対応

対応無論改正銃刀法施行後に販売されるエアソフトガンは、この基準をクリアしたものだけになるはずです。
では今まで持っていたもので、規制の基準をオーバーしてしまうものはどうなるのでしょう。それには経過措置があります。

(経過措置)
2 この法律の施行の際現に準空気銃(この法律による改正後の第二十一条の三第一項に規定する準空気銃をいう。以下同じ。)を所持している者又はその者から当該準空気銃の改造(準空気銃に該当しない物とするための改造に限る。次項において同じ。)を委託された者については、この法律の施行の日から六月間は、当該準空気銃に関する限り、同条の規定は、適用しない。

つまり、平成19年2月20日までは従前から持っているものについては基準値をこえるパワーの物をもっていてもよいが、それ以後は持っているだけで処罰されるので、それまでにパワーを弱める改修をしなければならないということです。注意しなければならないことは、法施行以前から持っていたということを証明するのはなかなか困難なことです。よって、基準を超えるものは、改修のためにショップに持って行くあるいはメーカに送るためを除いて、ゲームのためでも外に持ち出さない方が良いでしょう。
各メーカーでは、ホームページ等で基準値を超えている機種を発表していて、それについては、ユーザーから銃(ガスガン)を送ってもらえば無償改修をやっていますので(但し、こちらから送る送料はこちら負担ということにはなります。)各メーカーのホームページを参照してください。
では、ショップカスタムの場合はどうでしょう。自分のショップのものでも有償とか、自分のショップのものだけはパーツのみ有償工賃無償とか、各ショップにより対応はまちまちになると思います。ノーマル品もあるのに、パワーアップ品を買ったのはユーザー自身の選択だから、改修も基本的に有償というところもあるでしょうし、無論送料はユーザー負担となるでしょう。結局のところ各ショップに問い合わせるしかありません。
自分でパワーアップした場は、自分で戻すかショップで有償改修しかありません。
メーカー自体がなくって待っている場合はどうでしょう。これはショップが有償でも改修してくれれば良い方で、基本的にパーツがないので、廃棄するか発射機能をなくして飾りにするしか選択肢がない場合もあります。
改修の方法がないとか改修が面倒とかで廃棄するにしても、準空気銃をそのまま廃棄してはいけないので発射機能をなくしておくのはもちろん、騒ぎになったり悪用されるのを防ぐ意味で銃としての形もなくしてから廃棄しましょう(分解できるところは分解して別々に捨てる、ハンマーでつぶす、白や黄色などの銃らしくない色に塗ってしまう等)。

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