| 1976年/アメリカ | |
| 製作 | ディーノ・デ・ラウレンティス |
|---|---|
| 監督 | ジョン・ギラーミン |
| 音楽 | ジョン・バリー |
| 出演 | ジェシカ・ラング、ジェフ・ブリッジス |
かの「東映まんが祭り」以外で、初めてまともな劇場用映画を映画館で見た最初の作品である。当時小学2年生。作品の出来不出来を論じることなどできはしない。ただスクリーンの大きさに圧倒され、コングの迫力に圧倒されていた。それでも今でも記憶にあるのは、石油会社の責任者はイヤな奴に感じたし、コングが殺されるのは可哀想だと思ったことである。子供にここまで思わせるのだから悪い出来の映画では決してないと思う。今見直しても、もちろん始めてみた映画であるという思い入れが確かにあるのだが、それを差し引いても面白い映画であると断言できる。
監督のジョン・ギラーミンは「タワーリング・インフェルノ」を撮った人で、パニック描写はお手の物という感じで、見るものを引きつける。後になって白黒の最初の作品を見たが、アメリカ映画の中での歴史的な重みなど知らない分、こんなものかとがっかりした。もちろん今では、この第一作目が特撮映画の歴史の中で、どれだけ重要な位置を占めているかは分かってはいるつもりだが、それでも内容はこのリメイク版の方がはるかに見るものに訴えかけてコングの優しさに胸打たれるのである。
主演にジェシカ・ラングとジェフ・ブリッジス。この点でも今では少し贅沢な映画であると言えよう。コングを造ったカルロ・ランバルディは、後に「E.T.」でE.T.を造ることになる。話題だけが先行した映画に見られがちだが、スタッフ、キャストともに優秀な人達で占められ、未見の人にはぜひ一度は見て欲しいとお奨めしたい。
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