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■2. Windows2000(TM) Software description

現時点(2002/08/19)で、ノートPCを新品購入する場合、プレインストールOSは 4種類しかありません。
  1. WindowsMe
  2. WindowsXP HomeEdition
  3. WindowsXP Professional
  4. Windows2000 Professional
Microsoft のロードマップを見ると「WindowsNT4.0」と「Windows98SE」以前の製品はサポートが終了しています。(2世代以前)
「お仕事」でWindowsを使おうとすると、WindowsMeとWindowsXP HomeEdition は真っ先に「除外」されることになります。
(理由は仕事場のネットワーク管理者に聞いてみてください。)
WindowsNT4.0とWindows98SE(1世代前)プレインストールのノートPCは、店頭から消えてしまいました。
(ライセンス持ってれば使えますし、中古とか片落ち品を狙うならこれでしょう)
WindowsXP Professional はモバイルには向きません(サーバ向けOSです)ので、消去法でおのずと「私が選ぶのは Windows2000」で決定。
なお、Microsoftの宣伝「Windows2000はWindowsNT4.0workstationより高速動作」はウソと思っていいようです。

Microsoft Windowsデスクトップ製品のライフサイクルより抜粋(2003/02/05時点)
OS名サポート終了日世代備考
MS DOS x.xx 2002/12/31 4世代前 Microsoftはサポートしません。
Windows 3.xx 2002/12/31 4世代前 Microsoftはサポートしません。
Windows 95 2002/12/31 3世代前 Microsoftはサポートしません。
Windows NT 3.5x 2003/03/31 3世代前 もうすぐサポートが切れます!!
Windows 98/98SE 2004/06/30 2世代前 サポート期間が延びました。
Windows NT 4.xx 2004/06/30 2世代前 サポート期間が延びました。
Windows ME 2005/12/31 1世代前
Windows 2000 Pro 2008/03/31 1世代前
Windows XP Pro 2009/12/31 現行
Windows XP Home 2007/12/31 現行 Windows2000よりも発売が後なのに、
サポート打ち切りが早いらしい。
Microsoftのガイドラインでは「デスクトップ向け OS の一般発売後、最低でも 4年間はライセンス購入ができ、支援サポートは最大 7年間利用できるようにする(2002/10/17発表)」となっています。
「支援サポート期間」とは、端的に言えば「WindowsUpdateなどの、修正モジュールの無償提供が行われる期間(OS発売開始後 7年間)」ということです。
OSの購入(ライセンス購入)は OS発売後 4年間になっていることに注意してください。

IBM recovery

X24のWindows2000の特徴、プレインストールソフトウェアについて。
私の仕事場では、Office文書は未だ「Office97」ですので、OfficeXPがついているモデルを買っても「無駄」になります。
後で紹介するdisk2diskでは OfficeXPはリカバリされないらしいので「L5Wを買ってすぐリカバリすれば良い」とも言えるカモ。
「私が選ぶのは Officeなし」モデルとなりました。これで L5Jに決定です。
(OSの寿命より、Officeソフトウェアの寿命のほうが短いことに気づいてください、各メーカさん。)
【プレインストールソフトウェア】
■インターネット&パソコン通信
豊富なオンラインサインアップAOLとかNiftyとか。X24を選んで買う人の前提条件(セカンドマシン用)を考えると、無駄以外のナニモノでもない。即刻削除。
■実用
Adobe AcrobatReader5.0.1JAdobe Acrobat Reader 5.0.5Jがリリースされているので、削除&再導入が必要。
プレゼンテーションウィザードLCDと外部ディスプレイ出力の切替え。私には不要。
バッテリー省電力ウィザードX24専用の細かいACPI制御のため。
IBM AccessConnections複数のドメインを切り替えるツール。会社と自宅とで別のドメインを使うときには便利。
ThinkPadソフトウェア導入支援【プレインストールソフトウェア】を間違って消しちゃったとき専用、と思ってよいです。
Access ThinkPadただのオンラインヘルプ for X24 です。
PC-DoctorSymantec Norton Utility を入れるので不要のソフトウェアです。
Norton AntiVirus2002(90日制限版)同じくNorton製品版を入れるので即刻削除。
他メーカのノートPCと較べると(ディスクの肥やしとなってしまう、無駄な)おまけソフトウェアが非常に少ない。これはうれしい。
「削らずに足す」は使い難くなるだけです。「削って足す」より「足す」だけのほうが、ユーザにとって幸せであることに気づいてください、各メーカさん。
初期状態で(30GB HDDのうち、disk2diskで1.2GB削られているが)空きが27GBもあります。
プレインストールの Windows2000は Cドライブ28GB(FAT32)、disk2disk用の隠しドライブ1.2GB(FAT32)となっています。
MBRに「IBM recoveryプログラム」が格納されていますので「fdisk.exe /MBR」とか「fixmbr.exe」してはいけません。
disk2disk用の隠しドライブの中身は、Officeなしモデルのせいか 700MB強のファイルしかありません。(ぎりぎり700MBのCD-Rには焼けないサイズなの。涙)
どっちにしろ「でかいCドライブだけ」というのは運用しにくいので、パーティションを切ることになるのですが、この隠しパーティションは変更しないように注意しましょう。
linuxのインストールのときに、詳しく解説します。 disk2disk はPC起動時にF11を押すことで、MBRに仕掛けられた「IBM recoveryプログラム」が動作し、隠しパーティションにあるファイルから ハードディスクの先頭パーティションにWindows2000を導入しなおしてくれるものです。
Cドライブ相当のパーティションは作業中にフォーマットされてしまいますので、データは退避するか、別パーティションに置きましょう。
隠しパーティションに格納されているファイルは、.exeや .cabの拡張子がついた普通のファイルのようで「もしかするとIBMからリカバリCD-ROMを買うと、同じ内容?」と想像します。
(※2002/10/14 注文しちゃいました)
(※2002/10/17 ブツが届きました)

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