宮古島のダイビングスポット



宮古島でのダイビングはこんな感じ
サンゴが隆起して出来上がった宮古島エリアには、鍾乳洞が多くその複雑な
地形が海中まで続いている。その代表が、下地島周辺に並ぶ「通り池」や
「魔王の宮殿」などのケーブやトンネルスポット。「Wアーチ」などビギナーでも
楽しめる地形スポットもあるので、神秘的な光の競演を求める地形派ダイバーに
人気だ。もう一つの人気スポットは、池間島の北側に広がるサンゴの大陸
[八重干瀬」。リーフの外側のドロップオフには色とりどりのソフトコーラルと
回遊魚、リーフの内側には元気なサンゴとコーラルフィッシュたちと、楽しみ方も
自由自在。広大なエリア全体のどこを潜ってもDスポットと言える程、充実している。
その他、島の南側、来間島周辺、東側など、これからの開拓が楽しみなエリアもある。
(月刊ダイバーより引用)


八重干瀬周辺
一年に一度その姿を表す幻の珊瑚礁と言われている。
穏やかなインリーフでゆっくりと
フィッシュウォッチングを楽しんだりするのも良い。


1.プロビデンス
浅い斜面にアカネハナゴイが舞い、赤と青のコントラストが
美しい。オーバーハングした壁に咲くオオイソバナの中には
クダゴンベが隠れている。潮がかかるとイソマグロや
クロヒラアジの大群が出る。

2.キジャカ
八重干瀬の南のポイント。水面下まで枝サンゴがすくすくと
育っている。春にはコブシメのハッチアウトの瞬間が観察
出来る。夏になると様々な幼魚で賑やかになり
フィッシュウォッチングに最適。
伊良部島・下地島周辺
宮古島は、ケーブ王国と言われる程、多数の洞窟や
アーチが存在するが、特にこのエリアはそのほとんどが
集中していると言っていいほどある。
流れが早くまた地形が複雑な為、中級〜上級向けの
ポイントが多いが、初心者でも潜られるポイントもある
水中ライトは用意した方が良い。
7.トリプルスリー
い根にはキンギョハナダイやアカネハナゴイが
可憐に舞っている。10mのところに、
アカヒメジ、ノコギリダイが群れている。
オーバーハングを沖に進むと大きな
三つ又アーチがある。季節によるが、
ナポレオン、マダラエイなども見られる
8.魔王の宮殿
水深3mに宮殿の入口があり一気に20mまで
潜行し、後ろを振り返ると光のシャワーに
ハタンポが怪しげに揺れる幻想の世界がある。
光と闇の織り成すページェントに酔いしれる。
9.通り池
宮古島を代表する超有名ポイント。
世界にも類を見ない淡水と海水の水質、温度差が
創り出すサーモクラインは刻々とその色を変化
させる。池をつなぐ巨大なアーチから見る外海の
深いブルーは、絶品。
10.一ノ瀬ドロップ
水深3mのリーフエッジから水深40mまで
垂直に落ちるダイナミックなドロップオフ。
壁にはカスミチョウチョウウオが乱舞し、
スミレナガハナダイが青く輝く。時折、頭上を
マダラトビエイがホバーリングしている。



(宮古島ダイビング事業組合発行 「宮古島ダイバーズガイド」
及び「月刊ダイバー」より、引用させて頂いてます)
3.崖下
水深8mの入口からトンネル内を進み、浮上すると
エアドームになったスネークホールへ。内部は
鍾乳洞のようで幻想的な雰囲気。内部では波の
うねりによって霧が発生する事も。
4.L字アーチ
水深20mのリーフの上に大きく口を開けたホールと
リーフエッジにあるアーチが見どころ。アーチでは
ロウニンアジ、ヒラアジなどが、回って来る。
ロクセンヤッコやタテジマキンチャクダイなども
見られる。潮が時に強い。
5.ダブルアーチ
水深6mと15mにアーチがあり、その間が
ケーブになっている。ケーブから出て上を見上げると
水面をバックにアーチの造形美がすばらしい。
6.クロスホール
穴の入口を見上げると十字架の様に見える。
穴を出るとアカヒメジ、ウメイロモドキが群れている。
キンメモドキがいつも群れる根には、赤、白、緑の
かわいいハダカオコゼがいる。