権限のないアクセスを検出する

IIS ログと Windows セキュリティ ログを参照して、長期にわたってセキュリティ イベントを監視できます。さらに、Microsoft 管理コンソールを使って、Windows セキュリティ ログを表示できます。IIS ログは、テキスト エディタやワード プロセッサで表示できます。IIS ログの表示の詳細については、「サイトの利用状況のログを収集する」を参照してください。

Windows セキュリティ ログでは、権限のないアクセスを検出できます。これらのアクセスは、警告またはエラーのログ エントリとして表示されます。これらのログを保存して、後で使用することもできます。監査の詳細については、Windows のマニュアルを参照してください。

Windows セキュリティ ログを参照してセキュリティに関連する問題を検出するには
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロール パネル] をクリックします。[管理ツール] フォルダをダブルクリックし、[コンピュータの管理] をダブルクリックします。
  2. [システム ツール] をクリックします。
  3. [イベント ビューア] をクリックします。
  4. [セキュリティ] をクリックします。
  5.    使用しているユーザー アカウントに、セキュリティ ログを表示する権限が与えられていない場合、セキュリティ ログを表示できません。これは、ドメインレベルのセキュリティ ポリシーが、ローカル コンピュータレベルのセキュリティ ポリシーに優先する、つまりローカル コンピュータの管理者としてログオンすることは可能でも、セキュリティ ログへのアクセス権は与えられていないからです。このアクセス権は、ネットワーク管理者に連絡して取得してください。セキュリティ ポリシーの詳細については、Windows のマニュアルを参照してください。

  6. 疑わしいセキュリティ イベントのログを調査します。次のイベントに注目します。
Windows セキュリティ ログを保存するには
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロール パネル] をクリックします。[管理ツール] フォルダをダブルクリックし、[コンピュータの管理] をダブルクリックします。
  2. [システム ツール] をクリックします。
  3. [イベント ビューア] をクリックします。
  4. [セキュリティ] をクリックします。
  5. [操作] メニューの [ログ ファイルの名前を付けて保存] をクリックします。
  6. [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、ファイルを保存するディレクトリを選択し、ファイル名を入力します。
  7.    セキュリティ ログは、イベント (.evt) ファイル、テキスト (.txt) ファイル、またはカンマで区切られた (.csv) ファイルとして保存できます。

保存した Windows セキュリティ ログを開くには
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロール パネル] をクリックします。[管理ツール] フォルダをダブルクリックし、[コンピュータの管理] をダブルクリックします。
  2. [システム ツール] をクリックします。
  3. [イベント ビューア] をクリックします。
  4. [セキュリティ] をクリックします。
  5. [操作] メニューの [ログ ファイルを開く] をクリックします。
  6. 開くファイルをクリックします。
  7. [ログの種類] ボックスの [セキュリティ] をクリックします。
  8. [開く] をクリックし、ビューアのファイルを開きます。
IIS ログ ファイルを参照してセキュリティに関連する問題を検出するには
  1. メモ帳などのテキスト エディタで、ログ ファイルを開きます。ログ ファイルの詳細については、「サイトの利用状況のログを収集する」を参照してください。
  2. 疑わしいセキュリティ イベントのログを調査します。次のイベントに注目します。

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