- deleting package (you may un-install package which unlikely provide network-services ...)
- install additional packages fonts,flashplayer and java runtime(for retail version's users)
- switch domain/hostname (home[NFS] and office(Windows Domain)
- silent use bash
- KDE
- konquerer
- NIS client
- IM
- mail client
- send FAX
- lpr printing
- oracle client SQL*Plus
- postgresql client pgsql
- WebDAV client
- smbclient
- ssh client
インストールしたばかりの TL7Wには、自分が必要としないパッケージも多数含まれています。
特にネットワークサーバ関連の daemon は、無駄にセキュリティホールを抱え込まないためにも「今すぐ必要」というもの以外は削除すべきです。
お約束ですが、~/admin/20020926/rpm-qa-pre.txt の作成(作業前), ~/admin/20020926/rpm-qa.txt(作業後)はとっておきましょう。
具体的に、どれがどんな役割をするパッケージなのかはそのうち整理します。
私は、次のようなやりかたで、どんどん削除してます。(100パッケージくらい削りました。)
# rpm -qa | sort | less
(インストール済みパッケージ一覧。j,kキーでスクロール、SPACE,BSでページ移動、qで終了。)
不要と思われるパッケージを見つけたら
CTRL+Z
# rpm -e rwho
# fg
本来、パッケージの追加・削除は「システムメンテナンス」なので、シングルユーザモードで行うべきなのですが、
rpm がカシコクなってきているため daemonの立ち上げなおしとか、追加・削除・更新中のファイルロックとかを考慮してくれるようです。
turbopkg(zabom)で、オートアップデートする場合 ftp.turbolinux.co.jp との接続に rp-pppoeを必要とする人もいるかと思います。
X Window System 関連(Xそのものや KDE/gnome関連)は、X稼動中は更新・削除できないはずなので、
ここは runlevel=3 で実施することをお薦めしておきます。
packageのダイエット(自分が使わない機能を削る)は、人間と同じくきっと効果はあるぞ。たぶん。
TL7Wを使うにあたって、入れておいたほうが都合がよいソフトウェアがいくつかあります。
いずれも、ライセンス上 TL7W製品(または FTP版 TL7W)には収録できないものです。(agreementを必要とするもの、など)
ここでは リコーフォント、J2RE(SunMicroSystems)、AcrobatReader(Adobe Systems)、FlashPlayer(Macromedia)、RealPlayer(Real Com)の追加インストールを紹介します。
追加パッケージはどこに置くべきか(★tipsに移動予定★)
運用上、追加インストールするときに各メーカから入手したファイル(と入手経路情報メモなど)をダウンロードしてどこかに
保存することになるんですが、この置き場所について。
候補は 6つです。
- いつも使っているユーザのホームディレクトリのどこか(/home/egu/download/ など)
一般には、これがお薦めということになります。
が、私の X24では/home は NFSマウントした ファイルサーバのディレクトリです。
ネットワーク負荷を考えると、ローカルファイルシステムのほうが望ましいでしょう。
- rootのホームディレクトリのどこか(/root/download/ など)
「OSをインストールしなおすときは、またダウンロードするからいいや」という人なら、ここでよいでしょう。
OSをインストールしなおしたとき、/rootは /ファイルシステムなので、内容を失う可能性があります。
作業はすべて root で行わなければなりません。
- /tmp にダウンロードする
人によっては /tmp を薦められることがありますが、私は推奨しません。
私は「/var/tmp のほうがよっぽどよいのでは」と思います。
FHSによると「/tmp 内のファイルは、リブート時にきれいさっぱり削除されても構わない」ものしか置いてはいけないことになっているからです。
(必要になる都度、本家からとってくるつもりならそれでも構わないかもしれないですけど。)
- FTPディレクトリ(/home/ftp/pub/download/ または /var/ftp/pub/download/ など)
外に FTPサービスを公開しないのならお薦めです。
/home を NFSマウントしている場合でも、ユーザ ftpのホームディレクトリだけは /var 以下にするとよいでしょう。
どのユーザアカウントであっても、ファイルが置けるパーミッションにしておきます。
- sambaディレクトリ(/home/samba/download/ または /var/samba/download)
外に SMBサービスを公開しないのならお薦めです。
どのユーザアカウントであっても、ファイルが置けるパーミッションにしておきます。
- httpディレクトリ(/home/httpd/ または /var/httpd/ のどこか)
外に HTTPサービス(WebDAVを含む)を公開しないのならお薦めです。
公開していたとしても、アクセス制限すればよいでしょう。
作業は root(apacheユーザ?)で行うことになります。
私は「FTPディレクトリ(/var/ftp/pub/TurboLinux/AdditionalPackage/(ソフトウエア名)/」を使う「お約束」としました。
リコーフォント
TurboLinux7Workstationを普通にインストールしただけでは、コンパニオンCDに入っている ricohフォントはインストールされません。
かわりに「常用漢字のみに限定された ricoh-gothic」がインストールされています。
製品版の ricohフォントは、常用漢字以外も入っていますし、明朝体も入っています。ここは一発入れ替えてしまいましょう。
コンソールで rootで作業します。
# mount /mnt/cdrom ←コンパニオンCDを入れておく
# pushd /mnt/cdrom/commercial/ricoh/
# rpm -e ricoh-gothic
# rpm -ivh ricoh-fonts-1.0-2.noarch.rpm
# popd
# umount /mnt/cdrom
startx すれば、新しいフォントが使えるようになってますので、好みで KDEの設定/Konquerorの設定で ricohフォント を使うようにしましょう。
具体的には rootで次のコマンドを実行します。
# kochi2ricoh
Do you want to change system wide setting? (y/N): y
Do you want to change your configuration? (y/N): y
Converting "/usr/share/config/kdedistro/kdeglobals.jisx0208.1983-0"
Converting "/usr/share/config/kdedistro/kdesktoprc.jisx0208.1983-0"
Converting "/usr/share/config/kdedistro/konquerorrc.common"
Converting "/usr/share/config/kdedistro/konquerorrc.jisx0208.1983-0"
Converting "/root/.kde/share/config/konquerorrc.rpmsave"
Converting "/root/.kde/share/config/kdeglobals"
Converting "/root/.kde/share/config/kdesktoprc"
Converting "/root/.kde/share/config/ktaskbarrc"
Converting "/root/.kde/share/config/konquerorrc"
一般ユーザであれば Do you want to change your configuration? (y/N): y すればよいでしょう。
なお、ricohフォントは、MSゴシック/MS明朝 互換らしいです。
SunMicrosystems J2RE(Java2 Runtime Environment)
Java2 を使うにあたって、2つの選択肢があります。
- J2RE(Java2 Runtime Environment)をインストールする
java2 のソフトウェアを「実行する」ためのプログラムをインストールします。
サイズは小さい(といってもそこそこの大きさです)ので、javaプログラムの開発を行わないのなら、これでよいでしょう。
- J2SDK(Java2 Software Development Kit)をインストールする
java2 のソフトウェアを「開発する」ためのプログラムをインストールします。
java2から、jar形式の単独実行可能プログラムも開発できるようになっています。
開発には「テスト実行」が必須ですので、「実行する」ためのプログラムも含まれています。
サイズは大きいです。java2のリファレンスマニュアル(HTML)もないと話にならないので「ドキュメント」もインストールすることになるでしょう。
ここでは J2REのインストールを紹介します。
Java2のバージョンによって、実行できない javaプログラムがあるようですので、Java2-1.3.1を使うほうがよいかもしれません。(最新は java2-1.4.0)
Borland JBuilderなどをインストールしている人は二重にインストールしたり、特定バージョンでないといけないなどの制約がありますので注意。
/usr/java/j2re/bin/java をパスに含めておきましょう。
すでに一般ユーザの PATH環境変数には /usr/java/bin が含まれているはずなので、
# ln -s /usr/java/j2re/bin /usr/java/bin
しておきましょう。
JavaAppletを konquerorで実行できるように、konquerorで「設定」→「Konquerorを設定」→「Konquerorブラウザ」→「Java」→「グローバル設定」で「Javaを有効にする」にチェックをつけておきましょう。
JavaAppletを webブラウザで実行したとき、日本語フォントがおかしい場合、フォントを設定する必要があります。
Sunが提供している j2re は、RedHatLinuxで実行されることを前提のフォント設定(ryobiフォント?)になっています。
TL7Wの製品版で実行するときは、ricohフォントを利用するように、TL7WのFTP版で実行するときは、kochiフォントを利用するように設定します。
/usr/lib/mozilla/java/classes/font.properties.ja を編集することになります。
Adobe AcrobatReader
AcrobatReader4.0をインストールすれば、拡張子.pdfの文書ファイルを表示できるようになります。
Webブラウザ(Mozilla/Konqueror)のための「プラグイン」モジュールも含まれています。
●注意
インストールしたままの Mozilla/Konqueror ではプラグインが使えません。必ずアップデートしてください。
- Adobeのページから Linux用のAcrobatReader4.05と日本語フォントをダウンロードします。
Webブラウザkonquerorを使い、webページの指示に従いました。
/var/ftp/pub/TurboLinux/AdditionalPackage/AcrobatReader/{linux-ar-405.tar.gz,jpfont.tar.gz} で保存します。
webページの「インストール方法」がこのページの情報と違うかもしれない(4.05より新しいカモ)。注意。
- ファイルを展開・インストールします。
rootで作業します。
# tar xvfz /var/ftp/pub/TurboLinux/AdditionalPackage/AcrobatReader/linux-ar-405.tar.gz
....(ILINXR.install ディレクトリができて、その中にファイルが展開されます)....
# cd ILINXR.install
# ./INSTALL
....(インストール場所は /usr/Acrobat4にしましょう)....
# cd
# tar xvfz /var/ftp/pub/TurboLinux/AdditionalPackage/AcrobatReader/jpfont.tar.gz
....(JPNKIT ディレクトリができて、その中にファイルが展開されます)....
# cd JPKIT
# ./INSTALL
....(インストール場所は /usr/lib/Acrobat4にしましょう)....
# ln -sf /usr/lib/Acrobat4/bin/acroread /usr/bin/acroread
(↑パスなしで実行できるようにするため)
# install /usr/lib/Acrobat4/Browsers/intellinux/nppdf.so /usr/lib/mozilla/plugins
(↑プラグインを追加します)
rootでの作業はここまでです。
- 一般ユーザで pluginを使うように設定する。
plugin の設定は、各ユーザで行います。
konquerorを起動し、「設定」→「Netscapeプラグイン」で「スキャン」→「新規プラグインの探索」をします。
konquerorを再起動すれば pdf が見れるようになりました。
Mozilla は、置くだけで pdf が見れるようになります。(再表示が必要カモ)
MIME TYPEが xpdfになっている場合、pdfファイルをダブルクリックしても xpdfプログラムで開くようになっているようです。
pdfファイルを AcrobatReaderで開くようにするには、konquerorブラウザの設定で、
「関連付け」の「application」「pdf」を「acroread」「外部ビューワ」にしましょう。(変更前は「PS/PDFビューワ」「内部」)
なお、konqueror内のインライン表示(って言うのかな?)は、今のところできないようです。(情報求む)
Macromedia Flash Player
TL7Wに含まれている Webブラウザ(Mozilla/Konqueror)のための「プラグイン」モジュールです。
インストールすれば、拡張子.swfのアニメーションを Webブラウザで表示できるようになります。
●注意
インストールしたままの Mozilla/Konqueror ではプラグインが使えません。必ずアップデートしてください。
- Macromedia のページから、Linux用のMacromedia Flash Playerをダウンロードします。
Webブラウザ konquerorを使い、webページの指示に従いました。
(Windowsで操作すると、Windows版のダウンロードページになりますので、注意。)
/var/ftp/pub/TurboLinux/AdditionalPackage/flash/flash_linux.tar.gz で保存します。
webページの「インストール方法」がこのページの情報と違うかもしれない(flash 5より新しいカモ)。注意。
- ファイルを展開・インストールします。
プラグインをインストールする先が /usr/lib/mozilla/plugins なので rootで作業します。
# tar xvfz /var/ftp/pub/TurboLinux/AdditionalPackage/flash/flash_linux.tar.gz
....(flash_linux ディレクトリができて、その中にファイルが展開されます)....
# install flash_linux/lib/{flashplayer.so,ShockwaveFlash.class} /usr/lib/mozilla/plugins/
rootでの作業はここまでです。
- 一般ユーザで pluginを使うように設定する。
plugin の設定は、各ユーザで行います。
konquerorを起動し、「設定」→「Netscapeプラグイン」で「スキャン」→「新規プラグインの探索」をします。
konquerorを再起動すれば flash が見れるようになりました。
Mozilla は、置くだけで flash が見れるようになります。(再表示が必要カモ)
インストールが終わったら、Macromedia Inc.や
ターボリナックスジャパンをブラウズしてみましょう。
RealPlayer
TL7Wに含まれている Webブラウザ(Mozilla/Konqueror)のための「プラグイン」モジュールです。
インストールすれば、拡張子.ra/.ram/.rmのアニメーションを Webブラウザで表示できるようになります。
- RealCom のページから、Linux用のRealPlayer BASIC 8をダウンロードします。
Webブラウザ konquerorを使い、webページの指示に従いました。
(Windowsで操作すると、Windows版のダウンロードページになりますので、注意。)
/var/ftp/pub/TurboLinux/AdditionalPackage/realplayer/rp8_linux20_libc6_i386_cs1_rpm で保存します。
webページの「インストール方法」がこのページの情報と違うかもしれない(RealPlayer BASIC 8より新しいカモ)。注意。
- ファイルを展開・インストールします。
プラグインは rpm になっていますので、rootで作業します。
# cd /var/ftp/pub/TurboLinux/AdditionalPackage/realplayer/
# mv rp8_linux20_libc6_i386_cs1_rpm rp8.linux20.libc6.i386.cs1.rpm
(↑ファイル名が、rpm用になっていないので、アンダーバーを . に変更します)
# rpm -i rp8.linux20.libc6.i386.cs1.rpm
rootでの作業はここまでです。
- 一般ユーザで pluginを使うように設定する。
plugin の設定は、各ユーザで行います。
konquerorを起動し、「設定」→「Netscapeプラグイン」で「スキャン」→「新規プラグインの探索」をします。
konquerorを再起動すれば RealPlayerで音が聞けるようになりました。
Mozilla は、置くだけで RealPlayerで音が聞けるようになります。(再表示が必要カモ)
インストールが終わったら、Real Comをブラウズしてみましょう。
フォーカスポリシーの変更
ktermを使うようにする。
フォントMS(ThinkPadにsid)。
Mozillaを使わない。(eguは konquerorが好き)
java-script と ブラウザフォント
CannaやWnnは、ネットワーク対応の Server/Client 型のシステムです。(ATOKはちょいと知りません)
ローマ字からひらがなにするのは Clientのお仕事ですが、ひらがなと漢字の対応のデータベースは Serverが持ってます。
Clientと、Clientが送ったひらがなを、漢字に変換する Serverは、同じマシンで稼動している必要はありません。
すでに CannaやWnnが稼動しているサーバマシンがあって、X24を加えた場合は、サーバマシンのユーザ辞書を使ったほうが良いでしょう。
鍛えこんだ辞書はサーバで一元管理するほうがシアワセです。
モバイルで利用するとなると、辞書を X24にコピーし、サーバと同期するとよいでしょう。
(インストールしたばかりのかな漢字辞書は「おバカ」です。笑)
同期の具体例はswitch domain/hostnameとbackup users fileで紹介します。
かな漢字変換の Server指定を切り替えるには、環境変数 CANNAHOST, 環境変数 JSERVER を変更し、かな漢字 Clientを再起動します。
たとえば、Cannaで、サーバマシン boss.coolnet.or.jpで稼動中の cannaserver辞書を使う場合は、
$ export CANNAHOST=boss.coolnet.or.jp
$ killall kinput2
$ kinput2 -canna
なお、X24で稼動している cannaserverを使うように戻すには、boss.coolnet.or.jpの部分を localhostにします。
Windowsでは「webフォルダ」と呼ばれている機能です。
httpの拡張プロトコルを使い、webサーバ上のファイルを編集可能になります。
なんと KDE3.0.0 以降で、konquerorが WebDAVクライアントになれるようです。(未確認情報)