THE MOVIE【これを観ろ!】


 ここはふうが観た映画を勝手気ままに評価しているページです。
 
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私はミーハーなので、名作等の知識はかなり薄かったり、食わず嫌いな映画とかがあるかもしれません。あなたのお薦めの映画を是非、私に勧めて下さい。

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2005年8月
ウルトラセブン全12巻
感動
迫力
ストーリー
感想  うーん、子供の頃にもある程度見た記憶はあるウルトラセブンだが、結構面白かったんだと言うのが正直なところ。
 未だにコアなファンが居る理由が分かる。24分ぐらいの短い一話に、当時の新進気鋭のクリエイターがパワーを注いだ凄さがある。なんというか、結構1話を発展させて映画が一本撮れるぐらいのネタが凝縮されている。
 勿論、視覚効果や映像的なものは、現代で見れば古めかしいヒーロー物だが、そういう点はどうでも良い。当時の思想や社会背景、技術レベルで見ると、とても子供向けのヒーローモノだけでは語れない背景を抱えている。
 ま、細かい点はいいとして、そういう観方で鑑賞できる人にはお勧め。世界背景と日本の置かれた状況を踏まえた上での、やんごとなきヒーロー。
 それは、ウルトラマンで描ききれなかった点へのパワーの注ぎ方と、次作帰ってきたウルトラマンで間違った方向に進む丁度中間の完成されたシリーズという絶妙なバランスのシリーズだ。
 

2005年7月
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLES 全13巻
感動
迫力★★★
ストーリー★★★
感想  TV放映版の攻殻機動隊。どこからどう見ても、TVクオリティにしては作りすぎ。数倍のコストを掛けて作った、また掛けることが許された番組だったんだろうな。今見ても全く衰えないどころか、素晴らしい作り。5.1chの音合わせにも十分使えるぐらいなアニメが毎回繰り広げられてる。
 劇場版とは基本的に同じだが、少佐が公安九課にいるストーリーが繰り広げられる。TV版とは言え、劇場版に引けをとらない映像と音響クオリティ。凄い。
 
イノセンス
感動
迫力★★★
ストーリー★★
感想  GHOST IN SHELLの第2作目。多分。原作は攻殻機動隊。押井守作品が好きな人は存分に世界にはまれるかも。
映像も、音響もこだわりまくった作品なのは明らか。作り上げた5.1chドルビーデジタルは素晴らしい。
が、前作よりも難しい・・・・多分1度見ただけでは理解できない背景があるのだろうな〜。
 攻殻機動隊好きなら、文句なしの作品かもしれないが、知らない人が見たら全然理解できないと思われるわ。
 
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
感動
迫力★★★
ストーリー★★★
感想  W氏より借りた、お気に入りアニメ。「攻殻機動隊」なる原作の映画版。コアなファンが多そうだから、余計な事書くの止めて置くけど、ストレートと言うよりもカーブでハマッタ感じ。
 ジャパニメーション、凄いね。と思わせる第一作。
 
本当にあった呪いのビデオ
感動
迫力
ストーリー
感想  夏だしリアルに涼しくなる方法を模索したんだけど、こりゃダメだ。大人気シリーズらしく、13巻ぐらい出てるけど、最初のvol.01を見た限りでは、半分本当かも、半分捏造かな。
 やっぱりTV放送されるような心霊現象って、それなりに根拠があるソースなんだな。。。
 これはどうも胡散臭い内容。僕が貧乏ビデオ編集会社だったら、こういう手で売り上げを伸ばそうと考えるな。

 もっと上手く考えると思うけど。

 
機動戦士Zガンダム全50話
感動★★
迫力
ストーリー★★★
感想  初代ガンダムの続編。初代ガンダムは数度は見返しているが、Zは多分TV放送以降初めての一気見。ストーリーも半分位しか覚えていなかった。
 現在3部作をリメーク中で、いずれ映画を見る機会もあるだろうから、今のうちに久々に見ておく。
 いやぁ、初代の泥臭さは薄いにしても、Zも結構面白いな。初代よりも練られている分、洗練されてしまった印象はあるが、ストーリー自体はそもそも暗い。救いが無い。名場面的なシーンや、固有名詞が直感的に分かりにくいが、TV放送時にガンプラ世代な割りにZガンダムには全く興味が無かったから覚えていなかっただけかもしれない。
 最後まで見たときには、初代の展開がZの序章ですらあったぐらいにも思えたから。
 
E.T. 特別版
感動★★★
迫力★★
ストーリー★★★★
感想  数年前に買っていたDVDで、唯一パッケージを開けていなかった本作。やっぱ出来はいいな。もう何度と無く見ているはずだけど、特別版を見ていたら違和感を感じた。見たことが無いシーンがある・・・・と、思われる。
 本編内容は書くまでも無いが、DVDの特典ディスクが面白かった。スピルバーグを中心に、大きくなった兄弟役のインタビューを織り交ぜた内容。記憶に無かったシーンも、やっぱり新たにCGで修正されたもので、当時やりたかったけど技術的に本編採用が見送られた部分だったらしい。
 あーこうなると、公開版というのもDVD化して欲しいもんだ。手持ちのVTR版、DVD購入時に捨ててしまったが、どこがどう修正されたか確認するネタにとっておけばよかった。
 そうそう、E.T.自体もCGでの補正が掛けられ、少々リアルになっている。ちょっとなまめかしくてアレだ。
 
ヴィレッジ
感動
迫力★★
ストーリー★★
感想  シックス・センスが好きなので、同じ監督のセンスに期待して観てみた。
 ストーリーは割愛するが、やはり最後のどんでん返しっぷりは上手い。ホラーかと思っていたら案外ハートフルな物語だったし。
 ただ、その分途中から恐怖感が薄れるのは残念。一応答が分かってる状況での二段落ちはあるが、今ひとつ。
 

2005年6月
エイリアンVSプレデター
感動
迫力★★
ストーリー★★
感想  意外な作品。エイリアンとプレデター戦ったら、どっちが強いのか的な安易な想定ではあるが、上手いことストーリー付けして何故か地球で戦う内容。
 人類(・・・類と言うほどでもない)はおよそどちらにも太刀打ち出来ないけど、、、ま、その先はネタバレなので書かないでおく。
 まーファン向け。エイリアンもプレデターも見たこと無い人には余り楽しめない。ついでに結論も出ていない。
 
ジュラシックパークIII
感動
迫力
ストーリー
感想  あー、2の主人公は脇役博士が主役になっていたけど、3は1の主役博士が主役。でもストーリーは2程度の印象。なんというか、2も3も1の外伝程度な印象だ。どっちも恐竜のCGは完成度が高いのは分かるが、全然ストーリーが練られていない。まぁ、そんな感じ。  
ロスト・ワールド(ジュラシックパークII)
感動
迫力
ストーリー
感想  昔観た記憶があるが、今回もう一度DVDで観てみた。ジュラシックパークは傑作だったなぁ。恐竜が現代に科学的によみがえる背景も良くできていた。で、ロスト・ワールドはその続編。まー面白くないわけではないけど、前回得たはずの教訓を一切活かさず、改めて恐竜の怖さを再認識させようとしても無理が有るな。CGは前回完成されたものだけど、ストーリーが全然練られていない。ま、続編って感じ。
 ストーリー的には、前回のジュラシックパークは観光用だったけど、生産工場が他の島にあったって内容。前回会社がエライ損害を受けたので、なんとか儲け話につなげようってもっと酷いことが起こると。
 
X-Files外伝 ローンガンマン
感動
迫力
ストーリー★★
感想  X-Filesで唯一DVD化されていないエピソード。VTR版はシーズン8の最後に3話が収録されている。
残念ながら、本当は13話構成のはずだが、日本ではDVDはおろかVTR版でも3話しかリリースされていない。今回は唯一リリースされている3話を見た。あー、全編みたい。
 内容は外伝とは言えしっかりしている。X-FILESのシーズン8と9の繋ぎで、1シーズンしか作成されなかったらしい。X-FILESの3人組エピソードが好きな人は見て損は無い。
 全編みたいな・・。どうやったら見ることが出来るんだろうか。
 
ザ・デイ・アフター・トゥモロー
感動
迫力★★
ストーリー
感想  インデペンデンス4の監督作品・・・という時点で、悪い予感はしたんだが、画像は素晴らしそうだったので、ついつい鑑賞。
 ・・・だめだこりゃ。CGは素晴らしい。その点で迫力は凄い。が、ストーリーがダメダメ。リアリティ無さ過ぎ。余りの大災害の割りに、視点のあて方が納得いかないと思う。
 人類史上初の未曾有災害に遭遇する時、現代の科学は如何にこれに立ち向かうか・・・・というストーリーでは無い。コメディに近いノリはID4譲りだ。はぁ。
 
ウルトラマン1〜10巻
感動
迫力
ストーリー
感想  ほぼ30年ぶりぐらいに「ウルトラマン」を通して見る。
 そりゃ1960年代の子供向け番組を改めて見たところで、★は中々付けづらいので評価対象外。

 いやぁ、日本の怪獣物の金字塔とはいえ、よくできてる面とよくできて無い面があるね。特撮技術はやっぱりいいな。CGと違って、重力や温度を感じる。決して特撮がリアルさでCGに勝ってるという訳では無いが、細かいミニチュアが壊れる様はなかなか興味深い。あれもただ作ってるのではなく、結構な工夫が入れられてるのは、特撮好きな子供心によく覚えている。
 後はその昔、TVでウルトラマンを見た時の事。「ゴモラ」っていう怪獣が現れて、大阪城をぶっ壊しちゃった話を見た。直後のニュース番組で、「大阪城の桜満開」というシーンが流れ、「さっきゴモラが大阪城をぐちゃぐちゃにしたのだから、このニュースは昨日の録画だ」と勝手に思ったことがある。今回見てもこの記憶が間違ってなくて安心した(笑)。確かにゴモラが大阪城壊していた。
 それにしても、日本の平和が、たった5人の科学特捜隊の手にかかっていると言うのは、どうかな。しかも泊り込みな状況で、サラリーマンな訳だし。幾ら昔の子供番組とはいえ、当時の消防署だって24時間交代制だったろうに・・・。

 
THE DAY AFTER
感動
迫力
ストーリー★★
感想  あの、ザ・デイ・アフターである。今回W氏の協力でDVD版が入手できたので、多分20数年ぶりに観てみた。
 もの凄〜くうろ覚えだった内容だったが、要約すると米ソ冷戦当時に危惧された、核の恐怖を描いてみたもの。その昔、TVが突然中断されて放映される緊急放送のシーンがとても印象に残っていた。
 アメリカで放映されるや大反響となり、日本でも大きな話題を呼んだ。
 当時のTV映画と言うこともあり、今更評価をつけるには少々陳腐なものだが、このストーリーが後世に少なからず影響を与えているような気がする。観ていて「ディープ・インパクト」の展開にとてもよく似ていると感じたからだ。
 最も、はだしのゲンを子供の頃に読んだ程、核爆発後の様子に及んでいない。とかく米国映画は核爆発後の状況をいつもあんなもんで描く。ヒロシマ型の30倍の威力の爆発が、きのこ雲を目視できるところで起こっていたら、オール即死。その後の放射能も殆ど生物が生き残る事ができない死の世界。所詮爆風が一番怖いと思っているアメリカの感覚が少々怖い。
 

2005年5月
i,ROBOT
感動
迫力★★★
ストーリー★★
感想  最近20時間位のシリーズものばかり観ていたから、2時間程度だと感情移入もできない。
 この映画、ストーリー自体は面白い。また、CGの映像効果も逆手にとって、全て同じロボットのデザインを使う辺り、なかなか逆転の発想で良い。
 ただ、このストーリーで感情移入するには、時間が短いかな。ロボコップとT3を足して3で割ったような感じに、IAを足して更に2で割った感じだ。ついでにマイノリティリポートも加味して2引いた感じか?(結果がよく分からん)
 ま、見て損は無い。
 
24 3rdシーズン
感動
迫力★★★
ストーリー★★★
感想  暖めておいた24の3rdシーズンをようやく見る。いや〜なんだかなぁ。以降ネタばれなので見て無い人は読まないほうが良い。

 裏切りの1stシーズン、やり過ぎの2ndシーズン、3rdはバラバラ・・・。大体大統領を騙して潜伏捜査するという方法自体が?だ。後は勢いだけで話が進んでいく感じ。大規模なテロなんだが、大統領は結局その対策ではない所で辞任を決意するし、本筋がイマイチな感がある。

 シェリーなんかテロより怖いし。テロ側も完璧な手の内に見えて、結局あれだけ警戒していた娘が捕まった事で方向転換を迫られて捕まっちゃうし。詰めが甘い。ミシェルなんて感染率100%なウィルスの中にいて何故か陰性だったりして、別な映画だったら間違いなく免疫を作り出す方向に話が進むと思うんだが。

 本シーズンでニーナやシェリーも死んでしまうし、トニーも国家反逆罪っぽくなるし。あれ?バウアーなんてよく考えたら刑務所で囚人を解放して「もうこれで国に帰れない」状況になった気がするが、その点は全くもって罪に問われてなかったような。 そう言えばアンなんて最後出てこなかったり、マーカスなんかも最後は殆ど出てこない。前半と後半のつながりがあまり無い(笑)。

 まー何だかんだいっても面白いからいいけどね。

 

2005年3月
X-Files 9(終章)
感動★★
迫力★★
ストーリー★★
感想  ついにシリーズ終了のシーズン9。モルダーが姿を消した後のX-File課は淡々と1話完結な不思議事件を取り扱ってるし、不思議度も増してる。あの3人組もああなったり、スカリーの奇跡の子もああなったり。完結の最終話は・・・・。まー評価は置いておいて、シリーズ最終って事でとりあえず見ない理由は無い。
 でも終わっちゃってなんだかなという感じ。

 ところであの3人組のファンとしては、DVD版で収録されていない、シーズン8の後の3人組の外伝を是非観てみたくなった。シーズン9だけ観ても唐突過ぎる登場だしね。そう、外伝はDVDでは存在しなくて、ビデオでしか出てない。契約問題でごたついた間に出たつなぎ的物語なのだ。
 あー外伝をDVDにする方法は無いものか。VHS→DVDのHDDレコーダーでも買って、レンタルビデオであーしてこーしようかな・・・。もうX-Filesを観られないと思ったら、残る外伝にでも触手を伸ばさざるを得ないかも。

 その前に見ていない24season3でも観りゃいんだけどね。

 

2005年01月
北斗の拳TV版DVD全26巻
感動★★
迫力★★
ストーリー★★★★
感想  ようやく見終わった。アツイ物語だ。
今更ながらストーリーの話をしてもどうって事無いが、至上最強の殺人拳「北斗神拳」の継承者ケンシロウが、力が支配する核戦争後の地球を舞台に活躍する物語である。
北斗神拳は一子相伝であるがため、血で血を洗う争いの末に最強のものに継承者が決められる。
継承者たるケンシロウは愛する者を救うため、ぶらぶらしてるうちに強い奴が現れて、しょうがないからぶっ殺すって感じ。

北斗に対峙する南斗聖拳との戦い、北斗と南斗の宿命、兄弟との戦い、海を渡って待ち受ける北斗硫拳との戦い、北斗宗家の宿命なんかを通して、強敵(ともと呼ぶ)との戦いで平和を築いていく。

社会的にも「ひでぶ・・・」「あべし・・・」と言った断末魔が流行った。

 さて、DVD26巻(約150話)を観ると、さすがに今時のアニメとは比較にならない昔のアニメ感が漂う画質や音質は気にしない。
この物語はストーリーが全てだ。
2003年に出されたパチスロ北斗の拳が大ヒットしたため、最近では北斗の拳といえばパチスロの話と思って間違いない。
全話を観てみてストーリーとしてもよく出来ていたからと思う。とにかく強敵とのつながりがアツイ。それぞれの宿命を持った強敵との戦いで傷つき、そしてその悲しみを背負って生きるケンシロウ。
ほぼ完全無比の無茶苦茶な強さぶり、現代では放映できない不適切な内容っぷり。週間アニメ特有の、アニメーターの違いによって絵がまちまち(笑)っぷり。いずれにしても今まで観なかったのはもったいなかった。観てよかった。

 と、後輩とDVD見たという話をしていたら、「漫画見た方がいいですよ。グロさが違います。」って一言。ストーリー知りたかっただけだから良いのである。
 

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