やっぱりリブが好き〜番外編


HDDを換装した編

 2年以上利用してきたリブレットの1.6GHDDですが、パワーアップする事にしました。

    換装の手順
  1. 簡単です。Libretto70裏面の「ここにハードディスクが入ってるので気を付けましょう」とシールが貼ってある辺りのネジを2本はずします。
  2. 取っ手型をした金具が付いていますので、それを引き抜きます。金具がぺらぺらで不安&引っ張っても少し硬いと感じるかも知れませんが、これはHDDを本体から引っぱり出すための金具なので安心して引き抜いてください。HDDが抜けます。
  3. 金具を旧HDDから外し、新HDDにネジ留めします。
  4. 新HDDを本体へ差します。
リブ70にはどんなHDDが換装できるのか
niftyのFAQ内のHDD換装リストを参考にしました。
リブ70の場合は、「2.5インチ」「9.5mm厚」のHDDです。容量は8Gまでは通常使用できて、8Gを越すモノは、パーティションを操作するアプリケーションを使えば利用できるとのことです。
ちなみに私が購入したのは「日立DK239A-65 ATA-4/UltraDMA 6.5GB」です。動きました。※正常動作しませんでした。その後東芝製MK6014MAPを購入しました。
その他注意点
Libretto70に標準添付されるリカバリディスクでリカバリすると、FAT16で強制的にパーティションを切ります。リカバリFD内のBATファイルを書き換えるか、手動でCDからリカバリさせると多分FAT32でリカバリ出来ると思います。
余談ですが6.5GのHDDを「基本領域2G、論理領域4G」でパーティションを切り、Windows98をインストールしたところ、論理領域へのアクセスに数分かかり、またアクセス時に異音がしました。中古HDDでしたので初期不良を疑いましたが、DOSモード、基本領域でのアクセスは何ら問題ないので、「基本領域6.5G」で再度パーティションを切りWindows98をインストールしたところ、解決できたようです。原因は不明ですが、そのような現象がありました。※「日立DK239A-65」特有の症状でした。

Windows98SEのクリーンインストール

 ポートリプリケーターを利用して、純正の外付けFDDとサードパーティの外付けCD-ROMドライブを使用したクリーンインストールをしました。クリーンインストールをするには、この他にリブでFDISKを実行後、母艦でWindows98のCD内にあるwin98フォルダを全てコピーして、HDDのみでインストールする方法等があります。
 結論から言うと、FDDの認識等でドライバが必要となりますが、クリーンインストールは出来ます。
    前準備
  1. 前準備としてサウンド・モニタ、小電力設定ドライバ等の最新ドライバを用意します。東芝のPCサービス&サポートサイトからダウンロードしておいてください。なお、これらは会員制サイトにあったのですが、2000年6月現在は誰でもアクセスできるようです。
  2. Windows98にすると、純正FDDが認識されなくなりますので、ドライバを用意します。追加修正モジュール内の「l101fddd.exe」をダウンロードします。これはLibrettoSS1010用ですが、Libretto70でも利用できました。日本の東芝サイトにはLibretto70にWindows98をインストールした場合の純正FDDドライバはありません。海外東芝サイトにはあるらしいですが、私は見つけられませんでした。ちなみにこのドライバを利用すると、Windows95の「システムプロパティ−パフォーマンス」で表示されていた「A:はMS-DOS互換モードのドライバです」という表示が「このシステムは、最適なパフォーマンスが実現できるように設定されています」となります。
  3. 外付けFDDでブートして外付けCD-ROMを起動させる「起動ディスク」を作成します。DOSの知識が必要です。
    インストール
  1. 外付けCD-ROMからインストールを実行すると、Windows98のインストール中に大抵CD-ROM自身が認識されなくなるので、Windows98のwin98フォルダ以降をクリーンなHDD内にコピーしておきます。併せて事前にダウンロードした「音源・画面・小電力ドライバ・FDDドライバ」等を、HDD内にコピーしておきます。
  2. FDDから「A:\sys c;」を実行し、最低限ブートできるシステムをC:に転送します。※フォーマット時に「A:\format /s」と指定しても可能です。
  3. FDD、CD-ROMを外し、HDDからブートします。HDDには「command.comと、win98フォルダ」だけがある状態です。
  4. 英語モードで立ち上がります。
  5. win98フォルダ内のsetup.exeを実行します。
  6. スキャンディスクが始まります。英語モードなので文字が化けていますが、余計なatuoexec.batやconfig.sysをHDDにおきたく無いので我慢します。我慢ならない人は、日本語でブートするFDDからsetup.exeを実行してください。※私の環境ではこのスキャンディスクで2時間ほどかかります。とにかく異常に遅いです。なお、scandisk自体をスキップさせるオプションが確かsetup.exeに有ります。(setup /si ←記憶不確か・・)
  7. Windows98のインストールが行われます。
  8. プラグアンドプレイの自動認識では、先にコピーした「音源・画面」のドライバを指定します。
  9. ここまででちゃんとインストール出来たはずですが、途中でハングアップする等があった場合は、しょうがないのでリセットして再度やり直します。
    インストール後の作業
  1. FDDを挿入し、プラグアンドプレイでドライバを要求されたらば、先にコピーしたFDDのドライバを指定します。動いたはず。。。
  2. 「コントロールパネル−アプリケーションの追加と削除−Windowsファイル−ディスク使用」を選択し、小電力ドライバをコピーしたフォルダをしてします。「東芝小電力ユーティリティー」が認識されるのでインストールします。

 順調にいけばこれでWindows98のクリーンインストールが出来たと思いますが、Microsoftのことなので、途中どうしても同じ手順にならない場合があるかも知れません。
 特にあまりにも長くシステムが反応しない場合等は、周辺機器を極力外す(ポートリプリケーターとかFDDとか)か、諦めてリセットするなどしてください。

 私の環境では以上のような方法でインストール出来ました。おしまい。

※Libretto70でHDD換装をした場合、メーカ保証外の作業となります。またOSのインストールに失敗した場合、最悪システムが立ち上がらなくなる場合があります。改造、バージョンアップはご自分の責任で


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