会社の北海道社員旅行で思わぬ拾い物をした。 1日、個人の自由行動があり、私は友人の進める美瑛に飛び立った。
札幌から旭川まで約2時間、そこから美瑛まで約30分、 タクシーの運ちゃんに観光コースで写真映りのよさそうなところを 約2.5時間廻ってもらった。
昔、講談社ブルーバックスという、初心者向けの物理学の本で、 「相対性原理」「四次元の世界」その他同じような種類の本を思い出した。
美瑛の丘はなんというのか、一つしてまっすぐ、まっ平らな平面の畑が なく、ことごとくが湾曲を帯びており、これが一種独特の雰囲気をかもしだす。
さながら、「時空の歪み」「曲がった空間」「曲面における幾何学すなわち非ユークリッド幾何学」 「位相幾何学」「トポロジイ」こんな言葉を連想する。
(ちなみにアインシュタインは特殊相対性理論から一般相対性理論に拡張するのに 数学者の手を借りて非ユークリッド幾何学を採用したとか。−−−−− よく覚えてない。突っ込まないでくれえーーーー!)
美瑛の空間イメージ |
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曲面における幾何学→非ユークリッド幾何学 |
美瑛はタバコやカッパエビセンのコマーシャル及びこの地を写真集で紹介した 前田真三さんによって、すっかり有名になってしまったらしいのだ。
アマ、プロを問わず風景写真には必ず、美瑛の写真も入っていると言われている。
実際この地は、快晴時ならば、だれがどのカメラで撮ろうと、写真の上手い、下手に 関係なくそこそこの絵になることは間違いない。
適当なオブジェがあり、しかも、大地が湾曲を帯びており、さらに地平線から先は余計 なものが映らないために、どこを切り取っても絵になることは確かなのだ。
実際ことごとくが絵になりそうなので、どこをどう切り取っていいやら迷うほどだ。 それもズームまたは交換レンズで望遠もよし、広角もよし超広角もよし、移動して向きを変えても 良し、これではフイルムがいくらあっても足りなくなる。 私は運ちゃんにコンビニによってもらってフイルムを買い足した。
農作物の刈り入れも終わった後の花も無ければ色気もない土ばかりの状態。
曇天でしかも前半靄のかかった、最悪の光線状態の時期。
まあこれを前田真三さんのように写したければ、快晴の日に三脚を使って、 光線状態の激しく変わる日没とか、夜明けをねらうとか、 四季を通じて何度もかようとかすれば、すばらしい写真が出来るだろう。
タクシーの運ちゃんによると、美瑛の最も良い時期は7月15日(前後)だという。
この時期(11月)の美瑛の写真では心外だろう。
7月15日前後、あたり一面に花が咲き乱れていればさぞやこの世の天国ならぬ 風景が展開されていることだろう。
