剱岳天の記

ハイテクカメラ(廉価版デジタルカメラ)とローテクカメラ(蛇腹カメラ)

(1 早月尾根から山頂)


2001年、秋の頃からか、少しづつ不気味に体重が減少し始めついに10kgの減少 となりひたすら癌の恐怖に怯えた。
(>_<) ネットの仲間、兄弟にどういう遺書を書いたらいいのか、そればかり を考えた。

結果は20年近く健康診断オールAが続いた私には屈辱的な糖尿病

最悪時血糖値、450!!!!、グリコヘモグロビン12

「血管がぼろぼろになります。即刻入院しなさい。」と先生にこっぴどく 怒られた。(>_<)

その間、ネット仲間ねこっち先生からの電子レンジレシピなどを送ってもらった 事をきっかけに、いまだかつてない程の野菜大量摂取が効いたのか、一ヵ月後 の検査では、450→80にまで急低下

最初の検査からトータルで三ヶ月後、 血糖値70、ヘモグロビン5.1でついに薬停止命令が下った。

プッハーハッハッハッハー〜〜〜!

人間ドックの費用7.8万円は痛かったが、それで10kgのダイエット及び 独りもんのいい加減な食事改善が出来たと思えばまあいいだろう。 もはや、後戻りはしない。

ネット仲間に言いふらす

神のお告げにより、大判カメラを背負って早月尾根から、剣に登って仙人池に行け。
(まあ、要するにひたすら剱に登って仙人池に行きたかったのだ。ただそれだけ。)

などと山屋ネット仲間、オフ仲間(masahiねこっち富嶽仙人雨飾さんかわちゃんsatoさん他)に言いふらす。体力は衰えたとはいえ、何しろ、上記の理由で10kg の体重減少である。その分脂肪を山に運ばなくてもいいのである。行けるのでないか?

なぜ、早月尾根か?

早月尾根出発点

大日岳から剱岳を見ると早月尾根がいかに急勾配で苦しい登りであるかが分かる。

このコースは過去2回登っている。一回目は大型カメラを背負っても伝蔵小屋に ついたのはpm1:30頃、2回目は体力の低下により、両足同時に足がつって しまい、着いたのはpm2:30頃

今回で3回目でだが、大型カメラを背負ってなんで、こんなキツイコースを 登らなければないないか?

行けども行けども登りばかり。

まず、通常のコース、アルペンルートから、剱沢小屋または、剱山荘に着いた 場合、そこからの登りはカニの縦ばいを登らなければならない。

通常ここの登りはザックをなるべく軽くサブザックにして重い物は小屋に預けて 登っていくものである。

大型カメラの場合、どうするか。? サブザックで持っていけない事もないが、ハスキーのショルダーベルトを肩に かけた程度では落下の危険もあり、危なっかしくて持っていけたものではない。

持っていくなら、しっかりしたザックに取り付け、余分な物は風呂敷などで ひとまとめにして、小屋に預けて持っていく方法が考えられる。

が、なんといってもカニの縦ばいを大きなザックで、登るのもおっかなびっくりだ。

要するに手っ取りばやく、

大型カメラで剱の山頂に立つには早月尾根しかない

のである。こちらにはカニの縦ばいのようなコースはない。

屋久島のような大木

神のお告げは正しかった。

15cmモンスター級ナメコちゃん(ナメゴン)登場
(ミノルタデュマージュのレンズキャップの直径は50mm)

ミニミニナメコちゃんノーマルナメコちゃんモンスター級ナメコちゃんデュマージュのレンズキャップ
を頼りに大きさ比較

こういうもんは多分私しか写さないと思う。花や、山よりもこんなもんに遭遇出来た 事がうれしかった。やはり神のお告げは正しかったのだ。

昔フライデー誌に人間を飲み込んだニシキヘビと共に、30cm級ナメコちゃんの 写真が載せられていた。キャベツを与えて飼おうとしたこの飼い主はえらかった。

よくもまあ〜、塩も撒かずに育てようとしたものだ。こういう予備知識があったために 15cm級に遭遇したときはギョッとするより先にうれしかった。

モンスター級ナメコちゃん



pm4:00頃早月尾根小屋につく。体力の低下はどうしようもないが まあ、ここまでくれば一安心だ。

ここは、過去伝蔵小屋といわれたところ。 元の小屋の主人は私が泊まって約一ヶ月後に亡くなられている。

早月小屋剱山頂へ

カニのはさみ

どこがカニのはさみなのか分からないが、鎖場に来ると、ドキッとすると 同時に安心もする。半分半分だ。

要するに鎖があるという事は危険な個所という事で、ドキッとし、同時に 鎖により、まず安全は確保されるという安心感だ。

通常鎖場は手に頼らず足で登るようにという事だが、部分的にはほんの一瞬 オーバーハング気味にならざるを得ない個所もあり、手と背中に過重がかかる 瞬間がある。

鎖場で一箇所そのような個所があった。横にへつる鎖場の終端、都合のいいところにボルト が埋め込まれていたが、左足はかけられても右足のかける位置がよく分からない。

このとき、1〜2秒適当なところに右足をかけて、左足をしっかりした足場にかける。 このとき、この1〜2秒の間にグット腕に力が加わり、背中に大型カメラの過重が かかり、いいようのない恐怖を味わった。(>_<)

しかも悪い事には、次の事情により、この恐怖の鎖場を2日の間に3度も味わった。 (最初の登りに一回、間違えて下ったのに一回、次の日登りに一回) しかも一向に歩き方に馴れない。(>_<)

最近の鎖は銀色なのに驚いた。普通鎖といったら、真っ黒いもんで、 握ると油分があるせいか、なんとなくぬるぬるしてこれが恐怖感を 呼び起こすものだったが。

銀色の鎖

早月尾根の鎖場



剱山頂、ガスったために見るべき物は何もなく、しょうもない物を写す。

剱山頂



ややや、ミノルタディマージュ、広角側でけられがでるか?

広角側でけられた?

手でレンズを覆ってしまったためとはとても思えない。ある絞り、 ある焦点距離、あるズーム画角の条件でけられが出るのだろうか。???

フードの縦横の位置に間違えようはないが。