資源管理や環境に関する諸問題を、経済学・経営学・政治経済学の視点から研究しています。主な題材としては、森林幸福度、森林認証制度、水源涵養林の経営、共有林の経営、ISO14001環境マネジメントシステム、環境保全のための企業の自発的行動等を取り扱っています。
【2024-9-29更新】

森林幸福度

森林を含む自然は、人々の幸福度(ウェルビーイング)に影響があることが分かってきています。こうした効果をもっと発揮するにはどうしたらよいか、アンケート調査結果とGISを結びつけて検証しております。



森林認証制度

森林認証とは、森林の環境ラベルです。きちんと管理された森林で生産された林産物を優先的に使おうという、林産物市場での運動の表れとも言えます。もともと主に諸外国で広まって来たものなので、日本での知名度は、まだそれほど高くないかも知れませんが、東京オリンピック・パラリンピックの建物に使われたので次第に知られるようになったようです。森林認証制度は、次の各点において興味深い動きです。まず第一に、民間レベルでの運動が現実に世界の林業のあり方を左右しているという点です。現在の主な森林認証制度は、WWF(=世界自然保護基金)等の民間団体を主導勢力として広まり、政府や国際機関等の公的な機関からは独立したものでありながら、国際的には、林業を行うために欠かせない免許証とまで言われるほどになっています。また、多くの場合不毛の対立に終わりがちな産業界と環境保護団体との間に、認証の基準を論議するという形で曲がりなりにも対話を成立させているという点でも注目されます。


森林認証文献リストへとぶ


水源涵養林の経営

水源林の経営はどのような社会的仕組みによって担われるべきかを検討しております。水道事業者が経営・支援する水源林、造林・林業公社による分収造林、水源税(森林環境税)による財源創出、環境支払いなどの国内外の事例を題材として、理想の姿はどのようなものか考えます。

共有林の経営

個人所有者の森林離れが懸念されています。歴史的に自治の伝統がある滋賀の地で、地域全体で森林を守る共有林(入会林〔いりあいりん〕)の可能性がどこにあるのかを探ります。


環境経営・ISO14001

環境に配慮した経営のあり方について実証的な研究を志向しております。組織の形態と環境経営との関連性、組織の文化と環境経営の関連性を調査し、事実に基づき、環境経営の方向性について示唆を与えることを目指します。

ISO14001環境マネジメントシステム認証の取得件数で、日本は中国に次いで世界第2位です。しかし、その実態はそれほど明らかではありません。ISOは、本当に環境保全の役に立っているのでしょうか。また、どのようにすればISOを有効に活用できるのでしょうか。日本の中でも特にISO14001認証の取得が進んでいる滋賀県をフィールドとして、これらの問いに答えて行ければと考えています。その過程で、産業社会をいかにして持続可能なものに変革して行くことができるかについての手掛かりを得ようとしています。ISO14001の自己宣言、KESなどの簡易ISOについても、その有効性を検討します。


    
研究成果

    

(受賞)

Roux, J-L, …, T. Takahashi, … (2023) ISDRS Best Sustainable Development Article Award 2022, International Sustainable Development Research Society.


(研究論文:審査付き)

Takahashi, T., Hori, Y., Otsuka, I., Shibata, S., Tsuge, T. (2024). Innovativeness of Japanese forest owners and municipalities regarding the valorization of forest ecosystem services: Quantitative evaluation of mutual influences(日本の森林所有者・基礎自治体の森林生態系サービス価値化に関する革新性:相互影響の定量評価). Forest Policy and Economics, 166(January), 103269. https://doi.org/10.1016/j.forpol.2024.103269

松下幸司,高橋卓也,林珠乃(2023)滋賀県の森林簿における入会林野の取扱いに関する一考察.入会林野研究,43, 84-89.

Roux, J.-L., Konczal, A., Bernasconi, A., Bhagwat, S., De Vreese, R., Doimo, I., Marini Govigli, V., Ka?par, J., Kohsaka, R., Pettenella, D., Plieninger, T., Shakeri, Z., Shibata, S., Stara, K., Takahashi, T., Torralba, M., Tyrvainen, L., Weiss, G., and Winkel, G. (2022).Exploring evolving spiritual values of forests in Europe and Asia: a transition hypothesis toward re-spiritualizing forests (ヨーロッパ・アジアの森林における精神的価値の展開:森林の再精神化に向けた移行仮説). Ecology and Society, 27(4), art20.
プレスリリース [国際共同研究]世界の森林の文化・精神的な価値に挑む 〜聖なる森から植林地へ、そしてトトロの森へ〜  

Jong, W D; E Urushima, A Flores; Jacquet, B; Takahashi, T (2022) Cedars of the North Mountains : Historical forest culture and practices in modern day nature policies(北山杉: 現代自然政策における歴史的森林文化とその実践). International Forestry Review, 24(3), 380-392.  

Takahashi, T., Asano, S., Uchida, Y., Takemura, K., Fukushima, S., Matsushita, K., Okuda, N. (2022) Effects of forests and forest-related activities on the subjective well-being of residents in a Japanese watershed: An econometric analysis through the capability approach(森林と森林関連活動の日本が流域住民の主観的幸福度に及ぼす影響: 潜在能力アプローチによる計量経済学的分析). Forest Policy and Economics, 139(June), 102723. https://doi.org/10.1016/j.forpol.2022.102723

Takuya Takahasi, Takahiro Tsuge & Shingo Shibata (2022) “Innovativeness of Japanese Forest Owners Regarding the Monetization of Forest Ecosystem Services” (森林生態系サービスのビジネス化に関する日本の森林所有者の革新性について) Sustainability 2022, 14(4):2119. DOI: 10.3390/su14042119
 
高橋卓也,内田由紀子,石橋弘之,奥田昇(2022)森林所有者の森林幸福度にかかわる要因の検討--滋賀県野洲川上流域のアンケート調査結果の統計解析から.日本森林学会誌,104(1):39-43. DOI: 10.4005/jjfs.104.39
 
Efi Yuliati Yovi, Dalia Abbas & Takuya Takahashi (2021) Safety climate and risk perception of forestry workers: a case study of motor-manual tree felling in Indonesia, International Journal of Occupational Safety and Ergonomics,

“Models Explaining the Levels of Forest Environmental Taxes and Other PES Schemes in Japan” (森林環境税とその他の環境支払いの水準を説明するモデルについて) (with K. Tanaka) Forests, 12(6):685, 2021. DOI: 10.3390/f12060685

“New Frontiers in Japanese Forest Policy: Addressing ecosystem disservices in the 21st Century”(日本の森林政策の新たなフロンティア:21世紀における生態系ディスサービスへの対応) (with W. de Jong, H. Kakizawa, M. Kawase, K. Matsushita, N. Sato and A. Takayanagi) Ambio: A Journal of Environment and Society, 2021, https://doi.org/10.1007/s13280-021-01566-2 オンラインのみの共有サイト https://rdcu.be/clMcy
 
“Subjective well-being as a potential policy indicator in the context of urbanization and forest restoration” (都市化と森林再生のもとでの政策指標としての主観的幸福度の可能性について) (with Y. Uchida, H. Ishibashi and N. Okuda) Sustainability, 13(6):3211, 2021. DOI: 10.3390/su13063211
 
高橋卓也,内田由紀子,石橋弘之,奥田昇(2021)森林に関わる主観的幸福度に影響を及ぼす要因の実証的検討: 滋賀県野洲川上流域を対象として.日本森林学会誌,103(2), pp.122-133 (J-STAGE全文リンク)  研究紹介リーフレット DOI: 10.4005/jjfs.103.122

Takuya Takahashi, Koji Matsushita & Toshiaki Nishimura (2020) Community actions against anticommons of forests in contemporary Japan: case studies of former common forests, Journal of Forest Research, DOI: 10.1080/13416979.2020.1834715(現代日本における地域社会による森林アンチコモンズへの対応: 旧・入会林野の事例研究)(プレプリントのファイル)

Takahashi, T., Matsushita, K., Yoshida, Y., & Senda, T. (2019) Impacts of 150 Years of Modernization Policies on the Management of Common Forests in Japan: A Statistical Analysis of Micro Census Data. International Journal of the Commons, 13(2), pp. 1021?1034. DOI: https://doi.org/10.5334/ijc.936(日本における共有林の近代化政策の管理への影響:ミクロ個票データの統計的分析)

松下幸司,高橋卓也(2018)生産森林組合設立以前の共有林における山林経営―長浜市西浅井町三ケ字共有林の場合―.入会林野研究,38:77-89.

Takuya Takahashi, Koji Matsushita, Wil de Jong (2017) Factors affecting the creation of modern property ownership of forest commons in Japan: An examination of historical, prefectural data. Forest Policy and Economics, 74, 62-70(日本において入会林野からの近代的所有創出に影響を及ぼす諸要因:歴史的都道府県データの検証)

高橋卓也(2017)農業集落の特徴から見た入会林野近代化の進展度の違い,入会林野研究,37,67-72.

松下幸司,高橋卓也(2017)入会林野の所有権登記の名義変更に関する一考察,入会林野研究,37,73-75.

Masaki Sugita, Takuya Takahashi(2015)Influence of Corporate Culture on Environmental Management Performance: An Empirical Study of Japanese Firms, Corporate Social Responsibility and Environmental Management 22(3): 182-192. (Published online 24 September 2013 in Wiley Online Library)(企業文化が環境マネジメント成果に及ぼす影響:日本企業の実証的調査)

松下幸司,高橋卓也,吉田嘉雄,仙田徹志(2015)中日本地域の生産森林組合の保有山林面積別組合数―2005年農林業センサスの林業経営体―, 『入会林野研究』 35:46-47.

高橋卓也,山元周吾,松下幸司「入会林野整備に影響を及ぼす要因は何か?―都道府県別の整備進捗経年データによる検討―」『入会林野研究』34号,64-71,2014年3月.

Takuya Takahashi “Global diffusion of forest certification in the long run: An agent-based modeling approach” Earth System Governance Tokyo Conference: Complex Architectures, Multiple Agents, conference paper (0118), 2013.(「長期的視点からみた森林認証のグローバルな普及: エージェント・ベース・モデルからの接近」)

高橋卓也,若井郁次郎,竹下賢「自然再生に対する地域住民の意識構造に関する研究―滋賀県近江八幡市西の湖を対象として―」『水資源・環境研究』Vol.25, No.2, pp. 57-65. 2012.

「協働の視点からみた森林づくり活動の運営方法に関する研究―滋賀県における流域森林づくり委員会活動を事例として―」(山ア啓太郎との共著)『農林業問題研究』第48巻第1号(第186号),138-144,2012年6月.

「日本国内における森林認証普及パターンの分析」『森林応用研究』第20巻第1号,1-9,2011年5月.

「間伐材紙製品を扱う事業及び需要の実態に関する研究」(市田亘との共著)『森林応用研究』第20巻第1号,11-17,2011年5月.

高橋卓也「環境格付け融資に対する一般企業の態度」『環境情報科学論文集24』225-230,2010年11月..

"The impact of operational characteristics on firms' EMS decisions: Strategic adoption of ISO 14001 certifications" (With Masao Nakamura) Corporate Social Responsibility and Environmental Management 17, 215-229, 2010. (企業の運営上の特徴がEMS採用の意志決定に及ぼす影響: ISO 14001 認証の戦略的採用)

「滋賀県南部流域住民の森林に対する意識について‐アンケート調査による構造の解明‐」『農林業問題研究』第45巻第2号(第175号),218-223,2009年9月.

「カナダの森林の持続可能性を巡る論議から見た日本の間伐問題」『林業経済研究』55(1),35-44,2009年3月.

「滋賀県製造業企業の産業廃棄物削減対策に関する研究」(徐強との共著)『環境情報科学論文集 』22, 245-250.,2008年11月.

「水源林管理における意思決定のあり方の国際比較―選好の多様性・因果関係の不確実性を基準としたモデルによる分析」『水資源・環境研究』20,87-100,2008年3月.

「森林認証をめぐる社会科学的研究―この10年の動向―」 『林業経済』59(9)(通巻698号): 1-16,2006年12月.

"Bureaucratization of environmental management and corporate greening: An empirical analysis of large manufacturing firms in Japan" (With Masao Nakamura) Corporate Social Responsibility and Environmental Management 12(4) (December, 2005) 210-219. (環境管理の官僚制化とコーポレート・グリーニング)

「地方森林税はどのようにして政策課題となるのか―都道府県の対応に関する政治経済的分析―」『林業経済研究』第51巻第3号(通巻156号),19-28,2005年11月.

「環境マネジメントの特徴が『企業の環境化』におよぼす影響について:日本の大規模製造業における分析」(中村政男との共著)『環境情報科学』 33巻1号 52-61、平成16(2004)年3月。

"Why Might Forest Companies Certify? Results from a Canadian Survey," (With G.C. van Kooten and Ilan Vertinsky), International Forestry Review 5(4 December): 329-337, 2003.(なぜ林業企業は認証を取得するのか?:カナダでのアンケート調査の結果から)

"Why Japanese firms choose to certify: A study of managerial responses to environmental issues," (With Masao Nakamura and Ilan Vertinsky), Journal of Environmental Economics and Management 42(1) 23-52, 2001.  (なぜ日本企業は環境認証を取得するのか?: 企業の環境問題への対応に関する一研究)           

"Rising to the Kyoto challenge: Is Canadian industry's response adequate?" (With Masao Nakamura, G. C. van Kooten and Ilan Vertinsky), Journal of Environmental Management 63, 149-161, 2001.  (カナダ企業の地球温暖化対策: カナダの産業界は京都議定書に対応できるのか?)           

"The Canadian commercial forestry perspective on certification:  National survey results," (With Ilan Vertinsky and Bill Wilson), Forestry Chronicle 77(2), 309-313, 2001. (カナダ林業界の森林認証についての見方: 全国アンケート調査の結果)

"Corporate environmentalism across cultures: A comparative field study of Chinese and Japanese executives," (With Oana Branzei, Ilan Vertinsky and Weijiong Zhang), Cross
Cultural Management 1(3) 287-312, 2001. (異なった文化のもとでの企業の環境対応: 中国・日本の経営者を対象とする比較研究)

"Why firms participate environmental voluntary initiatives: Case studies in Japan and Canada." University of British Columbia, PhD dissertation, 2001. (なぜ企業は環境に関する自主行動に参加するのか: 日本とカナダにおける事例の研究)


(研究論文:審査なし)

高橋卓也(2019)生態系サービス(自然の恵み)の経済評価:TEEB の現状と課題,環境情報科学(特集:環境と経済の統合の進展−環境・経済・社会の包括的枠組みにおける環境経済学の展開),48-1:14-19.

高橋卓也,梅原久奈,山元周吾,由水葵,川村誠(2013)これからの森林管理の担い手は誰か?〈安曇川源流域(滋賀県高島市朽木地区)調査)〉,養老孟司(委員長)『「“森から変える日本”委員会」提言書 日本は森(もり)をいかに賢く使い、豊かにしていけるか』:67-78.

「水源地支払い制度への新たな視点―北米の事例から考える―」『月刊 公営企業』2010年7月号、2-13頁

「造林公社問題をどう考えるか」『季刊 国民と森林』No.112、2010春季号、2-7頁


“CSR That Incorporates Local and Traditional Knowledge: The ‘Sanpo-yoshi’ Way,” In M. Dobashi, J. N. Hooker, and P. Madsen (Ed.) A Survey of International Corporate Responsibility, International Corporate Responsibility Series vol. 4, Philosophy Documentation Center, 2009, ISBN 188968077X.

「ガバナンスは森林に健康を取り戻す」『環境と健康』22(1) 49-70、2009年

「先進国における大都市水源林管理の比較研究―ニューヨーク,バンクーバー,東京の事例から考える―」『水資源・環境研究の現在(板橋郁夫先生傘寿記念)』 389-414頁、東京、成文堂、2006年

"Why Canadian forest companies certify: An empirical analysis." (With G. C. van Kooten and Ilan Vertinsky), UBC Forest Economics and Policy Analysis Research Unit Working Paper, January 2001. (なぜカナダの林産企業は認証を取得するのか: 実証分析)

"Culture-free and culture-bound corporate environmentalism: Comparative field studies of Chinese and Japanese executives." (With Oana Branzei, Ilan Vertinsky and Weijiong Zhang), UBC Centre for International Business Studies, The International Business Trade and Finance Working Paper 01-01, January 2001. (企業の環境対応の非文化制約性および文化制約性: 中国と日本の経営者の比較分析)

"Response of Canadian industry to climate Change: Is it up to the Kyoto Challenge" (カナダ産業界は京都議定書に対応できるのか)UBC Forest Economics and Policy Analysis Research Unit Working Paper,2000 .


(プロシーディング)

“Influence of corporate culture on environmental management performance: An empirical study of Japanese firms” (Masaki Sugita との共著)Proceedings from the 4th Annual Conference on Business & Sustainability, Portland State University, Portland, OR, 2010 .(「企業文化が環境マネジメント業績に与える影響について: 日本企業における実証的研究」)

ENERGY CONSUMPTION THROUGH TIMBER TRANSPORTATION AND THE WOODMILES THE POSSIBILITIES OF THE WOODMILES INDEXES FOR EVALUTAION OF BUIELDING (With Takashi FUJIWARA, Hideshi NODA, Takuya SHIMASE, & Satoshi TACHIBANA) SB05 Proceedings (CD) pp. 1171-1178.

Evaluation of timber as building materials on energy issue and the Woodmiles: the background and the development of the Woodmiles Forum in Japan (With Fujiwara, T., Noda, H., Shimase, T., Tachibana, S., & Takiguchi, Y.) Construction Material: Proceedings of ConMat'05 and Mindess Symposium Vancouver 2005 Editors: N,Banthia, T, Uomoto, A. Bantur, & S.P. Shah Publshed by The University of British Columbia ISBN 0-88865-810-9, Abstract p.204 Full text attached CD.

"How the organizational structure of environmental management influences corporate greening: An empirical analysis of large manufacturing firms in Japan " (環境マネジメントの組織構造はどのように企業のグリーン化に影響を及ぼすのか: 日本の大規模製造業の実証研究)Greening of Industry Network Conference 2004 Proceeding (18-2),.

「水源林政策の転換過程: カナダ・大バンクーバー行政地区の事例について」日本林学会第114回大会学術講演集,p. 18.

「カナダ林産業者が森林認証を取得する動機は何か: ISO,カナダ規格協会(CSA),森林管理協議会(FSC),FORESTCAREの4種の認証について」日本林学会第113回大会学術講演集,p. 432.


(報告書)

高橋卓也,梅原久奈,山元周吾,由水葵,川村誠(2013)これからの森林管理の担い手は誰か?〈安曇川源流域(滋賀県高島市朽木地区)調査)〉,養老孟司(委員長)『「“森から変える日本”委員会」提言書 日本は森(もり)をいかに賢く使い、豊かにしていけるか』:67-78.

"Summary report: Survey of Canadian commercial forestry perspective on certification." (With Tim Williamson, Bill Wilson and Ilan Vertinsky), Canadian Forest Service, Pacific Forestry Centre, Working Paper Series 99.05, September 1999. (サマリーレポート: カナダの林産業者と森林認証)


(著書)

Wil de Jong, Takuya Takahashi, Georg Winkel, Agata Konczal, Nathaniel Anderson, David Andrew Wardell(2024)2 Forest flickers of history. Early modern woodland restoration and how it shapes postmodern options(森林の歴史的ゆらぎ:近世の森林再生とポストモダンへの影響)In Katila, Pia, and others (eds), Restoring Forests and Trees for Sustainable Development: Policies, Practices, Impacts, and Ways Forward(持続可能な発展のための森林と木々の再生:政策、実践、影響と未来) (New York, NY, 2024; online edn, Oxford Academic, 6 Sept. 2024), https://doi.org/10.1093/9780197683958.001.0001

鈴木康久・大滝裕一・高橋卓也(2024)『京都・鴨川と別子銅山を歩く』(水資源・環境学会「環境問題の現場を歩く」シリーズNo.5)成文堂

Takuya Takahashi, Satoshi Asano, Yukiko Uchida, Kosuke Takemura, Shintaro Fukushima, Kyohei Matsushita, Noboru Okuda(2023)Nature and happiness levels: New SWB domains for rivers, a lake, and forests (自然と幸福水準:河川、湖、森林のための新たな主観的幸福度の諸領域). In Jasneth Mullings et al. (eds.) Well-Being Across the Globe - New Perspectives - Concepts, Correlates and Geography, IntechOpen, (Online Open Access) DOI: 10.5772/intechopen.109862

高橋卓也(2022)(コラム)地域の財産から社会の財産へ『山門水源の森:生物多様性の保全の20年』ぺりかん社,41-42.

高橋卓也(2021)15 森林と社会「森林環境税」(一社)日本森林学会(編集)『森林学の百科事典』丸善出版

高橋卓也(2018)第5章 環境問題と資源利用・資源管理「森林資源の経済学」,環境経済・政策学会編『環境経済・政策学事典』:282-283.

高橋卓也,赤尾健一「森林資源―国内林業をどう制度設計するか」,馬奈木俊介編『資源と環境の経済学―ケーススタディで学ぶ』,61-77,昭和堂,2012年.



(記事など)

高橋卓也(2023)明治の彦根に水車が回る―彦根製糸場の産業考古学―.環境技術,52(2), 9-13(65-69).

池田幸浩・高橋卓也(2022)「全国の広葉樹活用プロジェクトの近年の動向―アンケート調査・事例研究から見えてきたこと―」 『山林』 2022年3月1654号、56-62.

高橋卓也(2019)「近江商人から学ぶ「三方よし」流 環境経営」 『電気ガラス』 61号、9-13.


「世界の入会・協同組合・コモンズから―国際コモンズ学会2017(オランダ・ユトレヒト)参加報告―」『入会林野研究」38:33-39,2018年.

「カナダの林業・林産業と伐採権制度」『森林技術』2018年3月号:8-11,2018年.

「政策コミュニティとしての研究会―入会林野政策の窓を開くために―」『入会林野研究』33,47-49, 2013年.

「『嵐』のなかのカナダ林産業―カナダ その4―(新大陸林業演義〈4〉)」『山林』NO. 1544(2013年1月号),36-37, 2013年.

「森林伐採権(テニュア)制度の改革に向けて―カナダ その3―(新大陸林業演義〈3〉)」『山林』NO. 1543(2012年12月号),40-41, 2012年.

「環境協力委員会(Commission for Environmental Cooperation)」「天然資源委譲法(Natural Resources Transfer Acts)」『カナダ豆事典』(日本カナダ学会による出版), 2012年.

(研究発表:口頭)
  
堀靖人,大塚生美,高橋卓也(2024)生物多様性保全と森林管理のための制度的取り組み,東京農業大学世田谷キャンパス(東京都),日本森林学会,2024年3月8〜11日.

Takahashi, T, Y. Hori, I. Otsuka, S. Shibata, and T. Tsuge (2023) Innovativeness of Japanese forest owners and municipalities regarding the valorization of forest ecosystem services, Fourth International Conference on New Frontiers of Forest Economics (neFFE), Germany (Dresden), September 25-27, 2023.

高橋卓也,仲爾(2023)花粉症有病者と人工林の位置の相互関係についての統計的研究.第134回日本森林学会大会,鳥取大学(鳥取市)・オンライン,2023年3月26〜27日.

森一真,高橋卓也(2022)森林環境譲与税を活用した事業が経済・環境へ与える影響: 経済波及効果と環境便益の推定,林業経済学会 2022年秋季大会,京都大学農学部(京都市),2022年12月3日.

高橋卓也,井上公介(2022)自伐型林業者と森林組合の関係性に関する研究―全国アンケート調査から―,林業経済学会 2022年秋季大会,京都大学農学部(京都市),2022年12月3日.

高橋卓也,柘植隆宏,柴田晋吾(2022)森林環境譲与税のPES化に対する市区町村の意向について―全国アンケート調査結果から,第133回日本森林学会大会,山形大学・オンライン(2022年3月27日〜3月29日).

柴田晋吾,柘植隆宏,高橋卓也(2022)森林散策による感情発現とITによるガイドの効果について―「ソフィアの森」における実験結果から,第133回日本森林学会大会,山形大学・オンライン(2022年3月27日〜3月29日).

高橋卓也,内田由紀子,石橋弘之,奥田昇(2021)森林所有者の森林幸福度にかかわる要因の検討-滋賀県野洲川上流域のアンケート調査結果の統計解析から.林業経済学会2021年秋季大会,オンライン(2021年12月4日〜12月5日).

高橋卓也,柘植隆宏,柴田晋吾(2021)森林幸福度の山村地域間での違いを探る.環境経済・政策学会2021年大会,2021年9月25〜26日,オンライン.

Takahashi, T, Hayashi, T., Matsushita, K. (2021) Divide and protect: Historical development of Japanese Wariyama scheme. International Association for the Study of Commons 2021, Forest Commons, 2021-9-13〜17, online.

高橋卓也,淺野悟史,内田由紀子,竹村幸祐,福島慎太郎,松下京平,奥田昇(2021)水との関わりと水関連幸福度との関係を探る:滋賀県野洲川流域におけるアンケート調査より.水資源・環境学会 2021年研究大会,2021年8月28日,オンライン.

松下幸司・高橋卓也・仙田徹志・山口幸三・吉田嘉雄(2021)近年の生産森林組合の事業実施状況の変化について―規模による差異を中心に―.第132回日本森林学会大会,東京農工大学・オンライン,3月19日〜3月23日.

柴田晋吾・柘植隆宏・高橋卓也(2021)生態系サービスの提供についての森林所有者の意識について.第132回日本森林学会大会,東京農工大学・オンライン,3月19日〜3月23日.

高橋卓也・石橋弘之・内田由紀子・奥田昇(2021)都市化と森林再生の時代における政策指標としての主観的幸福度.第132回日本森林学会大会,東京農工大学・オンライン,3月19日〜3月23日.

高橋卓也・松下幸司・仙田徹志・山口幸三・吉田嘉雄(2020)森林組合の規模と収益等の関係についての統計的分析.2020年度林業経済学会秋季大会,オンライン,2020-12-5〜6

松下幸司・高橋卓也・仙田徹志・山口幸三・吉田嘉雄(2020)生産森林組合の財務に関する一考察,オンライン,2020-12-5〜6

Takahashi, T., Y. Uchida, H. Ishibashi and N. Okuda (2020) Subjective well-being related to forests and common forests in the era of post-development: A potential policy indicator for industrialized and developing countries. IASC (International Association for the Study of the Commons) - RIHN (Research Institute for Humanity and Nature) Online Workshop on Commons, Post-Development and Degrowth in Asia, Session 5 Good Life, On-line, 2020-7-22

高橋卓也・石橋弘之・内田由紀子・奥田昇(2020)森林にかかわる主観的幸福度の観点からみた森林所有者の意向・態度.第131回日本森林学会大会,名古屋大学東山キャンパス,名古屋市(2020年3月27日〜3月30日予定/新型コロナウイルス感染拡大のため中止).

石橋弘之・高橋卓也・奥田昇(2019)アンケート自由回答にみる森林の動植物に関する経験と認識:琵琶湖・野洲川上流域の調査から.林業経済学会2019年秋季大会,東京農工大学,府中市,2019年11月24日(11月23日〜11月25日).

Takuya Takahashi, Yukiko Uchida, Hiroyuki Ishibashi, & Noboru Okuda (2019) “How does forest ownership influence forest-related subjective well-being? A case study in the upper Yasu River watershed, Shiga Prefecture, Japan”. Society of?? Environmental Economics and Policy Studies 24th Annual Conference, Fukushima University, Fukushima, 2019-9-28.

Takuya Takahashi, Koji Matsushita, and Toshiaki Nishimura (2019) Community actions against anticommons in contemporary Japan: Case studies of former commons forests (11-C: New Social Dilemmas of Commons that are faced with Depopulation: Challenges and Institutional Change of Common Property Forests in Japan). International Association for the Study of Commons Global Conference, Lima, Peru, 2019-7-5.


Takuya Takahashi, Takashi Fujiwara (2018) Woodlands for Water and other PES schemes in Japan --- Evaluation and questions for PESFOR-W participants, COST Action CA15206, Action Title: Payments for Ecosystem Services (Forests for Water) , Stavanger, Norway, 2018-7-3 (7-2〜7-5).

高橋卓也・内田由紀子・石橋弘之・奥田昇(2018)農山村において森林に関わる幸福度に影響を及ぼす要因の実証的検討:滋賀県野洲川上流域を対象として.環境経済・政策学会大会2018,上智大学,東京都,2018年9月9日(9月8日〜9月9日).

石橋弘之・奥田昇・高橋卓也(2018)流域社会の森林保全を担う主体の多様化:野洲川上流域集落の歴史的文脈と現代的文脈から.林業経済学会2018年秋季大会,筑波大学,つくば市,2018年11月18日(11月17日〜11月18日).

高橋卓也・内田由紀子・石橋弘之・奥田昇(2018)森林に関わる主観的幸福度に影響を及ぼす要因の研究:流域レベル/上流域レベル調査の比較を中心として.林業経済学会2018年秋季大会,筑波大学,つくば市,2018年11月18日(11月17日〜11月18日).

Katsuya Tanaka, Takuya Takahashi (2019) Landowners' preferences on environmentally-friendly forest management FORMATH OKINAWA 2019, Naha, 2019-3-7.
 
石橋弘之・高橋卓也・奥田昇(2019)森林への価値の多様化―野洲川上流域集落の事例から.第130回日本森林学会大会,朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター 朱鷺メッセ,新潟市,2019年3月22日(3月20日〜3月25日).
 
Katsuya Tanaka, Takuya Takahashi (2019) Landowners' preferences on environmentally-friendly forest management FORMATH OKINAWA 2019, Naha, 2019-3-7.
Takuya Takahashi, Koji Matsushita, Yoshio Yoshida, Tetsuji Senda (2017) Impacts of modernization policy on the management of commons forests in Japan: A statistical analysis of individual data, IASC (The International Association for the Study of the Commons) Utrecht, The Netherlands, 2017-7-12 (7-10〜7-14).

高橋卓也(2017)主観的幸福度は自然環境とどのように関連しているか:滋賀県野洲川流域を対象として.環境経済・政策学会大会2017,高知工科大学,高知市,2017年9月10日(9月9日〜9月10日).

Takuya Takahashi, Katsuya Tanaka (2017) Models explaining the levels of forest environmental taxes and other PES-like schemes in Japan. IUFRO 2017, Freiburg, 2017-9-18 (9-18〜9-22).
 
高橋卓也,淺野悟史,内田由紀子,竹村幸祐,福島慎太郎,松下京平,奥田昇(2017)森林幸福度に影響する自然要因の検討:滋賀県野洲川流域を対象として.林業経済学会秋季大会,九州大学箱崎キャンパス,福岡市,2017年11月11日(11月10日〜11月13日).

高橋卓也,淺野悟史,内田由紀子,竹村幸祐,福島慎太郎,松下京平,奥田昇(2018)森林幸福度に影響する自然要因の検討:滋賀県野洲川流域を対象として.第129回日本森林学会大会,高知大学,高知市,2018年3月27日(3月26日〜3月29日).

高橋卓也,田中勝也(2016)森林環境税における公共財供給量決定モデルの分析.環境経済・政策学会2016,青山学院大学,2016-9-10.

Michi Sakai, Takuya Takahashi (2016) What factors contribute to raising awareness of forest environmental tax schemes in Japan? Joint Workshop of the UNECE-FAO Forest Communicators Network and IUFRO Communications and Public Relations Working Party, Portland, Oregon, USA, August 31, 2016.

Takuya Takahashi, Koji Matsushita (2015) How did policy intervention work out for commons forests in Japan? An analysis of time-series prefectural data, 15th Global Conference of the International Association for the Study of the Commons, Edmonton, Canada, 2015-5-27.

高橋卓也,松下幸司(2015)都府県別入会林野整備データ分析による諸要因の解明:時系列変動に着目して,第126回日本森林学会大会,北海道大学,札幌市(2015年3月28日).

松下幸司,高橋卓也,青嶋敏,吉田嘉雄,仙田徹志(2015)農林業センサスによる慣行共有林野の統計的把握に関する一考察,第126回日本森林学会大会,北海道大学,札幌市(2015年3月28日).

高橋卓也,山元周吾,松下幸司(2014)入会林野「近代化」からみたコモンズ施策の促進・阻害要因: 都府県クロスセクションデータの分析から,環境経済・政策学会2014年大会,法政大学多摩キャンパス,東京都町田市(2014年9月14日).

梅原久奈,田中美由紀,高橋卓也(2014)企業の森づくり活動に関する研究―栗東協働夢の森プロジェクトを対象として―,第125回日本森林学会,大宮ソニックシティ,さいたま市(2014年3月26日〜3月30日).

高橋卓也,入江美穂,梅原久奈(2014)日本企業における森林認証紙普及に関する研究,第125回日本森林学会,大宮ソニックシティ,さいたま市(2014年3月26日〜3月30日).

高橋卓也,梅原久奈,山元周吾,由水葵(2013)大都市近郊山村のIターン者を中心とした動態に関する研究―滋賀県高島市朽木地区を事例として―,林業経済学会2013年秋季大会,高知大学,高知市(2013年11月8日〜11月10日).

高橋卓也(2013)森林認証はどのように普及していくのだろうか?ABMによるシミュレーションの試み,2013年環境経済・政策学会,神戸大学,神戸市(2013年9月21日〜9月22日).

Takuya Takahashi, Ikujiro Wakai, Ken Takeshita (2013) Attitude of Local Residents towards Nature Restoration at Nishinoko Lagoon, Japan: How Local Governance may Work?, 14th Global Conference of the International Association for the Study of the Commons, Kitafuji Conference, Fuji-Yoshida City, Japan, 2013-6-3〜7.

Takuya Takahashi, Shugo Yamamoto, Hirotaka Yurugi (2013) Challenges of Commons Forest Management in the Era of Urbanization: An Opinion Survey of Communities in Nagahama City, Shiga Prefecture, Japan, 14th Global Conference of the International Association for the Study of the Commons, Kitafuji Conference, Fuji-Yoshida City, Japan, 2013-6-3〜7.

高橋卓也,上村礼子(2013)環境活動に対するモチベーション維持・向上の要因及び手法に関する研究―滋賀県内のISO14001認証取得組織を対象として―,2013年度環境経営学会研究報告大会,東京都市大学,横浜市(2013年5月25日〜5月26日).

若井郁次郎,竹下賢,高橋卓也(2013)西の湖・内湖社会圏におけるローカルガバナンスおよびコモンズの変遷について,環境経済・政策学会2013年大会,神戸大学,神戸市,2013年9月22日.

梅原久奈,高橋卓也(2013)山野草の盗掘対策に関する研究―岩手県早池峰山を対象として―,第124回日本森林学会,岩手大学,盛岡市(2013年3月25日〜3月28日).

高橋卓也,大橋佑貴子,増田清敬(2013)ナラ枯れ景観の改善に対する経済評価―京都市大文字山を対象として―,第124回日本森林学会,岩手大学,盛岡市(2013年3月25日〜3月28日).

Takuya Takahashi (2013) Who are the winners and losers in forest certification: Diffusion of forest certification in Japan and around the world, International Symposium MORIOKA 2013 Global Forest Products Marketing and Forest Certification in A Green Economy, Morioka, Japan, 2013-3-29.

高橋卓也(2012)カナダ・ブリティッシュコロンビア州の大学における持続可能性への取り組みについて,2012年度環境経営学会研究報告大会,跡見学園女子大学,東京都文京区(2012年5月19日〜5月20日).

杉田正樹,池北實,高橋卓也(2012)企業の地球温暖化防止の取り組みに関する研究―企業の温暖化対策の決定要因―,2012年度環境経営学会研究報告大会,跡見学園女子大学,東京都文京区(2012年5月19日〜5月20日).

高橋卓也,若井郁次郎,竹下賢(2012)コミュニティ・ガバナンスによる自然再生を支える内湖社会圏の住民意識の多様性に関する研究―生態系サービスの需給および満足度に着目して―,環境経済・政策学会2012年研究大会,東北大学,仙台市(2012年9月15日〜9月16日).

高橋卓也,ブルック・ホルマン(2012)米国における外国人森林所有の実態および対応する規制,2012年林業経済学会秋季大会,東京農業大学,東京都世田谷区(2012年11月9日〜11月11日).

Takuya Takahashi (2012) Global diffusion of forest certification in the long run: An agent-based modeling approach, Earth System Governance Tokyo Conference: Complex Architectures, Multiple Agents, University of United Nations, Tokyo, Japan, 2013-1-28〜1-31.

高橋卓也,山ア啓太郎(2011)協働の観点からみた森林づくり活動の運営方法に関する研究―滋賀県における流域森林づくり委員会活動を事例として―,地域農林経済学会第61回大会,愛媛大学農学部,松山市,2011年10月23日.

高橋卓也 (2010) 環境格付け融資に対する一般企業の態度,環境情報科学センター 第24回環境研究発表大会,日本大学,東京都,2010年11月24日.

高橋卓也 (2010) 森林認証普及には何が必要か: 認証機関への聞き取りと都道府県別普及率からみた促進・阻害要因の考察,林業経済学会2010年秋季大会,鹿児島大学,鹿児島市,2010年11月18日.

Masaki Sugita & Takuya Takahashi (2010) “Influence of corporate culture on environmental management performance: An empirical study of Japanese firms” The 4th Annual Conference on Business & Sustainability, Portland State University, Portland, OR, 2010-11-5 .(「企業文化が環境マネジメント業績に与える影響について: 日本企業における実証的研究」)

高橋卓也 (2010) カナダ森林政策の持続可能性への挑戦,日本カナダ学会第35回年次研究大会,青山学院大学,東京都,2010年9月18日.

高橋卓也 (2010) ローカルなカーボン・オフセットの可能性―取引費用の観点から―.環境経済・政策学会2010年大会,名古屋大学,2010年9月12日

高橋卓也 (2010) 地域密着型カーボンオフセットをめざして―びわ湖の森ローカルシステムの挑戦―,日本森林学会,筑波大学,つくば市,2010年4月4日.

高橋卓也 (2010) ローカルなカーボンオフセットの強みは何か?―びわ湖の森認証制度から考える―,滋賀県立大学環境共生システム研究センター研究発表会,大学サテライトプラザ彦根,2010-3-25.

高橋卓也(2009)ボストン都市圏による水源地への支払制度の実態研究,環境経済・政策学会2009年大会,千葉大学,千葉市,2009年9月27日.

高橋卓也 (2009) カナダの森林の持続可能性を巡る論議から見た日本の間伐問題,林業経済学会2009年春季大会シンポジウム,京都,2009年3月28日.

Takahashi,T (2008) Japan’s Forest Culture: Threats and Opportunities, The Kadota Fund International Forum 2008 (KIF2008), Kyoto, 2008-12-14.

徐強,高橋卓也 (2008)  滋賀県製造業企業の産業廃棄物削減対策に関する研究,環境情報科学センター環境研究発表会, 2008年11月25日,東京都.

Takahashi,T (2008) CSR That Incorporates Local and Traditional Knowledge: The “Sanpo-yoshi” Way, The Fourth International Conference on Corporate Responsibility, Doha, Qatar, 2008-11-17.

高橋卓也 (2008) 滋賀県南部流域住民の森林に対する意識について―アンケート調査による構造の解明―,第58回 地域農林経済学会大会,2008年10月25日,神戸市.

「森林ガバナンスの諸相:都市水源林・森林環境税・森林認証」第3回環境総合政策研究会,近江八幡市、2008年4月19日.

「ISO14001はほんとうに環境のためになるのか?―環境マネジメントシステムから環境経営を考える―」 第1回農業・環境・資源経済学ワークショップ(第26回 環境総合研究センター公開研究会),2007年11月14日,大津市.

「環境関連技術革新はいかにして発生するのか―日本の製造業における計量分析―」 2008年度組織学会年次大会,2007年10月14日,福岡市.

「環境関連技術革新の促進要因を探る―特許登録件数による計量分析―」 環境経済・政策学会2007年大会,2007年10月8日,彦根市.

「BC州大都市の水源林管理:アメリカ・ワシントン州との対比から考える」 日本カナダ学会第32回研究大会、麗澤大学、柏市、2007年9月.

「都市水源林管理の国際比較―日本、アメリカ、カナダを事例として―」 水資源・環境学会研究大会、キャンパスプラザ京都、京都市、2007年6月2日.

「先進国における大都市水源林管理の比較研究 ニューヨーク、バンクーバー、東京の事例から考える―」 第118回日本森林学会、九州大学、2007年4月.

"Operational Complexity, Uncertainty and Environmental Management System Certification Decisions: Japanese Manufacturers (事業の複雑性・不確実性と環境マネジメントシステム認証取得の関係: 日本の製造業について)" Third World Congress of Environmental and Resource Economists, 京都国際会議場・京都、2006年7月.

「森林認証材に価格プレミアムは発生するだろうか?―部分均衡数値モデルによる一考察―」日本森林学会大会,東京農業大学・東京,2006年4月.

「先進国における大都市水源林管理の比較研究−ニューヨーク、バンクーバー、東京の事例から考える−」 環境政策に関わる研究会(滋賀大経済学部),2006年3月.

「森林認証を巡る社会科学的研究―この10年の動向―」林業経済学会2005年秋季大会,2005年11月.

「いかにして地方森林税は実現するのか―地方森林税の政治経済的分析―」環境経済・政策学会 2005年大会,2005年10月.

ENERGY CONSUMPTION THROUGH TIMBER TRANSPORTATION AND THE WOODMILES THE POSSIBILITIES OF THE WOODMILES INDEXES FOR EVALUTAION OF BUIELDING (With Takashi FUJIWARA, Hideshi NODA, Takuya SHIMASE, & Satoshi TACHIBANA)The 2005 World Sustainable Building Conference,東京,2005年9月.

Evaluation of timber as building materials on energy issue and the Woodmiles: the background and the development of the Woodmiles Forum in Japan (With Fujiwara, T., Noda, H., Shimase, T., Tachibana, S., & Takiguchi, Y.) The 3rd International Conference on Construction Materials: Performance,Innovations and Structural Implications,Vancouver, B.C., Canada, 2005年8月.

「水源税(地方森林税)構想への都道府県の対応の政治経済的分析: 都道府県林政の可能性を考える」日本森林学会第116回大会,2005年3月.

"How the organizational structure of environmental management influences corporate greening: An empirical analysis of large manufacturing firms in Japan " 〈環境マネジメントの組織構造はどのように企業のグリーン化に影響を及ぼすのか: 日本の大規模製造業の実証研究) Greening of Industry Network Conference 2004 Hong Kong、2004年11月.

「環境マネジメントシステムISO14001の有効性を検証する: PRTRデータを用いた統計的評価」環境経済・政策学会 2004年大会, 2004年9月.

「地域材利用推進政策と木材の輸送過程のエネルギー ウッドマイルズ指標を使った政策の評価」環境経済・政策学会 2004年大会, 2004年9月.

「環境マネジメントシステムはなぜ有効なのか: 官僚制化仮説による説明の試み」組織学会 2004年度研究発表大会,2004年6月.

「水道の水源水質保全を巡る紛争: カナダ・大バンクーバー地域行政区水源林の事例について」環境経済・政策学会 2003年大会, 2003年9月.

「水源林政策の転換過程: カナダ・大バンクーバー行政地区の事例について」日本林学会第114回大会,2003年3月.

「環境管理の『官僚制化』が環境パフォーマンスに与える影響について: ISO14001の有効性を考えるために」環境経済・政策学会 2002年大会.

「森林認証についての社会科学的研究の動向: どのような切り口が可能か」2002年西日本林業経済研究会.

「環境認証ISO14001の普及パターンからみた日本の製造業の環境対応」環境経済・政策学会2001年度大会.

「カナダにおける森林認証の普及パターンの分析: ISO、カナダ規格協会(CSA)、森林管理協議会(FSC)の3種の認証について」林業経済学会2001年度秋季大会.

"Carbon preparedness of Canadian companies: Is there too much reliance on the forestry option?" (カナダ企業の炭素対策: 森林機能に過大な期待をしていないか?) Western Agricultural Economic Association(北米西部農業経済学会)年次総会,2000年6月.

"Survey of Canadian forest companies on forest certification" (森林認証に関するカナダ林業会社の実態調査) Sustainable Forest Management Network. A Network of Centres of Excellence(カナダ・持続可能な森林経営COEネットワーク)研究発表会,1999年10月.


(研究発表:ポスター)

高橋卓也,森一真,(2024)田上山の森林伐採による生態系サービスへの影響:InVESTによる推定,第135回日本森林学会大会,東京農業大学世田谷キャンパス(東京都),2024年3月8〜11日.

大手信人,高橋卓也(2024)学際研究プロジェクト「森林の価値とは―森と生きるひとと社会の未来像―」,東京農業大学世田谷キャンパス(東京都),2024年3月8〜11日.

「滋賀県における森林所有者等の森林認証に対する意識」(林直哉との共著)日本森林学会第122回大会,2011年3月26日,静岡大学,(震災のため中止).

「カナダ林産業者が森林認証を取得する動機は何か: ISO,カナダ規格協会(CSA),森林管理協議会(FSC),FORESTCAREの4種の認証について」日本林学会第113回大会,2002年.


(書評)

三俣 学 編著『自然アクセス─「みんなの自然」をめぐる旅─』, 林業経済2024年5月号(No.883),77(2):23-27,2024年5月20日

梶原健嗣著『近現代日本の河川行政―政策・法令の展開:1868〜2019―』,林業経済2022年5月号(No.883),75(2):25-28,2022年5月20日.

岩井吉彌 著『山村に住む,ある森林学者が考えたこと』,森林技術2021年9月号(No.953):34-35,2021年9月10日.

斎藤修著, 『環境の経済史-森林・市場・国家-』岩波書店, 2014年6月,林業経済 68(3),22-26, 2015年6月20日.

西尾隆編『分権・共生社会の森林ガバナンス―地産地消のすすめ―』林業経済 Vol.67, No.1,(No. 786) 19-22, 2014-4..

田中裕人・岩本博幸・北田紀久雄・新部昭夫編著『バイオマス利活用における住民の認知と経済評価』 農林業問題研究 第47巻・第2号、315-316.

鈴木宣弘著(2005)『食料の海外依存と環境負荷と循環農業』 農業と経済 Vol.72, No.8, 110, 2006年.

泉桂子著(2004)『近代水源林の誕生とその軌跡 森林と都市の環境史』 水利科学 NO.278,105-107.

ポール・ホーケン、エイモリ・B・ロビンス、L・ハンター・ロビンス著(2001)『自然資本の経済−「成長の限界」を突破する新産業革命』 水資源・環境研究 第15号、100-102.,2002年.



ホームへ戻る
研究活動