大型カメラ大失敗

宇宙飛行士ボーマンは見た。

「すごい 降るような星だ。!」

(2001年宇宙の旅 スタンリー・キューブリック監督 アーサー・C・クラーク原作)
(2010年 ピーター・ハイアムズ監督 アーサー・C・クラーク原作)


WINDOWS2000による製作環境

MB(ASUS P2B) CPU(PEN400) M(500MB) PHOTOSHOP5.5 PAINTSHOOP6 HYPEREDIT5.04 WS_FTP LE EPSONGT-7000U

SCSI 2940AU+フイルムスキャナ(ASPIレイヤーをインストールする事によりWIN2000上のフイルムスキャナ動作成功)


前回の考えられない光線漏れの原因は何か?

それにしてもその量が多すぎる。いくら引き蓋方向からの光線かぶりがあったとしても、 その割合が多すぎるのだ。

そこで、今回は、一度は使ってみたかった富士のクイックローダを使用してみた。

クイックローダーとは?

富士カラーの4×5インチフイルム用のホルダで、フイルム入れ替えがワンタッチで出来る。 通常のホルダのように10個ももっていく必要はなく、ダークバックも必要ない。

他にクイックチェンジャーというフイルムが8枚入るものもあるが、店の人は 一枚ごとのクイックローダーを薦めた。こちらのほうが単純構造で故障も起こりにくいからだ。

コダックのローダーは?

どうも話を聞くと、コダックのローダはあんまり評判がよくないようだ。

その原因は、フイルムパックの腰が弱く、たまに金具がローダに引っかかって 抜くときに外れてしまう事故があるらしいのだ。

(カメラショーでコダックと富士と比較してローダをいじってみたが確かに コダックのほうが若干弱いと感じた)

ただし、フイルムパックは2枚一組だから、そのがさ張りは富士のパックに比べ 単純に半分になり、重さも半分になる。これは山では非常に有利だ。

富士は、パックのフイルムは1枚だから誤操作の失敗がないという事をうたい文句 にしてるいるのであるが、このがさ張りは山で使うのは痛い。 今回は店員の薦めるまま富士のローダーを使ってみた。

がさ張りと重さの比較

クイックローダーと通常ホルダ
5枚との比較


実際にはホルダは10枚使うから、ローダーのコンパクト性は優位のはず?

ところがフイルムパックの箱がガサバルのだ。

厚み

クイックローダーのフイルムは20枚一箱である。この状態では通常フイルム4箱、 つまりフイルム40枚とローダー用20枚がだいたい同じがさばりといえる。

では、フイルム100枚のときのがさばりはどうか。

トータルの体積はほぼ近いと思うが、これを見る限り、むしろローダーのほうが がさばりは大きく感じられる。しかも右側の通常ホルダーとフイルムのほうが一つ、々 の体積が小さい分だけ、分散してザックのあちこちに格納できるのだ。

こうなると、富士のローダーは痛い!

コダックの2枚一組のローダーなら箱のガザ張りは少なくともこの半分になるわけである。

重さの比較

通常ホルダークイックローダー
180g400g
フイルム一箱10枚フイルム一箱20枚
150g600g

フイルム100枚のときの重さの比較
通常ホルダー10枚クイックローダー
1.5kg+1.8kg=3.3kg3kg+400g=3.4kg

これを見る限り、がさ張り、重さともフイルムが100枚ではメリットはほとんどない。 ただし、ローダーは簡単にフイルムの入れ替えが出来るし、ダークバックは一切いらなくなる。

通常ホルダーではフイルムの詰め替えの都合上、一日に一箱、または2箱はきっちりと使い切らなければ後々不便であったが、ローダーはそんな必要がないのだ。中途半端に2〜3枚だけ撮ってもいいし、20枚以上写してもかまわない。ホルダー詰め替えの制約から解放されるために出来ることなのだ。

だがしかし、コダックのローダーならフイルムはこの重さの半分の推定1.5kgとすると トータルの重さは1.9kgではないか!

やはり、コダックも捨てがたいのである。

ザックの格納状態

通常ホルダークイックローダー


雨具格納下部は生活用具

フイルム60枚の比較

そもそもフイルム100枚はゴールデンウイークや夏休みなど、長い休みでないと 使える量ではない。またこれ以上の枚数は重さ、がさ張り、そしてなによりお金の面でも 限界である。

2泊3日の山行を考えた場合、フイルムは一日20枚(露出を変えて2枚とるので10カット) を基準とすると60枚である。

がさ張りぐあい、まあ、若干ローダーのほうが有利だ。

フイルム60枚のときの重さの比較
通常ホルダーローダー
900g+1.8kg=2.7kg1.8kg+400g=2.2kg

さらに実際にはローダーを使った場合、ダークバッグ(300g)もいらなくなるので、1.9kgとなる。

800g軽いというのは大きい。! ここまでくると富士のローダーを使った場合、フイルム枚数60枚までが、山で使う場合の 大きなメリットだ。