsoft Commerce Server などのソフトウェア製品の規格に準拠しています。

電子メール
コンピュータのユーザーが、ほかのユーザーまたはグループと、通信ネットワークを介してメッセージを交換するためのシステム。電子メールは、インターネットで最も利用されている機能の 1 つです。


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統合 Windows 認証
実際にパスワードを転送するのではなく、暗号をやり取りする方法でサーバーがユーザーのアカウント情報を調べる認証方法。以前は、"NTLM" および "チャレンジ/レスポンス認証" と呼ばれていました。

統合デジタル通信網 (ISDN)
ISDN を使用すると、音声とデジタル ネットワーク サービスを 1 つの媒体にまとめ、単一の "回線" を通じてデジタル データ サービスと音声接続を電話利用者に提供できます。ダイヤルアップ ISDN 回線の場合、利用可能な最高速度は 128 ワイド エリア ネットワーク (WAN) の転送速度を向上させるために、ISDN 回線を電話回線として使用した場合は、64

同時実行
作業の複数の部分がインターリーブして実行され、プロセスまたはトランザクションが同時に実行しているように見えること。

動的バインド
プログラム実行時に行われるバインド。プログラム中のシンボリック アドレスを、ストレージ関連アドレスに変換します。通常は、実行時に特定のデータ オブジェクトに対してどのソフトウェア ルーチンを呼び出すかを決定するオブジェクト指向アプリケーションを指します。"事後バインド" とも呼ばれます。

動的ページ
アニメーション GIF、Java アプレット、ActiveX コントロール、またはダイナミック HTML を含む HTML ドキュメント。または、ユーザーによって提供される情報や実行時に ASP で作成された情報に基づいて自動的に作成される Web ページ。

トークン リング
環状に接続されたノードのネットワーク。このネットワークでは、ノードから次のノードへと、トークンと呼ばれる制御メッセージが常に循環しています。このトークンを確保したノードが、メッセージを送信できます。"トークン リング" は、その代表的な種類である IEEE 802.5 規格を意味する場合もあります。 IEEE は、Institute of Electrical and Electronics Engineers (アメリカ電気電子技術者協会) の略です。「ローカル エリア ネットワーク」も参照してください。

ドキュメントのプロパティ
ドキュメント、およびドキュメントがあるハード ディスク上の物理的な場所についての情報。

匿名 FTP
匿名ファイル転送プロトコル。ユーザーがログオン名とパスワードを使わずに、インターネットのどこからでもドキュメント、ファイル、プログラムなどのアーカイブ データを取得できるようにします。

匿名ログオン
"IUSR_computername" アカウントでリモート アクセスすること。リモート ユーザーは、ユーザー名やパスワードを使わずにコンピュータに接続でき、そのアカウントに割り当てられているアクセス権のみが与えられます。通常、匿名アクセスは、インターネットのサイトに対して使用します。

ドメイン
Windows で、共通のドメイン データベースおよびセキュリティの原則を共有するコンピュータのコレクション。ドメインごとに固有の名前が付けられています。「インターネット ドメイン」も参照してください。

ドメイン コントローラ
Windows 2000 Server のドメインで、ドメインへのログオンを認証し、ドメインのセキュリティの原則とマスタ データベースを管理するサーバー。

ドメイン ネーム システム
インターネットのホストがドメイン名アドレス (microsoft.com など) および IP アドレス (172.21.13.45 など) を使用するためのシステム。ドメイン名アドレスはユーザーが使用し、自動的に数値の IP アドレスに変換されます。IP アドレスはパケット ルーティング ソフトウェアが使用します。 DNS は、DNS を実装するためのインターネット ユーティリティである Domain Name Service の頭字語でもあります。ネーム サーバーとも呼ばれる DNS サーバーは、アドレスを含むデータベースを管理し、データベースへのアクセスはユーザーに見えないかたちで行われます。

ドメイン名
階層的な形式でアドレスの所有者を識別するためのネットワーク接続のアドレス。たとえば、www.whitehouse.gov は政府の機関であるホワイト ハウスの Web サーバーを識別します。「ドメイン ネーム システム」も参照してください。

トランザクション コンテキスト オブジェクト
クライアントが 1 つまたは複数のオブジェクトを単一のトランザクションに動的に取り込むことができるオブジェクト。

トランザクション処理 (TP)
コンピュータ化されたビジネス トランザクションをシステムが受け取ったときに行われるリアルタイム処理。"オンライン トランザクション処理 (OLTP)" ともいいます。

トランザクション マネージャ
原子性を実現するために、トランザクションの結果を調整するシステム サービス。トランザクション マネージャは、トランザクションのコミットまたは中止をリソース マネージャが一貫して判断することを保証します。


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内部 Web
イントラネット。"内部ネットワーク"、"プライベート ネットワーク"、"ローカル エリア ネットワーク (LAN)"、または "ワイド エリア ネットワーク (WAN)" ともいいます。「イントラネット」、「ローカル エリア ネットワーク」、および「ワイド エリア ネットワーク」も参照してください。

名前解決
わかりやすい名前を IP アドレスに対応付ける方法。「わかりやすい名前」も参照してください。


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認証
システムがユーザーのログオン情報を検証する処理。システムが、ユーザー名とパスワードを認証リストと比較して一致することを確認した場合は、そのユーザーのアクセス制御リストに指定された範囲内でのアクセスが許可されます。

認証書
デジタル証明書」を参照してください。


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ネットワーク スニッファ
ハードウェアとソフトウェアの診断ツールで、パスワード解読にも流用できます。結果として、ネットワーク アカウントに対する不正アクセスに利用されるおそれがあります。クリアテキスト パスワードは、ネットワーク スニッファによって簡単に解読されてしまいます。


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ノイズ ワード
"the"、"and"、"be" など、索引では無視される重要性の低い言葉。

ノード
ネットワークに接続されているコンピュータ。"ホスト" とも呼ばれます。ある種のジャンクションを指す場合もあります。ローカル エリア ネットワークの場合は、ネットワークに接続されていて、ほかのネットワーク デバイスと通信できるデバイスです。


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パーティション
物理的に独立した単位であるかのように機能する物理ディスクの構成部分。

バイトコード
Microsoft 仮想マシン (VM) で実行される Java コードの実行可能形式。"インタープリタ コード"、"疑似コード"、または "p コード" とも呼ばれます。

ハイパーテキスト
Web 上で、複雑で順序に関係なく互いにリンクしているテキスト。関連するトピックを参照できます。ハイパーテキストは 1965 年に誕生した用語で、本、フィルム、スピーチなどの線形形式に対して非線形構造の概念を表現する、コンピュータによって表示される文書を表します。

ハイパーテキスト転送プロトコル
Hypertext Transfer Protocol」を参照してください。

ハイパーテキスト マークアップ言語
Hypertext Markup Language」を参照してください。

ハイパーリンク
単語、文、記号、または画像などのハイパーテキスト内の要素と、同じ文書、別のハイパーテキスト文書、ファイル、またはスクリプト内の別の要素との間の接続。リンクされた要素をクリックするとリンクが選択されます。通常、リンクは下線が付いているか、または文書のほかの部分とは異なる色で表示されます。 ハイパーリンクをハイパーテキスト文書で示すには、SGML や HTML などのマークアップ言語のタグを用います。これらのタグは通常は表示されません。"ホットリンク" および "ハイパーテキスト リンク" とも呼ばれます。

配列
型がすべて同じであるデータ値の並び。配列内の要素は、配列名にインデックスを付加した式で参照できます。配列は、コンピュータ プログラミングの主な基本要素であるデータ構造の構成要素です。

バインド
Microsoft Visual Basic コードでオートメーションを使用して別のアプリケーションのオブジェクトにアクセスする方法。「オートメーション」、「静的 バインド」、および「動的 バインド」も参照してください。

パケット
最大サイズが決められている伝送単位で、データとヘッダーの両方を表すバイナリ情報で構成されます。ヘッダーには、ID 番号、送信元と送信先のアドレス、およびエラー制御データが入ります。ネットワークを通じて送信される情報の断片。

パスワード認証
認証」を参照してください。

発見メカニズム
ネットワーク上にあるほかのサーバーを検索する方法。

ハッシュ値
通常、およそ 160 ビットの 2 進データ。ハッシング アルゴリズムによりメッセージから導き出されるハッシング手順は一方向で、ハッシュ値から元のメッセージやプロパティを導き出すことはできません。同じメッセージが同じハッシング アルゴリズムを通った場合、必ず同じハッシュ値が生成され、メッセージが 1 文字でも異なれば、まったく異なるハッシュ値が生成されます。

ハッシュ値の比較
クライアントまたはサーバーが認証方式の一要素としてハッシュ値を受け取った場合、パスワードのように一般に知られているキー値を使用してハッシュ値を生成し、そのハッシュ値と受信したハッシュ値を比較します。メッセージが 1 文字でも異なれば、まったく異なるハッシュ値が生成されます。「複製」も参照してください。

パフォーマンス カウンタ
アプリケーション、サービス、またはドライバのパフォーマンスを計測するカウンタ。カウンタを監視するには、PDH や SNMP などのプロトコル インターフェイス、または MMC スナップインのパフォーマンス モニタ (Perfmon) を使用します。

パフォーマンス モニタ
パフォーマンス カウンタから収集されるリアルタイムのデータおよびログを表示する MMC スナップイン。このデータを使用することで、システムにおけるボトルネックの原因を特定したり、システムおよびアプリケーションのパフォーマンスを細かく調整できます。表示されるカウンタを追加または削除したり、特定の方法でログインするように構成することができます。「パフォーマンス カウンタ」、「Performance Data Helper」も参照してください。

パラメータ
関数を呼び出すときに渡される値。

パリティ
同一または同等であることを表す特性。通常、コンピュータでは、エラーなしに各ビットのグループが伝送された場合には、ビットに含まれる 1 の数が偶数でも奇数でも、必ず送信前と同じ数でなければならないという誤り検出手順をいいます。文字ごとのパリティ チェックは垂直冗長検査 (VRC : Vertical Redundancy Checking) 、ブロックごとの検査は水平冗長検査 (LRC : Longitudinal Redundancy Checking) といいます。 一般的なモデム間通信では、パリティは、送信する前に送受信双方で一致させておかなければならないパラメータの 1 つです。「フォールト トレランス」、「ストライプ セット」、および「パリティ付きストライプ セット」も参照してください。

パリティ付きストライプ セット
データを保護する 1 つの方法として、配列のすべてのディスクにデータの大きなブロックをストライプします。データの冗長性は、パリティ情報によって提供されます。この方法は、フォールト トレランスを提供します。「フォールト トレランス」および「ストライプ セット」も参照してください。

バルク データ暗号化
ネットワークを通じて伝送されるすべてのデータを暗号化すること。「暗号化」も参照してください。

ハンドシェイク
コンピュータまたはそのほかの装置間で情報の通信または転送が行われることを知らせる一連の信号。ハードウェア ハンドシェイクは、データ回線ではなく特定の回線上で信号をやり取りします。この回線で各装置はデータを送受信する準備ができたことを知らせます。ソフトウェア ハンドシェイクは、電話回線でモデム間通信を行う場合と同じように、データ転送に使用される同じ回線上で信号をやり取りします。


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ヒープ (Windows ヒープ)
Windows によって提供されている作業メモリ領域。アプリケーションがデータを格納するのに使用します。

引数
プロシージャに渡される定数、変数、または式。

ビジネス ルール
コンピュータ システムにエンコードされる原則、規則、方針、および手続き。"ビジネス ロジック" ともいいます。

ヒット
低速なハード ディスクや RAM からではなく、キャッシュからデータを取り出すこと。データベースから、クエリと一致するレコードを取り出すこと。または、ホーム ページなどの文書を Web サイトから取り出すこと。「使用状況データ」も参照してください。

非同期伝送
モデムによる通信において、一度に 1 文字を送信し、各文字を送信する間隔が一定でなくてもよいデータ伝送方式。伝送される各文字は、"文字の始まり" を示すスタート ビット、データ ビット (文字自体)、省略可能なパリティ ビット、および "文字の終わり" を示す 1、1.5、または 2 ビットのストップ ビットの順で構成されます。

非同期転送モード
ATM」を参照してください。


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ファイアウォール
インターネットのような他のネットワークから来るハッカーなどの侵入者から企業のネットワークを保護するためのセキュリティ システム。ファイアウォールは企業のネットワーク上のコンピュータが、ネットワークの外部のコンピュータと相互に直接通信することを防ぎます。すべての通信は企業のネットワークの外部にあるプロキシ サーバーを経由し、プロキシ サーバーが特定のメッセージまたはファイルを通過させるかどうか判断します。「プロキシ サーバー」も参照してください。

ファイル空間
この用語は、サーバーのファイル ディレクトリ ツリーの意味で使われます。

ファイル転送プロトコル (FTP)
インターネットなどの Transmission Control Protocol/Internet Protocol (TCP/IP) を使用しているネットワーク上のリモート コンピュータ システム間でファイルをコピーするために使用するプロトコル。このプロトコルを使用すると、リモート システム上のファイルやディレクトリの一覧表示など、ファイルに対する作業に FTP コマンドを使用することもできます。

ファイル名拡張子のマッピング
特定のファイル名拡張子を持つすべてのファイルを、あるプログラムと結び付けること。たとえば、Windows Explorer の既定の設定では、拡張子が .txt のファイルはすべてメモ帳に関連付けられます。

フィルタ
IIS で、要求を事前処理し、応答を事後処理して、HTTP の要求と応答をサイト固有の方法で処理できるようにする ISAPI の機能。

ブール型
論理値 (真または偽) に関連する、または論理値の特性を持つ、という意味。多くのプログラム言語は、ブール データ型を直接サポートし、真と偽に対応する値をあらかじめ定義しています。それ以外の言語は、整数データ型を使ってブール値を表します。その場合、例外はありますが、通常は、0 で偽を表し、"0 以外" で真を表します。ブール演算子 AND、OR、NOT、および NEAR を使用したクエリを、ブール クエリといいます。

ブール式
ブール値を生成する式。

フェールオーバー
あるコンピュータで障害が発生したときに、その要求負荷が別のコンピュータに自動的に移ること。ユーザーには見えないかたちで行われます。

フェールバック
障害の発生したサーバー ノードが全面的に復元されること。

フォーム
Web の公開で、ユーザーが入力するとサーバーに送り返されて処理が行われる Web ページまたは Web ページの一部。

フォールト トレランス
電源故障やハードウェア障害などの致命的なイベントまたは障害に際し、データの喪失や破損を防ぐ、コンピュータまたはオペレーティング システムの機能。これには、バッテリ バックアップ電源、バックアップ ハードウェア、オペレーティング システムの機能、またはこれらの任意の組み合わせが使用できます。 フォールト トレラント ネットワークのシステムには、データを失うことなく作業を継続するか、またはシステムを停止して再起動し、障害の発生時に処理中であった作業すべてを復元する機能があります。「複製」および「フェールオーバー」も参照してください。

負荷分散
サーバー クラスタのアクティブなノード間で、情報への要求が均等に共有されること。異なるバックエンド サーバーへクライアントを直接接続する静的方法、またはソフトウェアやハードウェアのデバイスが制御する別のバックエンド サーバーへ各クライアントを接続する動的方法のいずれかで実行できます。Windows 2000 Advanced Server の Network Load Balancing 機能により、HTTP サービスの負荷分散が行われます。

複製
コンテンツと構成メタベースの一方または両方を、サーバー ノード間でコピーすること。コピーは手動で行うことも、複製ソフトウェアを使用して自動的に行うこともできます。複製は、クラスタ化でフォールト トレランスを保証するために必要な機能です。「フォールト トレランス」および「クラスタ化」も参照してください。

フッター
Web の公開で、サーバーから送られる Web ページごとに追加される短い情報。「サーバー側インクルード」を参照してください。

物理トランザクション
論理トランザクションの記録用データ リソースを実際に更新すること。

物理パス
汎用名前付け規則 (UNC) のディレクトリ パス。「相対パス」も参照してください。

ブラウザ
Web ブラウザとも呼ばれます。World Wide Web、別のネットワーク、またはユーザーのコンピュータ上の HTML ドキュメントを表示したり、その中のハイパーリンクをたどったり、ファイルを転送したりするためのクライアント インターフェイス。Microsoft Internet Explorer はその一例です。

フレーム
非同期シリアル通信での転送単位。経過時間で測定されることもあり、スタート ビット、文字、ストップ ビットの順で構成されます。同期通信では、情報のパッケージは 1 単位として転送されます。すべてのフレームは、同じ基本構造に従い、同期信号文字、ステーション アドレス、エラーチェック値、制御情報、そしてさまざまな量のデータを含みます。「データグラム」、「カプセル化」、および「パケット」も参照してください。

プロキシ
中継用のゲートウェイを通して、ユーザーをリモートの接続先に接続するソフトウェア プログラム。

プロキシ サーバー
ローカル エリア ネットワークとインターネット間のトラフィックを管理するファイアウォール コンポーネント。ドキュメントのキャッシングやアクセス制御などの機能もあります。人気のある Web ページのように頻繁に要求されるデータをキャッシュし、直接送信することで、パフォーマンスを向上させることができます。また、所有権が明確なファイルへの不正なアクセス要求など、所有者が認めない要求をフィルタして破棄することもできます。「ファイアウォール」も参照してください。

プログラマティック セキュリティ
要求された操作を行う権限がクライアントにあるかどうかを判断するために、コンポーネントから提供されるプロシージャ ロジック。

プログラム ファイル
アプリケーションやプログラムを起動するファイル。ファイル名に .exe、.pif、.com、.cmd、または .bat という拡張子が付いています。

プロセス
Windows の場合には、実行可能プログラム、仮想メモリのアドレス群、およびスレッドで構成されるオブジェクト。UNIX の場合は、スレッドと同じ意味。「スレッド」も参照してください。

プロセス総計
CGI スクリプトとアウトプロセス アプリケーションのリソース消費を、管理者が監視してログ収集できるようにする IIS の機能。

プロトコル
インターネット上でコンピュータが通信するための手段。HTTP は、World Wide Web で最も一般的なプロトコルです。ほかに FTP、Gopher、telnet などのインターネット プロトコルがあります。プロトコルは、リソースの完全な URL の一部を構成します。

分散処理
通信ネットワークを介して接続された各コンピュータで作業を処理する情報処理形式。分散処理は通常、単純な分散処理か真の分散処理のいずれかに分類されます。単純な分散処理は、互いに通信可能なコンピュータ間で作業負荷を共有します。 真の分散処理では、各コンピュータが異なるタスクを行い、最終的にタスクを統合することによって大きいタスクを実行します。真の分散処理には、ハードウェアとソフトウェアが通信し、リソースを共有し、自由に情報を交換するための高度な構造化環境が必要です。

分離開発
アプリケーション開発者が Web サーバーに接続せずにスクリプトを作成およびテストできるようにする機能。いくつかのソフトウェアでこの機能が提供されています。


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ページ
Web ページ」を参照してください。


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ボー
データ伝送速度の単位。通常、モデムのデータ伝送速度を表します。

ボース スレッド
フリー スレッド モデルおよびアパートメント スレッド モデルをサポートするコンポーネント。「アパートメント スレッド」も参照してください。

ポート番号
特定のインターネット アプリケーションを識別する番号。たとえば、World Wide Web サービスの既定ポート番号は 80 です。

ホーム ディレクトリ
コンテンツのファイルが格納されている Web サイトのルート ディレクトリ。"ドキュメント ルート" または "Web ルート" とも呼ばれます。インターネット インフォメーション サービスの場合、特に指定しない限り、ユーザーはホーム ディレクトリとそのすべてのサブディレクトリを利用できます。IIS サービスのルート ディレクトリを指す場合もあります。 通常、サイトのホーム ディレクトリにはホーム ページが入っています。「ホーム ページ」も参照してください。

ホーム ページ
ページのコレクションの先頭のページ。Web サイトまたはその一部で最初に表示されるページ。「既定のドキュメント」も参照してください。

ホスト
通信リンクで接続されたコンピュータ、または端末のシステムにおけるメイン コンピュータ。

ホスト名
インターネット内の特定のネットワーク上の特定のサーバーの名前。完全なホスト指定の最も左の部分です。たとえば、www.microsoft.com は Microsoft Corporation のネットワーク内で "www" と呼ばれているサーバーを指します。

ホスト名のフィルタ処理
アクセスを試みているブラウザのホスト名に基づいて、アクセスを許可または拒否すること。

ポリシー
アカウント パスワードの有効期限や、ユーザーをロックアウトするまでのログオン失敗の回数など、システム管理者が設定する条件。これらのポリシーによってアカウントを管理し、網羅的または無作為のパスワード入力によるシステムへの侵入を防ぎます。

ボリューム セット
物理ディスクのパーティションの組み合わせであり、1 つの論理ドライブと見なされます。「論理ドライブ」も参照してください。


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マーシャリング
スレッドまたはプロセスの境界を越えて、インターフェイスのメソッド パラメータのパッケージ化と送信を行うこと。

マスタ プロパティ
IIS において、そのコンピュータ上の Web または FTP サイトすべてが既定の設定となるように、コンピュータ レベルで設定するプロパティ。「継承」も参照してください。

マルチ アイデンティティ
この用語は、1 台のコンピュータで公開される複数の Web サイトを指して使われます。"仮想サーバー" ともいいます。「仮想サーバー」も参照してください。

マルチスレッド
オペレーティング システムによって採用されるマルチタスクの論理的手法には関係なく、1 つのプログラム内で複数のプロセスを短い間隔で順番に実行すること。ユーザーの時間感覚はコンピュータの処理速度よりかなり遅いので、コンピュータの処理サイクルを使用できるのが一度に 1 つのタスクであっても、同時に複数のタスクが実行されているように感じられます。

マルチホーム ホスト
複数の物理ネットワークへの接続を持つホスト。ホストは、いずれのリンクを通じてもデータを送受信できますが、ほかのノードにはトラフィックをルーティングしません。「ホスト」および「ルーター」も参照してください。


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ミドルウェア
アプリケーション、オペレーティング システム、およびネットワーク層とトランスポート層の間に位置するネットワーク対応のシステム ソフトウェア。ミドルウェアの目的は、連携処理の一部を容易にすることです。ディレクトリ サービス、メッセージ受け渡しメカニズム、分散トランザクション処理 (TP) モニタ、オブジェクト リクエスト ブローカ、リモート プロシージャ コール (RPC) サービス、データベース ゲートウェイなどは、ミドルウェアの例です。

ミドル層
アプリケーション サーバー層とも呼ばれます。データベースと、ユーザー インターフェイスまたは Web クライアント間の論理層です。通常、Web サーバーが常駐する層であり、ビジネス オブジェクトがインスタンス化される層でもあります。データ ソース層」も参照してください。

ミラー セット
データ全体の冗長なコピー、つまりシャドー コピー。ミラー セットは、選択したディスクと完全に一致するコピーを提供します。元のディスクに書き込まれたすべてのデータは、シャドー (ミラー) ディスクにも書き込まれます。元のディスクで障害が発生した場合、ユーザーは同じ情報のコピーがある別のディスクに直ちにアクセスすることができます。ミラー セットは、フォールト トレランスを提供します。「フォールト トレランス」も参照してください。


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メイン スレッド
"シングル スレッド対応" としてマークされているコンポーネントのオブジェクトすべてを実行するために使用される単一スレッド。「アパートメント スレッド」も参照してください。

メソッド
オブジェクトを操作するプロシージャ (関数)。

メタオーサリング環境
この用語は、Web ページ作成と Web サイト セットアップの両方の処理に対して使われます。

メタデータ
ほかのデータを記述するためのデータ。たとえば、インデックス サービスには、コンテンツ インデックスのデータを記述するデータが保存されている必要があります。

メタベース
インターネット インフォメーション サービスの設定を格納するための構造。メタベースは、システム レジストリと似た機能を持っていますが、使用ディスク領域は少なくて済みます。

メッセージ キュー
信頼性の高いアプリケーション間通信機能を備えた、大規模な分散システムの構築に使用できるサーバー技術。ネットワーク化されたシステムが利用できない場合でも、動作の信頼性は維持されます。

メッセージ渡し
並列実行されているプロセス間で情報をやり取りする方法。


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モデム
Modulator/Demodulator (変調器/復調器) に由来する語。コンピュータが標準電話回線を通じて情報をやり取りできるようにする通信デバイス。


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有効期限ヘッダー
サーバーから送信されたファイルの有効期限が切れる日付または時刻。有効期限の情報は、プロキシ サーバーとブラウザのキャッシュにより使用されます。

ユーザー タイプ
メタベースの識別子に割り当てられる DWORD で、データの使用法を指定します。


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よく寄せられる質問
FAQ」を参照してください。

呼び出し
プログラムの実行を、コードのほかの部分に移すこと。普通は、サブルーチンに処理を移します。呼び出された部分の処理が完了したとき、呼び出した場所からプログラムの実行を再開できるように、必要な情報が保存されます。通常、呼び出されたサブルーチンには、引数やパラメータと呼ばれる 1 つまたは複数の値が渡されます。サブルーチンはこれらの値を使用し、必要に応じて変更します。

呼び出し元
オブジェクトのメソッドを呼び出すクライアント。オブジェクトの呼び出し元は、オブジェクトの作成元とは限りません。たとえば、クライアント A がオブジェクト X を作成し、その参照をクライアント B に渡し、クライアント B がその参照を通じてオブジェクト X のメソッドを呼び出す場合があります。この場合は、クライアント A が作成元であり、クライアント B が呼び出し元です。


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ランダム アクセス メモリ
中央処理装置 (CPU) またはほかのハードウェア デバイスが読み書きできる半導体ベースのメモリ。格納順に関係なくどの格納場所でもアクセスできます。 さまざまなタイプの ROM メモリでもランダム アクセスは可能ですが、書き込みはできません。RAM という用語は、一般に書き込みと読み取りが可能な揮発性メモリのことを指します。コンピュータをオフにすると、RAM に格納された情報は失われます。


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リソース ディスペンサ
プロセス内の非耐久リソースの同期化と管理を行い、COM オブジェクトによる単純で効率的な共有を可能にするサービス。たとえば、ODBC リソース ディスペンサは、データベース接続プールを管理します。「オープン データベース コネクティビティ」も参照してください。

リソース マネージャ
耐久性のあるデータを管理するシステム サービス。サーバー アプリケーションは、リソース マネージャを使用して、手持ち在庫、未処理の注文、売掛金の記録など、アプリケーションの耐久状態を管理します。リソース マネージャは、トランザクション マネージャと共同で、2 相のコミット プロトコルを使用して、原子性と分離の保証をアプリケーションに提供します。リソース マネージャの例は Microsoft SQL Server です。

リダイレクション
通常のターゲットやソースではなく、別のファイルまたはデバイスを読み書きする処理。古いURL から新しい URL にユーザーを自動的に転送する場合に使用できます。

リモート アクセス サービス
Microsoft Windows を実行するリモート クライアントからネットワークにダイヤルインするためのサービス。「ダイヤルアップ」も参照してください。

リモート データ サービス
インターネットおよびイントラネットのアプリケーションに、データベースの接続性と企業データの公開機能を提供する Web ベースの技術。

リモート プロシージャ コール
プログラミングにおいて、プログラムがリモート システム上のほかのプログラムを呼び出すこと。呼び出されたプログラムは、通常はタスクを実行して、その結果を呼び出したプログラムに返します。

領域
この用語は、"ドメイン" を意味する場合があります。その場合は、インターネット ドメインではなく、セキュリティ上の理由から設定されるユーザー ドメインを指します。パスワードで保護されたファイルの場合は、サーバーの保護されたリソースまたは領域の名前を指します。保護されているリソースを参照しようとすると、通常は領域名を示すダイアログ ボックスが表示され、ユーザー名とパスワードが要求されます。

リンク
ハイパーリンク」を参照してください。

リンクのプロパティ
HTML ドキュメント、またそれに関連する完全な URL についての情報。


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ルーター
メッセージを配信する通信ネットワーク上の中継装置。多数のコンピュータが網目状に接続された単一のネットワークでは、ルーターは伝送されたメッセージを受信し、それらを最も効率的な経路で正しい宛先に送信します。同じ通信プロトコルを使用する相互接続されたローカル エリア ネットワーク (LAN) 間では、ルーターは LAN 間のリンクとして機能し、メッセージを相互に送信できるようにします。


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例外
プログラムの場合、マイクロプロセッサの処理を停止させる原因となる問題または状態の変化、および別のルーチンでの状況への対処。例外は割り込みと似ています。両方とも、一連の命令をマイクロプロセッサで参照します。

レジストリ
Windows の中央階層データベース。単一または複数のユーザー、アプリケーション、およびハードウェア デバイスのシステム構成に必要な情報の格納に使用されます。レジストリには、システム動作中に常に参照される情報が格納されます。この情報には、各ユーザーのプロファイル、コンピュータ中のインストール済みアプリケーション、作成可能なドキュメントのタイプ、フォルダやアプリケーション アイコンのプロパティ シートの設定、システムに組み込まれているハードウェア、使用中のポートなどが含まれます。


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ローカル エリア ネットワーク
限定された範囲にサービスを提供するコンピュータおよび周辺デバイスのグループ。ネットワーク上のデバイス間では、通信リンクによる接続を通じて情報がやり取りされます。ネットワークの対象範囲は狭いので、ネットワーク シグナル プロトコルで最適化を行い、通信速度を最大 100 Mbps まで向上させることができます。「イーサネット」、「トークン リング」、および「ワイド エリア ネットワーク」も参照してください。

ローカル グループ
Windows XP Professional において、そのワークステーションのみにアクセス権と権限を行使できるグループ。ただし、ローカル グループには、そのコンピュータ自体のユーザー アカウントが含まれ、ワークステーションがドメインに参加している場合は、そのドメインと信頼される側のドメインに属するユーザー アカウントとグローバル グループも含まれます。

ログの収集
ファイアウォールまたはネットワークで発生したイベントについての情報を格納すること。

ログ ファイル
ログのレコードが格納されるファイル。テキスト ファイルまたはデータベース ファイルを使用できます。

ロケール識別子
それぞれの地域に特有の、日付、時刻、通貨、その他の値の書式スタイルを指定するもの。各ロケールは、一意の整数によって示されます。IIS では、既定の LCID がシステム ロケールと共通です。「LOCALE_SYSTEM_DEFAULT」も参照してください。

ロボット
検索エンジン、インデックス プログラム、カタログ ソフトウェアなどの自動プログラムであり、手動の場合よりも高速に Web ページを要求できます。ロボットは、"クローラ" または "スパイダ" とも呼ばれます。

論理ドライブ
ハードディスク上の拡張パーティションのサブパーティション。「拡張パーティション」も参照してください。


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ワーカー スレッド
非同期処理を実行するために、コンポーネントまたは ISAPI 拡張機能エクステンションや ISAPI フィルタが作成するスレッド。ワーカー スレッドを使用すると、IIS の I/O スレッドがほかの要求を処理できるようになります。

ワーキング セット
Windows オペレーティング システムのプロセスに割り当てられた RAM。

ワーキング ディレクトリ
Web サーバー ソフトウェアがインストールされているディレクトリを指すときに使われることがある用語。

ワイド エリア ネットワーク
地理的に離れた地域を接続する通信ネットワーク。

わかりやすい名前
"ホスト名" ともいいます。たとえば、172.16.255.255 のような IP アドレスの代わりに www.microsoft.com のような名前を使います。


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