Operation Celeron

メインマシンスペック
 
ケース AOpen HX45C 250W ATX2.01
マザーボード AOpen AX6BC-TYPE R
CPU INTEL Celeron 300AMHz 98年49週マレーシア
メモリ Siemence PC100/128MB DIMMCL2
VGAカード Creative RIVA TNT 16MB AGP(BLK)
HDD IBM DTTA351010(EIDE10GB)
HDD MAXTOR EIDE 4.3G
CDD Acer CD940E(BLK)
FDD TOMCAT 3 MODE FDD
Soundカード Creative SoundBlaster PCI 128
NIC COLEGA 10BASE-T PCI
SCSI + ビデオキャプチャ Iomega BUZ
モニター SONY Multiscan17sf
マウス Microsoft Inteli Mouse
スピーカ Pioneer MPC-PS500-LR

Operation Celeron 作戦遂行状況
稼働周波数 504MHz(FSB112*4.5)
追加装備 電圧を2.0Vから2.2Vへ気合い入れ
追加装備 RIVA TNTチップへCPUファンを追加
追加装備 本体吸気用 8cm ファン追加
確認されている不安定要素
症状 原因 対策
504MHzが安定稼働しない 熱暴走?

電圧不安定

ソフトウェアクーラー"Rain"インストール。継続して安定動作確認中。ただし3Dベンチマーク等の連続負荷ではCPUが休む暇が無く、HLT機能が有効にならない。
解決(CPUコア電圧を2.0Vから2.2Vに変更する事で、FinalReality6時間の動作確認!)
ビデオキャプチャカードBUZによるTV出力が正常に出来ない Iomega BUZが RIVA TNTチップに対応していないため 調査中
ATAPI-PDDを認識しない。サブマシンではPDの動作を確認できたためハードエラーでは無い。 恐らくマザーボードに付いていた、Windows95用の「バスマスターIDE」パッチをインストールしたためと思われる。(不明) 解決(OS再インストール)
FSBと動作結果一覧
FSB クロック(*4.5) 動作結果 動作条件 コメント
66 300MHz    
68 306MHz    
75 338MHz    
83.3 374MHz ×   PCIバスクロックが41.5MHzとなり、SCSIカードがハングアップした
100 450MHz    
103 464MHz    
112 504MHz コア電圧2.2V ノーマル装備安定動作臨界点
117/29.75 522MHz コア電圧2.2V ※FR1周目にハング
117/39      
124      
129      
133.3      
138      
143      
148      
153      

平成11年3月13日 その後

 本体FANは1秒間に3400回もブン回る。うるさい。コア電圧を2.2Vに上げているため、おそらく熱暴走の可能性があり、504MHz稼働時には必ず本体FANを動かすようにしていた。でも。うるさい。
 思い切ってFANのコネクタを抜いてみた。数週間ぶりに静かな環境になった。いいねぇ。一応FinalRealityを試したが、2時間は問題なかった。時間がなかったので、それ以上は確認していない。

 さて、504MHzでの安定稼働を確認してから、何の支障もなく動いている。つまらないので衝動買いをした。まずはサウンドカード。YAMAHAチップを積んだ互換カードを使っていたが、やっぱりサウンドカードはCreativeでしょう。ということで、CreativeのSoundBlasterを買ってきた。値段見合いで128PCIにする。
 サウンドカードを変えたらば、目に見える(聞こえる)効果を求めて、スピーカもいいのを買ってみた。これが曲者。スピーカは初期不良。おいおいパイオニア〜。スピーカの初期不良なんて聞いたことないぜよ。早速衝動買い元のビックカメラパソコン館へGOっす。動作チェックをしてくれて、「うーん。断線してます。新しいの持ってきますからちょっとお待ちください。」とのこと。そのちょっとは30分位かかって不安になったが、担当者の様子をうかがうと、同じパイオニアスピーカの箱が5箱積まれていた。そう、新しいのも壊れてたらしい。

 壊れていないものと交換してもらい、2度にわたる池袋旅行から戻った。

 セットアップ後に無事動いたその音は、ほんと、いい音だった。今まで使っていたへなちょこスピーカは、いかにへなちょこだったか思い知った。やっぱ高いものはいいね。


平成11年2月28日 504MHz安定化作戦完了宣言

 ついに504MHz安定化作戦完了を宣言する日が来た。本日も朝から秋葉原へいった。当初はCPUクーラーを購入する予定であったが、知人の旅団長殿と検討した結果、現在の症状から「熱暴走」ではない可能性が高いとの結論を得た。

 このため本日の秋葉原決行作戦は衝動買いUSBキーボード(\2,180)の購入にとどまった。ちなみにこのやすいキーボードはなかなか使い勝手がよいものの、USBを利用してもキーボード割り込みのIRQは必ず消費することと、ATOKを利用している場合に「変換・無変換」キーの操作を認識しないという理由により、使わないこととなった。ホント無駄遣い。
 さて、Celeron300Aの504MHz稼働であるが、本日ようやくFinalRialityで6時間運転に成功した。結局のところCPUコア電圧を2.0Vから2.2Vに変更した(Celeron300AのA121、A119、B119ピンにテープを貼ってマスクする)だけである。極めて一般的な手段ではあるが、今のところ安定している。当然本体温度も上昇したが、それでもハングアップしないというのはうれしい。


平成11年2月27日 金をかけずに冷やそうとしても・・・

 熱暴走が504MHzの壁と思い、金をかけずに対処する。ミドルタワー本体前面下部に付いている「8cm高速ファン」の空気流れは強力で、何とかこの空気をCPUまで持っていかせようと努力する。A4の紙を適当に切り、本体底部とAGPカードにセロテープで固定。空気はこの紙に当たり、AGPカードの上に流れる。
 結果は効果がなかった。こんな工作じゃ、冷却するには足りないのか、CPUクーラーを別途調達しなければいけないのか。。。せっかくのリテール品で、2.0Vでも504MHz稼働がそこそこ動くため、あまりCPUには手を加えたくない。。
 でも明日秋葉でCPUクーラーを買ってくるとしよう。


平成11年2月24日 504MHzでFinalReality 1時間

 昨日今日と、3DVIDEOCARDのベンチマークである「Final Reality」の連続実行を長期安定化試験として実施した。
 結果は実に興味深い。何れの日もJust1時間でハングアップする。AOpenのあてにならないCPU温度計は「25℃」。この温度計はマザーボードのサーモスタットにより計測しているが、一説には「7℃」ずれていると言われているらしい。仮に7℃ずれていても32℃である。463MHz稼働時には、このイケてない温度計が「31℃」まで上昇したのを確認した。でも463MHzではシステムがフリーズしたことは無い。

 そう、私は504MHzでの稼働が不安定な原因は、熱暴走に他ならないと疑っている・・・・・
 また今現在504MHz稼働に当たっては、CPUコア電圧は定格の2.0Vで稼働(大ラッキー)しているのであるが、これを2.2Vに上げても、より一層のCPU温度上昇が見込まれる。
 週末は、CPUクーラーか。。。


平成11年2月21日 RIVA-TNTにCPUファン追加

 PDの一件が落ち着き、思いの外Windows98も安定している。こうなれば、464MHzでの安定稼働はほぼ問題ないと判断する。SuperPiやHDBENCHにおいても、3Dゲームを行っていても何ら問題ない。
 ここからが504MHz安定稼働への道「Operation Celeron」である。今現在は、本体ファンの追加以外に何ら熱対策を施していないが、504MHzで稼働させると画面がフリーズするエラーが続発する。これは、電圧が不安定になっているか、VIDEOCARDの熱暴走と踏んだ。電圧は今現在ノーマルの2.0Vである。一般的には2.2Vまで上げなければオーバークロックは難しいと言われるが、私の環境では2.0Vでも504MHzで稼働する。VOLTをアップするのは、CeleronのA119、A121、B191の全ての接点をマスクするだけでできるため、真っ先に行ってみた。が、どうも私の環境ではVOLTアップはあまり効果がない。それどころかもっと頻繁に熱暴走しているように見受けられる。

 このため私はRIVA TNTのチップにCPUクーラーを取り付けることとした。CPUクーラーはSocket7用のものが余っていたため、それを流用する。大きさは合うはずもないが、結束バンドにより手動で固定する。案外お手軽にできあがった。

 この効果は若干有ったようである。今このページも504MHz稼働で作成している。本体温度も「本体ファン」「RIVAファン」により、5度程度下がっている。3Dカードのベンチマークである「Final Riality」を動作させても初めて終了まで行った。SuperPiも104万桁までは難なく計算。それ以上はまだ試していない。温度も26度(AOpen のマザーボード計測は当てにならないらしいが・・・)で安定。部屋も寒いせいか?
 また少しこの環境で稼働させてみることとする。Final Rialityも数回ループ実行するなどの長期安定化試験も行うこととする。また明日あたりは「504MHzなんぞは必要ねぇー」といいわけをして安定稼働しないことを暗に示しているかもしれないが、本体ファンとRIVAファンは私の環境では効果があった。

 ※このページにCeleron300Aを504MHzで稼働させるために技術的な情報を期待した方、ごめんなさい。そんな情報難にもないです。っていうか、インターネットには沢山そういう情報が転がってるし、ソフトバンク社の「オーバークロックマニアックス」とかいう本が大変ためになるので、そっちを参照しましょう!

 結束バンド案を教えてくれた旅団長殿に感謝する。


平成11年2月20日 本体ファンの追加するも、PD死亡(?)。ついでにWin98化。

 とりあえず、本体吸気用の8cmファンを購入してきた。本体温度が2度下がる。もっともマザーボードのサーモメータなので、あんまり当てにならないが。

 そもそもオーバークロックなんて、金を掛けないから意味があるのであって、オーバークロックに金がかかるようだと、最初から高いCPUを買うのである。
 504MHzでの稼働は、これ以上の冷却を行わなければ無理という結論に至った。蕭条としては、CPUとVIDEOCARDのエラーと思われるものが頻発する。Windowsが立ち上がってからのフリーズ、ベンチマークをとっている最中でのフリーズ。画面のメルトダウン(!)というのもある。464MHzにおいては、一切の物理的対処をせずに安定動作する。このスピードに飽きてきたら、空冷処理をまじめに考えて504MHzにしようと思う。よって当面は464MHzで行く。

 と決断を下したところで、サブマシーン(P54C200)のFDDがお亡くなりになった。かれこれ4年だろうか。おそらく埃による当然の結末と思われるが、どうりでこのごろFDの不良セクターが多いと思った。FDが悪いのでは無く、FDDが悪かったのねん。
 一方メインマシン(Celeron464A)であるが、こっちはこっちで問題続発。安定稼働を決め込んでいたのに、PDD(TEAC PD-518E)がおかしい。1台でCD-ROM、PDの機能を持ったこの機種であるが、PDを認識しない。何度ドライバを入れても入れても、、、。亡ったようだ。ガーン

 サブマシンを分解してPDを接続してみる。ハードエラーなら、サブマシンでも認識しないだろう。。。。。。
 これがちゃんと動くんだな。ハードエラーでは無い。うれしい。PDにドライバや緊急リカバリソフトを一切合切入れてる私は、PDが動かないとダメージが大きい。今度そういう場合の備えでCDにシステムツールの類は焼いておかなければ。

 ・・・・・・結局メインマシンのWindows95はどんなことをしても認識してくれませんでした。

 Windows95の再インストールが頭によぎる。つい先週やったばっかりなのに。。。せっかく環境が整え終わったのに。。ウガー。
 このような流れで、結局私は生まれて初めてWindows98をインストールするのでした。


平成11年2月19日 全然安定しない504MHz

 504MHzは安定稼働ではなかった。様々な原因が考えられるが、今のところの症状は以下の通り。

LAN経由でファイルコピーができない。
〜当然300MHzでは問題なし。504どころか450MHzでもコピーできない。がーん。ISAバスだからか?
DOSモードでサウンドが出ない。
〜どうでもよいけど、DOSのゲームから音が出ないのが寂しい。ところでこの問題はYMF724チップを積んだYAMAHA特有のIRQが2つ必要なサウンドカードのあほな仕様のせいだろうか。とりあえず、IRQを増やす努力をしてみる。
3時間を越える稼働で不安定に。
〜ベンチマーク連続実行を行うと、たまにシステムフリーズ。
ブラウザの文字化け。
〜「え?」なエラー。フォントファイルへのアクセス?それともビデオカード?2バイト、1バイト問わず、たまにブラウザで表示しているフォントが、なぜか「・」に化ける。
 むぅ。今のところ発覚している症状はこんなとこ。徐々に解決するしかないかと思う。ちなみに今のところコア電圧をデフォルトの「2.0V」で稼働させている。クロックアップの常識「2.2V」に比較し、低血圧なのである。っていうか、そんな状態で504MHz稼働しているのって、いわゆる大当たりなCPUと思われる。

 とりあえず意味もなく電圧を「2.2V」にあげ、と同時に熱対策として本体ファンを買ってこよう。


平成11年2月某日 2.0Vで504MHzが動いたぁぁぁ

 とりあえず、FSB112MHz×4.5の504MHzで結構安定稼働。これはいわゆる大当たりだろうか。


平成11年2月 始まりの日

 だいたい私は人に感化されやすい。

 友達が「Intel セレロン」を購入して、少ない投資でマシンをグレードアップし始めた。2週間にわたってそのバージョンアップぶりに付き合っていたら、不覚にも自分もその魅力にとらわれてしまった。
 私の今のメインマシンは、「Windows95」が出る前の「95年モデル」である。マザーボードとケース以外は既に原型をとどめていない。

 4年にわたり色々なグレードアップを図ってきたが、もうATマシンとしてはグレードアップする事が無くなった。別にWindows98のありがたみを感じていないので、OSもWindows95のままであるためか、このところ動作もきわめて順調である。
 はっきり言って退屈なのである。
 そんな退屈なときに、友達がマシンをグレードアップしている。さらには300MHzのセレロンを、試行錯誤の末、450MHzで駆動させていたりする。

 折り悪く、試行錯誤した同日に会社の先輩から電話がかかってきた。「新しいマシン組みました。セレロン400です。17万でした。」
 うらやましい・・・
・・・・ということで、特に必要としてもいないのに、私の足は自然と雨の降りしきる秋葉原へ向かった・・・・


 以下に計画中の私の99年式メインマシンのスペックを記す。セレロンは300Aだが、当然450MHz以上のクロックアップを目指し、PentiumUをブイブイ言わせてやる(死語)。
99年モデル メインマシンスペック
 
ケース AOpen HX45C 250W ATX2.01
マザーボード AOpen AX6BC-TYPE R
CPU INTEL Celeron 300AMHz 98年49週マレーシア
メモリ Siemence PC100/128MB DIMMCL2
VGAカード Creative RIVA TNT 16MB AGP(BLK)
HDD IBM DTTA351010(EIDE10GB)
CDD Acer CD940E(BLK)
FDD Alps DF354N901B(BLK)
Soundカード Acer(DCS) YMF724 PCI